私の兄妹は2歳年上の兄と16歳年下の妹がいます。この妹は実際には私の娘なのです。父親は2歳年上の兄で私が中学卒業する少し前に身篭りました。
兄とは私が小学5年生の時から関係があって男性経験は兄だけでした。
生理が来ないので少し心配ではありましたが、たまに月経不順があったので特に気にしておらず毎日のように体を重ねていました。しかし、体の不調が続くようになって兄に相談したところ薬局で妊娠検査薬を買ってきてくれて使用したところバッチリできていて2人揃って青ざめました。私たちの両親はかなり厳しい人で人として道を違えた時には厳しい折檻が待っていました。それを2人とも恐れてしまい、親への相談は検査薬を使った1ヶ月後になってしまい、中絶できる期間はとうに過ぎていて厳しい折檻を覚悟して2人で相談しに行くと私に対して咎めはなく母に付き添われて近くの産婦人科へ連れて行かれ、兄は父からかなり厳しい折檻を受けてしまいました。
診断の結果、堕すことは不可能で妊娠24週程度であると言われ、母と私は呆然としてしまい、しばらく放心状態でしたが、一旦家に帰り父と兄に報告して家族会議になりました。兄と父は私たちが帰ってくるまでに2人のやりとりを終えていたようで私が産む覚悟を決めてそのように伝えると、どのような事でも寄り添うと言ってくれたのがかなり心強かったのをはっきりと記憶しています。
進学が決まっていた高校に辞退を申し出て、中学校にも報告、かなり問い詰められましたが事情を汲んでくれてさまざまな支援をしてくれました。
悪阻などの不調はほとんどなく臨月まで安定して成長してくれて、ついに出産の予定日が近づいて病院に早めに入院したところ、予定日ちょうどに陣痛がきてかなり難産ではありましたが自然分娩で娘を出産しました。退院後の家族の協力もあって無事に娘、もとい妹は成長してくれています。
私が妊娠したことで兄と関係を持つことはほとんどなくなり、たまに口で慰めてあげるだけになっています。