母親の実家に用事があって、両親を乗せて行く予定だったが、両親の都合が悪くなり一人で行くことになった。母親の実家には、母親の兄(おじ)と、私と同い年でバツイチの従姉妹(40歳)、その息子(18歳)が住んでいる。
自分が一人で訪れたことはなく、新鮮だった。その日は、おじと従姉妹が居て、おじが「たまには二人で外に食べに行ったらどうだ?」と提案してくれた。
その街はそこそこの観光地なので、ありきたりの飲食店や、景色のいいところには行ったことがあった。せっかくなので、地元の人が行くお店に行ってみたいとリクエストして、二人で行くことにした。
何十年とこの街に来ていたが、気づかなかったお店に連れて行ってくれて、美味しいものを食べることができた。食後は、すぐ近くの海へ散歩に行くことにした。岩場を歩いていたら自然と手を繋いでいた。
「Tくん、奥さんと手繋ぐ?」
「全然だね。Mちゃんは、彼氏とか作らないの?」
「息子が家に彼女連れてきたりするのに、今さら自分はなにもないよ」
「そっか、寂しくないの?」
「・・・」
私は自然とMちゃんの腰に手を回した。するとMちゃんが
「初めてキスした時のこと憶えてる?」と聞いてきた。
それは30年前のまだ10歳だったときのこと。私はまだ無沈着で何もわかっていないころだったが、女の子は成長が早いもので、Mちゃんはすでに興味を持っていた。大きな屋敷の隅っこの方に連れて行かれ、「チューしよ」と言われ、何度もキスをした。
「10歳の時のこと?」
「憶えてるんだ?」と驚いていた。
「そりゃ初めてだもん、よく憶えてるよ。」
しばらく沈黙のまま歩いて車に戻ったが、そこでたまらずキスをした。Mちゃんもその気だったので、すぐに舌を絡めてきた。
「Tくん、続きしたい」
「俺も」
服の上から小ぶりのおっぱいを触るとピクンと反応した。そのままズボンの中に手を入れるとすでに濡れていた。
「Mちゃん、何年ぶり?」
「聞かないでよ」とキレ気味にまたキスをしてきた。自分もすでに大きくなっており、Mちゃんに握らせる。
「固い・・・」
「そりゃ従姉妹と車の中でだなんて、興奮しないわけないよ」
車内なので、お互い下だけ脱いで跨ってもらった。入れようとする姿が妙にイロっぽい。
一回では収まらず、結局二回した。
おじの家に戻ると、ずいぶん遅かったなと言われた。
「地元の人しか行かないような店を紹介してもらってたら時間経っちゃって」と はぐらかした。
自分と家とおじの家は、40キロほど離れているが、また逢う約束をした。