高校生にしてデリヘル嬢だった、綾。
高校入学当初から働いていて2年目。お店のプロフィールは永遠の19歳だ。嬢が年をとっても数年、下手したら10年以上に一度しか更新しない。
身バレ防止の役割もあるが、あまりに離れすぎているのもどうかと思う。
親にネグレクトされて育った綾は実質、一人暮らしだから夜中まで出歩いてても問題ない。
金土はいつも深夜まで働くが、明日は午前中に漢検の試験を控えているので90分コースを一件だけこなしただけだ。普段通り深夜まで働いていれば…。
しかし、デリヘルバイト中にビジネスホテルの廊下で学年のA先生に遭遇したのだ。
あの服、今日、着ていた。ていうか、なんでこのビジネスホテルに居るんだ?先生の家がある⚪︎⚪︎市から二時間くらいしかかからないよね?わざわざビジネスホテルに泊まる用事?
家族がコロナ?いや、独身っぽいし一人暮らしのはず。
「綾ちゃん?」
「え、違います。」
声を変えて弱々しく否定する。
「綾ちゃんでしょ。」
イヤリングを勝手に外された。これで人違いだったらヤバいのに。よほど自信あるのか。
私には両耳にピアスのようなホクロがある。
ピアスの穴を開くことも禁止の学校でよく「綾ちゃん、ピアスしてるやん」といじられていた。
「なんで私とわかるの?」
奥二重の切長の目はアイプチ、つけまつ毛、カラコンを駆使してハーフのようなエキゾチックな目になっている。髪も巻いているので知り合いに見られても私とまず気付かないだろう。
「文化祭でそのメイクで魔女役やってたやん。
何してんの?こんなところで。」
「先生こそ。」
「あたしは明日の朝からイベントがあって。」
なかなかマニアックなイベントだ。詳しくは身バレするので書けないが先生の専門分野に関わることだった。
「私は明日、この近くで親戚の結婚式があるので母と泊まっています。」
「なんで最初に嘘ついたの?お母さんはどこにいはる?」
「もう寝てます。喉乾いたからコンビニに行った帰りで」未開封の水を見せる。
「水やったらアメニティにペットポトルあんで。廊下にも自販機あるのに。それだけ買ったん?」
やばい、めっちゃ怪しんでいる。
「もしかして親御さんに内緒の旅行とか家出?」
「一人?友達?」
電話が鳴る。送迎の人からだ。
「なかなか来ないけどトラブル?」
「ちょっと知人に会って…ちょっとしばらく話するので、先に行ってください。あとでお金持っていきます。」
「なんの電話?」
「デリヘルのバイトやってるんです」
持っていた名刺を見せる。
「エッチな⚪︎⚪︎…エルザ…」
店名と名前を読み上げられてしまう。
「高校生が働いたらあかんやん…。ちょっと部屋に入って。ホンマはあかんけど。」
先生の部屋に入る。タバコとライターが置いてある。タバコ吸うんだ…!?意外。
「なんでデリヘルで働くの?」
「シングルマザーの親が昔からネグレクト気味で…。家から出ていけるようにお金貯めてるんです。姉の保険証使ってデリヘルで働くことにしました。」
「普通のバイトしたらええやん。居酒屋以外は自由やで」
「高校生、深夜まで働けんし。」
「危険やろ。警察にも言わなあかん。」
「学校にバレたら」
「停学やろね。退学なるかも。」
「お願い。学校には絶対に言わないで。」
「そんなわけにいかんやろ。綾!」
「言うんだったら、今ここで先生をヤるから!」
先生はかなり美人だ。私はA先生を一目見た時から美人だなと思っていた。二重幅が広くて綺麗な目が羨ましい。
無理やり抱きついて舌を絡める。デリヘルで培った私のテクニックを存分に味合わせる。
「綾ちゃん、あかん!!」
必死に私を振り払おうとする。
押し倒してトップスを無理やり脱がせてスカートを剥ぐ。ストッキングはビリビリにしてやった。
「綾…!綾ちゃん…!!!」
「先生の下着姿綺麗。めっちゃエロい。」指を咥えてしばらく眺める。
ネイビーブルーに白の花柄の刺繍。下着のデザインに年齢を感じるが、かえってエロい。自分の仕事用のセクシーな総レースのピンクの下着姿が子供っぽく感じて恥ずかしくなってしまう。もし、先生がデリヘル嬢だったら毎日通い詰めるわ。
「綾ちゃん…」
ブラジャーの隙間に手を入れると私の手が冷たすぎて悲鳴を上げられた。先生のおっぱい、ほんのり温かくて気持ち良い。柔らかい。そのまま揉む。
「綾、やめて。」
「警察や先生に言わないならやめる。」
強引にブラジャーを剥いだがまだ言わないって言ってくれない。
先生は乳首を腕で隠しながら服を着ようとする。
無理やり退かせて乳首を舐める。
「あっ…ん…ダメ…」
こうなったら最終手段だ。パンツを脱がせる。
「先生これ何かわかる?」
バイブを取り出す。今日は使っていない。
「……。」
スイッチを入れる。
「大人のおもちゃ…?」
「うん。先生に挿れる」
「いれるって膣の中に?」
「うん。」
「やめて…!!」
「使ったことない?」
「ない。あたし、この年になってもタンポンさえ使ったことないのに」
「先生って男とヤったことある?」
「あるけど…そんなもの入れたことない。
怖いからやめて。」
「指とかも入れたことない?」
「…。」
先生の股を開かせ、バイブを入れようとすると「分かったから…!言わないから!!」と辛そうな声で言われた。
「本当?」
「でも未成年がデリヘルで働いていることを放置もできひん。綾、デリヘルのバイトやめて。」
「じゃあ。バイブ使わないであげる。
セックスを最後までヤらせてくれるならデリヘルのバイトやめる。」
「うん。痛いから指入れるのもやめてや」
「先生、指は入れられたことあるんや」
「……。」恥ずかしそうに俯く。この先生の過去やプライベートが気になる。不思議な人だなと思う。二重幅の広い目は猫を思わせる。無表情や微笑んでいる時は眠そうにも見える。
この目をずーっと見ていたくなる。
私は甘えるように先生の膝の上に乗ると先生も後ろに手を回してくれた。
「綾。」
「何?」
「私には綾ちゃんと分かったけど、その顔、綾じゃないみたいだわ」
「そう?」
「普段の切長の目が好きやで。」
「その目だと私とバレる。ただでさえ、ホクロが両耳ピアスなのに。」
「痛々しいからね」私の頬に触れる。
私がキスをすると舌を絡めて返してくれる。
先生の肌を確かめるようにゆっくりと触る。
先生も同様に触ってくれる。
お尻を触るとものすごく恥ずかしがられた
おっぱいの大きさを比べると先生の方がやや大きい。
「まだ大きなるかもよ」
「成長期もう終わっちゃったからな〜」
先生と手を絡めて私が上に乗って貝合わせする。
「うっ…あっ…あんっ…」
先生はすぐ感じてくれる。私は色々なプレイを毎日しているからか感じにくいが先生が感じてくれるのが嬉しい。
「先生、タバコ吸ってみてよ。」
「受動喫煙あかんやん。」
「気にしないから。」
「一本だけね。」
先生は煙草を吸う。エロいな。絵になる。
「私にも吸わせて」と言いたいところだが、断られると思ったので黙って取り上げて私も少し吸う。
「綾!!」
先生と間接キスだ。
先生に煙草を返すと再度吸い出した。
「煙、吹きかけてよ。」無言で吹きかけてくれた。
服を着ようとしたが先生は「シャワー浴びていき」と言ってくれた。
「じゃあ一緒に入ろう」
「先生、髪の毛まとめないの?」
「私、これから泊まるから。綾ちゃんは?」
「まだ暑いし家に帰ってから髪の毛洗う。」
先生と体を密着させながらボディタオルで洗ってあげる。片方の手はおっぱいとかいろんなところをさわりながら。
普段のシャワーなら手で泡立てて感触を楽しむが先生はここに泊まるのでボディタオルだ。先生も私の体を洗ってくれる。
シャワーから上がると体を拭いてくれた。
私はドライヤーをやりたいと言って先生の髪の毛を乾かしてあげる。ロングなので時間かかるが、先生の髪に触れられて幸せだった。
バイトは約束通りやめたが今度はキャバクラで働いたのは秘密の話。