母が外に働きに出るようになって生活のリズムが変わった、母と顔を合わせるのは朝食の時と夕食時だけで夕食の片付けが終わると母は自分の仕事部屋に篭るようになった。 (母は洋裁関連の仕事をしていて、昼間は洋服のリフォームの仕事をして夜は以前から付いてるお客さんの洋服を作る作業をしている)
母との会話は食事時が殆どだったが父が家にいる時は以前と変わらない感じだった。 父が居る前で母に甘えたり迫る事もできなかた。 昼間家に一人でいる時間が増えたのでオナニー等は母の気配を気にせず出来たが過去の祖母や母との体験を反芻すだけでは刺激が足りず悶々とした時間を過ごした。 この時、自分がこれだけ悩むのだから、父はどうしてるのだろう?と思い、記憶を手繰るが両親の性生活を思わせる記憶が無かった、両親の寝室は隣の部屋で何かあれば気が付きそうだがそのような感じもなく不思議に思った。 祖父母達もしていたのだから在って当然と感じ痕跡を見つける為に両親の部屋を捜索した。
捜索すると色々と知る事が出来た。母の衣装タンスの下着の入ってる引き出しからコンドームの箱を発見した。 箱は2個あり未開封は1個で開封済みの中には6枚のゴムがあった。 母の下着はベージュのおばさんパンツが殆どで数枚パステル色と黒の小さい目の物があった。 母が愛用してるのはベージュが主で物干しにパステル色と黒が干されていた記憶が無い・・・ 鏡台のスツールの中にバイブ(熊ん子)が巾着袋の中に入っていた。 このバイブは壊れているらしく新品の電池を入れても動かなかった。 この日から母のタンスを数か月漁ったが消費されてたコンドームは3個程で、壊れているバイブはスツールの中に無い時もあった。 父が仕事で帰らない日の夜に使われてるようでそれが分かってから父の居ない夜に様子を観察したが母が仕事部屋で夜遅くまでミシンを回していたりとよくわからず・・・ 多分、朝方か自分が学校に行ってる間にしていたんだと思う・・・ 母が愛用してるバイブと自分の物と比べるとサイズが違い過ぎて父も勃起したらこのバイブと同等だろうと思うとちょっと落ち込んだりした。
諦め
月日が過ぎて中学生になって部活に入ると帰りが遅くなり母への欲望も諦め母に対する自分の態度が変わったのだと思うが母の態度が変わった。 母から学校の事を聞くことが多くなった。 たぶん虐め問題等を心配していたのだと思うが何か普通の関係に戻れたように感じた。
時も過ぎ一夏も終わり二学期が始まった。 部活(水泳)で鍛えた結果、自分の体格もガッシリして身長も5cm程伸びて母の身長を少し追い越した。 ある日母が仕事の宴会で帰りが遅くなると言いカレンダーに印を付けていた。 母はあまり酒を飲むことは無く酒には弱いようで、家でも父の晩酌に付き合う事もない。 だから宴会と聞いて珍しいなと思った。
母が宴会に参加する日、母が帰って来たのは夜の11時を回っていた。 家の前に車が止まる音がして下に降りていくと玄関の呼び鈴が鳴りドアを開けると何度か会った事がある母の勤め先の社長さん(年配の女性)がタクシーの中に母がいるので手を貸してと言い、タクシーから引きずり出して背中に担ぐと社長さんが「飲ませすぎてごめんね、明日は仕事をお休みして良いから」と言うとタクシーに乗って去っていきました。