どんどんセックスが上達していった小柄で可愛かった君


241文字数:1080

出張の帰り、東京に寄り道した。
12年前まで住んでいた練馬に行ってみた。
12年前とは様変わりして、西武池袋線には色んな会社の電車が乗り入れしてて驚いた。
練馬駅に降りたら、駅前にあった喫茶アンデスが無くなっててがっかりした。
桜台駅方面に歩いて、当時住んでいたマンションの前に佇んだ。
マンションと言っても狭くて、あまりきれいとは言えない部屋で、君と二人で夢を語ったっけ。
あの後、故郷に帰って夢は叶えたけど、君が住んでたアパートに君はもういない…
いるわけないか、12年前だもの…

君は小柄で可愛い女の子だったね。
芸術学部に行ってて、感性が僕と違ってた。
形が良い乳房で、乳首がピンクで小さめ。
君は僕が初めてだったけど、回数を重ねてくうちに感度が良くなっていった。
オマンコを触ると、お汁がジワジワと出て、やがてグチュグチュになってた。
クンニをとても恥ずかしがってたけど、メッチャ感じてたよね。
フェラも教えると、どんどん上手になっていったね。

僕のチンチンを弄って遊ぶのが好きで、君が生理の時は何度も弄られて射精した。
僕が射精したあと、思い切り抱きしめてくれたとき、幸せを感じてた。
だけど、そんな君とは、君が芸術学部を卒業したときにお別れ。
君は東京に就職して練馬に残ったけど、僕は仕事を辞めて、夢を叶えるために帰郷した。
その職業は東京にはあまりなくて、僕の故郷にはたくさんあったんだ。
場所がバレるから、具体的には言わないけど…
僕が上京して大学で学んだことは、辞めた仕事には生かせてたけど、夢を追う職業には全く関係なかったから、ずっと迷ってたんだ。
僕は、君に背中を押されるようにして、三十路になる前に決断し、帰郷した。

「夢、叶えてよ。私のことはいいから…」
そう言われてかなり悩んだ。
「私は東京が好きだから、東京で頑張る。あなたは故郷で頑張って。」
12年前君は、喫茶アンデスで二人で食べる最後の食事して、
「東京駅まで行くと、きっと泣いちゃうから、ここでお別れするね。元気でね…」
と練馬駅で別れたんだ。
練馬駅の改札前…あの頃の君を思い出してた。

西武池袋線の車窓に向かって、練馬とあの頃の君にお別れを言ったよ。
故郷に帰る新幹線の中、ずっと君のことを考えてた。
今の僕を支えてくれているのは女房だけど、夢を叶えるまでの僕を支えてくれたのは、君と過ごした思い出だった。
できれば、夢は君と叶えたかったけど、君と一緒だったら、きっと甘えて叶わなかったと思う。
だから、僕を故郷に一人で送り出してくれた君に、感謝したい。

 

良かったら「いいね」してください。誰でも「いいね」出来ます!


同じジャンルの体験談

みんなのコメント

1 名前:名無しさん2021年08月28日(土) 22時06分16秒

彼女、どうしているんだろう?幸せにしてるかな?会いたいなあ。

トップページに戻る