僕はタツオ。4歳でした。
そのころ、僕が引っ越してきた新しい街には保育園などがなくて、週に数回集会所に同じ年ごろの子どもたちが集まって、お遊戯やお勉強をしていました。
ふだんは近所の仲のよい男の子四人が、メンバーの誰かの家に集まって遊んでいました。
その日は、メンバーの中で一番大きな家に住んでるリュウくんの家で遊んでいました。
「リュウ!」
リュウくんのママが、僕たちのいる部屋に来ました。
「ちょっとママ、おばさんに呼ばれたから出かけてくるわ。みんなでお留守番してて。」
「はーい!」
僕たちはリュウくんのママが自動車を運転して出ていったのをお見送りして、部屋に戻りました。
するとリュウくんがニヤニヤしながら言いました。
「さあ、ママがいないうちに、みんなでチンチンさわって遊ぼうよ!」
「チンチンを……さわって遊ぶの?」
ショウくんとハルくんが変な顔をしました。するとリュウくんはリビングの床にあおむけに寝て、ズボンとパンツを脱いでしまいました。
おチンチンがプルンッ、ととびだしました。リュウくんはそれをつまんで手を上下に動かします。
プルンッとしていたリュウくんのおチンチンは、天井を向いて固くなりました。
「これ、すっごく気持ちいいんだぞ。みんなもやってみろよ。」
ショウくんとハルくんも、床にあおむけになりました。でも二人はおチンチンをむき出しにするのは抵抗あったようで、パンツの中に手をつっこんで動かしています。
二人は何も言わず、天井を見つめておチンチンをさわっていました。パンツのかたちが変になっています。二人のおチンチンも固くなってるようです。
「ほら、気持ちいいだろ?」
リュウくんに言われてハルくんが、
「すっげぇ。くすぐったくて気持ちいい。」と答えました。ショウくんは何も言わずに夢中でさわっていました。
僕は……みんながおチンチンをさわっているのを見ながら、いつの間にか自分のおチンチンをさわっていました。
でも僕はずいぶん前から、おチンチンをさわるとくすぐったくて気持ち良くて、固くなることは知っていたんです。
だけど、それをいっしょに住んでる(ママのお姉さんである)おばさんに見られて、
「そんな汚いことしてると、ママに言って叱ってもらうわよ!」と言われたんです。
だから、みんながこんなふうにおチンチンをさわっているのを見ると、いけないコトを共有してるみたいで、すごく嬉しくなったんです。
でも、僕もおチンチンをむき出しでさわるのには抵抗がありました。
だからパンツの上からさわっていました。
そして……僕がさわっているのをリュウさが見て気づきました。
「タツオくん、かわったさわり方するんだね。」
「え、そうかなぁ……」僕は、ひとさし指と中指でおチンチンをはさんで、ゆり動かして気持ちよくなっていたんです。
「タツオくん。」リュウくんが僕のとなりにあおむけになりました。「タツオくんのやり方で、僕のチンチンさわってみてよ。」
僕は手をのばして、リュウくんのおチンチンを指ではさみました。
自分のと違うおチンチンにさわるのは初めてでした。
「固い……そして熱い……」
僕が指をゆり動かし始めると、リュウくんは
「うわ、これすごく気持ちいい……」と言って時々背中を反らして震えました。
「そんなに気持ちいいの?」ショウくんとハルくんがのぞきこんで来ました。
「うん…… くすぐったさが違う。」
そのとき、ハルくんが窓にかけよりました。
「あ、リュウくんのママ、帰ってきたみたいだよ。」
僕たちはあわてました。
気持ちよさで気がつきませんでしたが、2時間近くも僕たちは、おチンチンをさわってすごしていたのです。
○
それから僕たちは、みんなそろって家で遊んでいて、お留守番になるチャンスがあるとおチンチンをさわって遊ぶのが定番になりました。
だけど他のみんな、僕にさわってもらうのが一番気持ちいいとか言って、時にはゲームで勝負して、勝った子のをさわるなんてことになったりしました。
みんなはそれでいいけど、だれも僕のおチンチンをさわってくれないし僕がさわる時間もないし。
でも、みんな喜んでくれるからいいか。
03oc2022