「ワウッ!!」
亜理沙が学校から帰ってきて玄関を開けると、まるで帰りをずっと待っていたかのように、ジョンが一声大きく鳴いた。亜理沙はちょっとビックリしたが、昨日のことを思い出して頬を赤らめ、ジョンを無視するように部屋に向かった。残されたジョンはいつもと違う亜理沙に戸惑ったようだったが、すぐに体を躱して亜理沙の後を追っていった。
「コラ、ダメよ!。部屋に入っちゃダメ!!」
亜理沙について部屋に入ってきたジョンにそう言ったが、ジョンは亜理沙の言葉を無視してカーペットの上に横になった。
「もうっ、ジョンったら!!」
亜理沙は机の上にカバンを放り出し、ベッドの端に腰を下ろした。
”まさか、この前みたいなことには・・・”
ジョンが部屋から出ていくまで、座って待っていようと亜理沙は思った。しかし、ジョンは部屋の真ん中に悠々と寝そべって、クンクンと鼻を鳴らしている。亜理沙はなるべくジョンのほうを見ないようにしていたが、ジョンは何か期待するように、亜理沙を時折見つめていた。しばらく時間が経った後、根負けした亜理沙は着替えをするために立ち上がった。
「えっ、なにっ!!」
亜理沙が下着姿になると、いきなりジョンが起きあがって、亜理沙に向かって進んできた。戸惑って亜理沙がジッとしていると、ジョンは亜理沙のアソコに鼻面を付けて、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。
「ちょっと、ジョンッ、だめっ!!」
亜理沙の制止も聞かず、ジョンはグイグイと鼻面を押しつけていった。亜理沙は身体をひねってかわそうとするが、ジョンは執拗に亜理沙を追ってい
く。
「やっ、きゃっ!」
ジョンに押されて尻餅をつくと、ジョンはここぞとばかりに亜理沙の股間に顔を埋めていった。亜理沙はすぐに脚を閉じようとしたが、すでにジョンが身体を割り込ませていて、布地を通して荒い息づかいが感じられる。亜理沙は気が動転して、身体を後ろ手に支えたまま困惑の表情を浮かべていた。
「ジョン、だめぇ~・・」
股間の布地はジョンの唾液で色が変わり、くっきりと縦のスジが現れていた。拒否する声にも甘えるような響きがこもっている。ジョンが長い舌で股間を舐め始めると、亜理沙は何かに耐えるように横を向いて目をつむった。
”だめ・・・、でも・・、舐められるだけなら・・・・・”
アソコから広がる快感に何とか抵抗しようとしてはいたが、亜理沙の身体からは徐々に力が抜けていった。もっと舐めてもらいたいかのように、脚が大きく開かれていく。ジョンが一舐めする度に、亜理沙の身体はビクッと震えていた。可愛らしいパンティーはジョンの唾液と亜理沙の分泌液でグショグショになっている。
「あっ・・・」
薄目を開けてジョンを見ると、下腹部に真っ赤な獣茎が突き出していた。筒先からは透明な液体がポタポタと滴っている。
”いやっ、この前のは間違いなのっ!!!”
亜理沙は急いで立ち上がり、部屋のドアに向けて走っていった。そして、そのまま階段を駆け下りて、急いでトイレに入り鍵をかけた。
便座の上に座る亜理沙の心臓は、壊れてしまうのではと思うほどドキドキしていた。下着はぐっょりと濡れて肌に張りついていたが、そんなことは気にならなかった。それよりも、ジョンの下腹部から突き出たモノが目に焼き付いて離れなかった。
「あんなに大きなのが私の中に入ってたなんて・・・」
亜理沙は不思議そうに呟いて、昨日のジョンとの行為を思い返した。ジョンに処女を奪われたことはショックだったが、同時に、ジョンに貫かれて得られた快感も気になっていた。最初はお腹の中を棒でグリグリと掻き回されるような感覚だったのに、しばらくするとそれがたまらなく気持ちよくなっていった。自分でするよりも何倍も強烈で、ジョンのモノで擦られるたびに、我を忘れてしまうほどの快感が突き上げてきた・・・。
ふいにアソコが疼くような感じを覚えて下着に目をやると、アソコの部分がぐっしょりと濡れていた。それはジョンの唾液のせいだけではなく、自分の中からどんどん湧き出している事を亜理沙は分かっていた。そっと目を閉じると、亜理沙は下半身に手を伸ばしていった・・・。
亜理沙が学校から帰って家のドアを開けると、必ずジョンが待ちかまえていた。どんなに足音を忍ばせて、そっとドアを開けても同じだった。亜理沙はこの前のような間違いを犯さないように、階段を駆け上がって部屋に入り、ジョンが入る前にドアをバタンと閉めるようになっていた。
”ジョン、ごめんね・・・、でも・・・・”
亜理沙にはどこか後ろめたい気持ちがあった。ジョンが悪いわけではなく、もとはといえば、自分が興味本位にジョンを利用したせいでこうなってしまったのだ。もともと、ジョンは亜理沙が両親に頼み込んで飼って貰った犬で、亜理沙は以前のようにジョンと楽しく過ごしたいと思っていた。しかし、いくら考えても良い方法は思い浮かばなかった。
「亜理沙、最近ジョンの面倒見てないんじゃない」
家族で食卓を囲んでいるときに、唐突に母親が言った。
「ジョンはアナタが世話する約束でしょ。最近、散歩にも連れて行ってあげてないし。勉強が忙しいのかもしれないけどちゃんとしてね!」
「うん・・・」
いきなりジョンの話を振られて亜理沙はドキッとした。しかし、母親の話が他愛もない事だったので、亜理沙は胸をなで下ろしていた。
”あー、びっくりした。いきなりジョンの事なんて言うからなんだと思った・・・。”
亜理沙は浴槽につかりながら、食卓でのやりとりを思い出していた。確かに母親の言うとおりだったが、ジョンを見るとついあの事を思い出してしまうのだ。また求められたらと考えると、どうしたらよいのか分からなかった。それに、自分の中にジョンを求める気持ちがあることに薄々気が付いていて、なおさら亜理沙を混乱させていた。
ぼんやりとジョンのことを考えていたとき、脱衣所の戸が開く音がした。
「ついでにジョンも洗ってあげて。最近、ちょっと臭うのよ」
母親の声とともに、浴室の曇りガラスの向こうに茶色い固まりが動き回るのが見えた。亜理沙は思わず断ろうとして、グッと言葉を飲み込んだ。さっき母親に小言を言われたばかりだったし、断る言い訳も思い浮かばなかった。亜理沙はしばらく迷っていたが、どうすることも出来ずに浴槽から出た。
ドアを開けるとジョンが浴室に飛び込んできて、タイルで滑ってそのまま浴槽にぶつかっていった。久しぶりに身体を洗ってもらえるので嬉しそうだ。亜理沙は不安げに浴室の端に立ってジョンを見つめていたが、ジョンはいつものように大人しくしていて、この前のように何かを求める様子はなかった。亜理沙は少しホッとして、ぬるめのシャワーでジョンの身体を濡らし始めた。
”今日は大丈夫みたい・・、この前のは私の勘違いなのかな・・・”
シャンプーしながら亜理沙はふと思った。身体を擦るたびにジョンは白い泡で包まれていく。それでも、特に反応するわけでもなく、ジョンは気持ちよさそうにされるがままになっている。腫れ物に触るように怖々とジョンに触れていた亜理沙だったが、徐々に警戒心が薄れていき、いつものようにゴシゴシとジョンを洗っていった。
「終わりっ!。ジョン、キレイになったよ!!」
シャワーで泡を洗い流すと、ジョンはブルブルッと身体を震わて、滴を周りに撒き散らした。
”やっと元のジョンに戻ったんだ。きっと、この前は発情期だったのね・・・”
そう考えると、亜理沙は安心すると同時に何となく物足りなさを感じた。この前のことはただの遊びで、処女まで捧げたというのに、もう自分に飽きて捨てられてしまったような感じがした。そんな亜理沙の気持ちも知らずに、ジョンは暑そうに口を開けて舌を伸ばしている。亜理沙はジョンを見つめていたが、ちょっとした悪戯心から、洗い場に四つん這いになってジョンに向かってお尻を振ってみた。
「ジョン、見てっ・・」
小さな声でそう言ったあと、恥ずかしいことをしている自分に気が付いて、亜理沙の顔はみるみる赤く染まっていった。プルンと揺れる形の良いお尻の割れ目には、生えかけの茂みが濡れてへばり付いている。しかし、ジョンは何かをする様子も見せずに、不思議そうに亜理沙を見ていた。すっかり警戒心を解いた亜理沙は、調子に乗ってさらに大胆になっていった。
”ふふっ、特別サービスしちゃうからっ!!”
ジョンにお尻を向けたまま、亜理沙は股間に手を伸ばして刺激を始めた。普段だったら絶対にこんな場所ですることはなかったが、裸でジョンと一緒にいることが亜理沙をおかしくさせていた。稚拙な手つきながらも、ジョンに見られていると思うとアソコはどんどん潤っていく。時折ジョンに見せつけるように、細い指は花弁を広げてヒクヒクとわななく膣口をさらしていた。亜理沙はどんどん高まっていき、愉悦の表情で浴槽の縁にしがみついている。
「あっ、やっ・・・・」
亜理沙は驚いて声をあげそうになり、風呂場にいることを思い出して何とか押し止めた。すっかり気を許していた亜理沙にいきなりジョンがのしかかってきて、腰をガッチリとつかまれてしまったのだ。一瞬にして頭の中が真っ白になり、何かで内股やアソコを突つかれる感覚だけが身体の中に響いている。どうしようか考える暇もなく、それは亜理沙の膣内に侵入してきた。
「くうぅっ!!、んんーーーーーーー!!!!」
微かな痛みとともに、充分に潤った膣内にジョンのモノが侵入した。赤く血管の浮いた茎がズブズブと亜理沙の中に消え、奥深くまで押し込まれる。まだ2回目という亜理沙のアソコは、苦しそうに獣茎を咥え込んでヒクヒクしている。亜理沙は苦しげな表情を浮かべていたが、ジョンを振り払おうとはせずに、モノが自分の中にピタリとはまった瞬間こらえていた息を吐いた。
「あっ、はぁぁーーーっ・・・」
目的の場所にキチンと入ったのを確認すると、ジョンは激しいピストンを始めた。亜理沙を気遣う訳でもなく、獣の激しさで責め立てていく。筒先からは先走りの獣液がほとばしり、亜理沙の愛液と混ざり合ってグチュグチュと音を立てている。
「んっ、うんっ、・・・、あっ・・・」
亜理沙は浴槽の縁につかまって、声が出そうになるのを歯を食いしばって耐えていた。ジョンの腰をつかむ力がどんどん強くなって、同時にピストンも激しさを増していく。親に聞かれたらと言う心配も、ジョンのモノで突かれるたびに消えていきそうになる。わずかに残った理性が働いて、亜理沙はタオルを口に押しあてた。
「んっ、んっ、んんーーーーっ!!!」
亜理沙はもう何も考えることが出来ず、押し寄せる快感に翻弄されていた。身体が宇宙に放り出されてしまったような感覚の中、アソコだけがハッキリとした意志を持ってジョンの責めに答えている。まるで待ち望んでいたモノを与えられたように、ヒクヒクとわなないて愛液をダラダラと垂らしている。
「んーーーーーーーーーっ!!!!!!」
ジョンのモノが膨らんだと思った瞬間、白濁液がすごい勢いで叩き付けられた。ジョンはグイグイと腰を押しつけて、大量の精液を送り込んでいく。亜理沙のアソコもそれに応えるように、ビクビクと震えるジョンのモノを締め付けている。ジョンの熱い液体が胎内にまで流れ込むと、亜理沙は子宮の存在を初めて感じた。
「はぁ~~~・・・・・」
ジョンがモノを引き抜くと、亜理沙はペタンとお尻を落とした。浴槽にしがみついてハァハァと息を吐く亜理沙の割れ目から名残の液体が流れ出している。気持ちの良さと疲れもあって、亜理沙はそのままタイルの上に横になってしまった。
「あんっ・・」
再び甘美な刺激を感じて亜理沙が頭を上げると、恥丘の向こうにジョンの顔が見えた。まるで恋人が後戯をするように、アソコから流れ落ちる液体を、長い舌を使ってペロペロと舐め上げている。
「ジョン・・・・」
亜理沙はすべてをジョンに委ねて、心地よい刺激を味わっていた。今までに感じたことのない、何とも言えない満ち足りた気持ちが全身を包んでいる。まるで波に揺れる海草のようにゆらゆらと揺れて、重力さえも無くなってしまったように感じられた。
”この時間がいつまでも続けば・・・・”
そんなことを考えながら、亜理沙はジョンをぼんやりと見ていた。
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