高校の頃、幼馴染の早智子と付き合っていた。
早智子はマリア・イーちゃん似のぽっちゃり。下の上もしくは中の下くらいの顔だったが、同時にとてつもない爆乳を持っていた。
その爆乳を初めて揉んだのは、高2の夏。
学校の帰り道で早智子を誘い、見事家に招くことに成功した。そして、俺の部屋で2人きりとなり、いつになくイチャつき始めた。
やがて時折キスを交わすようになり、俺はここで勝負に出た。
「なぁ、早智子。ちょっといいか……」
「ん? どうしたの?」
「実は今日、ウチの親どっちも夜遅くまで帰ってこないんだよ!!」
「ふ、ふぅ〜ん……」
俺の言いたいことに気づいたらしく、早智子の顔が一瞬「ハッ!?」って感じになった。
「それでさぁ、今日……最後までしない?」
「っ!? そんなに……シたいの?」
「う、うん!! だって、付き合ってもう3ヶ月だろう? なら、そろそろいいだろう?」
「……………」
その直後、早智子はだんまり決め込んでしまった。
俺はその時「ヤバッ!! 早まったか!!」と思ってしまったが、肝心の早智子は何か考えに耽っている様子だった。
「私のこと……これからもずっと大切にしてくれる?」
「あ、あぁ!! もちろんだよ!!」
「じゃあ、いいよ。エッチしてあげても……」
長い沈黙の末、出てきた答えは「OK」だった。
「そっかぁ!? それじゃあ……さっそく……!!」
すっかり興奮状態となった俺は、早智子をそのまま押し倒そうとするが――。
「ちょ、ちょっと!?」
手のひらでグイッと顔を押し返された。
「えっ!? だって、今――」
「いや、そうじゃなくて……せめてシャワーぐらい浴びさせてよ!!」
「あっ!? そっか、ごめん!!」
「アンタ、先に浴びてきてよ。私、次でいいから」
「分かった!!」
早智子に促され、俺は急遽シャワーを浴びることになった。
今にして思えば、大事な「初めて」を汗臭いままでヤるのはみっともない。やっぱり、綺麗な状態で結ばれたい。
シャワーを浴びること十数分。体の隅々まで綺麗に洗い終え、俺はバスタオルを腰に巻いて部屋に戻った。
「終わったぞ。次どうぞ!!」
「う、うん……!?」
早智子も緊張していたらしく、声が上ずっていた。そして、俺と同じく脱衣所に入っていき、シャワーを浴び始めた。
俺はその間、前々から用意していたコンドームを息子に装着し、早智子がいつ戻ってきてもいいように準備態勢を整える。
待つこと数十分。早智子がとうとう風呂から出てきた。
その時の早智子は、俺ん家にあるバスタオルを身体に巻いていたが、胸元がまるで収まっていなかった。
片手で必死に抑えていたが、乳肉が余裕ではみ出していた。辛うじて乳首は隠していたものの、茶色い乳輪がチラホラと見え隠れし、正直めっちゃエロかった。
「早智子……!!」
俺はそう言って詰め寄り、顔を向い合せた。
「それじゃあ、いいよね?」
「うん……」
その夜、俺たちは「男と女」になった。