漁師町の宴


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僕は某漁師町の育ちで実家も漁師でした。

昭和最後の冬、私の姉の結婚が決まって挙式1ヶ月前に婚約者と一緒に実家に来たときのことです。

両親が、地元の漁師の寄り合いにも二人を紹介しようと言い出し、急遽、公民館で宴会を開くことになりました。
この寄り合いは「○○会」といって、漁の仕事はもちろん、家族で一緒に旅行に行ったり忘年会をしたりするなど、家族ぐるみの付き合いをしている漁師仲間の集まりでした。

会の皆さんには、子供の頃からかわいがられていました。
特に姉はメンバーの子供の中で年長であり、また容姿もよかったため、大人からは最もかわいがられていたと思います。

その娘が結婚するとなれば、みんな自然と集まってくれたのでした。
姉は、子供の頃からよく知っているおじさんやおかみさんたちにチヤホヤされ上機嫌でした。

彼氏サンも「都会の子は背高くってかっこええなあー大学出てんやて?賢いわぁ」などと酒を勧められ、いい気分になっているようでした。

漁師たちも長期間の遠洋漁から今朝帰ってきたばかりで、「めでたい知らせと重なって、久しぶりの酒がいつもより美味いワ」と言って気分がよかったみたいです。

宴も酣になり、気がついたらいつものように、宴会部屋の横の布団が敷き詰められた大部屋に、みんなで寝ていました。
ところが・・・まだ宴会の部屋に残って話をしている人が数人いました。

耳を澄ますと、話をしているのは姉と2人のおじさんだというのが分かりました。
ただ、さっきまでの和やかな雰囲気ではなくて、少し強い口調で何かを言い合っているようでした。

「・・・おっちゃんら呑み過ぎ、寝る、寝る、もういいって」
「まぁーだ早いわぁほれ、K子がぜんぜん呑んでへんだけやぞぅ」
「やっ もう、あかんて・・・ あっいや」

普通じゃない雰囲気に怖くなりました。
襖を開けて覗いてみると、姉が立ち上がろうとするのを背後からおじさん(S木さん)が羽交い絞めにして防いでいました。
あまりの光景に「あっ」と思い、助けるため飛び出そうと思いましたが、なぜか(本当になぜか判りませんが…)体を動かせずに襖の手前で固まってしまいました。

そうこうしているうちに、もう一人のおじさん(K田さん)が手ぬぐいの真ん中に結び目を作って、その部分を姉の口の中に押し込んで猿轡にしました。

姉は逃れようと暴れましたが、羽交い絞めの状態から仰向けに倒されて、押え付けられ身動きが出来ません。

K田さんは猿轡の結び目に日本酒を注ぎはじめました。

姉は咳き込んでいましたが、どんどん日本酒を口内に染み込まされていきます。
コップ5杯ほど猿轡に注がれた頃には、姉の抵抗は、力の無いものになっていました。

K田さんは姉のスカートを捲り、黒の厚手のパンストを真ん中からビリビリと破りました。
黄色いパンツが露わになりました。川田さんはパンツの左右の紐をほどき、自分もズボンを脱ぐと、ほとんど間を置かず姉の上に覆いかぶさりました。

「んんーー、んうーー、ううーーーっ」 
「静かに、ナ・・・。旦那とみんながそこで、ほら隣で、寝てるからな、K子」

優しい口調とは反対に、姉の股間に激しく腰をぶつけていました。
S木さんのほうは片手で姉の両手を畳に押さえつけながら、もう片方の手で日本酒を猿轡に垂らし続けていました。何杯も、何杯も。


「ンー、ンン、ング、ンフ、ンフーーー、フンッッ」
「K子、可愛いで、K子!んぬんんん!」

K田さんの激しい腰振りが止まり、尻の筋肉をゆっくりと窄める動きに変わりました。
時間を掛けて、何度も何度も姉の上で尻を窄めていました。

やっとK田さんが離れると、K田さんは姉のセーターとブラジャーとスカートを取り、猿轡を外しました。
その間に全裸になっていたS木さんが、あられもない姿になった姉に、乗りかかります。

背の低いS木さんは姉の首筋やワキをべろべろと舐めていました。
日焼けした筋骨隆々の背中にたくさんの汗をかき体中から湯気を立たせていました。

「ええのんやろ、ええのんやろ? K子?なぁ?フウフウフウ」
「ンー、いや・・いややってもう、おっちゃん・・・ハー、ハー、ハア・・・」
「あんな旦那なんか屁ぇやろがッ フウフウ、ハアハア、チュッ」
「ハア、ハア、Fちゃん(彼氏)のほうがいい・・・!アハン、でんき・・・消して・・ハアン」
「可愛いなあ、可愛ゆなったなぁ、K子 ええわぁ K子」

K田さんがそういうと、蛍光灯を消し豆電球にしました。

「フウ、フウ、K子、K子、ンンン、チュッチュッ」
「チュッ・・・チュッ、おっちゃん、アン、Fちゃん、ハア、ハア・・・・、チュッ・・」
「フウフウ、K子、チュッ・・・、Fちゃんちゃうで、チュッ、チュッチュッ」
「ハアおっちゃん、アハン・・かたい、おっちゃぁん、アアー、おっちゃん、おっちゃん、アッアッアッ」

S木さんの腰振りが、一段と激しくなってきました。

姉のアッアッという声がS木さんの腰振りと完全に同調してきました。
姉は両手でS木さんの頭を抱きしめ、パンストに包まれた長い足がS木さんの腰にからみつきました。

そして姉がひときわ大きな叫び声をあげて、S木さんを抱きしめました。
ほとんど同時に、S木さんもうめき声を上げ、腰の動きが止まりました。

S木さんは全身で息をしながら覆いかぶさったまま、お尻を長い間、くいくいと動かし続けていました。
姉はその間じゅう、両手両足をS木さんの背中の後ろで交差させてしがみつき、S木さんの唇やおでこを夢中でチュッチュッと吸っていました。

事が済んで、服を着た姉が、僕と彼氏さんの間の布団へ眠りに来たとき、ものすごくお酒の匂いがしました。
姉は彼氏さんには背を向け、僕の方を向いてすぐそばで、寝息を立てて寝入ってしまいました。
僕は姉の寝顔をまともに見ることができず、反対側を向いて布団に潜りました。

次の日起きたら、二人を祝うための大きなケーキが用意してありました。
「昨日あわてて注文したんやでぇ~」
とS木さんが言うと、みんなどっと笑って、姉と彼氏さんは少し照れていました。

S木さんもK田さんも姉も、ほかのみんなもいつもと何も変わりませんでした。
僕も努めて普通に振舞うようにし「あれは夢だったんだ」と自分に言い聞かせました。

あれから時は流れ、僕も一端の漁師となり、当時のK田さんS木さんぐらいの年齢になりました。
姉は40代半ばになりましたが今も美人で、娘(姪)が今年成人します。

姪は、姉とは違って色白ではないし背も低いですが、顔立ちは姉そっくりの美人です。

里帰りで姉に連れられてくるその姪を見るたびに、あの夜、S木さんとK田さんに犯されていた美しく若い姉の姿と、ついつい重ねてしまうのです。

 

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