大学時代の思い出です。僕が所属していたのはダンス系のサークルです。高校生のころから本格的にダンスをしていたのですが、足の怪我のため引退、大学では創作ダンスがメインのサークルに所属しました。
このサークルは、遊び的な乗りのサークルなので、コンパも多く練習は週に1度くらいしかありませんでした。
メンバーは、男子２０人、女子４０人くらいでした。常に新しく入ったり、出たりしていたので正確ではありません。
秋の学際のパフォも割と適当で、遊び半分、本気半分な感じでわいわい楽しくしていました。
しかし僕が３年になった、夏休みにはいる前ことでした。夏休み中に大きなイベントでパフォーマンスを披露することになったのです。
毎年恒例の大会があって、いつもうちのサークルではなく、別のサークルが出るのですが、今年は参加枠に空きが有ったので、
ぜひ出てくれといわれたそうです。
さらに今回はテレビ取材もあるということで、部長が快諾し、本格的にメンバー選抜に入りました。
当然、ダンス経験者の僕はメンバーに入り、僕を含めて14人が選抜されました。
夏休みは週に2，3回のペースで練習しました。やっていくうちにどんどん熱くなり、僕も本気モードになりだしました。
そしてパフォの２週間前のことです。みんなでミーティングしていて、部長が「なんか腑に落ちない。」といい始めました。
最高のダンスを見せるとみんなに言いふらしていた部長は、意外にも完璧主義者で、なにやら考え込んでしまいました。
そしてついにこんなことを言い始めました。
「やっぱさー、もっと斬新さがほしいんだよね。なんかさー、みんな裸で表現しない？もっと、体の表現を出したいんだよね、僕は」
みんな凍りつきました。
だって、みんなの前で裸になってダンスをするなんて・・・、僕はよくても、女子は絶対いやだろうな。
そう思っていると、先輩の女子がこういいました。
「裸になるのは、ぜったい、いや！」
当然の発言でした。しかし、続けて、
「でも、みんなが良いんだったら、ちょっと考えるかな。」
それからみんな雑談を始め、結局、その日は結論は出ませんでした。
次の練習日、練習中に一人の女子がしゃべり始めました。
「あ、わたし、部長の言うことがわかる気がする。せっかくここまで練習したのに、後悔したくないし。このダンス、やっぱ裸でやったほうが良いかも。恥ずかしいかもしれないけど、それはただ自分をよく見せようと思ってるだけ。
やっぱり、本当にダンスが好きで、見てほしいから。いい思い出になると思うし。今しか出来ない事をやりたい。」
そんなことをいうと、みんなうなずき始めました。すると部長がまとめはじめました。
「じゃあ、みんないい？いやな人はいる？いやだったらやめても良いよ。」
そこで辞めると言う人はいませんでした。そこから、ダンスの方向性を変え、新しく作り直しながら猛練習しました。
バイトも休んで毎日のように練習しました。
練習中もみんな全裸です。特に女子はおっぱいをゆらしながら、本当に全裸で練習していました。
ほかのサークルの人に見られてはいけないので、部室に鍵を閉めて、一生懸命練習しました。
友達に今回のダンスの内容を言いふらしました。
有料の入場券は今回だけ、はじめて売り切れ、しかも前売り券だけでという状態でした。
そして、当日、僕らはテレビカメラもある前で全裸で披露しました。男、女ともにほとんど全裸になりました。
テレビは生中継だったらしく、まさか全裸でダンスがおこなわれるとは思わなかったのか
そのまま放送されてしまいました。
先輩や同級生の女子のエッチな体つきは今でも思い出します。ほんとに良い思い出でです。