ああ
あからさまに飛び出たのは数か月ぶりのザーメンだった。
どぴどぴ
慌てて抑えたティッシュが間に合わず股間に零れ落ちたあのぬるぬるした液体。
居間のテーブルにも飛び散っていた。
「お義父様」
何もなかったかのように息子の嫁の朱美がお茶とおしぼりを運んでくる。その日は休日だったが息子は出勤していた。
「買い物に行ってたんじゃないのか」
「マスク買いそびれてしまいましたわ」
「そうか」
ゴミ箱のティッシュからは新鮮な栗の花の香りがマスクをしていても嗅ぎ分けることができた。
「い、いや。わざとじゃないんだ」
「お義父様もレスなんですか。私たちもないんですよ」
真顔で見つめられアイコンタクトはいたたまれないものがあった。
「二発目いけますか」
「朱美さん。いいのか」
庭に咲く朝顔。
冷たいおしぼりがいましがた出したばかりの亀頭を刺激した。
「お義父様は女を攻めたりはしないのですか。お万個をいじくってみたり」
たらこ唇というのか朱美の唇が妖しく滑りを帯びていた。
「また今度といわず。この機会にお試しになってはいかがですか」
ニット越しの禁断の果実に手をかける。着衣の上からも弾力があり重量感が半端ない。
辺りを彷徨った手は最終的に股間の亀裂を這いやがて谷底深く落ちていった。
あん
甲高い声を漏らすと朱美は体を引くつかせ愛液を噴射。それはきれいな放物線を描いて宙を飛んだ。
すかさず朱美の股間に顔をうずめた。すると朱美は太ももで顔を挟み締め付けてきた。
再三にわたっていつもはおとなしい我が息子も覚醒せざるを得なかった。
おおっ。出る。出るぞう。
断末魔のうめきを発しつつ息子の嫁のおニャンコに熱い液体を浴びせかけていた。