妻40才、私42才、小学生の娘の3人家族です。
私の寝取らせ願望に火がついたのは、去年の8月14日。寝取らせ実践初心者です。
毎年、この日は同じところにキャンプに行きます。
設備の整ったキャンプ場というわけではなく、道の駅の裏に大きな川があり、
その間にある林に皆テントを張るのですが、この日は川の向こう岸から
打ち上げられる花火大会があり、娘が喜ぶので恒例になってしまいました。
もっともその間は危険なので道の駅の方に退去させられます。
皆折りたたみのリクライングチェアを駐車場に持ち込んで皆寝転びながら
真上で破裂する花火の迫力を楽しみます。
そしてこの日は隣町も花火大会があり、道路に出るとその花火も見れて、
この日だけはなかなかテントを張る場所が見つからないので、いつも前日から
行くのですが、去年は親友の山神(仮名)も行く事になり、彼の仕事の都合で
この日になってしまいました。
山神の奥さんは大のアウトドア嫌いで、山神だけが来る事になり、出発も
かなり遅れてしまい、道の駅に着いた時にはもうテントを張れる場所は
見つからないので、しかたなく川の中州に行きました。中州といっても
かなり広い場所で、林から地続きで川は向こう側を流れています。
あちこちに既にテントが張られていましたが、少し休憩している内に
花火大会のための退去時間になってしまい、また駐車場に戻り、チェアをおろして
4人で花火に歓声を上げていました。
しばらくして娘が隣町の花火を見たいと言い出したので、私はチェアをもって
道路に出ました。広めの歩道には好き好きに場所を確保して皆ちょっと
遠めの花火を楽しんでいました。真下で見る迫力から開放されて、ゆったりと
楽しんでいました。
やがて終了時間が近ずいてきましたが、娘が戻ろうとしないので、とりあえず
道の駅のトイレに戻りました。途中、林ギリギリの所にいる二人を驚かしてやろうとして、
わざと林に入り、そっと近ずいていきました。
太い樹に隠れながら近ずいていくと、さっき、眠いから行かないと言っていた妻は
リクライニングチェアを完全に倒して、眠ってしまっていました。
隣の娘が使っていたリクライニングチェアに山神が移っていて、
山神は半分体を起こして妻のほうを向いていたので、何か話していると思って
近ずいていった私はちょっと意外に感じましたが、外灯に照らされた山神が、
じっと眠っている妻をみている事に気ずき、私は急に胸がドキドキして動けなくなって
しまいました。
山神は妻の寝顔をジッとみていました。少しして妻の顔が林側を向きました。
やはり目をつぶっていました。妻は両手を腹の上で組んでいて、両膝を立てていました。
白いテイーシャツに隠れた大きな胸の盛り上がりが首の方に寄っていましたが、
妻がこちらを向くと、その妻の胸を凝視しはじめました。
それから山神は顔を妻の胸に近ずけていきました。ほんとうにギリギリまで
近ずけていきました。
その時、妻が目を開けました。私がしていた訳ではないのに、思わずシマッタと
おもってしまいました。が、おどろいた事に、妻は目を開けたまま動きませんでした。
山神は理性が飛んでしまったのか、後ろの人達が花火に見入っているのを確かめると、
その胸に手を近ずけていきました。まさか触るわけにはいかないだろうと思って
いましたが、手が妻の胸ギリギリに近ずき、それから触れるか触れないかの
ところにきたとき、妻が目をきつく閉じました。触れていたのかもしれません。
それでも妻は動きませんんでした。
私はいつの間にか一物を握り締めていました。
山神は瞬間、妻の胸をつかみ、放しました。
山神はすぐに体を戻して横になりました。口をあけて、息が乱れているように
みえました。次いで妻も、腹が息の乱れをみせていました。
もうやめるかと思い、トイレに行こうとしたら、山神がまた体を少し起こして、
短パンから出た足を見ていました。足に触ろうとしたのか、また体を起こしたとき、
妻は目をあけました。やはり、山神は妻の足のほうに顔を近ずけていきましたが、
その時妻はアーッと背伸びをして、目を覚ましたフリをしました。
「あー、寝ちゃったのかしら」と、しらじらしく言っていました。
「あれ、寝てたの?」と、山神もとぼけていました。
私は必死に一物を静めながら、娘を連れにいきました。
駐車場に戻ると山神は慌てたようにトイレに行きました。
妻はいつもの態度をよそおっていましたが、なんともいえない色気を感じさせる
顔にみえました。
それから中洲の河原にもどり、ヘッドライトを照らしながら山神とテントの
設営をはじめました。山神と私のものと、妻と娘が寝るものと、
男二人の作業がはじまりました。
私と山神がテントの設営を始めて10分もしない内にポタリポタリと雨が
落ちてきました。その雨があっという間にどしゃ降りになり、私達は
たまらず車にもどりました。
かなりのどしゃ降りの雨だったので、すぐに止むんじゃないかと言っていましたが、
少し小降りになったものの、30分程経っても雨はしっかり降っていて止みそうも無く、
妻は車で寝てもいいと言ったのですが、娘がそれじゃつまらないと言い出して、
私と山神はティーシャツだけ脱いで外に出ました。
地面に石が多くて悪戦苦闘していると、いつの間にか妻が傘をさして私の脇に
来ていました。
私は先程の興奮でおかしな感情が残っていて、なんとなく妻と山神を接近させたくて、
俺は大丈夫だから山神の方に行ってやれと言ってしまいました。
躊躇している妻を無理やり山神の方に行かせました。
妻は車に戻り、もう一本傘を持ってきて山神の方に行くと、山神が雨に当たらないように
傘を使っていました。
私はかがみ込んだ山神のすぐそばに妻が寄り添っている状況を見て少し興奮してきました。
さっき触ろうとした(?)妻の短パンからニョッキリさらし出された足が山神の
すぐ脇にあって、山神はそれを意識しない筈はないし、妻にしても、胸をさわられた
山神に寄り添っていて、どんな気持ちかと思い、私の一物がうずいてきました。
そこに少し油を注ぐような状況がやってきました。
悪戦苦闘する山神に同情してか、妻が車にもどり、2本の傘をおいて戻ってきて、
私達を手伝い始めました。
妻が傘をおいて、まずは私の方に走ってきてしまいました。
「山神のほうが大変だから手伝ってやってくれ」と言うと、「わかった」と
素直に山神の方に行きました。
同じ作業をしていて、どっちが大変もないし、いまだにモトクロスやら
カヌーやらで、年中テント張りしている山神の方がはるかに要領がいい事は
2人ともわかるはず。「おまえこそ手伝いが必要だろうが」と、いつもの山神なら
言うはずですが、「あ、すみません」と、10年も妻とは知り合って
きつい冗談も言えるようになっている、いつもの山神ではありませんでした。
妻を、女として意識している様子がミエミエで、妻も私から見ると緊張感を
ただよわせているようにみえました。ちなみに、このテントは山神所有のテントで、
山神に聞きながらやっていたのに、当然でしょうが、3人とも変でした。
とはいえ、雨に打たれて河原での設営はけっこうつらく、
「あー、もう一つあるんだよなー」と言おうと2人を見たとき、
妻は山神に教わりながらしゃがみ込んで木槌で打ち込んでいましたが、
私はその光景にハッと息をのみました。
ライトに照らされた妻の白いティーシャツは見事に肌色に変わっていました。
よりによって紺の濃い色のブラジャーはまるで生で見ているようになってしまって
いました。正常な自分だったら、あわてて車にもどすところでしょうが、もう、
毛頭そんな気は起きませんでした。
山神は「もうちょっと斜めにしたほうがいいかなー」と、指は妻の手のほうを
指していましたが、目は妻の、雨でピッタリと吸い付いた薄いティーシャツ
に隠れていた肌色の体を真顔で見つめていました。
私は言葉が出なくなり、作業をそこそこ進めながら、妻の体と山神の目線に
全神経を集中させていました。
私は何ともいえない、いやらしい気持ちが湧いてきました。
1つ目が終わったとき、私は嘘をつきました。
「山神ー!わるい、足がつっちゃったから、ちょっと車に戻るわ、」
「大丈夫か?もう終わりにするか?」
「やー、お前のイビキじゃ子供がかわいそうだろうが! 怜子(仮名)ー!
すまん、手伝ってやってくれ」
山神のイビキは尋常ではありません。本当に近くのテントから苦情を言われた事が
あり、それからはいつもミニテントも持参して、苦情がでると、離れたところに
スゴスゴと退散する始末です。家で酔っ払って寝込んだときに妻が初めて
山神のライオンの様なイビキを聞いた時の驚いた表情に、笑いこけた事が
ありました。
私は足をひきずるフリをして車にもどりました。
娘が眠そうな顔をしていたので急いでシートを倒して寝かせ、2つ目のテント
にライトがよく当たるように車を移動させました。
2人は平らでない地面の様子を見てこの辺がいいんじゃないかと相談しているよう
でした。立ち上がった妻の、ライトに照らされた胸はいやというほど強調されてしまって
いました。
何よりブラジャーから上にはみ出した乳房の盛り上がりがほとんど素肌を
見せているようで、話している山神の目線が自然にそちらに向いてしまうようでした。
妻は何気ない仕草のフリをしてティーシャツをつまんで浮かせようとしていましたが、
離せばすぐに張り付いてしまいました。
さっきは胸ばかりを気になっていましたが、短パンもピッタリと張り付いていました。
パンティのラインが見事に出ていました。作業のせいか、かなりずれ上がっていて、
尻がかなりはみ出ているのがわかりました。見慣れた妻の肉体がとんでもないほどに
私を興奮させました。飛び出た大きな石を取り除いていた時、突き出した妻の尻を
山神は興奮しすぎて私の存在を一瞬忘れたのか、あからさまに覗き込んでいました。
山神は慌てたようにこちらを見ましたが、ヘッドライトを遠目にしていましたから、
多分、私が見えなかったのでしょう、自分も石を取り除きながら、アソコの石も取って
おいてと、妻に頼みながら、執拗に妻の肉体の動きを目で追っていました。
ここら辺になると、山神の体の異変も、こちらから見てもあきらかでした。
何度も一物を手で目立たないように努力していましたが、そんな動作を妻が目に
してしまい、妻は慌てて目線をさけましたが、山神の一物の変化を何か
困ったような表情で時どき確かめているようでした。
山神は相当壊れました。妻の歩く後姿やかがんでいて山神を見えない姿勢になると、
かなりあからさまに妻の肉体を目で楽しむようになりました。
たまにこちらを見ますが、自分が私を見えないからと卑猥な行動に走るほど
山神は興奮してしまったんだと思います。
今まで、山神が妻に興味をもつなど、考えもしませんでしたが、私も異常なほど
興奮してきていて、これまで、山神が妻に関して口走った何気ない言葉を
次々に思い出していました。
山神の奥さんと妻とではかなりタイプが違い、私が奥さんきれいだなーと言い、
私のタイプではありませんが美人に間違いなく、まあ、それぞれのタイプで
よかったよなーといった時に、山神が、そうとは限らんといった事が有り、
又奥さん、モデルでもできそうだよなーと、私がいうと、やせてるだけだ、
お前がうらやましいよと、言った事がありました。
設営が終わり、二人が戻ってきました。車を横付けにして残りの荷物をそれぞれに
運び、まずは娘を寝かせると、妻と私はテント内で着替えはじめました。
ピッタリ張り付いたティーシャツが脱げないらしく、「ちょっと引っ張ってー」
と、妻に言われた時、何か恋愛時代の様な妙な愛おしさが湧き、ブラジャーの
ホックをはずしてやったとき、「ありがとう」と言った妻の声が何時になく
可愛らしい声に聞こえ、短パンとパンティを濡れて滑らないのを無理に引き摺り下ろし
ている妻の姿を見て、また目の前に妻の全裸姿が目の前にあらわれて、
濡れた髪も色っぽさを感じ、たまらず抱きつきました。
「起きちゃうからダメ!」と耳元でささやかれて、もう我慢限界となり、
無理やり足を開かせて指をのめり込ませました。ヌルッと意外に指が簡単に
入ってしまい、もう限界の自分は何で濡れていたのかなど考える余裕は
なく、いきり立った愚息をイッキに挿入しました。
いつになく妻の襞は愚息にまつわりつき、私はすぐに頂点にたっしました。
「持ってきた?」「もってきてないよー、我慢できないの?」
「だめだ、出る!」
驚いたことに妻は口の中に受け止めてくれました。
「バカ!」と妻は笑いながら外でうがいをしていました。
着替えを着て、私は山神の方に行きました。
山神はまだ起きていました。
私はとりあえず性欲を果たし、最高の気分でいましたし、明日帰る予定でしたから、
これ以上の展開は、この時点では少なくともキャンプ場ではありえない事と思っていました。
テント内に入ると、横になっていた山神が起き上がりました。
「酒飲むか?」
山神がボックスから缶チューハイを取り出しました。
何か、私の目を見れないような、緊張感がただよっていました。
私は山神をリラックスさせようとして、
「おい、随分沢山持ってきたなー、朝まで飲むつもりだったのかよ」と言うと、
「ああ、3人だからこれぐらい必要かと思ってな」
「あ、そうか・・あれ?そういえば飯食ってなかったよな、娘寝ちゃったから
こっちでいいか?」
テーブルやそれ用のテントも持ってきていましたが、雨の中、もう何もする気にも
なれず、このテント内で遅い夕食をとることにしました。
「ちょ、ちょっと待った!少し酒飲んでからにしないか?」
山神が慌てたように立ち上がろうとした私の腕をつかみました。
3人で飲めばいいじゃないかと言おうとしましたが、哀願するような言い方に、
ついさっきまで妻の体に興奮していた妻を目の前にすることや、たとえ親友とは
いえ、その夫も同時に相手する複雑な心境が伝わったような気がして、
「そうだな、男同士でまずは飲むか」
そう言ってまた座り込みました。いつもの2人の雰囲気を取り戻そうとしてか、
山神の話題は次々に変わり、少しおかしくもありましたが、酔いが少し回るにつれ、
今夜の駐車場の外灯と花火の光に照らされた、あの衝撃的な光景やずぶ濡れで下着の
透けた妻を見る山神の姿がやたらと頭にうかんで、またもやムラムラとおかしな
気分になってきました。
「そろそろ飯にするか、怜子呼んでくるから」
そういうと、私は怜子を呼びにいきました。
私は食事とはいえ、2人の接近の場面に少しワクワクしてきました。
山神は妻が作ってきたものをウマイウマイと言ってほとんど一人で食べてしまいました。
私も悪い気はしなかったので、私はコンビニで買ってきたものを食べていましたが、
妻もそんな山神を見てうれしそうにしていました。ただ、ふと、こいつ本気で妻を
好きなんじゃないかという気もしてきました。
妻も酔いが回ってきて、ツルツルした生地のキュロットがめくれ上がるのを
もどす仕草が緩慢になってきました。座っただけでもけっこうフトモモが
出てしまうのに、動作を変えるときにきわどいところまで見えてしまって、
暗い明かりも私には興奮材料になってしまいました。
山神は意識して見ないように努力しているようにみえました。私を見たり、
妻が話すときにも顔をみる様にしていました。
しかし3人ともけっこう酔いが回る頃になって、私が話しているときに、
山神はちょっと下をむいて目線を妻のフトモモにむけていました。
途中でその目線に気ずいた妻は浮いた部分を横からつかみましたが
太ももを隠そうとはしませんでした。
私は何とかもっと淫らな雰囲気を作りたくなりましたがどうしたらいいかわかりませんでした。
「おまえさー、やりたい時に奥さん生理だったらどうすんの?」
突然のシモネタ話に山神は「え?!」と答えられず、妻は
「パパ何いってんのよー、やめてよーそんな話」と拒否されてしまいました。
それでも
「おれはさー、こいつが眠るのを待ってさ、寝姿見ながら処理するんだけどさー」
「えー!そんなことしてたの〜やだ〜」妻がキュロットを戻しながら言いました。
勿論口からでまかせです。
「山神もさー、俺と同じで好きな女しか手出せないタイプだからさー、どうしてるかと
思ってさー」
勿論、これも嘘!
今夜の事を思い出してか妻の表情が硬くなりました。
「まあ、そうだよなー」
山神も変態行為を言い訳したくてか、嘘をつきました。
「山神さん、そうなんですか?」
妻のいきなりの質問に、私はドッキリしましたが、山神はそれ以上だったと思います。
「そうなんだって!俺達は!好きな女にしか勃起しないんだって」
私はあわててフォローしました。
「パパもそうなの?ほんとうに?」
私を見つめますが引くわけにもいかず、
「男もいろいろなタイプがあるんだって!」
と、とんでもない嘘をついてしまいました。
私は山神と妻を二人きりにして、様子を覗きたくなりました。
今の話で、妻のガードが少しはゆるんだかと思ったからです。
ところが、妻が
「パパ、もう寝てもいいかなー、眠くなっちゃった」
そう言われて私はあわてて
「ちょっとウーロン茶買ってくるからさ、ちょっと待っててくれよ、それからお開きに
しよう」
「俺が行こうか」理由のわからない山神が言うので
「いいからいいから、俺さっきラクしちゃったからさ、二人は休んでてくれ」
そういって、急いでテントを出ました。雨はやんでいました。
道の駅の自販機ですからそんなに時間はかかりませんが、とにかく、二人きりにしたくて
しょうがありませんでした。
「パパー、車でいかないのー?」
少し河原を歩き出してから妻の声がしましたが、
「ああ、気持ちいいから歩いていくよー、酒飲んじゃったしなー」
敷地内のようなもので、公道には出ないので本来なら車を使ったかもしれませんが、
ここは、少しでも時間を与えたフリをしました。
少し離れてから、私は走りました。帰りも勿論走り、近くにきてから、少し遠めに回り込み、
さっきタバコの煙を出すために開けた通気窓にまわりました。
話し声は聞こえませんでした。しかし二人きりの状態に私は興奮しました。
そっと覗きました。
山神の横顔が見えました。そのむこうに妻がいました。さっきと同じ位置で最初はがっかり
しましたが、しかし、山神は顔を上げない妻の方を見ていました。妻は膝を立てて両手で抱え込み、膝に額をつけて眠っているようでした。しかし、がっかりしたのは勘違いでした。
膝を立てて、キュロットがかなりマクレて太ももがかなりむき出しになっていました。
男の目を楽しませるには充分の姿でした。自然の格好なのか、妻がワザと見せているのか
この時はわかりませんでしたが、山神は妻を見たまま動きませんでした。生地が浮いた部分から
奥を覗き込むような事をしはじめました。これ以上の展開は無理とわかっていても心臓が
音を立てだしました。私は愚息を取り出してつかみました。
その時、あるアイデアが浮かびました。するとどんどん妄想がふくらんできて、たまらず
実行に移すことにしました。
テントに戻ると、妻はあわてて膝をおろしたように見えました。
「あ、おかえり、私眠っちゃったみたい」
眠っていた様子には感じませんでした。覗かせていた様に思えて、ちょと驚きました。
私はいっきに実行に移すことにしました。
「〇〇、ぐっすり眠っていたよ」まずは外堀を埋めようとしました。
「あ、見てきてくれたの?大丈夫だった?」
「ああ、大の字でねむっていたよ、あのさ、面白いゲーム思いついたんだ」
「えー、もう眠るんじゃなかったのー?」
「まあ、いいから聞けよ、あのさ、お前が勝ったら例のあのバッグ買っていいからさ」
「え?!なになにそれ!」
妻が餌に食いついてきました。
「あのな、こいつのイビキ凄いの知ってるよな?」
「え?それがどうしたの?」
「あのさ、ここで3人で寝るわけだよ」2人の顔が少しこわばった様にみえました。
「それでな、そーだなー、山神、だいたい何時に起きる?」
「ん〜、そうだなー、8時ごろかなー」
山神は何故か嘘をつきました。山神は朝が早く、犬の散歩のせいもあって、休日でも
犬が起こすので起きる習慣がついてしまったといっていた時間は6時でした。
「そうか、8時か、それじゃ、8時までここに寝ていられたら勝ちにしよう」
「それだけ?」
「ああ、おまえ、すぐ脇で聞くイビキの凄さしらないんだよ、眠れないというより、
耳がつらくなってくるからな」
「ひどーい、山神さん、ごめんなさいねー」
「ハッハッハッ!いいよ、こいつの言うの、ほんとうだから」
「そんなに凄いんですか?」
「うん、妻に、最初は隣の部屋に移されて、今は下の和室で寝させられているんだから」
「ええ?!奥さんにそう言われたんですか?」
「な?だからな、どっちかが退散しても8時まではここで寝てなきゃ負けだからな?」
「パパが勝ったら?」妻がのってきてワクワクです。
「そうだなー、同じ金額の金がいいかなー・・どうする?どうせ冬のボーナスで買うんなら
下ろして買っちゃってもおなじだろ」
「そうねー・・・それじゃさ、道具使ってもいい?」
「ああ、何でも使っていいよ」
妻がクスクス笑い出しました。
「どうしたの?」
「あのね、あ、山神さん、ごめんなさいね、今日コンビニでね、偶然よ?探していたわけじゃ
ないんだから、あのね、耳栓買っちゃったの、ごめんなさいね、山神さん」
大爆笑で遂に決定しました。思わぬラッキーな展開でした。
私を真ん中にして、左に山神、右に妻が寝ました。
「先に寝たほうがいいよ、本当に眠れなくなるから」山神が言いました。
私は寝つきがいいほうで、すぐに眠ってしまいました。
それでもやはり、目が覚めました。
あらためてイビキの凄さに驚きました。ライオンの様なではなく、ライオンそのものでした。
妻を見ると眠っているようでした。耳穴に入れると膨らむタイプの耳栓ですが、
それにしてもよく眠れるものだと妻の寝顔を見ていました。
あらためて計画の進展に興奮してきました。
そっと唇を合わせましたが目覚めませんでした。
胸に静かに触りました。ノーブラでした。少し厚手の生地でダブダブの大きなもの
なのでさっきは気ずきませんでした。寝る時はいつもはずしていますが、こんな状況でも
ブラは着けないのかと、またまた妄想がわいてきて、そっとシャツの下から手を入れて
胸にさわりました。ちょっと寝息が止まりましたがすぐに寝息が再開しました。
今度はキュロットから手を差し入れてみました。簡単にパンティに届いてしまいました。
またシャツの下から手を入れて胸にさわりました。たまらずゆっくり揉み始めると
妻が目を覚ましました。
「ダメ!」耳元で妻がささやきました。
私はたまらず妻の唇を奪いました。充分受け入れてくれましたが胸を揉んでいる手を
止められました。
「声が出ちゃうからダメ!」また耳元でいわれました。
ウトウトしては目覚め、繰り返すうちに明るくなってしまいました。
少しイラついてきましたが、我慢する甲斐があります。
それから又ウトウトするうちにハッと目覚めると、妻が持ってきた目覚ましは5時30分頃に
なっていました。
私は妻を起こさないようにそっと起き出して入り口の通気窓を半分ほど開け、
チャックを引き上げ、外に出ました。そっと引き下ろすと、まずは自分のテントに戻りました。
娘はしっかりと眠っていました。
6時になるまで涼しい川のほとりを散歩しようとしました。
しかし10分もすると、気になりだしてテントに向かいました。
昨夜、覗いたほうから見ると、頭側から覗け、妻が目を開けていたので驚いて顔を離しました。
私は慎重に離れ、入り口側に回りました。
山神は相変わらずの轟音をたてて大の字になっていました。
妻はまだ仰向けになって寝ていましたが、横をむいて山神を見ていました。
私は妻がどんな思いでいるのかと、少しドキドキしてきました。
妻はまた上をむいていましたが、少しして、耳栓をはずしました。
まだウルサイのに何故はずすんだろうと思いましたが、すり寄ってくる山神の気配を感じるためか
と想像したら少し勃起してきました。
もう少し散歩してこようと離れようとしたとき、あ〜!という、山神の背伸びするような
声がして、思わず立ち止まりました。
おそるおそる覗くと、両手を上に伸ばしたまま、山神が目を覚ましていました。
少しして山神は妻の方を見ました。妻は山神に背をむけていました。
山神が目を覚ました時に背をむけて横になったようです。
山神はじっと妻の寝姿を見ていましたが、だんだん真剣な表情になってきました。
やがて起き上がると立ち上がろうとしたので、私はあわててテントに戻りました。
案の定、山神は外に出たようでした。
しかし、山神はこちらのテントに歩いてきました。
私は慌てて寝たフリをしました。
今度は山神が私の様子を覗いていました。
山神がテントに入るのを確かめると、私はまた恐る恐る近ずいていきました。
山神はまた同じ場所に横になるところでした。
山神は仰向けになって目を開けていましたが、少しして妻の方に横向きになり、
妻の寝姿をながめていました。
私は何かさっき山神が目を覚ました時に、背をむけて横になった時の妻の寝姿と
違うような気がしました。
何かさっきより、なまめかしいような気がして、寝不足の私は少ししてようやく気がつきました。
妻がすっぽり足までかけていたタオルケットが、無くなっていました。
タオルケットがどこにあるのか見えなくて妻が山神の出ているうちに自分で取ってしまったのか、
山神がテントに戻って、素早く剥いでしまったのか、わかりません。
いずれにしても、冷え性の妻が、涼しいこの時間に暑くて取った事はありえないことでした。
横になった妻の背後にギリギリにすり寄った山神はジッと動きませんでした。
まだ、山神の妻に対する性欲が、妻に知られていないと思っているためか、
痴漢行為がバレル恐怖感も、この時にはまだかなり残っていたのだとは
思います。
それでも、手を出していないとはいえ、はたから見ても、尋常ではないこの光景は、
山神にとって、妻の肉体の存在感を初めて間近に現実に感じ取れた初体験であることに
間違いはなく、山神から発する妻への興奮が悶々と私に伝わってきました。
そしてそれは、妻にしても同様で、酔ってスケベ丸出しになる事は、私から充分すぎる
程、学習してきていて、ですから山神が私の家で酔いが回ってからの妻への
視線は、私と同じ解釈をしてきていました。
それが、駐車場での痴漢行為に続けてテント設営での山神の勃起は、山神が、
あきらかに自分を性欲の対象と見ていることを察知することになり、
もしかすると、車中からそれを感じ取り始めていて、過去の回想や、その
解釈の訂正は私よりも急速に行われていたかも知れません。
車中で感じ始めて、花火大会ですぐ隣に移ってきた山神の気配を感じ取った時、
つまり、私よりもワンテンポ早く事は進行していたのかも知れません。
とはいえ、妻にそんな覚悟が急速に出来るはずもなく、山神の行為は妻の覚悟に
勝って行われていきました。
少しの間、妻の体温を感じて、自分の体温も高めていた山神はまずは自由になっている
左手を妻の尻に近ずけていきました。
触ろうとする妻の尻と、妻の顔(顔をそむけて見えませんが)を交互に見ながら
慎重に手を近ずけていきました。妻の尻ギリギリに手が近ずくと、山神は手を止め、
妻の顔の方をジッとみました。そしてそのままの視線で手が、妻の尻にさわりました。
妻にしてみれば、さわられる事は覚悟していても、いきなり尻をさわられるとは
思わず別の場所を予測していたのか、タイミングが思ったより早かったのか、
尻をさわられた瞬間、ギクッと体が動いてしまいました。
妻がいきなり反応した事で、山神はその瞬間に手を離しました。離した手がそのまま
動かなくなりました。ヤバイと思ったのかゆっくり姿勢を仰向けにもどしました。
2、3分そのまま上を向いたままでいました。
私は限界かとふと思い、ガッカリしかけましたが、山神はそっと起き上がると
テントの反対側に行きました。
荷物の中から何か取り出していました。
そして取り出したものを何かをしていますが見えないので私は反対側に回りました。
覗くと、山神はスキンを一物にかぶせようとしていました。
私は一瞬ギョッとしましたが、すぐに理解できました。
私はティッシュ派、山神は爆発の瞬間、漏れないように気ずかうのがわずらわしい
からスキンを使ってしまう事が多いのは知っていました。
山神の一物は恐ろしいほどいきり立っていました。
私が名付けたニセ巨根!普通サイズで先っぽだけがちょっと立派な為に、
女性は挿入されるとデカイと勘違いされる事もあると自慢(?)の一物。
妻の寝姿を見ながらすませようとしたのかと思いました。
案の定、装着すると、まずは妻のそばに四つん這いになって、妻の太ももや
尻や胸をながめていました。
それから顔を、妻の体のあちこちにギリギリに近ずけていました。
それから大胆にパンツまでおろすと一物をしごき始めました。
まもなく山神の視線が妻の胸のあたりに止まり、しごいていた手を止め離しました。
山神はゆっくり妻の背中ギリギリに右手をつくと妻におおいかぶさるように
していきました。こんな格好で妻がまた何か反応したらどうするのかと思いましたが、
山神の左手は妻の胸に近ずいていきました。
胸に触れるか触れないかで少し離し、それからかすかに触れたようでした。
妻の反応を確かめるようにそのままにしていましたが、反応しない事で、
かすかにふれた手を、少しずつ手を押し付けていきました。
初めてノーブラに気ずいたのか、山神の口が開いてイッキに興奮顔に
なっていきました。支えていた右手を離して妻にギリギリに近ずき右手で
一物を握り締め、また妻の胸に手を押し付けていきました。
妻が目覚めない(?)ので、山神の手は大胆に妻の胸をつかむように
していきました。柔らかいボリュームに興奮がイッキに高まってしまったのか
山神は一物を激しくしごき始めました。
山神から見えない妻のふくらはぎから足の指までは、力が入りっぱなしになっていて、
山神は気ずかないのか、髪の間からわずかに見える妻の耳が真っ赤になっていました。
山神は興奮で用心モードが壊れ始めました。
つかんだ妻の乳房をわずかに揉むような事をはじめてしまいました。
山神は、イザとなったら寝たふりでごまかせるとでも思うようになって
しまったのか、今度は生で触る衝動が抑えられなくなったらしく、
胸から放した手をシャツの下から手を入れようとしました。
しかし妻の腕があって手がはいらず、偶然見えた妻の真っ白い腹をさわっていました。
そうしながら、山神は今度は妻の太ももをじっと見つめはじめました。
山神は妻の下半身のほうにゆっくり移動していきました。
そして妻の半分はみ出した太ももや少し突き出したようになっている尻のあたりを
みていました。
下半身に移って、少しは用心モードが回復しはじめたか、妻の反応に用心するように、
妻の、上になって少し前に落とした左の太ももに、両手を近ずけはじめました。
山神は妻の太ももの前と後ろの部分を両手でさわりました。少しそのままに
感触を味わっていましたが、ナイロン生地のゆるいキュロットをみていましたが、
すそをつかんで、少しずつ妻の反応をみながらまくっていきました。
ツルツルの生地は簡単にめくれてしまいました。
しかし、山神の手はふるえてきていました。太ももがどんどんみえてきて、
付け根ギリギリまでまくられてしまいました。山神は口をあけてさらけだされた
妻のけっして細くない太ももを見ていましたが、つい欲を出して、ギリギリの
キュロットを持ち上げて尻を覗き込むようにしました。
その時、パンティを覗かれた妻が耐え切れないかのように腰を少し動かしました。
山神は驚いて手を放しました。やりすぎた事を後悔したか、呆然と妻を
みていました。
それでもむき出しにした太ももに目線がいくと、フィニッシュにはいろうとしてか、
その太ももを見ながら激しくしごき始めました。絶頂が近ずいたか、山神は
たまらんとばかりに、太ももの尻ギリギリのところに口をあてていきました。
うめくような声が山神から漏れはじめていて、山神の口が妻の尻ギリギリに
吸い付いた時、妻のシャツを抑えることになってしまっていた腕が上にあがりました。
山神は妻の動きに驚いて口を離しましたが、その姿にしごいた手を止めました。
私からすると、きわどいところを責められはじめて、生の乳房をさわらせるから
それでおわらせてと言っているようにも見えました。
山神も同じく解釈したのか、息を荒げながら妻の乳房に近ずいていきました。
妻の腕の動きに気ずいた山神は、動きがとまり、妻の上半身のほうをみました。
妻が、ゆっくり腕をあげていったのを、私からはよく見えましたが、
山神は妻の太ももに吸い付いていて、妻の上半身を見たときには、すでに
動きは止まっていました。
その姿は妻の悶えの始まりと、とれないこともなく、
山神にしても、一瞬の間でしたが、その解釈を探ったのだと思います。
ゆっくりとした妻の腕の動きを見ていて、私は、妻のある意思を感じました。
この時点では下半身を責め始めた山神に、フィニッシュに近い事がわからなかった妻が、
パンティの方に侵入してくる事を恐れて、生の乳房をさわらせる事で許して欲しいと
言っているように思いました。
悶えとか、乳房もさわって欲しいというような、積極的な誘いにはみえませんでした。
山神がどう判断したかはわかりませんでしたが、もう我慢の限界である事はわかりました。
うなるようなウメキを漏らしながら妻の太ももに吸い付いてしまった山神にとっては、
先ほど叶わなかった妻の胸のふくらみにふれる事を拒んだ腕が開放されていて、
たまらずすり寄っていったというところでしょうか。
このキャンプ場での出来事は、後に山神と妻をだましていく流れで、
私が覗いていたという告白が好都合の材料となる事は無く、むしろ
ブレーキになりかねないように思えた為に、今でも2人にとっては
2人だけの秘密になっています。
山神は、もう気配を消す努力ができなくなっていて、膝をシートにこすり付けながら
妻の腰のあたりに来ると、まるで倒れ込む様に右手を妻の背中の後ろあたりにつきました。
そしてまるで妻に覆いかぶさる様に、左手を妻の前につきました。
それから山神は妻の伏せた顔をジッとみつめていました。
それから視線を妻の胸に移し、さっきのイタズラで捲れたシャツからはみ出た白い腹を
見ながら、シャツの下に手を入れていきました。
しかしこの時になって、山神の支える手も妻のシャツの中に入れようとしている手も
みるみるふるえてきて、手が先に進みませんでした。
呆れるほど山神の息も荒くなってきて、山神は入れていく手を開いたり握ったりしていました。
やがて小刻みに震えたまま妻のシャツの中に入れていった山神の左手は、スムーズに侵入
していくことが出来ず、ザッ、ザッ、とまるで分解写真のように、乳房までのたった
10数センチを何度も手が止まりながら進んでいきました。
そして山神は、妻の胸ギリギリにくると、そのふくらみを避けるように
手の甲でシャツを押し広げながら、胸のふくらみの一番大きなところまで手を進ませました。
山神の手の甲で広げられたシャツが小刻みに震えていました。
そしてシャツの震えが止まったことで、山神の手が妻の乳房にふれていった事がわかり、
すぐ次の瞬間に、妻の尻と太ももに力がはいり、妻の尻の形が変わった事で、
乳房が触れられた事を知りました。
山神は「ハーッ」と、ため息をもらしました。
少し手は動かず、その触れた乳房を味わっているようでした。
それからシャツが微妙に揺れ動きはじめました。乳房が静かに揉まれはじまったようでした。
妻の柔らかい感触に股間がうずいたか、「オオッ!オオッ!」っと声をもらしながら
乳房をもんでいました。
妻は耐えかねるように顔をギリギリに下に向けていきました。そんな妻の恥じらいの姿が、
もう、今の山神には興奮材料となってしまったのか、シャツの揺れがあからさまに
大きくなってきて、激しく自由に胸を揉まれる妻の姿を見ていた時に、私が先に絶頂を
むかえ、バラッ、バラッとテントに向かって放出してしまいました。
卑猥さで頭が壊れた私はワザとテントに向かって放出しました。
それからすぐに山神も絶頂をむかえ、ギリギリ最後のチャンスと思ったか、
生の乳房を見ようとして支えに使っていた右手でいきなり妻のシャツをめくろうとしました。
そこまでは覚悟できなかったか、あわてて妻は腕を下げようとしましたが乳房を揉んでいる
山神の手に当たったところで妻の手は止まり、それ以上の抵抗はしませんでした。
爆発寸前の山神は手をあわてて引くような理性はもう無くなっていました。
妻のシャツを強引にめくり、うまく乳房を露出するところまで捲れない事が
わかると、揉んでいた手も使ってシャツの両脇を持ちザッと乱暴に引き上げました。
妻はとっさに体を下に向けようとしましたが動く力が中途半端でした。
それでも乳房が露出せず、山神はシャツの前だけをサッと引き上げると、
妻の白い乳房がブルンと揺れながらあらわれました。
「オオオッ」とうめきながら山神は露出した乳房をつかみました。
山神はその行為で限界がきました。
妻は露出した乳房をつかまれて、腰がキュンと力がはいって尻を突き出すようにそらせました。
両手を妻の胸から離さない山神の放出は、一物をとっさに突き出た妻の尻に押し付けました。
尻に山神の一物を感じた妻の尻は前に逃げましたが、アテガイを求める山神の一物は
腰を突き出して又妻の尻に密着しました。
突き出しをやめた妻の尻のボリュームが心地よかったか、
山神は「アアッ!」と最後の放出を妻の尻に向けてはじめました。
ドクドクと山神が放出する瞬間、既に放出を終えた私に、次の瞬間に
ありえない興奮が私を襲いました。
妻の尻に密着して、一物をこすりつける様にしてドクドクと放出が始まった時、
妻の腰が、確かに、動きました。
まるで、放出を助けるように尻を何度か突き出して、山神の一物を刺激しました。
山神の放出が落ち着き始めると、今度はゆっくりと3度尻を突き出して、
妻の腰は止まりました。
山神はいつの間にか両手を乳房から放して妻の尻を横からつかんで
尻の動きをみていました。
私はこの光景が信じられずに入り口の足元の方にまわりました。
妻の尻と山神の股間はまだ密着していて、
やはり、間違いなく、妻の尻は山神の股間に突き出されていました。
私の頭の中で何度も何度も今の、妻が腰を使った場面が繰り返されていました。
やがて山神は腰を離すと、妻を抱こうとして横になって手をまわしました。
しかし妻はすぐに前に体をずらして避けました。
山神はショックと驚きの様子でそのまま動けなくなりました。
少しして山神は目一杯暗い表情で反対側に移り、一物を処理して横になりました。
互いに背をむけて、いっきに暗い空気におおわれました。
私はちょっとテントから離れて川のほうをむいて座り込みました。
私までトーンダウンしてしまいました。
しかしやはり映像が次々に襲ってきて、またすぐに次への可能性を感じて
元気になってきました。
周りのテントはまだ静かでしたが、この時になって、初めて林の方からの
人の声に気ずきました。
やがて妻の目覚ましの音がなりました。低血で朝がつらい妻は携帯では
なかなか起きれず、いつも使っている鋭い目覚まし音が聞こえました。
私は川側(頭側)から覗きました。
妻は目覚ましをじっと見ていました。
山神は背をむけて動きませんでした。
妻はゆっくり立ち上がると、チラッと山神をみてテントを出ました。
山神は妻が出たのを確かめると、あーっ!と背伸びをして何かを考えている
ようでした。
私は戻るのをまたもや遅れてしまいました。
こちらのテントの影から覗くと、妻は道の駅に向かって河原を歩き出していました。
何故か河原の石によろけながら歩いていく妻がたまらなくいとおしくなって、
ついて行きたくなりましたが、テントにもどりました。
目覚ましが外に置いてあって、微妙な位置にあり、中を覗いたかどうかを判断
出来なかったので、しかたなく私も道の駅に行って小芝居をうたなくてはなりませんでした。
妻はトイレに入っていきました。
出てきたときに自販機に小銭を入れました。
「おーい、起きたのか、よく頑張れたなー」
「あ、起きてたの?」妻は私を見て目を丸くしてしました。
「ああ、目覚ましで俺も起きちゃったよ、バッグ手に入れたな」
妻を突付いて、ふざけて知らんぷりをしようとしました。
「うん」
妻は元気のない様子を隠そうとはせず、次の展開を期待する自分としては、
告白される事はきわめて不都合で、
「いくら耳栓でもつらかったろう、少し休めよ、起こさないからさ、バーベキュー
は俺達が準備するからさ、しかしなー、気持ちいいよなー、こういうとこの朝はさー」
と、妻に告白されるのを心配してしゃべり続けました。
妻は「うん」と返事するだけでしたが、いつのまにか私の腕にからみついてきて
片手で私の手を握ってきました。
それでも私は心配で、オチャラケ様として
「もう一回やるか?!」と言うと、
妻は立ち止まってしまい、シマッタ!マズカッタか?!とひるみましたが、
クスッと笑うと、余計に腕をからませてきて、
「欲しいの?」と意外な事を言いました。胸のふくらみがギュッと伝わってきて、
早くも勃起してしまいました。
テントに戻ると、妻が向こうを向いて脱ぎはじめました。
「向こうむいて」私が横になって見ているのが何故か知られて、
それでも覗いていると濡れているはずのパンティをバッグにいれました。
妻のヌードがひと際美しくみえて、たまらず抱き寄せましたが、濡れきった筈の
妻の股間に手を伸ばそうとした時、
「汚いからダメ」と、拒否されました。
自分のがデカクなってしまったのか、妻の女の目覚めのせいか、昨夜もそうでしたが
さらにマッタルク妻の襞がからみついてきて、
「早めに言って」
「口でいいのか」
妻はうなずきました。
私は異常興奮ですぐに限界になりました。
妻はグイグイと吸い込んでくれました。今度はウガイもせずにタオルケットを
かけて私にしがみついて寝てしまいました。
娘がいてマズイよというと、なおさらしがみついてきました。
「パパー!パパってばー!」と娘に起こされました。もう11時近くになっていました。
妻は離れて寝ていました。
娘は夕食を摂らずに寝てしまったので、もう我慢できないと言い、
まずは車に乗せてコンビニで簡単な食事代わりのものを買って食べさせながら、
バーベキューの準備を始めました。
いやでも昨夜と今朝の光景が頭に浮かんできて、次々に妄想がわき、不思議と体中が元気でした。
なかなか二人は起きてきませんでした。ある覚悟ができずには起きれないだろうと、
わざと呼びには行きませんでした。
昨夜の雨の中でのテントの設営で、疲れているからと娘にも起こさないように
言いました。
しかしバーベキューの準備も終わってしまい、娘も待ちきれなくなってきたので、
まずは、妻を起こす事にしました。
3人でいる時と、山神があらわれてからの妻の様子の変化が見たかったからです。
今朝の私との性交で、山神がまだ起きてこない事を言えば、起きてくるだろうと
思いました。
テントに歩いていく途中、ふと、今朝の妻が腕をあげた場面が頭に浮かび、
何故か別の解釈がうまれてきました。
太ももを吸われて、パンティに山神の欲望が及ぶのを恐れて乳房を許したのではなく、
男の(といっても私だけですが)高まりやフィニッシュをいつも感じ取ろうとする
妻が、山神の高まりや頂点が近いことは、あの特殊な場面で、集中力が異常に
高まっていた筈の妻に感じ取れなかったとは考えにくく、山神の最後の瞬間に
乳房を許してあげようとしたのではないかという思いが湧いてきました。
そして、この解釈の方が、自分的にはさらに興奮を呼び、先を望む私としては、
この解釈が、後に妻を騙す重要なポイントになっていきました。
妻を起こしにテントに行こうとしましたが、娘が先にテントに入って
起こしてしまいました。
何気に山神がまだ起きていない事がわかるようなセリフを考えていたのですが、
ストレートな娘の起こし方に、やはり妻は「もう少し寝かせて」と言って
起きようとしませんでした。
娘が騒ぐので仕方なく先に二人でバーベキューを始めてしまいました。
だんだん川に行く人たちが増えてきてにぎやかになってきていました。
その中にカヌー教室の小集団がやってきて、そばを通って川辺に行き、
大きな声で先生らしき男が説明し始めました。
「ヤマガミ、持ってきていないよね」
娘はカヌーやモトクロスの男集団に幼い頃から接していて、妻がいやがる
男言葉が多く、山神の事も呼び捨てで、山神も喜んで可愛がるので
いつの間にかヤマガミとか私が呼ぶヤマとか呼ぶようになってしまいました。
カヌーの話が聞こえて起きる気になったか、山神が先に起きてきました。
少し眠れたらしく、寝ぼけ顔で出てきました。
「ゴムボートならもってきたぞ」
「ほんとにー?やったぜ!早く早く、ヤマガミも食べちゃいなよ、パパ、ママまだ
起こしちゃダメかな」
娘の何も知らない子供世界が、山神と私を救いました。
実をいえば、私も顔を合わす恐さが全くないわけではなく、
いつもなら、娘が調子ズイテ、言葉が乱暴になってくるのをだんだん
二人でたしなめるのですが、山神も私も娘に調子を合わせて無理に
盛り上げていました。
娘は急いで食べ終えると、早速ボートを用意しようとしました。
「俺がやるから、ヤマゆっくり食べてろよ」
「そうか、悪いな」
山神はまだ純情青年のような壁をつくっていました。
「なんだよー、手で空気入れるのー」
「あー、あれ壊れちゃったんだ、やっぱり俺やろうか」
「あ、いいからいいから、食べてろよ、おい、おまえそんな事言うなら
おまえだけ残すからな、それに手じゃない、足だ足!」
そんなやりとりをしている時に、妻がテントから出てきました。
「あ、ママー、ヤマガミさん、これもってきたんだって、早く食べて遊ぼうよー」
妻は男言葉をキツク叱るので、娘の態度がいつもの如く急変したので
私も山神も笑い出しました。
「〇〇ちゃん、また変な言葉使っていたでしょう、聞こえたわよ」
「あーん、違うの、パパとヤマガミにあわせていただけなの、ごめんなさい」
私と山神で娘を追いかけるうちに雰囲気がイッキになごんでしまいました。
もっと、緊張感に満ちた朝の出会いを期待していたのですが、現実は
こんなものかとあきらめる他はありませんでした。
しかし、妻の、
「おはようございます」という、山神への挨拶は、少しハニカム様に、
いままでの山神への態度とは、やはり明らかに違い、そして、そこに
「あ、おはようございます」という、わざとブッキラボウにいう山神、
そしてそれに、軽く苦笑いのような表情をみせた妻、そのやりとりが、
二人だけの秘密を遂に持ってしまった事実を如実に私に見せつけて、
こんなに目の前で興奮する嫉妬を感じたのは初めてで、いっきに
興奮に酔ってしまいました。
私の欲求にも2度も答えながら、今、山神の前に姿をあらわして、
山神の欲求のために生の乳房をさわらせて、山神の射精を尻の弾力で受け止めた妻が、
いよいよ私の前で山神に対面して、私の前で見せた山神への表情が、何ともいえない
女としての魅力を発散していて、想像とは違いましたが期待以上の妻の仕草でした。
その時、娘がドキッとするような事をいいました。
「パパー、これどうやるのー?早く空気いれようよー、
ヤマガミー!ママに食べさせてやってよー、用意しちゃうからさー」
普通のセリフですが、山神と妻を慌てさせるのには充分でした。
娘まで私に協力しているような変な展開。
娘は、さらに
「ヤマガミー、ママ疲れてるんだから頼むよー!」
親孝行の言葉がとんでもない事を言っている様に聞こえるおかしな感覚!
昨夜から、見えない力が俄然3人のイケナイ道をグングン引きずってくれて
いるようでした。
二人は娘の言葉に、気の毒なほどに慌てていました。これじゃ、私が
何も知らなくてもバレテしまいそうな二人の様子。
しかしこの如何にもイケナイ道には不似合いな二人が、私をさらに興奮
させてしまいます。
娘と交代でポンプを踏んでいましたが、娘が踏む間に盗み見る二人は
まるで、はにかみ、緊張するお見合いのカップルのようでした。
今までの、身についた自然なお互いへの仕草を演じようとする二人ですが、
言葉も、仕草も堅さや恥ずかしさが隠し切れず、
「何を食べますか?」と聞いた山神に、
いくらなんでも同じものを串刺しにしたものを並べてあるだけの状態で、
妻も私も娘も一瞬キョトンとしてしまい、
「ったく、ヤマガミ酒飲みすぎだよ、の・み・す・ぎー!」
娘の気の利いた突っ込みに爆笑で山神が救われましたが、
笑いながら山神を見る妻が、自分同様、昨夜から今朝にかけての妻へのイタズラで
山神が緊張しているのをわかっていて、ほほえましく笑う妻に、イタズラを
許して受け止めているような気がして、思わず勃起するところでした。
ボートが完成して、娘が妻の横に座りました。妻が持った串に残った肉を
甘えて抱きつきながらカジリツイテいましたが、私が山神の横にすわって
私を目の前にすると、何か妻にギクッと緊張が走ったような気がしました。
山神との微妙な空間に夫が入ったことで反応したことが伝わり、
ついジッと妻の何故か美しく見える横顔を見つめてしまいました。
「あれ?ママどうして赤くなっちゃったのー?お顔赤いよー?」
「いいから!早く食べちゃいなさい」
困った様子がまたたまらなく!
「パパがジッと見てるんだもん」
といきなり妻が言ったので少々ビックリし、
「えー?どうしてさー、パパに見られてどうして恥ずかしいのー?」
「好きだからさ」
突然の山神の言葉に、私は驚き、妻は一瞬山神をキョトンと見て、
娘が
「ヤマガミさー」
「なに?」
「飲みすぎだって、間違いなく!」
爆笑で終わってしまいましたが。
妻と娘が食器を洗いに行きました。
私達の目線の方に妻の歩いていく姿があって、見ている山神を少し体を後ろに
反らして見ていましたが、ふと山神の妻への想いがわかったような気がしました。
私はそれよりも、今朝からはいているピッタリとしたジーンズが、尻の形を
ハッキリと教えていて、歩いて動く尻がたまらなくいやらしく感じ、
おそらくは山神も今朝のキュロットから覗いたパンティや、一物で感じ取った
感触も思い出しているだろうなと思うとマタマタたまらず興奮してきました。
ボートに乗ることになり、4人が乗れないこともないのですが、
「俺、テントかたずけるから3人で行ってこいよ」
と、当然ながらキャンセルしました。
1本のオールを山神が握り、左側は娘が占領しました。
妻は二人の方を向いて前に座りました。
大人ならけっこう密着するので
「おーい!お前じゃむりだろー、向こうに行くまでママに漕いでもらえよー!」
「いいから黙ってて!」
娘に夢をこわされてしまいました。
娘がうまく漕げなくてグルグルまわっている間、
妻は乗り込む時に濡れたジーンズを捲くっていました。
山神の前で現れた、たとえ膝下までの素肌とはいえ、私はドキッ!としました。
広い川で、ユッタリとした流れとはいえ、川のカーブで流れのヨドム場所に
ボートが点在していて、おそらくはそこまで連れて行くのだろうと思い、
見える鉄橋の向こうまで娘のやる気が続く筈はなく、私は急いでまずは
山神のテントをこわし始めました。
シーツを目にしたとき、まだ生々しい雰囲気が残っていて、妻が使った
タオルケットはまだ残っていました。
妻が山神のテントから出るときに妻の足元にあった事がわかって、
山神が剥いだのか、妻が体を見せるために自分で剥いだのかは
わかりませんでしたが、そのタオルケットは山神の寝ていたところに
ありました。
変に長く丸まっていて、妻の香りをかぎながら、抱き枕にでも
したようにみえて、つい、山神がスキンを捨てたゴミ袋
を見てしまいました。奥に大量のザーメンが入ったものと、もう一つ、
ティッシュを介して上に、あきらかに少量のものがありました。
あの後、治まりきれない興奮で、妻と性交する妄想で射精した事は
あきらかでした。私はまたもやあの光景の興奮がよみがえってしまいました。
私まで残りのスキンを使いたくなってしまいましたが、ボートの様子が
気になってそれは出来ず、作業を急ぎました。
かなり乱暴にすませ、二つ目にかかるころ、案の定、娘がギブアップしたようでした。
かなりゆるい流れとはいえ、逆らって漕ぎ続けられる筈はありませんでした。
交代は娘が四つん這いで正面に行き、妻が山神に片腕を支えられて
横にすわりました。私は自分のテントを猛烈に乱暴にたたんで車に運びました。
予想していた通り、二人が密着した光景は私を興奮させました。
テーブルセットだけを残して、道の駅から鉄橋まで少し急いで歩いていきました。
橋の下に近ずいてきたところでした。
やはり、幅のせまいボートで、大人二人はかなり密着していました。
妻の尻が横にはみ出たところに山神の尻が触れていて、
動かす腕が時々触れ合っていました。
妻の体を感じる山神の快感が伝わってきました。
鉄橋の下にさしかかる時、娘が上を見上げたのであわてて覗くのをやめて
反対側に移りました。
見ると、川岸にテントが点在していました。
トイレや水道や店が遠いので、1度も使った事のない場所でしたが、
かなり空いていて車の置く場所を選べそうでした。
私は急いで車に戻り、その川岸に行きました。
流れのヨドム場所からは反対側になってしまいますが、まさか目の前で私を
意識されてもつまらないのでかえって好都合でした。
少し樹の陰になる所に車を止めて川辺に歩いていきました。
3人とも楽しんでいて、こっちの岸など意識していない様子でした。
多少距離はありましたが遠視気味の私には3人の様子をおしはかるのは
容易でした。
他のボートにぶつからないように娘が騒いでいるようでした。
ヨドミにくると、又娘が交代する要求をしているようでした。
娘が妻の前に移って、妻は四つん這いになって山神の前に移りました。
四つん這いで大きくなった妻の柔らかい尻が山神の目の前にありました。
山神の目線は自然にそうなるのでしょうが妻の尻を凝視していました。
キュロットと違い、短パンでもありませんが、尻の形や、そのすき間の股間まで、
そのアリカを目にしていることはよくわかりました。
妻が前にすわるまで、娘が手を持ってほしいと目の前に差し出しているのを
気ずけないほどになっていました。
「ヤマガミー!」娘の声がハッキリと聞こえました。
山神のハッとした様子を妻がジッとみていました。
しばらくヨドミで娘が飽きるまで遊んでいました。
また妻が山神の横に来る時、山神は両手で妻の両手をしっかり握っていました。
手が邪魔になるのではないかと思うほど、ギリギリまで妻の手を握っていました。
山神の、肉欲だけではない想いも感じました。
下りは速い事に気ずいてあわてて車に乗り込みました。
置いておいた場所になるべく同じ場所になるように車を止め、急いで鉄橋に
向かいました。
3人はまだヨドミにいました。方向を変えるのに妻にアドバイスしながら
他のボートを避けていました。途中、山神が思うように動かそうとしてか、
妻のオールもつかみました。教えようともしていたのか、妻の手の上から
オールを握っていました。
恥ずかしげな妻の様子がわかりました。漕ぐ時に、胸にきわどいところに
あたっているようにみえました。
方向が定まって、下ってきました。妻のオールを握った時からか、ひどく
山神の体が妻の方に寄っていて、妻が窮屈そうに見えるほど大胆に密着していました。
広げ気味の太ももが妻の閉じた太ももに密着していて、ひどく不自然な様子を
娘が発見して何か言い出すんじゃないかとヒヤヒヤしました。しかし下りで
スムーズに流れていく景色を楽しんでいるようで、二人の密着は知られずに
すんだようでした。
川岸で3人を迎えると、山岸は妻から離れていました。やはり山神の体の密着に
妻の頬は火照っていました。
娘を下ろして妻の手をとると、妻の手はジワッと濡れていました。
なんともいえない火照りをからだからも、潤んだような目からも感じて
少し驚きました。山神の肉体を又感じてしまったかと、私の体まで、
熱くなってしまいました。
鎮めはじめるのが遅かったか、かがんで降りる山神の股間はまだ治まりきって
いませんでした。
帰りの車中は意外にも妻が助手席にいち早く座ってしまいました。
娘は散々抗議していましたが、ボートでの妻の体への密着をこころよく
思わなかったと解釈したのか、山神はあからさまに落ち込んだ表情になりました。
私も最初はそう思いましたが、車中で山神に手を出されたときに私に発見される
のを恐れての行為ではないかと、私らしからぬ積極思考にはしっていました。
勿論、山神の性的な責めに、揺れ動く妻の心情を想像すると、最高に興奮してきました。
途中、ガソリンスタンドで妻と娘がトイレに行った時、走って戻ってきた娘が
助手席に座ってしまいました。
戻った妻は驚いて、ちょっと躊躇していましたが、あきらめた様に後ろに
すわりました。
それからは妻はドアにもたれて眠って(?)しまいました。
万が一を期待して、ルームミラーを下げて二人の間に山神の手が出てこないかと
ワクワクしましたが、ついに何も起こらず、私の目を二人は恐れているんだと
これまた積極思考で帰途に着きました。
家に帰り、二日、三日と経つうちに、どんどん日常の感覚が戻ってきて、
親友に妻を犯させる計画も、休み明けの調子の出ない仕事のストレスで、
余裕がなく、まずは中断させられていました。
キャンプ場での淫らな進行があまりに順調すぎて、少し油断もありました。
約1週間が経過して、ようやく仕事も調子が戻ってきて少し頭にゆとりが出てきた
頃、仕事が終えて帰り支度をしていた時に、ふと妻を寝取らせる事が
頭によぎりましたが、ひどく現実離れした計画で(具体策は思いついていません
でしたが)ハードルがひどく高く見えて、少しあせりました。
いつの間にか、頭の中がまるでキャンプ場に行く前の感覚になっていて、
キャンプ場での出来事が、ひどく遠い記憶のような気がしました。
仕事がオックウでなくなった代わりに、妻を犯させる事がひどく
大変な事に思えてしまいました。
しかし帰り道、私はニュートラルでも、当事者の二人はそんな筈は無いはずだ
と自分を励ましました。
家に帰り、妻を見たとき、私のスイッチが又入れられた事がわかりました。
妻の動きに、キッチンの後姿に、妻の肉体を生々しく感じてきて、どんどんと
キャンプ場での興奮が鮮明によみがえってきました。
遅まきながら、妻は今、キャンプ場の記憶をどう思っているんだろうか、
山神の事を今、どう思っているんだろうかと、考えて始めました。
見た目は全く何事も無かったかのような普段の妻に戻っていました。
キャンプ場から帰った夜のセックスは私だけでなく、妻もいつもの妻では
ありませんでした。濡れ方も反応も付き合い始めてから、特に子供を
産んでからドンドン性感がアップしてはきましたが、バックでも正常位でも
あんなに腰を使った妻は初めてで、驚く程の変化をみせました。
キャンプ場で次々と実現する追い風に加えて、これはすぐにでも妻は堕ちそうだと、
ますます油断してしまった事は事実でした。
しかしこの1週間ストレスで夜、妻に迫ることもなく過ぎてしまいましたから、
そういう変化もわかりませんでした。
山神にしても、私と同じく仕事は休日の為にある人種ですから、おそらくは
最低のテンションで、何の連絡もありませんでした。
早速その夜、妻に迫りましたが生理が始まっていて拒否されてしまいました。
急に逆風がやってきた様な気がして、落ち込み、アセリました。
生理中の妻にアプローチする手段が見当たらない私は、やはり、山神を
その気にさせる方が早道かと思いはじめました。
キャンプ場の延長で、少し妻に多く酒を飲ませて、リビングでそのまま
寝かせ、酔った山神はいつも隣の和室で寝ていく筈だから、私はかなり
酔ったフリをして、2階の寝室に行く。そして密かに覗く。
かなり成功しそうに思えて、週末に山神を家に呼ぼうとしました。
私は少々焦っていました。数少ない経験から、女性は男よりも、遥かに上手に
過去の経験を整理出来てしまうと私は信じていて、モタモタしていると、
妻の心に“キャンプ場でのエッチな思い出、今は貞淑な妻”のタイトルを
付けた引き出しに入れられそうな気がして、まして、今の束縛の多い日常の
環境は“常識”をいやおう無く意識させられて、それが妻に悪影響(?)を
及ぼす事が恐くもありました。
当時の私はもう、山神に妻が体内を貫かれる姿態を何が何でも見てみたい
という衝動が抑えられなくなっていました。
もし山神が妻のパンティを下ろす場面が保障されるなら、おそらくは
何でも出来るような気持ちでした。もう、間違いなく私だけはリセット不能
に陥っていました。
考えてみれば事の発端は山神のイタズラ、受け身の妻をそそのかすよりも、
山神をその気にさせるほうが理に叶っているかもなと自分なりに納得したりしていました。
しかし、山神から返ってきたメールは、外で遊ぼうかという返事でした。
ふと、キャンプ場でテント内で夕食のために妻を呼ぼうとした時に、
まずは二人で飲もうかと言った時の山神を思い出しました。
私はまた道が開けてきそうな甘い期待で約束の居酒屋に向かいました。
会話はいつものように弾みに弾んだのですが、事キャンプ場の話に
なると、山神は明らかに話を変えようとしました。
ふと、反省されたら困ると思った私は、嘘をつきました。
「あ〜あ!しっかし楽しかったなー、娘もそうなんだけどさー、
怜子なんか、また同じメンバーで行きたいって毎日言ってるんだぜ?」
「同じメンバーって・・怜子さんがか?」
山神が反応しました。
「ああ、あれから、ホントにあいつ機嫌が良くてさー、初めてじゃないかなー、
あんなにうれしそうな怜子見るのは・・よっぽど楽しかったみたいだぜ?
よかったよ、俺もなんかうれしくなっちゃうよ」
「そんなにか?!」
山神は少し驚いたような表情をみせました。
「ああ、だから今夜もあの時の話をしたかったんじゃないのかなー、
『酔っ払ったら帰れないから』って、いつもの下の和室掃除してたから、
『ああ、今夜は外で会うからいいよ』って言ったらガッカリしてたみたいだ」
山神は驚いたような様子でした。
ヤバッ!少し言い過ぎた!と思いましたが、山神はまんざらでもない様子で、
もしかしたら、山神が、イタズラを妻が私にチクルんじゃないかと心配している
のではないかという気がかりもあったので、どこかでこのブレーキになりかねない
気持ちを取り除かねばという思いもあって、言い始めたセリフだったのですが
途中から少し興奮してきて言い過ぎてしまいました。
それでも「二人で計画を練って、おまえ、妻を犯してくれないか」とはついに言えず、
この日はこの収穫で我慢することにしました。
しかし2度目も3度目も同じような展開で、あれほど気軽にしょっちゅう
家にやってきた山神が、居酒屋デートしか応じてくれず、いつの間にか
1ヶ月も二人を会わせる事さえできずにいました。
その間に、興奮のやり所の無い私は24時間営業のエッチショップで、
中古の夫婦交際本を次々に買い漁って(ビニール包装で立ち読みが出来ず)、
いろんな寝取らせ成功談の知識だけは増えていきました。
一度、妻とエッチする前に、先に風呂から出た私は、わざとその本を
読んで待っていた事がありました。
寝室に妻が入って来ても、わざと本に熱中しているフリをしていました。
「何読んでるの?」
「アッ!だめだ、これ会社の奴が貸してくれた本だけど、スッゲー本だから
お前には見せられない」
「え〜!何ョそれー!見せてよー!」
少しふざけて隠すフリをしてから見せましたが、
「ヤダ!・・なにこれー、変態じゃなーい・・パパ、まさか」
それからキツーイ!お叱りを受けて、これも体験談の中に載っている
マニュアルみたいなものですが、この時の私には半年や1年もかけて説得
出来るような心境にはなれませんでした。
山神が妻を意識して家に来ない事は明らかでした。
しかし今一つ理解できなかった山神の心境を知りたくていましたが、
かなり二人とも酔いがまわって私がスワッピングの話をした時に、
「仮にだよ?仮におまえが怜子を抱くっていうのはどうだ?」
「あー、それはかなり迷うだろうが、最後はあきらめるだろうな」
かなりのショックを受けた私はつい大きな声で
「なんでさー!怜子は魅力が無いってことか?!」
「バカ、そんなわけないだろう、怜子さん抱けるなら今すぐにでも抱きたいさ、
でもな、俺とお前は親友だろ?違うか?親友の奥さん抱いちまったら、
もう、お前とは親友ではいられなくなっちまうだろう、違うか?」
「俺がいいって言ってもか?」
「そうだ、お前にも奥さんにも2度と会えなくなる」
隠れてイタズラしておいて、何言ってるんだ!とは言えないので
「イタズラくらいならどうだ?」
とつい聞いてしまいましたが、その時、山神がひどく悲しそうな表情を
見せたので、ああ!シマッタ!こいつ反省しちまったのか?!
思わぬ大きな壁が立ちはだかってしまいました。
「親友の奥さんはやっぱり抱けない、お前達の顔が見られなくなる」
ありがたい友情話に、私は絶望して家に帰りました。
家に帰ると妻はシャワーを浴びていました。
絶望感で力が失せて、和室にドタッと寝てしまいました。
妻が静かに部屋に入ってきました。
「また寝ちゃったのー?風邪引くわよ」
そう言って妻が何かをかけました。
私は目をあける元気も無く、そのまま寝たふりをしていました。
妻はすぐ横に座ったようでした。
少しして私のどん底状態を察知したのか、
「どうしたの?ケンカでもしちゃったの」
と、まるで母親のように乱れた私の髪をなでていました。
とてもいい気分で、うっとりしていると、寝取らせ願望のソコジカラが
ムクムクと湧いてきて、妻を巧妙(?)にダマス知恵が沸々と湧いてきました。
ようやく、私の寝取らせの幕開けがやってきました。
妻が子供にするように私の頭を撫でるので、つい心地よくなって、
そのまま目をつぶっていました。
「けんかしちゃったの?」
「パパ最近おかしいわよー・・」
「どうしちゃったんだろうなー・・」
おかげで、キャンプ場の興奮から、仕事のストレス、また興奮の毎日と、
休まる事の無かった自分に、久しぶりにマトモに頭が働き出しました。
この時、妻が少なくともテント内で山神の射精に協力してやったのは、
興奮も勿論かもしれませんが、妻のこの優しさが、非常識といえばそれまでですが、
山神の勃起に気ずいた妻がかわいそうに思った部分もあったのかなという気がしました。
私はそれまで何とかキャンプ場と同じようにアルコールでリラックスさせた状態で
二人きりにする計画ばかりを考えていて、
それが山神が家に来たがらない事で焦っていました。
ふと、二人を無理に会わせなくても、妻の、優しさを責めてはどうかと思いました。
「ケンカじゃないんだけどさー」
私が目をつぶったまま口を開くと、妻はいったん手を止めましたが
また私の頭を撫でながら
「やっぱり何かあったの?」
「あー、それがよくわからないんだけどさー」
「どういうこと?」
「ああ、山神がさー、あ、これ山神の奥さんには内緒だぞ」
私はわざと目を開けて大事なハナシのふりをしました。
「もちろん言わないけど・・無理にいわなくても」
「いや、それが少しイライラしてきちゃってさー、ちょっと聞いてくれる?」
「べつにかまわないけど・・」
「山神がさー、」
「なに?」
「山神がさー、好きな女がいるらしいんだ」
妻の手が止まりました。
「・・・浮気してるってこと?・・」
「んー、それがなー、どうやら片思いらしいんだ」
「片思いって・・相手の人は知らないの?山神さんが好きだってこと・・」
「ああ、言えないらしいんだ」
「そりゃそうよー、奥さんいるんだから」
「んん、それは俺もそう思うんだけどさー」
「まだ何かあるの?」
「ああ、それが言わないんだよ、その女がだれなんだかさー、」
「それは山神さんだって言いたくない事だってあるでしょー」
「んー、それがさ、これだけは絶対に言えないって特別に力んでいうからさー」
「だからー、山神さんも良くない事だからいいたくないんでしょ、ちがう?」
「あー、そこなんだよ、なんかさ、『お前にだけは教えられない』ってさ、
最初確かに言ったんだよ、だから俺だけには言えないって、どういうことだ?!
って言ったのさ、カチンとくるのわかるだろ?他の友達には言えて、
俺には教えられないって、でも俺が怒ると、慌てて訂正したんだけどさ、
『いや、誰にも言えない』って事だってさ、」
「じゃあ、そういう事だったんじゃないの?」
「いや、そうじゃなかった!『あー、もしかして、奥さんのオフクロさんとか、
妹さんとか・・だろー!それはまずいだろー!』っていったらさ、
『バ〜カ!そんな事あるわけない!』ってさ、だから
『じゃー、言ってみろよー、何で悩んでて俺に言えないんだ?!』って、
言ったらスゲー真面目な顔になっちゃってさー、あんまり深刻な顔に
なったんでもう聞けなくなっちゃってさー、あ〜あ!ワッケわかんねーわ!」
妻の顔は真剣そうな顔になっていました。
もうちょっとプッシュしてみようかと思った私は、
「あ〜あ!俺にだけ言えない女って誰なんかなー?・・」
妻は戸惑う表情を一瞬みせましたが
「もう、私になんかわかるはずないでしょ、さ、お風呂入って、」
妻が立ち上がろうとしたので私は妻の腕をつかんで無理やりひきよせ
ました。
「あなた、お風呂」
無理やり口を合わせました。
それから乱暴に妻を寝かせると、妻のパジャマを脱がせはじめました。
妻は横をむいて、明らかに考え込んでいるようでした。
意識が私とのセックスに無い事はあきらかでした。妻の性感帯を刺激すれば
「アッ」と反応はしますが、高ぶってくるフリをしているのはよくわかりました。
挿入の直前になって
「アイツも・・こうやって・・好きな女に・ん!やりたいんだろうな」
妻は一瞬ですが真顔で私をみました。
ためらうように、妻は一瞬腰を少し引いてしまいました。
私は気ずかぬフリをしてイッキに突き上げました。
ためらうような喘ぎに私はひどく興奮してしまいました。
自分を想う山神に思いをめぐらせて、私とのセックスにためらうような妻に、
私はひどく興奮しました。妻がようやく私の肉棒の突き上げに負けて
高まりをみせはじめた時に、私は腰の動きを止め、肉棒を抜きました。
「アッ」目を開いた妻が私を見ました。潤み始めた妻の目を見るうち、
妻の、山神への貞操を、私が犯しているような、変な錯覚におちいりました。
「ああ、なんだか疲れちゃったみたいだから・・寝ようか」
私は行為を中断しました。
思いのほかの妻のストレートな反応に私は密かに歓喜しました。
妻は期待通り、シャワーを浴びにいきました。
いつもなら一緒に行くのですが、妻の後を追いませんでした。
性欲が高まり始めた妻を一人にすることで、性欲と共に山神についての想いを
膨らませていくのではないかと期待しました。
シャワーの音を聴いていると、妻が全裸で山神を想いながら、股間に当たる
シャワーの水圧の刺激に悶える妄想が湧いてきました。
私はもう少し妻を責めてみたくなりました。
そっと風呂にはいると、まだ私に気ずいていない妻の肉体は、これまで感じなかった
見事な迫力をみせていました。
さらに貫きたい衝動を必死に抑えて、妻に近ずきました。
私に気ずいた妻は、はにかむような表情をみせました。
やはりというか、どういう心境かはわかりませんが、山神に想いを
馳せていた事は理解できました。
私は妻の背後にまわりました。
妻は何故か恥ずかしそうに体をすくめました。
妻が、山神と私とのハザマで頭が混乱し始めているのを見て、妻を陵辱したい
妙な興奮をおぼえてムクムクと愚息が頭をもたげてきました。
背後から両手で妻の乳房の量感を味わいました。
「あなた・・」
妻はシャワーを持ったまま私の手をおさえて乳房を揉む私の手を見ていました。
私は片手を妻の陰毛に這わせていきました。
妻は体をよじらせました。拒否なのか受け入れなのかは分かりませんが、
私は陰毛に這わせていた手で強引に妻の腰を引き寄せて、
妻の尻を私の一物に密着させました。
「どうしたの・・」
私の異様な雰囲気を感じて妻は戸惑っていました。
私の頭の中は「山神に許した事を俺にもやらせろよ!」でした。
わたしは強引に妻の乳房を揉み、陰毛をかき分けて中指を滑り込ませていきました。
やがて妻は私の指をもっと受け入れようと、太ももを開きました。
しかし私はそんな妻を無視しました。
妻の下腹に手をあてて、私の一物を妻の尻の割れ目ではなく、
山神と同じように張り出した尻の肉に一物を押し当てました。
私の頭の中は、あのテント内の山神になっていました。
乳房を揉みしだきながら一物を妻の尻に感じさせました。
妻の柔らかい尻の肉に一物を沈み込ませて、腰を使い始めました。
私の淫靡な雰囲気が伝わったのか、やがて「ウーン」という喘ぎを漏らし、
妻も卑猥に尻を動かしながら押し付けてきました。
テント内の山神の一物と、私の一物を混乱させて興奮してきたように感じました。
尻肉への射精が始まると、妻はあの時と同じように小刻みに尻を突き出してきました。
山神にさせた事を私にもさせている淫らな妻と想像して、たまらず思い切り妻の尻に
押し付けながら放出していきました。
妻がシャワーを浴び直して水滴をきれいに拭き終えるまで、妻が閉めた浴室の
ドアを開けて湯船にすわり洗面所の妻を見ていました。
「やめてよ恥ずかしい」といつもの妻なら言うはずですが、妻は黙って私の視姦を
許しました。
この日から、妻に対する刺激のタイミングに最大限に注意を払い始めました。
とはいえ、正直のところ何が良くて悪いのか、男の山神ならまだしも、いかに妻とはいえ、
女の何が受け入れられて、何が引かれてしまうのかは分からない事だらけの不安が
重くのしかかってはいました。ハッキリわかるのは躊躇する時ではないと言う事だけ。
翌日は、朝も夜も、少しのぼせた様な様子でした。
しかしその又翌日になると、朝の玄関での見送りに落ち着き始めを感じ、
夕方、会社から山神に℡を入れました。
「あ、山神ー、今日何時ごろ帰れる?6時?あーよかった、それじゃさ、
突然で悪いんだけど俺今夜、突然飲み会になっちゃってさー、今朝な、
怜子にDV買って帰るように頼まれてたんだ。なんか娘がどうしても録画
したい番組があるみたいなんだけどラムがないしさ、ホント悪いんだけどさ、
帰りに買って置いてってくれない?ラムじゃなくて安いのでいいからさ」
「HDついてんだろ?」「ああ、容量一杯でさー」「そうなんだ」
「ああ、頼める奴他にいないんだよ、会社の連中は皆飲み会だからさ、
頼むよ、あ、それから直接渡してくれよな、録画間に合わなくなっちゃう
からさ、ポスト荒らしも流行ってるし」
「なんだ?ポスト荒らし〜?!」
「ああ、俺の方はな、なあ頼むよ」
「わかった、今度の飲み会倍返しな」
「ああ、何十倍でも返してやるよ、飲み放題だ、アッハッハッ、あ、それから
心配だから渡し終わったら携帯たのむわ」
今の状態では、お互いに只の手渡しごっこになりかねないと感じ、
まあそれでも妻には突然の山神の訪問だけでも、かなりいい刺激になり、
それが目的ではありましたが、その場でバレル私の嘘のせいで、
少しは会話が必要になってくる事で会う時間が稼げると思い、
多分間違いなくいつもの妻とは違う妻の様子を見て、少しでも山神のブレーキに
変化が起きてくれないかという淡い希望がありました。
仕事を終えて、山神が絶対に通過しない美術館前の公園の駐車場で、
山神の連絡を待ちました。
玄関先の会話で終わってしまうでしょうが、山神と妻がドアを閉めて抱き合っている
妄想が湧いてきて勃起する愚息をなだめていました。
7時前に携帯が鳴りました。意外に早く感じて少しガッカリしました。
「あ、今置いてきたから、じゃあな、今度倍返しの日が決まったら連絡くれ」
あっと言う間に山神は切ってしまいました。
「何だよ、奥さん頼んでないって言ってたぞ!」・・ぐらいは言うと思ったのですが、
それでも山神の声から感じる雰囲気がいつもの山神とは違って感じました。
少し手応えを感じ、上機嫌で家に帰りました。
いつも通りチャイムを鳴らしてから鍵を開けて「ただいまー」と言うと、
いつも出てくる妻が出てきませんでした。
娘だけがやって来て、「ママは?」と聞くと「あれ?ママー!パパ帰って来たよー!」
「あ、おかえりー」と、キッチンの方から妻の声がしました。
靴を脱いでいると、娘が
「早かったじゃん、あ、さっきヤマガミがきたよ、」
「あ、そうか、何か言ってたか?」
「それがさー、ママひどいんだよ!インターホンに出たらヤマガミだったから
出ようとしたらさ、宿題やってなさい!ってお顔真っ赤にして怒ったんだよ!」
「顔真っ赤にしてか?」
「そう!真っ赤!なんであんなに怒るんだろう、もう!」
私は娘の話題を無理に変えて妻を刺激しないように努めました。
急な飲み会も、早い帰宅も、DVのハナシも、山神についてまで何も妻の口から
出てきませんでした。そうとうな動揺を妻から感じて私は鼻血が出そうなほど
興奮してしまいました。
寝室で、妻を抱き寄せました。
入れた舌を妻はすぐにからめてきました。
まわした手で背中をさするだけで妻は声を漏らして、グッタリと力を抜いていきました。
パジャマの上からの愛撫で既に妻はかなりテンションをあげていきました。
この夜の妻はどこを刺激しても、体の芯から感じ取っている様な、深い喘ぎを
みせ、まるで初めての女をみるようでした。
妻の陥落が近い事を感じた私は山神に連絡して、約束した酒を
おごる日を決めました。山神の進展はあまり期待していませんでした。
それより妻の陥落に利用しようとしていました。
すぐにその週末、居酒屋でおちあいました。
「おう、この間悪かったな」
「ああ、まあ飲み放題だからいいさ」
山神からも私のDV騙しのハナシは出てきませんでした。
二人が緊張しながら会っていた事が想像されて、それだけで満足でした。
ある程度酔いがまわるまでは普通に楽しんでいました。
頭を使っていると意外に酔いがまわらなくて、好都合でした。
山神の酔いを見ながら少しずつシモネタを出していきました。
そして山神の反応を見ながら妻を所々に登場させました。
DV届けが効いたのか、この前のような避けるような反応はありませんでした。
山神の心理状態はわかりませんが、拒否反応がみえないので、
妻とのセックスについても暴露話を始めてみました。
顔が強張ったらすぐにやめようと思いましたが、山神は興味津々の様子で
聞き入ってきたので妻の性感帯や反応の仕方や、最後の逝くときの様子やらを
次々に暴露していきました。
太ももの内側からギリギリを下に入れていって尻の割れ目に手を滑らせると
必ず腰を持ち上げてしまうんだとか、乳房はたっぷりとゆっくり揉みあげると
喜ぶとか左の乳首の方が敏感だとか、乳輪をかすかに舐めあげてから
いきなり乳首を含んで吸い上げると必ず声をあげるとか、
陰毛に息をふきかけながら割れ目をわざと開いてクリを吸い上げてそのまま
舌で転がすと絶叫するとか、なるべく山神の頭に想像が膨らむように
ねちっこく教えていきました。
「どうだ、抱きたいだろ」ニヤッと笑って、アハッハッ!とごまかしましたが、
「あー、お前の奥さんじゃなかったらなー」
又しても山神はこだわります。
「友人に寝取らせるハナシはよくあるんだぜ」
「親友じゃ無理だろ」
「いや、親友だから出来るんだろ」
話せば話すほど立場の違いがハッキリしてきてしまいました。
しかし、私は妻の暴露話をしているときに、ある最後の手段を思いついていました。
別れ際、「今度は家に来いよ、ゆっくり飲もうぜ、しばらく来てないだろう」
「ああ、いいかもな」
ようやく二人を近ずけられそうになってきました。
家に帰ると、妻はソファーで眠っていました。
風呂から出ると妻はおきて氷を入れた水を用意していました。
いつものパターンです。
イッキに水を飲み干すと、ソファーで妻に膝枕をしてもらいました。
「あ〜あ」
私は計画通りに落ち込んだ演技を始めました。
「飲みすぎた?」「いや、今夜はあまり飲めなかった」
「疲れてるんじゃない?」「んー、山神がさ・・」
「山神さんも飲まなかったの」「・・山神の様子見てたらさ・・」
「・・・どうしたの・・」妻の声が小さくなりました。「見てられなくてさー」
「・・・この前言ってたこと?・・」「あー、なんとかしてやりたいんだけどな〜」
「なんとかって・・」「あー、まいった!俺がどうにかなっちゃうよ」
妻の下腹の方に顔をあててしがみつきました。
「あなた・・・」
私の髪を撫でていた手の動きが止まりました。
それから妻の手がゆっくり動き始めました。
妻が思案を始めたようでした。
寝室に行き、始めた妻のセックスは、普通のようでした。
妻の乳房を出したとき、
「あー!山神もこんなことしたいんだろうなー!」
そう言ってむしゃぶりつきました。
「やめてあなた」
無視して妻を責め立てました。
「山神も・・こんなことしたいんだろうなー好きな女と!」
妻のクリを含みました。
「あなたやめて!・・アゥ!」
妻を無理やり下を向かせました。
尻を両手でワシ掴みにして尻肉を噛みました。
「アッ!」
「山神は尻も見ていないんだろうなー」
「アアン!」
腰を上げさせてバックで突き上げました。
「アアッ!」
「山神は・・こんな・・想像もしてるんだろうな」
「やめて・・アアア!」
妻は腰を使えませんでした。
無理やり両手で妻の腰を引き寄せながら尻に打ち付けていきました。
まるで陵辱するようなセックスになってしまいました。
それから数日して、朝、私は嘘で山神と飲んでくると言って家を出ました。
大型電気店や本屋でブラブラ時間を潰し、缶チュウハイを数本買って
家の目の前の児童公園の影に車を止めてたて続けに飲み干しました。
酔いが回ってこないので公園の周りを全速力で走りました。
ようやく目がまわってきました。
今夜は酒を飲んだ演技は必要はなかったのですが、シラフでは演技に自信がなく
いい気分になったところで家に帰りました。
娘が寝るところでしたが、ワザと落ち込みきったフリをしました。
うつろな様子を演じきりました。
娘に話しかけられても妻に声をかけられても、寝室で二人きりになるまで
深刻な表情を続けました。
横になっても目を開けて考え込んでいるフリをしていました。
「あなた・・」妻が胸に顔をのせてきました。
「どうしたの・・」
「・・山神がさー・・」
「山神さん?」妻が顔をあげて私をみました。
「もうダメかもしれない・・」
「え?!」
妻が驚いて「ダメってどういうこと?!」
「ああ、なんかな、『もう俺ダメだ!』って叫んじゃってさ、大変だったよ」
「居酒屋で?!」
「あ、ああ、外でもな、なんかヤケになってさ」
「お仕事で?」
「そんな訳ないじゃん、山神に限って」
「そんな事ないでしょう?でも違うの?」
「だから、女さ、好きな女のこと!」
妻は真顔になりかけて、私の胸にまた顔をのせました。
「無理よ・・奥さんなんでしょう?」
「まあな」
「再婚したいの?山神さん」
「いや、そこまでは望んでいないらしい、そんな無茶言わないよ、あいつは」
「じゃあどうしたいの山神さん」
「想いを遂げるって事かな」
「え?」
「だから、男は好きな女は独占したいわけだよ、それはわかるだろう?」
「うん・・だから結婚したいんじゃないの?」
「そりゃそうなんだけどアイツだって奥さんを悲しませる事はできないだろうし
相手の旦那の事だって考えるからそうはできないだろう」
「じゃあどうしたら・・」
「セックスさ」
「え?!」
「だからセックスさ、ひと時でもさ、その女を独占できれば山神も立ち上がれると
思うんだ」
「山神さんがそう言ったの?」
「ああ、ハッキリとは言わないが話を聞いていればそういう事らしい」
「そう・・」
「俺さ、何とか力になってやろうと思ってさ、」
「どうやって?」
「だから、山神とその奥さんが1度だけでもセックスできるようにさ」
「あなたが言ってあげるの?!やめてよー」
「なんで?」
「だって・・」
「ああ、そういえば、おまえさ、ちょっと協力してくれない?」
「いやー!私そんな事できないわよー、よその奥さんに浮気してみない?って誘うの?
できっこないでしょう?!」
「いや、そうじゃないんだ、そういう状況でさ、女の人がどうなるのか試して
欲しいんだ」
「あなた何言ってるの?」
「だからさ」
妻の胸を開きました。
「あなた何してるの?」
「だからさ、どんな気持ちになるか試してくれ、俺が山神、お前がその女の人だ。
同じ女として何かわかるかもしれないだろ?参考にするからさ、お前は山神を
知ってるからイメージしやすいだろう?」
「やだ、できない」
「だからお前はお前じゃないんだよ、その女の人だ、俺は山神!山神だと思って
抱かれてみてくれ」
「ちょっと待って・・アン!」
私は妻の胸にむしゃぶりつきました。
「奥さん!」
二人とも笑い出してしまいましたが改めて妻の胸を丁寧に愛撫し始めました。
少しして、妻はいきなり横をむいて呼吸を速めてきました。
山神をイメージし始めたようでした。
何度も私の頭を押さえて愛撫の進行を止めようとしました。
なかなか足を開きませんでした。
しかし何とか足を開かせようとすると
「ダメー」とささやく様に言い、なんか本格的になってきました。
ようやくクンニにはいると、妻の腰が逃げようとするのか、感じすぎたのか、
腰が不規則に大きく動きました。
浮いた腰をしっかり放さずに口で吸い続けました。
妻は「アッアッ!」と体がビクビクいってしまいました。
妻の官能の頂点を初めてみました。
最高の妻を堪能し終えて、
「あ〜あ、おまえだったら良かったのになー」
「何が?・・何言ってるの?あなた・・」
「いや、だってさ、お前だったらそんな事になっても俺への愛情が消える事は
ないと思うんだよ、違う?俺を忘れちゃう?」
「忘れるわけないでしょ!」
「そうだろう?俺だって、スワップはあきらめたけど、今回は山神を救えるんだからさ、
お前だって山神に万が一の事があったらいやだろう?」
「やめてよ変な事いわないで」
「いや、無いともいえないんだ・・失恋で・・なんて珍しくないもんな」
「もうやめて!」
「ああ、とにかくさ、俺力になってみるわ、大丈夫だよ、相手の旦那に会うなんて
危ない事はしないからさ、あんたの奥さん俺の友達に貸してくれなんてな、ハッハッ!」
妻は深刻そうな顔をしていましたが、もう、陥落寸前に思えました。
何日かして、そろそろと思っていた出勤寸前に携帯が鳴りました。
山神からでした。
「怜子!エンジンかけてくれ!」
単なる飲む誘いでしたが、妻が電話の内容を聞いていないことに、ピンときて、
「なんか山神が大事な話があるっていうから、今夜あってくるわ、相手の女の
ことらしいよ、助けてくれるのか?って言ってたわ、大丈夫だ、危ない計画は
立てないから」
「計画って・・」
妻の顔は目一杯強張ってしまいました。
私はその日一日中、仕事もおろそかに、最後の知恵をふりしぼっていました。
妻に見送られて職場へ向かう車中、出がけに妻をいきなり追いつめてしまい、
緊張しきった妻の姿に、さすがに胸が痛くなりました。
山神の進行に行き詰まり、妻の陥落を優先させ過ぎた事で妻の負担を
大きくさせ過ぎたかと心配しました。
山神の「親友の奥さんは抱けない」迷惑な大ブレーキで山神の攻略が
遅れ、それでも妻の進行が最終章にきた以上、もう山神を陥落させず
にはおれない状況になりました。
仕事をそこそこに進めながら、山神の攻略に思いをめぐらせていると、
今まで読んだ寝取らせ成功の体験談が雲の上のように感じてきて、
いよいよ寝取らせ運もこれまでかと、かなり落ち込んできました。
勤務時間も終わりに近ずき、山神に会う時間が迫ってくるにつれ、
前に居酒屋でふと思いついた最後の手段がだんだん大きく心に
ふくらんできました。
妻に負担をかけて山神を誘惑する手段なら幾らでもワクワクする
方法が思いつくのですが、今朝の妻の追いつめられた様な表情が
頭から離れず、結局は山神の興奮を半減させても、妻の動揺や
興奮をとる事にしました。
問題は山神が私の思いついた幼稚な話を信じられるか、
そして山神がシラフに戻ってもその話を信じ続けていられるか、
そして一番の問題は、セックスが無事終えて離れるまでダマシ続けられるか、
最後までハラハラが付きまとい、最後まで二人をダマス劣等寝取らせ体験に
なってしまいますが、ハラハラもあるいは変わったスパイスになるかもと
自分を元気ずけながら居酒屋に行きました。
居酒屋に入ると、いきなりウルサイほどのワイワイはしゃぐいつもの雰囲気が
私の緊張を少し解してくれました。
山神は既に着いていて、少し酒が入っているせいか、以前の陽気さが戻って
いるような気がしました。
あるいは、妻と家の玄関先で会って、妻が自分を責める様子も、私にバラス心配
がないと、安心したせいもあるのかもしれません。
山神の元気な様子に、少し最後の手段を行使しやすく感じてホッとしました。
いつもの思いつくままのバカ話に酒もドンドン進み、切り出しの頃合いを
探っていました。
「世の中何が起こるかわからねーよなー」山神は会社の来年定年の男性が
奥さんに突然離婚を迫られた話をしていたのですが、
私には絶好のセリフでした。
「ああ、実はさー、それ、俺にも起こってさ」
「なに、怜子さんにか?まさか・・だろ?」
「ああ、いや離婚の話じゃないんだけどさ、実は今夜はお前に相談したい事が
あってさ」
「相談?何だよ、もっと早く言ったらいいじゃないか、ちょっと真面目な話には
酒入りすぎてないか」
「ああ、いいんだ、あんまりシラフじゃ言いにくいからさ」
山神は妻が何かバラシタと思ったか、顔がちょっと心配顔にみえました。
「どんな話だ?」
「ああ、それがさ、これ、さっきのお前の話じゃないが、突然の出来事でさ」
私は山神が出来るだけ話に入り込んでくるように、山神の心配をすぐには解かず、
少しジラシテから切り出しました。
「だから何だって」山神の声が小さくなりました。
「実はさ、俺浮気しててさ」
「なに?浮気?お前が?!」
「いつから」
「ああ、もう3年近くなるかなー」
「3年〜!おまえ・・・怜子さんは?バレてないのか?」
「ああ、今のところな、でもさ、もう怜子見てると、苦しくてさ」
「そりゃあお前・・ちょっと遅くないか?今まで苦しくなかったのか?」
「ああ、それはなー・・だがちょっと訳ありでさ」
「訳あり?何の」
「それがな、3年前にほら、あの怜子の勤めてた会社、覚えてるだろ?」
「ああ、俺が中に入りかけた会社、ハッハッハッ、あの時はさー、よくやったよなー、
今じゃあんなバカできないけどな、ハッハッハッ、あれ?そんじゃ怜子さん
の知ってる女?」
「あ、いや知らないよ、奥さんだから」
「あれ!ダブル不倫か?!」
「いや、不倫じゃないんだ」
「何言ってるの?お前」
「いや、だからな、3年前にあの会社の連中と取引の話の後、飲み会になってな、
俺と同じ年だっていう奴と気が合ってさ、その後家が近いから寄って行かないか
って誘われてさ、週末だったし、気楽について行ったんだけどさ」
「何か面白そうな話になってきたな、あー悪い悪い、真面目に聞くから」
「ああ、家に着くとさ、奥さんが出てきて、3人で少し茶の間で話してたんだけどな、
そしたら『じゃあ、お前は向こうに行っていなさい』って、奥さん、
部屋から出てっちゃってさ、そしたら、その男なんて言ったと思う?」
「ん〜、突然『帰れー!今何時だと思ってるんだー!』って、ハッハッ、
いや、『ボクを抱いてください』って、ハッハッハッ、あー、悪い!
だってお前、あんまり深刻そうだからさー、で?何て言ったんだ?」
「ああ、『ボクの妻をどう思いますか?』って聞くんだよ、」
「何だ?それ」
「ああ、俺もいきなりで『は?』って感じでさ、そうしたらな、その男が言うには
もう何年も勃起しなくて、奥さんと性交出来ないんだってさ、奥さんは
平気だって言ってたんだけど、ある日、その日みたいに遅く帰ったときに
寝室から喘ぎ声が聞こえてきたんだってさ、」
「浮気か」
「いや、一人で慰めていたんだってさ」
「あー、わかったわかった、それでお前に頼んだっていうわけだな?・・
しかし、バイブとか他に方法あったんじゃないのか?」
「ああ、いろいろ努力したらしいんだけどな」
「そうか・・・しかし、そんな話なら止めようとすれば別に問題無いんじゃないのか?
・・それに・・そんなお付き合いのセックスでよく3年も続いたよなー・・
よっぽどいい女だったのか?」
「ああ、止められなくなったのは俺の方かもな、いい女っていうか、これがさー、
ちょっと変わったやり方でさ」
「おうおう、何だそれ」
「結局さ、奥さんはダンナに悪いから、ダンナに抱かれるっていうつもりで
俺に抱かれるっていうんだよ」
「ああ、それはわかるよな・・とは言っても抱くのはお前なんだろう?
そんなつもりになれるのか?」
「ああ、それは無理だと思うよ、だから、せめてダンナに対する思いやりっていうか、
その奥さん、アイマスクしたままでさ、わざとダンナの名前呼びながら
俺に抱かれるんだよ」
「あー、何か切ない話だなー、・・・だからズルズル引きずられちゃったのか」
「ああ、それもあるんだけどな、本当はもっと驚くことがあってさ」
「なんだなんだ!?」
「それがさー、これホントの話だからな?真面目に聞けよな?」
「聞いてるさー、じらさないで早く教えろよ」
「ああ、それがさ、茶の間で会ったときはそんな印象は無かったんだけどさ、
約束の日、指定されたシティホテルの部屋に行ったわけさ、携帯にOK
のメールが入ったんで、中に入ってさ、服ぬいでさ」
「そ〜んなのいいから、何が驚いたのさ、ダンナが寝てたの?やっぱり」
「ハッハッハッ、ちがうよ、いざ、抱こうとしたら、目隠しして目のあたり
だけ隠れてる奥さんの顔がさ、つまり、鼻筋とかアゴのとがり方とか、
唇とかがさ、ソックリなんだよ」
「だれに」
「怜子にさ」
「怜子さんに?!」
「ああ、俺、ドキッとしてさ、この話がバレテ怜子が代わりに寝てるんじゃ
ないかと思ってさ」
「それでドキッとしたってわけだ・・そんなに似てたのか・・それで何となく
長い付き合いになったってわけか?」
「いや、それだけじゃそんなに続かないさ、」
「まだあるのか」
「ああ、顔だけじゃこんな事もあるかと思ったさ、ただ怜子似ってのはちょっと
ドキッとしてさ、一応浮気だからさ」
「ハッハッハッ!そりゃそうだ、それで?何が驚いたんだ?」
「お前さー、この話ホントに信じて聞いてくれよな、俺さー、本当は
1年前にもう止め様と思ったときにお前に相談しようとしたんだけどさー、
悩んでる時に話を信じてくれないんじゃしょうがないからさ、
相談出来なかったんだからさー」
「何言ってるんだよ、信じて聞いてるじゃないか、ったく信用無いんだなー」
「それじゃ言うからな?」
「おお」
「それがな、そのホテルのユカタを着て寝ている姿まで何となく怜子に似ている
気がしてさ、俺、浮気だから何かバチ当たった気がしてさ、まあ、目の前に
生身の女がいるんだから抱けば忘れるさと思ってさ、キスしようとして
顔近ずけたらさ、なんと香水がさ、」
「シャネル?・・まさか」
「ああ、№5」
「アッハッハッ!そりゃ参るわなー、ハッハッハッ!」
(注)山神が新婚旅行でヨーロッパに行った土産に当時付き合っていた怜子にも
買って来てくれたのがコレ。私の方が気に入って、今もそれを買うように
頼んでつけています。もっとも外出する時と、生理の時だけ。高いから^^
「俺、大きそうなオッパイつかんだらさ、」
「どうした」
「もうさ、そこからは世にも奇妙な〜の世界でさ」
「なんだ、まさかオッパイまでか」
「ああ、俺、なんか変な感覚になってきてさ、思わず、胸開いて見たらさ、
大きさも形も、大き目の乳輪から乳首の形からさ、俺さー、いよいよ
変な感覚になってきてさ、もう間違い探しみたいになってさー、
思わずパンティをぬがしたらさ、せめてデルタだけは違うと思ってさ、」
「デルタもか」
「ああ、あの狭い範囲で柔らかい直毛系で割れ目だけはしっかり密集している
感じ・・」
さすがに山神の顔が変わりました。私は本番で妻と気ずかれるのを恐れて
こんな嘘をつかねばならなかったのですが、ふと思いつきで、妻のデルタ地帯
まで解説した事に意外に山神が反応しました。
「そこまでもかよー」
山神の顔は緩んでいました。私はこれはいけるかと思い、第一関門の最終章に
思い切って入っていきました。
「もう一つ、俺が鳥肌立ったことがあってさ」
「なんだなんだ」
「声」
「声?」
「ああ、喘ぎ声までにてるな〜って思ってたらさ、その奥さん、ダンナの名前
呼んだり『あなた!』っていったりしてたんだけどさ、『あなた!』って
呼ばれたらさ、俺、寒気しちゃったよ」
「そっくりか」
「ああ」
「へ〜!ほんとかよ〜!そんな事あるんかな〜!」
「何だ、やっぱり信じないのか」
「いや、違うよ、驚いているのさ、へ〜!」
「なんかさ、よその男のものになって名前を呼んでる怜子を抱いている
みたいで、変な魅力にとりつかれちゃってさー」
「なるほどなー・・それで嵌っちゃった訳だ」
「ああ、でもな、1年前にやっぱり怜子を裏切っているのがもう耐えられなくなってさ、
それからは一つ注文つけてさ、これ言えば二人とも引いちゃうんじゃないかと
思ってさ、俺の名前を呼ぶように頼んだんだ」
「そしたら?」
「それで何とか今までさ」
「なるほどなー」
「それでさー、相談なんだけどさー」
「ああ、苦しくて聞いてもらいたかったんじゃないのか?もうすぐ終わるんだろう?」
「ああ、それだからなんだけどな、俺、最後に怜子に詫びたい気持ちがあってさ」
「ばらしちゃうの?・・今さら?」
「いや、怜子には悪いけど隠すよ、傷つけたくないからさ」
「そのほうがいいよ、じゃなに?」
「ああ、俺今年一杯だからさ、まあ、年末はやらない事もあるから来月の1回だけかな、
俺キャンセルしてさ、心の中で怜子に詫びる形が欲しくてさ、わかるか?」
「ああ、わかるような気がするさ、おまえの立場ならな」
「それでもさ、向こうには曲げてまで俺の名前を呼ばせてセックスしちゃったからさ、
断りにくいんだよ・・向こうには大事な事だったからな」
「ああ、それもわかる・・・って、お前まさか・・」
「ああ、そのまさかさ、あのさ、俺の為じゃなくて、怜子の為なんだ、わかるだろ?
こんな頼みはおまえにしか出来ないしさ・・」
「いや、俺だって男だからさ、そんな頼み、嫌じゃないけどな」
「もっとも、怜子の体がタイプじゃないとキツイよなー、いきなりセックスだからな
・・・あっ、そういえばさー、おまえいつか、俺が『お前の奥さん、モデル
みたいでカッコいいなー』って言ったら『痩せてるだけだ、お前が
うらやましいよ』って言ってたよなー、あれ、いつだっけ」
「ハッハッハッ!よ〜く憶えてるな〜!・・・海に行った時さ」
「あー、そうだそうだ、海に行った時だ!あれ?そうか、それじゃ怜子の
水着姿見て気に入ったわけだ、それじゃ大丈夫かもな、なにせそっくりだから」
私はいつ言ったのかなんて忘れていましが、山神は覚えていました。
水着姿を記憶に留めていた山神は、妻の体にやはり、興味を持っていて、
キャンプ場の花火の明かりの下での痴漢行為や家で酔うと妻を見る目が怪しくなる
事がツナガッタ様な気がして、俄然、追い風を感じました。
「どうだ?抱きたくないか?」
「ん〜ん!・・って、抱きたいさ、そりゃー」
「そうか、何とか頼むわ、それじゃさ、会話は禁止だけどさ、もしお前の奥さんの名前
なんかが絶頂で出てきたら向こうに悪いから、俺が今使ってる、『怜子』だけにしてくれ、
それなら『怜子さん好きだ』とか、その程度は構わないからさ、向こうには、俺の名前を
呼ばれてもお前気持ち悪いだろうから、もし名前呼ぶときは『山神さん』にしてもらうから、
まあ、サービスだ、それでいいよな」
「いいのかよ、それじゃまるで・・」
「ああ、構わないさ、どうせ怜子じゃないんだから」
「まあ、そりゃそうだよな・・」
「あー、サンンキュウーな!山神!これで怜子にも少しは償い出来るよ、怜子の
生理が近ずいたら、まずは連絡するから、もっとも、まだ会うけどな、ああ、
そろそろ俺んち来いよ、怜子会いたがってるぞ」
二人の興奮を高める為に1度は会わせたいと思っていました。
家に帰る代行で、まずは24時間営業の〇ライアルに寄り、アイマスクを3個
買いました。1枚は外れ具合などを試す練習用。2枚は本番に、重ねて
使おうと思ったものでした。
買い物をしながら現実になりつつある興奮で、妻に語る設定について考えていました。
プレッシャーから解放されたせいか、妻が信じる状況のアイデアはすぐに
浮かんできました。
意気揚々と、妻を騙す為に帰途につきました。
自宅の駐車スペースにバックで入る車を誘導している時に
照明で明るくなったリビングのカーテンを目にして、その奥に妻の存在を感じ、
興奮が高まってきました。
少し深刻そうな表情を作りつつ、話す順序を頭の中で繰り返しながらドアを開錠しました。
奥のリビングだけが明るくなっていました。
車の音で妻は既に気ずいているでしょうが、廊下を明るくするほどの覚悟も
なく、暗い廊下を足音のするスリッパも履かずに歩いていきました。
リビングに入るところでもう一度表情を深刻そうに作り直し、中に入りました。
「ただいま」少し声のトーンを落としてリビングに入りました。
しかし、いつもソファーで横になっている妻がいませんでした。
「ごめんね、先に寝るね」と、テーブルの上にメモがありました。
拍子抜けしましたがちょっとホッとしました。
寝室で説得する事にして、まずは風呂に入ることにしました。
換気扇で熱気は抜けていましたが、床にシャワーの水滴が沢山残っていました。
(ん?まだそんなに時間は経っていないのか?)
お湯に浸かりながら、さっき外で車の誘導をしている時に、カーテンの向こうの
リビングに何となく妻がまだ起きているような気がしていたのを思い出しました。
(車の音を聞いて、耐え切れずに寝室に行ってしまったのか・・)
ドライヤー嫌いの私はいつもどおり髪を簡単にタオルで拭いて
キッチンに行きました。いつものように一番大きいコップに氷をたっぷり
入れた水をイッキに飲み干して、リビングに向かおうと振り向くと、
妻が立っていました。
人の気配を全く感じていなかったので、ひどく驚きました。
「ウオーッ!っとビックリしたー!」
臆病な私の一番苦手な場面に大声を出してしまいました。
いつもなら笑い出す妻が「ごめんなさい・・」と、
か細い声でそう言ってもたれかかってきました。たった1日で、こんなにも変わってしまう
ものかと思うほど、顔に力なく、やつれてみえました。
「おまえ・・」朝、妻の姿を見たときと同じ呵責が胸をしめつけました。
「大丈夫か?ごめんな・・」私は可哀相になってつい、そうささやいてしまいました。
「あなたのせいじゃない・・」そう言いながら私の背中に両手をまわして横顔を
押し付けてきました。いきなりリンスの香りが私を包み、胸の量感が私を刺激しました。
状況がこんなでなかったら、ラブシーンにでも移りたいような気分でした。
思わず漏らした私の言葉のせいで、早くも今夜の課題がスタート・・
というより、いきなり一歩話が少し進んでしまい少々戸惑いました。
こうなると、予定していた流れや考えていたセリフが邪魔になって、
「つらかったろう、まさかお前だとは思っていなかったからさ、今朝つらそうな顔していて、
ずっと気になっていたんだけど・・もうお前は感ずいていたっていう事?」
妻はちょっと間を置いて、小さくうなずきました。いよいよ流れはおかしな方向に歩き出しました。
私にしがみついたまま黙っている妻に、何かを言って流れを予定どうりに戻そうと
焦ってきて、逆に言葉が出てこなくなってしまいました。
もう、こうなったら自分をもっとダマシ、演技ではなく今の妻が信じている状況に
妄想で自分も入り込むしかないと思いました。
〜今夜、山神に好きな相手を告白され、それが妻であった事に衝撃を受けた
私に、なおも、一度だけ抱かせて欲しいと懇願を受け、切なすぎる山神の
心情を感じ取った私は、断りきれないまま帰宅した・・・山神に語った
空想話と混乱しないように、妻には別の犯される状況を、〜
私は抱かれる妻の体を揺すりながら懸命に妄想に入り込みました。
「山神の好きな相手、いつからわかったの?」
妻は横にしていた顔を正面に向けてオデコを私の胸に押し付けて少し下を向きながら、
「ごめんなさい・・最初から・・」「そうか・・」
これは私がかけた罠ですから、当然の答え。
しかし何かわからぬが私の知らない事があるような、根拠のない嫉妬心が湧いてきて、
「最初っていうと・・?」「だから・・デートした時」
一瞬、耐えられない事を理解しようとしない気絶状態がきて、
それから真実を知らなければ死んでも死に切れない熱い気持ちが来て、
冷静に冷静にと自分に言い聞かせ、
「いつ?山神から全部聞いてきたけど、俺は怜子からちゃんと聞きたいから」
今まで私のダマシのための言葉に反応してきたのは、キャンプ場の出来事の
せいではないのか??花火大会の山神のイタズラは、「ついムラムラと・・」
ではないのか?
「だから・・あなたと初めて公園で話す前に、山神さんと話していた時に
1度でいいからデートしてくれって・・」
あの30分だ!どうりでバトンタッチにしては長いと思った!クッソー!
「いつ?」「だから次の日・・」
ギャッ!俺より先!?
「どんなデートだったんだっけ?」「だから喫茶店で会っただけ・・」
「あれ?山神、キスしたって・・」
妻はいきなり私を見て、
「嘘!山神さんがそう言ったの?そんな事していない!お話しただけなのに・・
ひどい山神さん・・」
「いやいや、山神が最初そう冗談言ったから、わかってるよ、そんな事、で?どんな事話したの?
「今同棲している相手とこのまま結婚するかもしれないって」
「ああ、やっぱり言ってたんだ」
「あなたのような人が理想だったって・・アイツがうらやましいって・・
そんな事言ってた・・」
注)山神は学生時代から同棲していた同じ学内の女性とそのまま結婚へ、しかし
どうみても女性のペースにしか見えなくて、山神が引きずられてしまった
としか見えず。・・解説、痴脳不安
「そうか・・」
「でも今日は偶然会って話しただけにしてくれって・・もう誘わないから安心してくれって」
「そっか・・」「でも・・」
「あれ、まだあったっけ?」
「今は無くなってきたけど・・たまにあなたが飲み会の時、家に来たの」
「上がったの?」
「いつも玄関だけ・・『あ、そうだ、そうだったっけ』って、でも勘違いじゃないって・・
わかったの、だっていつもの山神さんと全然ちがったし、あなたに言うといつも
『あれ?あいつ知ってたはずなのになー』っていつも言ってたから、きっとワザと
来たんだなって・・」
そうだ!よく飲み会って教えておいた時に限ってと思ったことが確かにあった!
「でもね・・」「なに?」
「だからそれがイヤで困っていたんだけど・・みんなで海水浴行ってから、
山神さん、すごくいやらしい目で私を見る様になってきて・・それから」
「キャンプ場か・・」妻がうなずきました。
キャンプ場で、目撃して判断している私が、何かワンテンポ遅れているような、
漠然と思ったことを思い出しました。
それなりの言葉は聞いてきましたが、まさか山神が、最初から、本当に妻を好きだった
ことは計算外もいいとこで、ちょっと面倒な材料でしたが、
「まいったなー・・山神も夫の俺に告白するんだから、よっぽど追いつめられて
いる事は感じていたけど・・もう行き場を失っちゃったみたいだ・・」
「だめなの・・もう」
妻が蚊の鳴くような声で聞きました。
「ああ、何かなー・・ヤケおこさなきゃいいんだけどな」
妻の、私の背中にまわしていた腕の力が抜けました。
「ヤケって・・」「ああ・・でもなー・・いくらなんでも・・」
妻は又強くしがみついてきました。
しばらく私は赤ん坊をあやすように、しがみついている妻を揺らせていました。
「あなたは?・・」「ん?」「あなたは?・・だから・・」
「俺は・・勿論アイツを救いたいし、どんなことをしてでもさ、だけどな・・
俺がどう出来るってことじゃないしな・・」「・・・・・」
「俺はさー、お前が山神に抱かれて、山神の事好きになっちゃうんじゃないかって、
それだけが心配なんだけど」「・・・それはないと思うけど・・」
ちょっと想定外だらけで少し迷いも生じましたが、妻の陥落を目前にして、
別世界の興奮を捨てる事はできませんでした。
「ちょっと試してみようか、先に寝室に行っていてくれる?寝てていいから」
妻に先に行かせてから、いきなり見せてはマズイと思って車に置いてきた
アイマスクを取りに行きました。
(想定外の展開になったが、矛盾は無いよな・・)
考えながらアイマスクを取りに行きました。
寝室に行くと、枕元のスタンドだけの薄明かりでした。
「何を試すの?・・なにそれ・・」
妻が私の手を見て起き上がりました。
「ああ、これさ、山神が持ってきたんだけどさ、」「それって・・」
「ああ、アイマスクさ、明るい時に寝るのに便利なヤツさ」「どうするの?・・」
「ああ、山神とするときにさ、お前につけてくれって・・」「ちょっと待って・・私・・」
私の言い方がストレート過ぎたか、覚悟はまだだったか、妻は両手で
口を隠すようにして何か考え込んでしまいました。
「あなた、ちゃんと答えて?」「ああ、何を?」
「山神さん、本当に限界なの?・・本当に私が必要なの?・・あの、そうしなきゃだめなの?・・」
「ああ、もうだめだと思う。」「そう・・」
妻は下を向いてまた考え込んでしまいました。「もしも私が断ったら・・あなたどうする?・・」
絶対困る!と言いたかったのですが
「ああ・・山神を捨てる他ないよな・・お前だけは捨てれないし・・」
「山神さんを捨てるって・・どういうこと?」
「ああ、まあ、山神がどうなっても、見捨てるっていうことかな」「あ〜ん、そう・・」
妻がため息をつきました。
「それじゃあ、もう一つだけね?いい?」「ああ、」
「もしも、もしもよ?私が山神さんに抱かれたら、私と山神さんは、もう
会えなくなるわよ?少なくとも私は・・あなたのお友達としか思いたくないし・・
山神さんだって、もうここには来れなくなると思うけど、それでもいいの?」
「ああ、それは、山神がヤケになってどうにかなるよりはいいと思うしかないさ、
でもな、山神も同じ事考えていて、まあ、やっぱりお前に嫌われたくない
って事なんだろうけどさ、それで山神はこれ持ってきたのさ」
アイマスクを包装袋から取り出しました。「これが何か役に立つの?」
「ああ、よーく聞いてくれよ?あのさ、山神はお前を抱く時に、お前にこれを
着けて欲しいっていうんだよ、何故かわかるか?」
「わからない・・山神さんは着けないの?」
「ハッハッハッ、山神着けたら、ああ、それでも出来ない事はないけどな、
それじゃお前の裸見れないもんなー」「ちょっとやめて」
「結局さー、よく聞いてくれ?、山神はさ、何とかお前がわからないように
お前を抱けないかって言うんだ」
「私がわからないようにって・・眠っているうちにとか、そういうこと?」
「ああ、そう出来ればそれがいいんだろうけど・・まさかそれはありえないしさ、
3日も寝ないでおいてか・・」「じゃあ、これは?・・」
「ああ、それなんだけどさ、お前がこれをつけて、俺とやってると思わせたいらしいんだ」
「・・・あなたと?・・」
「ああ、そうしないと、もうここには来れなくなるし、恥ずかしくてもう、
お前に会えなくなるし、結局、俺との関係もな・・まあ、それぐらいの恥は
持っているんだろう、いくら追いつめられていてもな・・
おかしな考えに聞こえるかも知れないけど、まあ、あいつなりに必死に
考えた事だからな」
「・・・そういうこと・・あなたと山神さんは大丈夫なの?私が山神さんに
抱かれても・・」
「ああ、俺も正直、『お前だけには言えない』って言われて、さすがに本当は気ずいたさ、
でも俺からはどうしても言えなくてな」
「そう・・じゃあ、本当にこれが最後の質問ね、あなた、ほんとうに大丈夫なの?
私が抱かれても、ほんとうに大丈夫?それがわからないの・・」
「ああ、大丈夫さ、だって、アイツの為っていうより、俺の為にこんな事まで
我慢してくれるなら、きっと、お前の事、もっと深く愛するように
なると思うよ、まあ、平気っていうことは勿論ないけどさ、」
「あなた、私を見て?私を見て大丈夫だって言って」
妻は真剣な目で私を見ました。私は精一杯真剣な目で妻を見て、
「大丈夫だ、絶対に・・」「・・・・わかった・・一度だけよね、ほんとうに・・」
「ああ、勿論だ、一度だけ・・そうだ、これで一度試してみよう、俺を山神だと思って、
俺もそんなお前を見て、耐えられるか試してみるよ、その時になったら
間に合わないからな・・」
私は妻の承諾でイッキに興奮してしまいました。妻にアイマスクをつけてしまいました。
「・・恐い・・あなた、ちょっと待って、すぐには無理、ちょっと下に行っていて・・
少し覚悟させて」
「わかった、それじゃ、今度俺が入ってきたら、もう、会話禁止でな、当日もそんな訳だから、
会話出来ないしさ、同じ様にしてみよう、あ、それから、あいつ、多分、お前の名前を
呼んでしまうかもしれないって言っていたから、お前も、一生一度の事だから、あいつの
名前を、苗字でいいからさ、『山神さん』って呼んでやってくれ、無理ならいいから、
とにかく、それ以外の普通の会話は出来ないからさ、気をつけてな」
「わかった・・」「何分くらいだ?」「30分位・・」「そんなに?」
「だってー、急にそんな気もちになれないものー」「ああ、そうだよな、それじゃな、頼む、」
下のリビングに行くと、これから山神に抱かれる想像に入ろうとしている妻に、
猛烈に落ち着かなくなってきました。
妻用のミニ缶を飲んでみたり、子供の前とセックス前にはタバコ禁止の我が家の
条例も守れなくなり、空気清浄機をテーブルの上において、たてつずけに3本
吸い、慌てて顔を洗いに行ったりと、それでもまだ半分しか経っていませんでした。
あ〜!と、ソファーに横になりました。
目をつぶると、妻が山神に抱かれる妄想に浸り始めている事実に、ムクムクと
愚息が目を覚まして、イッキに反り返る程になってしまいました。
あと5分というところで我慢できなくなって、そっと二階に上がりました。
住宅ローンをようやくくんで、まだ5年も経たないのに、ギシッとキシムように
なって、まだ修繕に来ていない一枚が、静けさに意外に響いて思わず足を止め、
忍び足で寝室の前に立ちました。
音を立てないようにそっとドアを開けると、アイマスクをつけた妻がアオになって
いました。
すでに掛け布団の上下の動きが早くなっていました。
そっと掛け布団をのけていくと、妻の呼吸はさらに速まってきました。
そっと妻の左側に横になりました。妻の横顔から、早い呼吸の息の音が聞こえるように
なっていました。
私は妻の唇に近ずいていきました。わずかに唇が触れると、妻はいきなり横を
向いてしまいました。(キスは無理か・・)
私は山神がディープキスで妻の舌をむさぼる姿が見たかったのですが、
(贅沢はいえないか・・)
あきらめかけた時に、妻が顔を戻しました。それから少し私の方に向きました。
キスを受け入れようとした姿に一瞬、昔車の中での妻との初キスの場面の
感覚が戻ってきました。ただ今夜は、ある意味それ以上の興奮シーンでした。
唇を合わせると、「ウン」と妻は声を漏らし、息が激しくはやくなってきました。
乳液か、化粧水の香りか、女の匂いがたまらなく私をトキメカセました。
舌の侵入は許してくれませんでした。しかし、長く舌を押し当てていると、
時々興奮が襲ってくるのか、妻の唇が時折、体のビクッという動きと共に、
私の唇に強く押し当ててくるような仕草をはじめました。
5分経ったか、10分経ったか、長い唇の押し当てを終えて、私は妻の
鎖骨の方まで盛り上がった胸に目を奪われました。
私も少し、山神が入り込んできた様な錯覚を感じ始めていました。
右の胸の方が少し横のはみ出しが大きくて、そのはみ出しにそっと手をあてました。
とてつもない柔らかさにうっとりとしてきて、それを中央に戻すようにパジャマの
上からこするようにしていくと、胸のふくらみが見事になってきて、たまらず
握るようにしました。妻は一瞬ため息をもらして向こうを向いてしまいました。
顔を追うように、右より少し大きめの左の胸の盛り上がりに手を這わせました。
下から揉み上げるようにすると、盛り上がりが鎖骨を覆うように動きました。
たまらず私は起き上がり、パジャマのホックに手をかけました。
妻は両腕で胸を隠しました。私は両腕をつかんでもどしました。
一つ二つと外していくと、妻は体をよじってしまいました。
白い胸のふくらみが見え始めて、たまらずイッキにホックをはずしてしまいました。
「あっ!」
妻はまた胸を隠すようにして横をむいてしまいました。
妻の横になって恥ずかしがる姿態に、あの時とは反対側を向いていますが、
テント内の妻のなまめかしい姿態を思い出してしまいました。
胸を隠す腕をもどして、パジャマを乱暴に開いてしまいました。
いきなり白い大きなふくらみがむき出しになって、たまらず乳房をワシ掴みに
しました。妻はあの時と同じ様に耳を真っ赤にさせて、ピンク色に染まった
ホホを隠すように顔を下に向けてしまいました。
まるであの時の山神になった気分でした。
私は妻の乳房をあの時の山神と同じ様に体を窮屈にかがめて、思う存分手で
弾力を味わいました。次第に妻が喘ぎ声を漏らし始めました。
私はいつの間にか痛いほど反り返った愚息を妻の尻に押し当てて腰を動かしていました。
山神が見れなかったパンティに隠された部分を無性に見たくなって、パジャマの端に
手をかけました。
「アッ!」と妻は思わず私の手をつかもうとしましたが、乱暴に引きずりおろしてしまいました。
妻の尻だけが露わになりました。
たまらず妻と逆さまに寝ると、妻のいやらしく盛り上がった尻に吸い付きました。
ボディシャンプーのレモンの香りがツンと鼻を刺激しました。
たまらず尻の割れ目に舌を入れようとしましたが、尻の肉が不規則に動いて
抵抗しました。力がゆるんだ瞬間を狙って両手で尻をひろげて巧く舌を
尻の穴に押し当てました。いつも嫌がって、抵抗のキツイ場所ですが、
うつ伏せでは尻の盛り上がりが大きくてむずかしく、横向きで巧くいきました。
「アン!」と抵抗し、しかしだんだん交互ですが、「ウーン」と感じるような
声も漏らし始め、抵抗とは違う尻の動きが少し出てきました。
その様子に私は爆発の予感を感じてしまいました。
山神のフリをする頭がいつの間にか飛んでしまって、しかしやはりいつもとは
全く違う雰囲気と興奮は妻から来るものでした。
妻をせかすように仰向けにすると、股間を開きました。
大人しい陰毛が立ち上がっていました。ジッとその山神に見られる事になった
女の大事な部分を凝視しようとすると、妻が「イヤ!」と言って両手で隠してしまいました。
その姿態の卑猥さをそのまま楽しんでいました。
また爆発の衝動が襲い、妻にのしかかりました。
「アア!」妻が横をむきました。
「入れさせてくれ」
妻の手を放させました。
「アアン!」
妻が腰を引いてしまいました。
私は妻の顔を引き寄せてむりやり唇を合わせて舌を少し入れさせました。
歯磨き粉の香りさえ山神のための様なおかしな錯覚を起こし、
掴んだ乳房の柔らかい肌の感触と弾力に、たまらず妻に体重をかけて
動けなくさせて、遂に妻の体を貫いてしまいました。
妻は体を反り返させて言葉を失いました。首を横に振って、イヤイヤをする
表情に私は猛烈な衝動に負けてしまいました。
スキンをつけながら、こんなに生の中出しの様な、生々しく感じた
射精は初めてでした。
ドクドクと噴出する私のスペルマが子宮に届いてしまうのでないかと思いました。
私の射精の連発を、妻はそのすべてを一つ一つ、包む襞と子宮で受け止めた事が、
腰や、私をはさむ太ももの本能的な動きと、アゴのそり返りとで、正確に表現した
事で知りました。
妻の、せつなく悲しげな表情とは裏腹に、腰を大きく反り返してビクつかせました。
たとえ女が男を受け入れる本能のプロとはいえ、こんなにも切ない表情を
見せながら、本能に支配された腰の卑猥な動きに、男を終えて意識が遠のく中に
ありながら、なおも興奮が高まってしまう初めての感覚を味わいました。
強烈な脱力感で妻にカラダを預けていると、肉棒が萎えていくかすかな変化に
さえ、妻の襞は反応して、豊かな太ももが私を締め付けてきました。
いつの間にか、いつもよりヌメル愛液でシーツが冷たくなっていました。
「はずして・・」
長い脱力の後、妻が口を開きました。
アイマスクを外すと、
「まぶしい・・」
枕もとのスタンドの明かりがまぶしいのかとポカンと見ていると、
私を見た妻は、この上なく美しく見えました。
「みないでー」
妻は掛け布団をすっぽり頭までかぶってしまいました。
「いや、綺麗だからさ」
「・・・うそ!」
「ほんとうだよ、今までで一番美しくみえる」
「・・どうして・・」
「ん〜、わからないけど・・山神のおかげかな」
「・・・」
これ以上の刺激はマズイかと思い、その日はもう休む事にしました。
翌朝、下に降りていくと、キッチンに妻がいました。
どんな事になっているかと心配でしたが、
「おはようー」いつもより元気で明るい声でした。
「あなた」と言って出る時しかしてくれないキスを頬にしてくれました。
全身が輝いて見えて、キッチンに向き直った妻を後ろから抱きしめました。
「アアン」
まさかの喘ぎ声に私の動きが止まると、妻もおかしくなって私のまわした手を
握ってふきだしてしまいました。
出がけに玄関で妻の肩をつかんで尋ねました。
「大丈夫か?返事してもいいか?」
妻はちょっとうつむいてしまいましたが、私を見上げると、
「あなたは?・・いいの?・・私が抱かれても・・」
「ああ、お前がだいじょうぶなら、俺はもっともっとお前を好きになるよ」
「・・・ほんとう?・・」
「ああ・・」
「じゃあ、キスしてみて」
「今?・・もう時間が・・」
妻がいきなり凄いキスをしてきました。妻にむさぼられる様な激しいキスは
は初めてでした。
それでも出勤前で時間がなくて、少し焦ってきました。
大事な大事な最後の落としの瞬間とはわかっていても、カラダに染み付いた
体内時計がうずいて、遅刻を恐れました。
何度も何度も離れようとしましたが妻はそのたびに私を引き寄せて逃げられなく
してしまいました。妻とは思えない行動でした。
最後には私もあきらめてカバンを落として妻を抱きました。
妻の下腹に当たる肉棒が反応してくるとたまらず下腹に押し付けていきました。
妻も腰を使って下腹を押し付けてきました。
私は興奮が止まらなくなって妻の尻に両手をまわすと妻は卑猥に腰を使って
下腹押し付けてきました。こんな事をする妻は初めてでした。
手を当てた尻の動きにたまらず、せわしくジャージから手を入れると
冷たく柔らかい生尻をつかみました。生尻が卑猥に動いていました。
歯止めの効かなくなってしまった私は妻のジャージを降ろそうとしました。
すると妻は急に離れようとして
「あなた、遅れちゃう、会社行かなきゃ」
そんな事言われても、昨夜からの流れで、別世界にいる私にこんな初めての
妻の誘惑は遅刻ぐらい乗り越えてしまいます。
「やだ、もう、あなたったら」
私は妻を玄関の上がり口に押し倒してしまいました。
ちょうど道路の向かいにあるゴミの収集場所に歩いてきた近所の奥さん達の声が
聞こえてきました。
「あなた、だめだったら」
もう、止められるはずもなく、乱暴にジャージをおろしてしまいました。
早く終わらせなくてはと思ったらしく、妻は膝をかかえて大きく股間を
開きました。今朝はいつものシャワーを浴びる時間がなかったのか、
昨夜のあふれ出た愛液のナゴリか、久しぶりに妻の股間からチーズ臭が
漂いました。
たまらず愚息を押し当てた時に、
「あらー、おはようございまーす」
少し年配の奥さんの声が大きく聞こえました。
一瞬二人で目を合わせてしまいましたが、もう止まれない私はググッと
愚息を侵入させてしまいました。
「あなた、聞こえちゃう・・」
3人になって外の話し声やかん高い笑い声が聞こえる中、私は激しく打ち合てて
しまいました。
外の会話は相変わらず続いていました。
妻は逝きそうな顔を必死にこらえながら私に首を横にふって止める様に訴えて
いました。
だんだん私は限界感がやってきて、妻に覆いかぶさりました。
「ダメ、出しちゃだめ、パパ、ダメ」
私の耳元で必死に訴える妻に、ますます興奮してきて、
「いいよな、山神に返事してもいいよな」
と迫りながら激しく打ちつけました。
外に聞こえるのではないかという思いもよぎりましたが、もうたまらず
打ち付ける音を響かせました。
人差し指をかんで必死に声と逝くのを抑えていた妻は、
ついに横を向いてうなずきました。
「ホントウに・・いいんだな、怜子!」
妻は私に突き上げられながら、声を出せずにもう一度うなずきました。
それを見てイッキに上りつめた私は爆発寸前になり、
「だめ!出しちゃだめ!」
あわてて妻の腹に出そうとしました。
「だめだ!出る!」
妻はすばやくジャージの上着の中に暴れチ〇ポをいれて押さえました。
下半身裸のまま、上着のジャージでお腹を押さえながらオシボリを持ってきて、
チ○ポを妻は感動的に素早く拭き取り、「さあ、早く行って!お電話入れとくから」
「ああ、車の故障だって言っといて」
いきなり後ろから抱きつかれ、おい、付いちゃうよと言うより早く、
「家はだめ、約束して、家は絶対イヤ」
「お、おお、わかった、ホテルにするから」
妻の最後のセリフに一日中興奮していました。
昼休み、山神からメールがきました。
「都合いい時に℡いれてくれ」
私はドキンとしました。
まさか第二関門(シラフになっても信じていられるか)か?
気になる私はすぐに山神に℡をいれました。
「オウ!どうしたん?」
「ああ、いや、昨夜の話、ホントか?」
「ああ、最後の話だろ?ホントもホント!ジ・ツ・ワ!なんで?あれ、もう
連絡しちゃったぞ?すっごく喜んでたぞ!そこまで気を使わせてすまないって」
「そうか!いや俺、昨夜眠れなくってさー、」
「もうキャンセルできないぞ?」
「ハッハッ、わかったよ、でもな、もし、俺の巨根役に立たなかったら
どうしようかと思ってさ、なんかプレッシャー感じちゃってさ、」
「ああ、俺もそうだったよ、でもな、ダンナも奥さんも優しい人でさ、
そういう事は気にしなくていいってさ、今回も、つまりお前さ、」
「ああ、言ってくれたのか、じゃあ良かった、あと、会話禁止とか、俺、
酒はいってたし、ビックリして聞いてたからさ、あとでもう一度
聞かせてくれよ」
「うん、その方がいいよな、今度家で、ああ、家じゃダメだよな、
今度も外で会うか、」
私はある使用予定のホテルに予約を入れました。
とは言ってもまだ本番の為ではありません。
照明の具合を決めておかなくてはならないからです。
それと・・・
二人の陥落が終わると、急に第3関門が気になりだしました。
ほんとうは、山神が妻の完全なヌードを見ていないからには、
妻の全裸姿を目にしてバレル事はまずないだろうと思い、声にしても、
喘ぎ声と通常の声では判断はむずかしいだろうとも思い、
最初は目隠しの顔が妻によく似ている事だけ簡単に言おうと思っていました。
しかし、完全な合体を目標にしてきた私は、せめて妄想でも山神が
妻を抱いているつもりになってくれればもっと興奮材料になるかと
思い、世にも奇妙な〜話になってしまいました。
やはり、同じ事かも知れませんが、明るさに対する恐れがあって、
明るすぎず、かといって、山神と私の為に、暗すぎず!が課題でした。
1階にパブがあって、そこの女の子と客たちが、そういう為にそのホテルを
利用するという噂のホテルでした。
なにより都合のいいのが、そんな理由のせいかどうかはわかりませんが、
フロントが2階にあることが魅力でした。
1階からエレベーターでフロントの人間と顔を合わすことなく、目標階まで
行けることが魅力でした。
ちょっと複雑な話を仕組んでしまった以上、どんな出入りになるかわからないので、
フロントの目が届かない、24時間出入りフリーは好都合でした。
3人の中で、顔を合わせられるのは、まず、駐車場での山神と私、私が部屋に
行く事は言えません。バスルームの開いたドアの影で覗くのはあくまで
ダマシ話の夫。
私は妻と部屋まで行って目隠しを入念に(はずれないように)してやって、
照明を予定通りにセットしなければなりませんが、その後は一旦外に出て、
私が部屋に戻る事は妻には内緒。私に覗かれていては、山神に抱かれる妻の
ほんとうの姿が見れなくては興味が半減してしまうと思ったからです。
絶対避けなければならないのが、山神と妻のドッキング。
ニアミスさえも起きないように、一工夫が必要でした。
セックス前も、後も。前のニアミスを防ぐのは何とか方法を考えられそうでしたが、
恐いのが後でした。山神が妻に極似の女の顔を覗き見したいと思う事も当然
恐れなくてはならず、どうやってそれを確実に阻止するかもクリアしなくては
なりませんでした。
近くに、大型車両も止められるかなり広い駐車場のコンビニがありました。
コレは使えそうとちょっとラッキー感。
ホテルの駐車場は前と後ろ、それに向かって右側に近くの銀行と
共同で借りている駐車場もありました。
何度も仕事帰りに周辺に寄っては策を練りました。
最初は興奮あり楽しさありでしたが、予定日が決まってくると、
これからの3人の関係が崩壊するかもしれない恐れも大きくなってきて、
だんだん真剣に検討していきました。
人が、思惑どうりの行動を取らない事は、この寝取らせ計画だけでも、
いやというほど知らされましたから、あらゆるハプニングを想定していきました。
それでも所詮、頭の想像は、生身の人間の行動は把握しきれるものではなく、
最後には祈るような気持ちしか残りませんでした。
山神との℡で、プレッシャーを感じている事は聞いていましたが、もう一度注意事項を
聞きたいという事で居酒屋で会った時、山神のプレッシャーはさらに重症になっていました。
もう少し性的妄想をひろげて興奮を高めているかと思っていたのですが、山神は
性的欲求を満たされない不憫な女性を満足させなければならないという責任感や、
開いたバスルームのドアの影にいる夫に覗かれているという特殊な状況で、
果たして勃起できるものかと、ドンドン萎えていくようなマイナスの妄想を
かなり重症的に拡げていました。
最後には「おまえ、意外とテクニシャンなんじゃないのか?だから3年も続いたん
じゃないの?・・」と、懐疑的発言まで出るようになり、「おい、何か秘儀があったら
教えてくれよ」と言い出す始末でした。
「俺と違う愛撫だから怜子は余計に山神にむさぼられていることを意識して
濡れるんじゃないか」とも言えず、何とか励まそうと知恵を絞っても、
私の言葉をそっくりひっくり返して見事にマイナス思考の言葉を吐く始末で、
ホトホト困ってしまいました。
3つの関門なんて、やはり私なんかの想像力通りに人が動くはずもない事を
痛いほど知らされました。(あ〜あ!こんな関門もあったのかよ〜!)
日常の常識範囲内ならまだしも、こんな非、日常の計画でしかもナビゲーターの
私が初体験では、既存の人が作った公道どころか、獣道を山を知らない人間が
案内する様な愚かさに気ずいた私までテンションが落ちてしまいました。
「まあさ、実を言えばさ、俺も最初はダメだったんだ、恥ずかしくて言わなかった
んだけどさ、それにテクニックだって、向こうは奥さんを何とか興奮させよう
として、あらゆる手を尽くしたみたいだし、俺なんか、もう結婚して新たな
テクニックなんてないしさ、怜子の方がまさか女になってきたっていうか、
そういう事で少しは感度は高まってきているかも知れないけど、どこも
だいたいはそんなもんだろ?もう、だいたいやりたい事は試し終えた年齢だしさ、
俺達。結局奥さんはダンナとしているつもりになりたいって、目隠しするんだけど、
それだって、そうなりきれるもんじゃないしさ、やっぱり違う男に抱かれるっていう
こと事態が興奮材料になるみたいだぜ?だからお前とバトンタッチする話だって、
勃起できなくても構わないからって、すごく喜んでたし、だからさ、お前も
新たな女の完全なヌードが見れて、好きなように触れるんだって、それぐらいに
思えばいいんじゃないのか?」
そう言うのが精一杯でした。
「ん、そうだな、自分が楽しめばいいってことだよな」
とにかくはキャンセルを防ぐのが精一杯で、まあ、仕方ないかとその日は別れました。
本当は山神の様子によっては翌週の11月初めの3連休に実行してしまおうかとも
思っていたし、妻の生理予定日の少し前で生理が近くなると少し感度が高まるので、
ちょうどいいかと思ったのですが、
山神が、
「俺はいいんだけどさ、アイツが旅行計画しちゃってさ、そっち止めさせようか」
「そりゃマズイよ、行って来いよ、そんな事してよその奥さん抱くんじゃいくら
なんでも気分悪いだろ」
しかし実際は、妻もいつもと違う性生活で変調を来たしたか、3連休前日に生理に
なってしまい、冷や汗モノでした。
平日は山神も私も死んだようになっていますから、金曜もしくは土曜日が可能日と
していましたが、結局決まった決行日は11月23日。
翌日山神も私も仕事がありましたが、それはもう週末の金曜日で、私達の頭は金曜日は
もう休日になっている日でしたから山神がテンションを下げる要素を少しでも排除
したい状況でも、問題はありませんでした。
ただ、少し間を空けたのには理由がありました。
その連休の翌週の週末、その時点では次の週末にでもと思って会ったのですが、
「いつにしようか?」
まずは探りを入れてみました。
「怜子さんの生理の日にしてたんじゃないのか?」
11月初旬に生理がきたからダメだったと言ったので、翌月になると思っていたらしく、
「いや、今回は匂いつけて帰らないから怜子の生理は関係ないんだけど」
週末は二人で風呂に入るから、帰ってから匂いなどでばれない様に妻の生理の日に
決めたと言った話を、山神は覚えていました。
「おまえ、あの時の話、酔っ払ってよく憶えていないからって、この前、話したんじゃ
なかった?」
「ああ、何故かそれは憶えてたな」
「あ〜!おまえ俺達が風呂入るとこ想像してたんだな?」
「バ〜カ、お前の裸想像してどうするんだよー」
「じゃあ、怜子の裸?」
山神は含み笑いをしながら
「だって、お前あんなに怜子さんの体の解説するんだから、しょうがないだろうー、
それにソックリな女の話するんだから、しょうがないだろう」
山神の表情が緩んだのをみて、私の知能が少しアップしました。
(そうだ、興奮だ、興奮!)
山神が、キャンプ場であんな暴挙に走ったのも、つまりは性的興奮。
それが、いつのまにかプレッシャーに押し潰されていただけ・・ならば、
山神のその女を抱きたい性欲をあおればいい・・それも思いっ切り!
当日、山神に妻の全裸を見られてしまうだけで、すでに爆発モノですが、ここまでくれば、
山神と妻が、お互いの股間を欲しがって、本能に犯された二人が卑猥な股間の密着を繰り返す
姿態をどうしても実現したく、
11月23日を承諾させた後、
「来週さ、俺んちで前祝やろう」
「前祝?」
「ああ、お前が怜子にソックリの女を抱くんだから、怜子の前で乾杯!ってのも
おもしろくない?・・それにお前、キャンプ場行ったきり、一度も家で
遊んでないだろう、怜子、何か失礼な事言ったんじゃないかって、気に
してたぞ?」
「ああ、ワルイワルイ、そうだよな、それじゃ、来週行くわ、」
「ああ、それから酒は買わなくていいからな、おまえビール結構飲めたよな、」
「ああ、ちょっとトイレがチカクなるけどな、」
「よかった、この前怜子の親父さんにお中元でもらったビールもらってきたんだけど
全然減らなくてさ、」
「ああ、幾らでも飲んでやるよ」
翌日、妻と買い物に出たときに、最後にいつも寄る、や〇やの駐車場に車を入れました。
「パパ、お酒まだ沢山残ってるわよ?」
「ああ、そうだ、ごめん、言うの忘れてた、今度の金曜、山神が来るんだ、さあ行こう」
「え?!今度の金曜日?来るの?やまがみさん、ちょっとパパ」
顔を赤らめて慌てる妻の肩を抱いてドンドン店に入っていきました。
「あなた・・」
「恥ずかしいか?」
冷めかけた顔をまた赤らめてうなずきました。
「いきなりじゃ、もっと恥ずかしいだろう?」
「いや〜、そんなこと言わないでよ〜」
妻は私の腕に腕をまわしかけていましたが、胸を隠すような仕草をして立ち止まって
しまいました。
右腕が引っ張られて思い切り妻の胸の弾力のかたまりに圧着され、
「ん〜ん!いいオッパイだよなー、アア気持ちいい」
「もう・・やめてよー」
泣きそうな顔にも、色気が漂っていて、それというのも、今朝、車で出るときにいきなり
「23日にさ、決めたから」
耳元でささやいた為に、今日は一日中妻はのぼせっぱなしで、
肝心なものだけ買い忘れてまたその店に戻ったり、私の話に上の空で
「これどう思う?」
「え?ごめん、ごめーん、もう一回言って」
そんな妻を見ながらずっと楽しんでいました。
「山神さん、ビール飲むの・・?」
「あ、ああ、これさ、お前の親父さん、この前ビール沢山くれただろ?
あれさ、まだ残っている事にしてくれないかな」
「かまわないけど・・どうして?」
「ああ、あいついつも酒買ってきたりつまみ買ってきたりするからさ、
ついビール飲んじゃったの忘れてビール沢山あるから飲んじゃってくれって
言っちゃったからさ」
「そうなんだ・・」
店を出て店のワゴンをガラガラ押しながら車に歩いていくと、
「ちょっとパパ待って・・」
妻がいきなり私のすそをつかんで引き止めました。
「なに?何か買い忘れた?また?」
妻はクスッと笑いましたが、目が、私をジッと見たままでした。
「なになに、どうしたの?こわいな」
「・・パパ、何か隠してるでしょ・・」
「あれ?なんで?・・・ハッハッハッ!わかっちゃった?ゴメン!後で
ベッドで言おうと思ったんだけど」
「ベッドって・・・やだー、またエッチなこと〜・・もう今だってどうしようかと思ってるのにー」
本当は目隠しのプレイ中に盛り上げながら言おうと思っていたのですが、
「いま言って!・・言わないと車のらないからね〜・・もう〜・・」
「ここで言うの?・・」
「そう!・・言って!」
丁度入って来た車をよけながら端の方に行きました。
「あのさー・・」
「・・なに?・・」
「山神がさー、」
「・・ウン・・」
妻が下を向いてしまいました。
「今度のことですっごく緊張しててさー・・」
「・・ウン・・わたしも・・」
「俺もな、だからみんな緊張バリバリでさー、もしかしてさ、あいつ、役に立たないんじゃ
ないかって心配しててさ」
「役にって?・・ああ、そうか・・ヤダ・・」
「だからな、ようやくお前が決意してくれたからさ、なのにあいつ想いを遂げられなきゃ、
何にもならないっていうかさ」
「抱くだけじゃだめなの?・・」
「ああ、男ってさ、やっぱり気持ちがくすぶっちゃうって言うか、お前と完全な
セックスにならないとな・・」
「・・・そうなの・・」
「ああ、だからさ、もうあいつ、頭の中がガチガチになっちゃって、興奮どころか・・
な?わかるだろ?」
「・・わかるけど・・家で・・どうするの?・・家はいや・・」
「ああ、それはもう聞いたから大丈夫さ、触る事もさせないから、要は少し興奮させて
ガチガチ頭を柔らかくさせたいだけだから」
「・・どうするの・・」
「あのさ、まずな?あいつ、ある店で見つけた服がさ、お前に合うだろうなーって
言ってたんだよ、それをさ、そうだ、あのご褒美のバッグと一緒に買いに行こう、
今から・・」
バッグと聞いて、妻はようやく顔を上げてわたしを見ました。
「いいの?・・でももう今月は予算ないけど・・」
「だからボーナスで補てんする予定なんだから、その分も下ろしちゃおう、
いつもじゃないんだから、銀行のカードもって来てる?」
「いいの?・・」
これは別の計画で使えるなと、妻が買い物をしている間にブラブラしている時に
最近見つけたものでした。
車中で
「着るだけで興奮するの?・・」
「うん、まさか違うだろう、好みの服着てたら」
「エッチな服なの?・・」
さすがに妻だけあって、そろそろ私の嘘を見抜きはじめました。
べ〇モ〇ルに出店しているある店に行きました。
入り口近くのATMで妻が下ろしているうちに、売れていたらと心配で先に急ぎました。
店に着くと、かけてあった服が別のものと取り替えられていました。
少し高かったので残っているかと思ったのですが・・
「ハーッ、ハーッ、あの、、、ここにかかってた服は?、、黒い、、手編みのワンピース
みたいな、、」
店員さんはオカシナ迫力に驚いていましたが、
「あ、あれですね、今日・・午前中売れちゃいましたけど・・あ、でも白でよかったら
ありますけど・・」
「み、見せてください、それ・・」
手編みのワンピースで、妻が着れば、きっとカラダの線が見事に出そうなセーター生地。
マフラーもお揃いで編んであって、前開き。下ろせば胸も足も自由に出し放題!
「奥様が着られるんですか?」
「ああ、そう、今来るから・・」
店員は、いつの間にかわたしの斜め後ろで口に手を当てて笑いをこらえている妻に
話しかけていました。
「ああ、わたしのプレゼントだから、気にいるか・・」
もしカラダの線が見事に出て、胸や尻がいたく強調されたら、妻が変に誤解されてはと
先にフォローしておきました。
「試着なさいますか?」
「ああ、頼む」
私が答えて二人に笑われてしまいましたが、
着替えが終わってカーテンを開けると、
「スゴイ・・」店員が思わずつぶやきました。
これで決まり!と、
「ママ、いいよ、いい、可愛らしくて、白はいいいよ、ね、」
と店員にフォローを促し、
「ええ、お似合いですよ」
「ちょっと体の線が・・なんか恥ずかしい」
「いいよ、家の中でもいいじゃん、ね、」
「スタイルいいから素敵ですよ」
暗黙の連係プレーで落としに成功し、嬉々として駐車場に向かう中、
「あなた、もう自分でお買い物できるわね」
とからかわれ・・確かに結婚以来、自分の洋服さえ自分で買えた試しがなく、
妻に頼りっぱなしで、唯一買ったオカシナ色の靴下は、
「あなた・・これどのお洋服に合わせるの?・・」
しかし、山神にしても私にしても、性的興奮が高まればかなりの障害も乗り越えられると
いう事を再確認しながら運転していると、
「あなた?」
「なに?」
「本当にこれ着るだけ?着るだけでいいの?」
先に聞かれてちょっと慌てた私に
「やっぱり・・」
「えっとさー」
「いい・・」
「ん?」
「あとでいい」
「ベッドで?」
妻は少し笑っていましたが、
「あー、もう、そう!普通じゃ聞けない・・」
ベッドに行くと、あのワンピースを着てもらいました。
「もう、恥ずかしかったんだからー・・」
あらためてまじかに見てみると、セーターがしっかりどの部分にもヒッツイテ、
まるでカラダの線を見せるためのモノにみえました。
そこからはみ出る足や胸元が、さらにエッチ度を高めていました。
そのまま妻を寝かせて、まずは胸元を少し開けようとしました。
「まずはコレくらいあけてさ、最初はこのラインだけでアイツはそうとう興奮して
くるからさ」
「あなた・・マスク・・」
始まった頃は慣れがかえってまずいかと着けたり着けなかったりしていましたが、
だんだん、かえってアイマスクに慣れさせた方が、本番の時に山神の手や舌や
体全体の感じや肉棒の違いを敏感に感じ取るのではないかと思うようになり、
最近は毎回着けるようになっていました。
それでも、自分からマスクを求めたことが、いろいろに解釈できて興奮してきました。
「少しずつ開けていくんだよ・・胸も膝から上も・・」
妻は意外にもうなずきながら
「・・わかってる・・」
「わかってたの?・・ありがとう・・」
「どれくらい開けるの・・?」
「そうだな・・胸は・・まず・・これくらいかな・・・」
私は妻に馬乗りになって、胸をセーターの上から柔らかく揉みながらだんだん
開けていきました。
「ブラジャーはつけるんだぞ・・」
「・・どうして・・?」
「谷間が大きくなるからな、はみ出た谷間をよーく見せてあげるんだ、おまえのオッパイ」
「どれくらい・・なの・・?」
「あいつが酔ってきたらドンドンみせてやれ、ビール飲むとしょっちゅうトイレに
行くから、その時にな・・」
「・・あしは・・?」
「あしもな・・ダンダンだ・・最後は・・」
「・・最後は・・?」
「最後はな・・うまく見せてやれ・・」
「・・パンティ?・・を・・見せればいいの・・・?」
「ああ、そうだ」
「それで・・いいのね・・」
私は答えずに前をいきなり全開にしました。
「アアン!」
私はパンティも構わず引き降ろしました。
「入れてもいいか?」
妻の股間の濡れ方は急速に速まっていました。
「もう一つあるんだ・・」
「いや!先に言って・・いや」
「だめだ」
私は先っぽをあてがいました。
「いいか、聞こえるか?・・」
妻はうなずきながら
「さきに・・お願い・・」
「山神がしょっちゅうトイレに行くようになったらな・・」
「・・・だから・・みせれば・・パンティ」
「俺が『そろそろシャワー浴びちゃえば』って言ったらな、シャワー浴びてくれ」
「・・・・・」
「お前が行ったら『洗面所のドア壊れちゃってさ、閉まらなくなっちゃってさ』
って言っとくからさ」
「イヤ・・家はいや・・」
「違うよ、見せるだけさ・・あいつだって心の準備が出来なくなってるからさ、
頭ほぐしてやれよ、お前もいきなりよりいいだろ」
「・・お風呂のドアは?・・」
「ああ、閉めていいよ」
「いいのね?・・閉めても・・アッ!」
私は少しだけ挿入して止めました。
「俺がガラス戸叩いたらな、」
「アン・・まだ?・・」
「ああ、そうしたらな、ドライヤーで髪乾かすんだ」
「もう髪洗い終わってる・・」
山神が家に飲みに来る時にはいつも来る前に風呂に入ってしまいます。
「だから・・肩から下の方だけ乾かすのさ・・髪を上げないで・・シャワー浴びるのさ」
「アン・・もっと入れて・・お願い」
「やってくれる?」
「・・ウン・・バスタオルまいていい?」
私はイッキに突き上げて覆いかぶさりました。
「アアアン!・・」
「だめだ、全部見せてやるんだ、ドライヤーをかけているフリをして、胸もお尻も
み〜んな見せるんだ!」
「イヤー、イヤ、」
そう言いながら妻は、私が突き上げながら肉棒を動かさないので腰を動かしはじめました。
「だめなら抜いちゃうぞ?・・もういいかげん見せてやろうよ・・23日だぞ?・・
もうすぐだぞ」
私はアイマスクを上げて妻の目を見ながら言いました。
相変わらず最高の美しい目を潤ませて私を見ました。
「入ってこない?・・山神さん・・入ってこない?」
「ああ、俺がリビングから監視してるから、なんなら『キャッ!』って叫んだらいい、
俺、『どうしたー!』って怒鳴るから」
「それでも襲ってきたら?」
「ハッハッハッ!一週間後に抱けるのにそれはないだろうけど、そしたら行くよ」
「助けてくれる?」
「ああ、当たり前だろ、家の中で俺の前でするわけないさ」
それも面白いとは思いましたが、今さらそんな方向修正は効きません。
「マスクしていい?」
「ああ」
妻は自分でアイマスクをおろしました。
「ちょうだい・・」
妻は柔らかい股関節を大きく開きました。
妻の股間の大事なところがイヤラシク動いて私の肉棒を誘っていました。
わざとゆっくりと挿入していきました。
「ウーン・・・」
深いため息をつきました。
妻の襞が、どんどんとマトワリついてきて、最後にググッと貫くと、
「アアア!」と叫んでまるで処女を破って間もない頃のようにギュギュギュ!と
強烈に締め付けてきました。
(ウ、ウソダロ!)
まさかの締め付けに突き上げる余裕をなくし、しかし妻はどんどん襞で締め付けながら
太ももで苦しいほど腰を締め付けてきて、反り返って乳房を震わせて、最後に
子宮が私の先っぽをくわえる様な快感に襲われ、あわてて
「おい、いいよな!見せても・・!」
「アアアン!」
妻は私を引き寄せて、
「パパ・・い・・いく・・パパ・・い・・いく・・」
全身を痙攣させて逝ってしまいました。
妻はカラダで答え、山神の最後の攻略の準備が整いました。
そして、私にはもうひとつのウズク楽しみができました。
体中の精気を吸い取られたような心地よいケダルサで眠りにつこうとしましたが、
「あなた、シャワー浴びないの?」と言って、いつもの様に着替えを持って、
シャワーを浴びに裸で部屋を下りて行った妻の後ろ姿が脳裏に残り、
何かに引きずられるように私も下りていってしまいました。
階段を下りて行くと、シャワーの音がわずかに聞こえてきました。
廊下におりて、リビングの方を見ると、山神が使うはずのトイレのドアがすぐ左側に
あり、風呂場の長さの壁の向こうの洗面室のドアまで、階段の明かりが
暗く照らし出していました。
ふと今度の週末の山神を想像してしまいました。
会話中に、洗面室のドアが壊れていつの間にか開いてしまう事を伝えておいて、
酒が進んでトイレが頻繁になったところで、妻が風呂にはいり、続けてトイレに
行った私が洗面室のドアを少し開いておいて、席を立った山神がこのトイレに来る途中、
山神は妻のシャワーの音を聞き、明かりの漏れる洗面所から、妻の全裸でシャワーを
浴びる姿態を想像するのは間違いなく、トイレを出て戻ろうとすると、明かりの漏れる
5センチほど開けられたドアの隙間から、シャワーの水滴をぬぐう全裸の妻の姿態を
目にする事になる・・・
階下に下りた私がトイレのドアの前を通り過ぎると、大きくなっていくシャワーの音に
何か妻の秘密を覗いていく様なスリルを感じてきました。
ドアを開けると、いきなりシャワーの音が大きくなり、水圧が妻の体のあちこちを打ちあてる
不規則な音が聞こえてきました。
急いで中に入り、正面の洗濯機の右隣にある洗面台の前に立ってみました。
中にあるモノイレの為に3枚に分かれたミラーの前に立ちました。
ミラーの映す範囲など今まで意識した事など無かったので、多分ミラーを見る
妻からは、ドアから覗く姿は見えないだろうと思っていました。
しかし、左側のミラーの端にドア枠が映っていました。
(ん~ん タエラレルカナ・・・)
廊下を暗くしても、ドアの隙間から覗く山神はこちらからの照明で丸見えになってしまいます。
山神を視界に入れながらここに立つのか・・・
体の隅々まで山神にむさぼられた後とか、セックスを直後に控えた時ならまだしも、
約1週間後のセックスを覚悟しているという微妙な状況で、山神に動く裸を覗かれる
恥じらいと興奮が入り混じった妻を想像すると、たまらなく興奮してきました。
元々、山神の陥落が行き詰まってあれこれ模索していた時に、山神に犯させる為に
妻に誘惑させる方法の一つでしたが、微妙な時期のいきなりのヌード露出は、私にとっても
格好の前奏曲となり、嬉々としていました。
下見に行くホテルに着く直前に決めたことですがホテルに着き、エレベーターの
ドアが予約階で開いた時に、私の心に予想外の変化が起き、戸惑いました。
いつも密室性を心地よく感じさせる、ホテルのあのコンクリートに守られた空間が、
今回はもう直ぐ確実に、妻が男に犯される現場になるという現実感が湧いてきて、
私はその衝撃の大きさに、思わずエレベーター前のベンチシートに座り込んでしまいました。
ガラガラと自動で閉まるドアが、私にさらに深い覚悟を要求している様な気がして、
通路に流れる軽音楽が、本当は二人よりも自分こそが一番覚悟できていなかった事に
気ずいた私をからかう音に聞こえました。
ですから、妻が犯される1週間前に山神に妻の全裸を見せる事は、
山神を痛烈に後押しする為だけではなく、妻に犯される覚悟をさらに固める為だけでもなく、
私もその興奮を高めて、本番にあまりみっともない醜態をさらさない為でもありました。
ですから、タエラレルカナ・・は、そういう現場を目撃して、自分はいったいどんな
状態に陥るんだろうと、全く想像できない事にひどく狼狽して、
思惑通りに人が動かない事は自分にも当てはまる事なんだと、きわめて遅まきながらの
キズキに、少々焦りました。
そろそろ妻がシャワーを終える事を感じて、隠れる事を忘れていた私は慌てて廊下に出ました。
ドアを完全には閉じずに合わせただけで妻が出るのを待ちました。
やがてシャワーの音が止まりました。
瞬間、当日の計画に合わせて5センチ程に開いてしまいました。
ガシャッと折れ曲がるドアを開く音がしました。
妻がどう判断するかと私はとっさにドアの影に移りました。
トンというわずかな段差を降りる妻の足音がしました。
こちら側のバスタオルを重ねてある棚に移る気配の前に少し間がありました。
ドアに気ずいたようでした。妻はドアには触れませんでした。
タオルがカラダを擦る音が聞こえてきました。急いで開いたドア側にいきました。
ドアの隙間に、水滴にまぶされた妻の全裸の後ろ姿が見えました。思わず声を上げたく
なるほど艶めかしく見えました。
セミロングの髪の先は濡れていました。
いつも髪を洗い終えた2度目の風呂の時にはポニーテール風に結ぶ髪が、
今夜はおろされていました。
カラダを拭きあげるために動く尻がたまらなくエッチにみえました。
足を拭くために屈み込み始めると股間に周りの肉を押しのけてワレメが覗きました。
思わずしゃがみ込んで覗き込みました。
拭き終えて洗面台に向かった妻は、湯気で曇りきったミラーにドライヤーを向けていました。
乾いたミラーの円がどんどん大きくなっていきました。
しかし自分の姿が見えたあたりで、髪を乾かし始めました。
当日ミラーが3枚とも曇らずに、左のミラーに自分の全身を覗き込む山神を認識しながら
髪を乾かし続ける妻を想像していました。
微妙なヌードの動きや、乾かすために首を傾ける女特有の仕草を見ていたら
たまらなくこの女が欲しくなってきて、中に入ってしまいました。
妄想の山神が入って来た妄想なのか、単に驚いただけなのか、妻は胸を隠しました。
腕から上に大きくはみ出た谷間がかえって私の男を刺激しました。
「コワイ・・」
私はたまらず背後から手をまわし妻の両手を後ろにまわさせて私の股間をつかませました。
股間をつかませた妻の手で自分の愚息を刺激していきました。妻はキツク目をとじながら
自分の意思で私の愚息を握り始めました。男の一物に集中する妻の表情に、たまらず
無防備になった妻の乳房を揉みしだき始めました。乳房が卑猥に変わる形と手に反発する
弾力に夢中になりました。
妻はますます悩ましい表情をみせてきて、私の肩に頭をもたれてきました。
妻だけのリンスの香りがさらに強く私を刺激して尻を撫でながら中心を狙っていきました。
右手でキツク閉じた太ももと尻の間に指を入れながら、左手を陰毛からワレメに指を
忍び込ませていきました。
「アッ・・・」
妻は息を荒げ始めながら、太ももを自ら開いていきました。
ワレメは意外に閉じていましたが、指でワレメを押し当てると、ヌルッと
指が入り込みすぐに愛液があふれ出るようになりました。
「ダメ・・たっていられない・・」
妻の腰が不規則に動いて、私の指を味わい始めました。
「パパ・・上で・・・・・ねえ・・・・アン!」
尻を突き出させて立ちバックにいきたかったのですが、
「だめ・・立てない・・」
妻は足がふらついていました。
「しゃぶって」私が言うと、
うつろな目でうなずいて、
私の前に膝を下ろしていきました。
私がパジャマをワザと下ろさないでいると、
潤んだ目で私を見上げて、はにかむ表情で私のパジャマをおろしました。
股間が露出したところで私の愚息が勢いよく顔を出して、
一瞬妻は驚いて顔をそむけました。
少し笑いをこらえていましたが、
やがて私のそり立った愚息を見つめ出した妻の表情はみるみる変化してきました。
「誰のチ〇ポだ?」
妻は握りかけた手を止めて、
「バカ・・」
ひとり言の様にいうと、
口を近ずけていきました。
いとおしそうに暫らく先っぽを舌先で味わっていましたが、
ゆっくりと口中に含んでいく姿は、何か別人の様にみえました。
ちょっと腰を押し出して奥深く入れようとすると、すぐに嗚咽してしまう筈の妻が、
驚く程チ〇ポを奥深くまで吸い込んでいました。
いつも軽く出し入れするはずが、ゆっくり奥深く含んでいって、締め付けが、
どこでどうやっているのか、グイグイと熱く締め付けてきて、
誰に教わったんだ?!と言いたくなるほど極上のフェラで昇天の時も
キツク吸い上げてきて、まるで男の生理を知り尽くした女の様でした。
開花して、まるで別の女になってしまったのかと、少し呆然としましたが、
風呂に移動してシャワーをかけてくれる妻はいつものやさしい仕草で、
未だに股間を洗うところは見せてくれない妻は(ちょっと期待しましたが)
「早く行って・・もう、はやく!」
やはりその場面で追い出され、なにかキツネにツママレタ様な気分で
寝室に行きました。
妻が戻ってきて耳元でささやいてきました。
「もう寝ちゃった?」
「・・いや・・」
「そう・・眠くなったら寝ちゃっていいから・・」
「なに?」
「いいから寝ていて・・・あのね、」
女性というものがそういうものなのか、妻は時々わからない事を言う。
「どうしてだかわかる?」
普段はきちんと話すのですが、二人きりになって、甘えてくる時に何故か
主語を抜いてくるクセ(?)は、未だに変わらない。
それに寝ていていいと言いいながらの質問に、答えていいのかどうかさえ迷ってしまう。
「寝ているからわからないよ」
「もうイジワルなんだからー」
(?なんでイジワルなんだ?)
こうなると、必ず向こうを向いて黙ってしまう。
私が必ず後ろから抱きしめて謝るのがパターンになってしまった。
後ろから抱きしめて何度も謝りながら、股間で妻の尻を味わい手で
乳房を味わいそして髪の香りに酔いながらうなじにキスをしながら、
許してもらう。妻が顔をこちらに向けてキスがホホにとどく頃に許してくれる。
正直後戯はつらい。巧くケダルサに打ち勝って会話に付き合えればいいが
それに失敗した時には、この選択をさせられる。
いつの間にか、こういう後戯を調教されてしまった。
妻をダマスのも簡単だが私も知らぬ間にリードされてしまう。
いつものように妻を背後から抱きしめようとしたら、妻はまだこちらを向いて
私を見ていました。
ちょっとビックリして言葉が出ないでいると、妻はクスッと笑って、
「どうしたの?・・」
「いや・・向こうむいてると思ったから」
イタズラっぽい目がだんだん真剣な目で私を見つめてきて、
「ねえ、あなた、私がどうしてだか、わかってる?」
「何が?・・」
少しうつむいて
「だから・・・抱かれること」
「ああ・・・」
「あなた・・わからなくてもいいの?」
「あ、いや、そんな事はないけど・・」
「あなた・・私が同情して抱かれるとか・・思っていない?」
「ん?あー、そうだな・・確かに・・」
「やっぱり・・・そうなんだ・・」
「ごめん、教えてくれよ・・勘違いしたままじゃ・・まずいだろ・・俺達」
「ねえあなたー、私が玄関でキスした時・・意味がわかっていないでしょう・・」
「意味って・・あれで答えてくれたんじゃ・・なかったの?・・それに」
「それに?」
「ああ、なんていうか、これ、エッチなことだから、ちょっと興奮したとか」
「あ~、やっぱりわかってくれなかったんだー・・ショックー・・」
「あー!ゴメンゴメン!教えてくれよー、」
妻は今度は向こうをむいてしまいました。ただ、いつもの子供の様な甘えの雰囲気は
なく、私も勘違いが有ったとなってはぜひとも知らなくてはならず、キスの話に
至っては、もう私の単純頭では、女性の複雑な心理など、おそらくは一生
わからぬに違いないと思い・・
妻が、山神の愛撫で濡らされた股間を貫かれる妄想が強烈に私を突き上げ続けて、
妻をダマス事に専念してきました。
そしてダマシに反応して日に日に女のオーラを増していく様子に身震いするほど
狂喜してきた自分には、正直のところ、
“どうして抱かれる気になったのか”と今さら聞かれても、ダマシ続けてきた私には
“私にダマサレタ”としか言いようも無く、それ以上は考えようともしてきませんでした。
しかしながらあのキャンプ場以来ダマシ続けている為に、日常生活全体に嘘の霞が
かかってしまって、さすがにスッキリしない気分が無かった訳でもなく、抑えてきた
“ゴメンナ”の気持ちが顔を出してきて、向こうを向いてしまった妻を見ていて久しぶりに
思いやれる気持ちになってきました。
「ごめん、見当違いしてたのかな・・謝るから教えてくれないかな」
妻に普通に、素直に対せたのは久しぶりでした。
「・・・いいの、謝るのは私のほう・・」
?ちょっと言っている意味がわからず、
「おまえが謝る事はないさ、」
「ん〜ん、謝らなきゃならないの」
??ますます意味がわからず、
「なにを謝るの?・・」
「私ね・・」
「うん」
「怒らないでね・・でも怒るわよね、あーやっぱり恐い・・」
「な、なんだよそれ」
ここにきて、せっかく誠意を見せたかった私に、ちょっと変な予感がしました。
「恐いって・・何だよ、俺まで恐くなっちゃうじゃないかー・・そんなに大変な事なの?」
妻の横顔を覗きこむと、真剣な顔をしてうなずきました。
正直、聞きたくない心境になってきて、
「無理に言わなくてもいいよ・・後でその気になってからでもさ、」
妻は少し間をおいて、
「大事な話だから・・」
そう言うと、私の方を向きました。
「顔が見えるようにして・・」
そう言って、私の二の腕にのせていた横顔を肘まで離して、私をジッと見つめました。
「どうしたんだよ・・」
「いいから私を見てて・・」
「こわいな、」
「そう・・こわい話なの・・でもやっぱり、今のうちに言っておかなきゃ・・」
そう言うと、私の髪に手を伸ばしてまるで母親みたいに横髪や額に垂れた私の髪を
整えるように撫でていました。
「いい?私を見てて、目をそむけないでね・・」
「あ、ああ、な〜んかホントにこわいなー・・」
妻はクスッと笑うと、
「私ね・・山神さんだから抱かれるの・・わかる?この意味・・」
「ん?・・ああ、なんだ、だから山神を助けたいっていうことだろ?・・違うの?」
妻は首を横にふりました。まだジッと私を見ていました。
「そうじゃないの・・」
「ん?違うの?・・って何が?」
「私ねー・・山神さんが好きなの・・」
「!!!え?・・・・な・・」
“山神とデートした”と聞いたときも一瞬固まって思考が止まってしまいましたが、
これを聞いた時のショックは固まるというより凍りつく様なショックでした。
「いつ・・から?・・」
思考がマヒしたまま、口だけが動いていました。
「デートした時から・・ずっと・・」
「ずっとって・・最初からずーっと?!」
私がショックで打ちのめされているのがわかっていて、混乱する私をまだジッと見ている
残酷さに、少々腹が立ってきました。
「時々俺がいない時に来るから困ったって言っていたじゃないか・・」
「好きだから困ったの・・」
「!好きだからって・・いやらしい目で見る様になって、アイツのこと嫌だって・・
あれ?そんな山神は嫌いだって言ってたんじゃ・・」
私は少しヤケになって必死に妻の証言を否定する材料を探していました。
それでも妻は私の目をジッと見たまま、
「あれは嘘・・本当はだんだん抱かれたい気持ちが抑えられなくなってきていたの・・
もう山神さんに抱かれたくて・・」
ん???そこまで言って妻は額を私の胸にくっけて何か頭が震えている様な、
泣き出した???否!あー!
「お前・・・もしかして笑ってる?・・」
「・・ゴメン・・」
「お前・・ウソ?・・ウソなんだろう?!」
「ゴ、ゴメン、だ、だって〜」
妻は顔を出しました。
「だってじゃないよー!なーんだ、あー!ビックリしたな〜!
なんだよー!なーんでそんな嘘つくんだよー!」
「あなたが悪いんでしょう〜、あなた、こんな大変な話はじめてから私のこと全然みてくれなく
なっちゃったじゃなーい・・ひどいわよー、山神さんの話ばかりしてー
だから、バツよ、バ・ツ!・・あなた、私をもう愛していないんじゃないかって
不安でしょうがなかったんだからー、私を山神さんに押し付けてしまいたいんじゃ
ないかって考え始めてたの・・あ〜!・・よかった!」
「よくないよー・・試したの?俺を、」
私はまだ青ざめていました。
「そう、あーよかったー!うれしい!」
妻はしがみついてきました。
「だから、玄関で『返事してもいいか』って聞かれたときねー、あなた、もっともっと
好きになるって言ってくれたから・・本当にもっともっと好きになってねって、
あなたの為に山神さんに抱かれる私をもっともっと好きになってねって、
私はあなただけを愛しているんだからねって、抱かれても、あなただけを愛して
いるんだからねって、必死に伝えたんだからー・・」
「あのキス?」
「・・そう・・私ねー、いろいろ考えたの、どうしてあなたが私を抱かせる気になっちゃった
のかって」
ああ、もしかしてこれはかなり綺麗な推測をしてきたなと推測しつつ
「わかった?」
妻はうなずいて、
「あなた、山神さんの奥さんに私がすごく怒っちゃった時、山神さんがあなたに教えたこと、
私にも教えてくれたでしょう?その時、思ったの、この人はずっと山神さんを
見守っていくつもりなんだなって・・〇〇ちゃん(山神の妹)の披露宴の時にも
『お兄ちゃん、よろしくお願いします』って言われていたでしょう、あれ、私が
聞いていても本気で言っているんだなって分かったし、あなたも『おお、任せとけ』
って、だれでも返すような答え方だったけど、〇〇ちゃんの肩をたたきながら
言っていたでしょう・・本気で見守っていくつもりなんだなって、夫婦の事とか
そんな人生を選んだ山神さんを・・だからね、あなたが私を抱かせようとした事も、
許すことにしたの・・」
“おまえが山神に犯されるところを想像しただけで興奮してたまらないんだ”とは
程遠いキレイナ解釈ですが、これはこれで山神が妻にイタズラした場面を目撃して、
瞬時に許してストレートに興奮できたのにも、或いはそんな気持ちの積み重ねが
遠因にあったのかなと思えなくも無く・・・
週末の金曜日、家の娘がなかなか寝なくなっては困るので、完全に寝込む筈の10時頃に
山神が来るようにしました。
一旦家に帰ってからでは出にくいだろうと、それまで外で私も付き合うことにしました。
こんな事じゃ来週にはどんな事になってしまうんだろうと不安になる程、朝からモヤモヤ感が
続きっぱなしで、山神と飲んでいた居酒屋では、刻一刻と腕時計の針が10時に近ずくにつれ、
山神の話にも耳が虚ろになってきて、
「おい、そんなに今夜は時間が厳しいのか?℡いれてみれば・・何かあるのか?」
「あ、ああ、別にな、なんとなくな」
「ハッハッハッ!どうしたんだよおまえー、なんか情けない顔しちゃってさー、あー、
怜子さんとケンカしちゃったんじゃないのか?雰囲気悪いなら俺遠慮するか?
それとも仲裁?ハッハッ!」
「いやそうじゃないって、もしかして料理を作る都合で早くても遅くてもまずいんじゃ
ないかと思ってさ、」
「ああ、そういう事か、ワルイワルイ、なんか悪いなー」
「なんで、いつもじゃん、」
「いや、久しぶりだからさー、なんか気ーつかうよ」
ようやく帰宅時間が近くなって、代行を待つ間に妻に℡をいれました。
「もう寝た?」
「もう9時前には寝ちゃったわよ、ダイジョウブ、」
「そっか、今から帰るからさ、あのさ、途中あんまり急には出せないかもしれないからさ、
少しファスナー開けといてくれない?上も下も」
「え〜最初からー?・・恥ずかしいよー・・」
「いや山神ももう結構酒入っているからさ、大丈夫だって」
「どれくらい?・・あんまり開けれないよー最初からー」
「ああ、だから胸はちょっと谷間が見えてさ、足は膝上10・・いや15センチくらい」
「15センチ〜だめよー座ったら際どくなっちゃうものー・・10センチでいいでしょう・・
それにブラつけてるからすぐ谷間見えちゃうし」
「わかったわかった、あーそれからさ、洗面所のドアさ、やっぱりおまえ開けてよ、
シャワー浴びに行った時にさ、」
「え〜・・あなた開けてよー・・」
「いや、二人ともさ、そのころ結構酔ってるはずだからさー、俺変なタイミングに
なっちゃうとマズイからさー、頼むよ」
「・・わかった・・」
情けない事に、私はドアを開けるのがコワクなっていました。
10時少し過ぎた頃、私は山神を横において外灯の点いた自宅のチャイムを鳴らしていました。
「おい、チャイム鳴らしちゃっていいのか?」
子供が寝てからはチャイムは鳴らさずに自分達で入る事になっていましたから、
「ああ、キー忘れちゃったからさ、さっき言っといたんだ」
間も無く玄関内の明かりが外に漏れると、私の頭がカーッと熱くなりました。
妻のサンダルの音がして、ガシャッ、ガシャッと二つの鍵を開ける音に俄然、
私に緊張感が走りました。
「山神、ちょっと隠れて隠れて」
「お帰りー」と、ドアを開けた妻は真っ白いセーター生地に包まれて、一瞬立ちすくむほど
輝いて見えました。
「あー、いつもおまえは綺麗だな〜」
妻をいきなり抱きしめて、
「ちょ、ちょっとあなた、どうしたの?」
「ああ、山神来れなくなっちゃってさー」
「え?」
そのスキに妻の唇を奪ってしまいました。
「ウーン」と妻がキスに没入しかけたところで、閉まらずに体にくっついているドアから
片足を出して山神に合図しました。
私達の開いた側にそっと近ずいた山神は妻の耳にギリギリに口を近ずけて、
「ヤマガミデス!コンバンワ!」
妻は電気ショックを受けたみたいに体を震わせてしゃがみ込んでしまいました。
何か緊張をほぐさずにはいられなくてつい、オフザケしてしまいました。
顔を両手で覆ってしゃがみ込んだ妻は、腰から横にはみ出た肉尻やモモにかけての
曲線がたまらなく、なによりいつも長めに湯船に浸かる習慣で、まだピンク色が残る生の足が、
足先から太ももまでさらけ出されて、角度が急で、開けたファスナーから、曲げてやはりさらに
豊かになった太ももの奥までチラツイて見えてしまって、思わぬ艶めかしい姿態を
二人にさらしました。
「も〜いいかげんに止めてよー二人ともー」
私達の冗談にピッタリ反応してくれる妻が、イタズラ好きの二人には時々格好のオモチャに
なっていました。
二人のそんな怪しい目に気ずく余裕もなく妻は先に上がってしゃがみ込んで山神が履く
スリッパを出しました。その格好でまたもや下半身の曲線や生足をすき間から太ももまで
私達に見せて、今度は胸元の大きな谷間のフクラミの始まりも見せて、男二人を
欲情させました。いつもより既に暖かくて、リビングから吹き出す温風がいつもより
高い温度にされている事が想像されて、妻が裸を見せる準備をしていた事に、
私はさらに興奮を高めました。
妻の後を追って男二人が並んでは狭い廊下を先に行かせて、妻の尻の動きを山神に
見せました。
階段を通り過ぎて洗面所のドアの前を、山神だけが平気で通り過ぎていきました。
もう夜はだいぶ冷え込むようになってきていて、リビングに近ずいていくとガスストーブ
の温かさがどんどん体を包んで、いつもの家に帰ってきた安堵感と、いつもより高めの
温度が今夜の出来事を暗示して、興奮が入り混じった妙な気分になっていきました。
「あなた先に着替えちゃって、出しておいたから、一人でお願い、山神さん、いつものとこ
座っていて」
「なんだよ、一人で着替えられないの?」
「そうなんだよ、パンツはく時まで目の前で手伝うんだから、」
「目の前で?座り込んで?」
「も〜やめてよ〜二人とも〜!」
着替えを終えて階下に降り、廊下からリビングを見ると、座ってくつろぐ山神と
キッチンに立つ妻の、小さな距離の少し大きめな声が行き交い、姦通の間近い
二人の会話の不思議さを暫し楽しんでいました。
料理を持ってリビングに向かう妻が私に気ずきました。
声をかけることなく、すぐに通り過ぎました。
「お〜、今夜はごちそうだな〜、わるいな〜怜子さん」
「ひど〜い今夜はだって、いつもでしょ、いつもわるいな、でしょう」
「ハッハッ、なんで突っ込むんだよ、まだ怒ってるの?」
「当たり前でしょう、もう〜、本当にビックリしたんだからー」
1週間後に自分を犯す相手と目の前で会話している妻に、
既に性行為を始めてしまっている様な妙な興奮が襲ってきました。
私は洗面所のドアを開けてみました。10センチ程開けて、中の照明を点けると、
妻が全裸の肉体をさらす空間が、もう既に淫靡な空間に変貌していて、胸の鼓動が音を
たて出しました。
妻がキッチンに戻ろうとするときに目が合うと、作り笑いができない表情をみせて
いきました。
中にはいると、洗面台のミラーは水滴がアチコチに付いてはいましたが、しっかりと
曇りを止めていました。毎日ドライヤーで曇りをとっている妻は、おそらくは
感ずいたでしょうが、それでも淡々と事を進めている妻の覚悟の度合いを想像して
またもや興奮してきました。
念を入れて、下の物入れから取り出してもう一度塗りたくっていきました。
リビングに戻ると、ガス台に向かっていた妻の横姿を見ていた山神が私に気ずいて
慌てたように話しかけてきました。
「随分遅いじゃん」
「ああ、チ〇ポが大きくてパンツに入らんから、シゴイテちっちゃくしたらようやく入ったよ」
山神はデカイ笑い声を上げて
「それにしちゃあ早いわ、お前、早すぎだよそれ、」
「自由自在なの、俺は!お前みたいにチ〇ポに時間は聞いてくれなんて無責任じゃないの」
「言ってくれたよなー、俺なんか萎んだってパンツ入れるの苦労するんだわ」
「あっは〜!俺なんか丸めなきゃ入らなくて大変だって怜子がいつも大変なんだわ!」
思わずいつものバカになっていた私達はハッとして妻を見ました。
よりによってこんな晩に妻の前で下ネタを聞かせるつもりはありませんでした。
幸い妻は向こうに顔を向けて笑いをこらえているようでした。
「もう、バカなんだから二人ともー・・女性の前なんだから気をつけてよね」
緊張でガチガチの雰囲気を予想していた私にはホッとするスタートではありました。
しかし、それでもソファーを背もたれに並んで座り込んだ私達の目の前に妻が座ると、
妻の肉体の存在感に圧倒されるような気がして、山神からも少し落ち着かないような
様子が伝わってきました。
考えてみれば、キャンプ場であんな事があって、3ヶ月ぶりに3人が一緒になって、
山神には妻の体の特徴や性感帯やらを散々教えまくり、怜子に極似のもうすぐ抱く女の
本物が目の前にきて、
妻にいたっては、1週間後に自分に知られずに自分の体を抱けると思っている山神が
目の前にいて、ましてやもうすぐ全裸をのぞかれる状況で、
私にしても、目の前に座っている妻が、山神の目の前に大きく股を開いて、
隣にいる山神が、その開かれた妻の股間に腰を沈めて肉棒を埋めていく・・
山神の突き上げにいつしか妻も腰を卑猥に動かして埋め込まれた肉棒をさらに
味わっていく・・・
「あなた、あなたどうしたの?」
「え?」
「あなたもビールあけちゃって、ついであげるから」
「ああ、」
気がつくと、妻の胸はさっきよりも開いていました。
注ぐ動作で目の前にブラからはみ出した白い乳房の肌が深い谷間を作って二人を
挑発しているようでした。姿勢をもどしても、見せてはいけない白い谷間が見えるように
なっていました。
下のファスナーはテーブルの影で見えませんでした。
私は箸を落としたフリをしてテーブルの下を覗いてみました。一瞬しか見れませんでしたが、
覗いて見えた生足は思いのほか刺激的で、正面からではファスナーの具合はわかりませんでした。
「あなた、洗ってくるから」
そう言って立ち上がった妻の裾は少しずれ上がって太ももが一瞬かなりむき出しに
なって、ファスナーはやはりさっきより上げられていて、ドキッとさせられましたが、
酔ったせいか今夜の興奮のせいか、思わず
「ああ、ビックリしたー」とひとり言を言ってしまいました。
「ああ、俺も思わず声出すとこだった」山神が答えたので調子に乗って、
「あのファスナー自然に開いちゃうんだよ、きっともっと開いてくるぞ」
「ホントかよー!うわ〜、いいのか?俺にもっと見られちゃっても」
「いいからいいから、たっぷりと見ていけよ、もう1週間もないんだから少し怜子で
興奮していけば、そっくりなんだから、よけい抱きたくなるかもよ」
「ああ、もう1週間ないんだなー、焦っちゃうなー・・そうだよな、そっくりなんだし
お前、玲子さん抱くつもりになってもかまわないって言ってたもんな・・それじゃ
そういう目で見させてもらうからな、悪いけど」
「なに二人でコソコソ話してるの?また悪い事でしょう、はい」
「ああ、サンキュウ、悪い事なんて話してないよー、なー山神」
「ん?ああ、そうだよ、だからー」
「だから?・・」
妻がテーブルの上で両腕を組んで体をあずけたので、胸が押し寄せられてかなり強調
されて、山神もちょっと目のやり場に困った様子でした。
「だからさー、お前みたいにいい女はなかなかいないからさ、俺達がもし知らない
男二人だったらどうなっちゃうのかなってさー」
「あ〜ん、もうそんな話ばっかり、さあ、飲んで、山神さん、全部飲んでってくれるんでしょ?
頑張って!」
山神は妻を見て興奮したのかピッチが上がっていきました。
私も同じく興奮でピッチが上がってしまいました。
妻も、あまり好きでないビールでしたが、少しずつ飲むようになってきました。
「パパー、これちょっと持って行ってー・・」
呼ばれてキッチンに行きました。
「どこまでやるのよー」
妻が私の耳元でささやきました。
「パンティーまでって約束だろ?」
私も耳元でささやきました。
「どうやって~?」
「わっかんないよー・・」
「目の前でこうやって上げちゃうの?」
妻がいきなりスカートを上げたのでオカシクテ二人で笑いこけてしまいました。
「お~い、見えなくなっちゃったぞ~!パンツでも取り替えてもらってるのか~」
「あー、怜子のな~!ケツが肉厚で入らないんだわー」
3人とも酔いが回って少しデタラメモードになってきました。
「そうだ、山神さん、上着ソファーに置きっ放しだったんだっけ・・」
「思いついた?パンティ見えたらタテ、まだだったらヨコな」
「タテヨコって?」
「首だよ首」
「あっ、そっか、横になるんだと思ったパパが」
「え?!タテは?」
「ん~、立ち上がるとか・・」
妻は和室にハンガーを取りに行きました。
「山神さん、ごめんなさいね、それ、シワになっちゃうから」
妻は山神の向こうに立て膝すると、こちらの右足を立てて山神の後ろの上着を
とりました。
手を伸ばしていくとスソがさらにグーッと上がっていって、こちらからは
尻ギリギリまでスソが上がって見えました。山神は妻が取り易いように前に
屈みましたが逆に近すぎて、それよりも、もしかしたら山神に体が触れたのでは
と思うほど妻が接近した事の方にドキッとしました。
妻が上着を掛けに和室に行ったので
「パンツ見えた?」と山神にチャラケて聞こうとしたら、山神が私の肩を
たたいて、興奮顔で両手で大きな胸を作って私の右肩を叩きます。
「なんだ、どうしたん」
「さわった、さわった、ここに、ムンズッてさ」
「なにそれ」
「だから、怜子さんの胸が俺の肩・・」
「どうしたの何のはなし~?」
妻が戻ってきて中断してしまいましたが、山神はやたらうれしそうで、
私が手でオマエノ胸がヤマガミノ肩にクッツイタ!と教えると、
妻は下を向いてそれからこらえきれずに手で口を覆ってヨコをむいてクスクス笑い始めました。
「いつも二人でオドカスから仕返ししたの」そう言って吹き出してしまいました。
ポカンとした二人を見て、もう一度吹き出していました。
それから私にミエタ?と口の形で聞きましたが、首を横にふりました。
ナ~ンダーと表情で私に訴えましたが、私はもう一度首を横に振りました。
それからちょっと考えているふうでしたが、
「そろそろお布団敷いときましょうか、ねえ、今夜は手伝って、二人とも」
そう言って私達を隣の和室に連れて行きました。
敷布団を広げ、シーツを広げるときに、
「こっちから伸ばしていくからそっちの角で引っ張っていて」
男二人がしゃがみ込んで両側の角をそれぞれ持って待っていました。
それから妻は頭側のシーツをフトンの下にのめり込ませる時に、
妻はいきなり裾を上げて太ももを出してからしゃがみ込みました。
男二人の目線が固まりました。
しゃがみ込んだ妻の姿は、卑猥に押しつぶされた太ももが露わになって、
ベージュのパンティのコンモリとふくらんだ中心がいきなり露わになりました。
閉じた太ももが、シーツの左横端をのめり込ませる時に開き、
パンティの秘部を隠す部分がその盛り上がりの形を見せ、
また太ももが閉じられると秘部がコンモリと盛り上がり、
シーツの右端に移る時に、また柔らかい太ももの内側ギリギリまで見せつけ、
ピッタリとパンティが女の秘部に貼り付いた盛り上がりの形がまた露わになり、
シーンと緊張感が張りつめた静けさの中で、
丁寧にシーツの枕を置く部分を手のひらで広げる音だけが淡々と響いて、
妻はもう一度左右に体をよじらせて、露わな下半身を山神に眺めさせました。
黙って姿態を眺めさせる妻を、男二人は固まりきってしまいました。
妻はそれから四つん這いになってシーツを手でひろげながらこちらに
近寄ってきました。
胸のすき間から覗いて見えるブラで押し寄せられて大きくはみ出した乳房の一部が、
手の動きに合わせて揺れて、男二人はただ呆然と眺めていました。
「ありがとう、助かった・・」
ろくに手伝わないでも言ってくれるいつもの妻のセリフですが、
私達の間に来て又シーツをフトンにのめり込ませる時には妻の肉感が私達を圧倒しました。
妻はまた四つん這いになって私達に突き出した丸いヒップを眺めさせながら、残りのシーツ
を広げていました。
思わず後ろから突き上げたい衝動が起きて、二人で蹂躙する妄想が浮かび始めたときに、
「パパ、毛布とお布団とって」
あわてて男二人が押入れにいきました。
「さあこれで安心ね、山神さん、もうちょっと飲めるでしょ?がんばって」
「あ、はい」
「え?」
ショックで二人は大人しくなってしまいました。
「二人で注いで」
妻がコップを差し出しました。
「山神さんから、お願い」
「あ、ああ」
「今度はパパ」
「あ、俺もね」
私も山神も静かな男の子になってしまいました。
「じゃあ、山神さんも」
今度は妻が山神に注ぎました。
「はいパパ」
妻が今、股間を眺めさせて裸を見せる覚悟がようやくできたのだと思いました。
もう、山神のトイレは頻繁になってきていました。
山神がトイレに立っていなくなった時に、妻のほうから、
「パパ、もうすぐお風呂行くからね、パパ、だいじょうぶ?・・脱いじゃうから
全部見られちゃうけど・・ほんとうにパパだいじょうぶなのね・・?」
「あ、ああ、・・・・ああ、だいじょうぶ、おまえは?・・だいじょうぶ?」
「・・わからない・・けど行ってみる・・」
妻が私の方に来てキスしてきました。酒のせいだけではない、恥じらいと女の興奮が
混じったような熱が、妻を覆っていました。
トイレの水洗の音がして、妻は離れました。
「パパごめんね」
山神の足音が近ずいて、妻は戻りました。
「あ~、けっこう飲んじゃったよな~・・」
「怜子、そろそろシャワー浴びて寝たいって言うから残り飲んじゃおうぜ、
飲み終えないとダメだってさ、」
「ん~!そうか、怜子さんのためか、それじゃもうちょっと頑張るか!添い寝してくれる
かもしれないし」
「ダメ・・」
いきなり妻がマジに答えたので山神があわてて、
「あ、怜子さん、ゴメンゴメン!あれ?怜子さん、飲みすぎだよ、飲みすぎ!
もう俺達で頑張るから適当に引き上げて いいから、ね、」
妻の表情はやはりかなり緊張していました。それでも何とも言いようのない妖艶なフェロモン
が妻の肉体からどんどん発してくるような、不思議な印象がただよってきました。
妻がたまらず
「それじゃ」と言って立ち上がろうとしたので、
「もうちょっと」と慌てて止めて、山神の見えない左手で、‘あと15分’と合図しました。
「どうしたんだよ、俺がいない間にケンカしちゃったの?」
と、一番いい目に遭う山神だけが無責任にリラックスしていました。
山神のトイレの合間にと、元々なんとなく15分と決めてはいたものの、正直なところ、
覚悟ができない私が妻を引き止めてしまった様なものでした。
妻の背後の壁にかかる掛け時計ばかりが気になって、会話に遠い私をおいて山神は
テーブルの右側の一人分のスペースに移り、妻を横に見ながら二人きりの会話に
なっていました。
どうでもいい様な会話よりも、長い針の動きと、コツ、コツ、と掛け時計の
ミセカケの振り子の音がやけに耳に響いてきて、興奮と緊張で頭が熱くなっていました。
「今日は寒かったよなー」
「10℃にもならなかったみたい・・」
確かにこの日はこの季節一番のひどく寒い日で、帰った時にいつもより
室温が高く感じたのは、妻が脱ぐために温風の設定を変えたのだという思い込みが
実は冷えた体のせいだったのかと一人で苦笑していました。
ふと妻の視線に気ずいて妻を見ると、いつの間にかそんな私を見つめていました。
妻は軽く握った右手を頬につけて片肘をついて、左手で軽く握ったコップを指で
なぞりながら、首を傾けて山神を見ながら話をしていました。
ふと右側に移った山神を見ながら会話に入ろうとしたら、
山神の目が妻の胸から逃れられなくなっていて、改めて妻の胸を見てみると、
片肘をついた腕に寄せられた右の乳房の膨らみを大きく増していて、
セーターが開くように浮いてはだけた胸の奥の青白い乳房が山神から覗けている様で、
妻はどちらに気使ったのか、会話に意識を取られた油断だったのか今度は左手で頬を支えました。
視線を拒否されたと解釈したのか、山神が「あ〜あ、少し眠くなってきたな〜」
と言って、左側に肘を付いて横になってしまいました。
妻は少し戸惑ったような表情を見せました。
妻の下半身を覗けるような状態になったせいである事は私にもわかりました。
テーブルの影でどの程度妻の下半身が見えるのかはわかりませんでした。
もう、あと15分に、残り5分程になろうとしていました。
妻に、最後の着衣のスリルを演出したくなって、もっと、山神のほうを向いて
パンティ覗かせろよとテーブルの上の手で合図しましたが、妻はさっきはあんなに
大胆に見せつけたのに、困った顔をして、口をとがらせました。
目の前で体勢を変えて覗かせていくのにはまだ勇気が足りないようでした。
私は頼むと両手を合わせてトイレに行くふりをしました。
「あー!なんか腹痛くなっちゃったなー」
そう言って廊下に出ました。
トイレのドアの開閉音を立てて、そっと戻っていきました。
何かモソモソ話し声が聞こえました。
私はリビングギリギリに四つんばいになって、ソファーの影から覗いてみました。
妻は意外に正座になっていました。パンパンに張った太ももがかなり露出していましたが、
まだ正面を向いたままでした。
「いつものように勝手に帰るから」と山神が言い、「朝ごはんはいいの?」と聞きながら、
妻は斜め向かいで覗いている山神の顔のほうを向きました。
もしかしたら、山上の横になった目線からは太ももの奥にパンティが見えたかも知れません。
山神の目の前ではこれが限界かと思い、戻ろうとした時に、
「あー、何か私も眠くなっちゃった」と言いながら、
妻はテーブルに上体を右に伏せていきながら、ひざを崩していきました。
右に尻を落として左に足を崩しながら、左の太ももを開いていきました。
スカート部分の裾がかなり大胆にずれ上がっていきました。
股下10cm程までファスナーではだけたところがずれ上がり、開いたモモは期待を大きく
上回って股間を開きました。
私はたまらず和室の引き戸をゆっくり開けて中に入り、リビングが覗けるところまで
行きました。
山神はすでに頬を支えていた手をはずしてテーブルの下から覗き込むような格好を
していました。体を伸ばして、妻の股間の正面から覗けるようにしていました。
しかし、山神の方を向いて顔を伏せた妻の目は意外にも開いていて、
山神の動きを見つめていました。
妻の目が開いていたので私は慌てて壁に顔を隠しましたが、山上と同じように妻の股間が
覗きたくてしょうがなくなって、そっと腹這いになって覗き込みました。
右の太ももが押しつぶされて、横にはみ出た内モモの柔らかい肉がいやらしいフクラミを
見せていました。その奥に、チラッとベージュのパンティが覗いて見えました。
しかし私はすぐに妻の視線につかまってしまいました。
驚く表情を見せるわけでもなく、両腕を組んだ上に頬をのせた妻はボンヤリとした表情で、
潤んだような視線を私に投げかけていました。
まもなく妻は、体を起こして左側に上体をテーブルにあずけました。
その妻の動きに山神は慌てて体を戻して頭をごろんと倒し、寝たふりをしていました。
妻は、その上体の動きにあわせて尻を左側に落とし、右のももを開いていきました。
開いた足は、今度は左のモモをやんわりと押しつぶして肉感を見せつけ、パンティに
モッコリと覆われた息ずく様な女の部分をさらに如実に見せていました。
山神がたまらず自分の股間をまさぐりはじめた様子に気ずいたのか、妻はテーブルの陰に
なった山神の股間のほうに目線を移すと、また横を向いて、私を見ずに目を閉じました。
それから少しして山神はテーブルの下に頭を入れるくらいまで妻の開いた股間に顔を近ずけて
いきました。
その気配に気ずいたのか妻はいったんモモを少し閉じてしまいました。
しかし山神はもう妻の股間をギリギリに覗く顔を戻さずに、妻に勃起した一物を
激しく刺激していました。
山神の荒げる息に妻はちょっと目を開きましたがすぐに閉じました。
それから妻は、閉じかけていた太ももを又開いていき、山神に見せていきました。
しばらくパンティの中心を覗かせていた妻はさらに荒げてきた山神に、開いた左ももを
少し持ち上げて見せました。パンティのぬくもったフクラミが見え、それでも恥ずかしさからか
少し閉じると、かえって布が妻の女のワレメにくい込んで、卑猥にしてしまいました。
山神の昇天を感じた私はトイレの水洗の音を聞かせて戻っていきました。
山神は向こうを向いて寝たふりをしていました。
妻の上げたモモはおろされていました。
私は興奮で緊張が飛んでしまい、妻にシャワーを勧めました。
立ち上がる際によろけた妻を慌てて支え、妻は恥ずかしそうに微笑みかけながら
風呂に向かいました。
着替えを取りに階段を上っていく音を聞きながら、寝ているふりの山神に声をかけました。
「山神、俺もう寝るからさ、玲子、今パジャマ取りに行ったからさ、お前ももう寝たら」
「ん?ああ、悪いな、そうするか、じゃあ、今度は23日だな、何かあったら連絡するけど、
一応打ち合わせ通りでっていう事でさ、」
「ああ、それから玲子、今風呂に入るけど、けっこう長湯するから気ー使わないで寝ちゃって
いいからな、じゃあな」
和室が明るくなって、妻が山神専用になってしまったパジャマを置いていました。
パンティを中に隠している筈の自分のパジャマと山神のパジャマを重ねて持って来た姿を見て、
二人の密着を感じて妖しい嫉妬と興奮に襲われました。
山神は和室で着替えはじめ、妻が後カタズケをしている間に私は急いで寝室に行き、
スキンを取り出し、山神に渡しました。
「玲子見たばかりだから来週のシュミレーションしやすいだろ」
「シュミレーション?!ハッハッ!サンキュウサンキュウ」
それから妻のいるキッチンに行き、
「俺もう寝ちゃうから、興奮して寝れなかったら起こしていいから、」
バカ!とか、やめてよ〜!とか、妻は言うと思ったのですが、
恥ずかしそうに微笑んだだけで何も言いませんでした。
私はオヤスミー!と、山神にも聞こえるように言い、階段を上がる音を二人に聞かせ、
寝室のドアの音を少し大きめに聞かせて、階段の上がりきった所に腰を下ろして
未体験の動揺と興奮を感じていました。
やがてキッチンもリビングも照明が消されるスイッチの音が聞こえ、廊下がパッと
明るくなりました。
いきなり自分の周りも明るくなって、あわてて寝室に戻りかけながら階下の様子に
耳を集中させていると、洗面室のドアを開ける音がして、(ああ!自然に開いてしまう筈
だったっけ)と、思っている内に、ついに妻が洗面室に入ってしまいました。こわい様な
感覚がズンッと私を襲い、来週いきなり寝取らせたほうが楽だったかなと思ってしまいました。
階段を静かに下りて、和室の引き戸に注意しながら廊下を見渡すと、洗面室の
ドアから、間違いなく明かりが漏れていました。
少し距離があって、中の様子が最初つかめませんでしたが、肌色の動くのがわかり、
妻はもうセーターを脱ぎ終えて、ブラジャーをはずそうとしている事がわかりました。
パンティを脱いで、尻の割れ目が見えました。パンティをずらして脱いでいく音が
静かになった廊下に響いていました。
その時、引き戸が静かに開き始めました。
私はあわてて死角になるまで階段を上がりました。
狭い階段の小さな踊り場で、耳を立てました。
間も無くいきなり廊下が暗くなりました。
開いたドアで廊下が暗くなったのを妻が気ずいてしまうだろうと、一瞬心配するような
辻褄の合わない思いが湧き、それでもすぐに山神が廊下を暗くした事をまだ洗面所にいる妻が
間違い無く気付くであろう事に、ひどく興奮を覚えました。
真っ暗になった階段の残り3段を慎重に降りながら、洗面所から漏れてくる
明かりでまだ薄暗くみえる廊下を覗き込んでいきました。
山神はてっきり開いたドア付近にいると思って覗き始め、意外に早く山神を発見して、
慌てました。
山神は薄暗い廊下で、開けられたままの和室の引き戸の前に立っていました。
体を少し左に傾け、狭い廊下のですが洗面室の反対側から覗き込むようにしていました。
山神のしようとしていることはすぐにわかりました。
山神は、下着を脱いで通過するハダカの妻を、妻に見つからずに覗き見る瞬間を
待っている様でした。
妻がさっき、リビングのテーブルの下から山神に覗かせていたパンティを脱いで、
露出した尻を目にしていましたから、今夜は髪を上げる必要も無いはずなのにと、
卑猥な興奮で激しく心臓が音を立てだしながら耐え切れないような心境でした。
廊下が暗くされて、いよいよハダカを覗かれることが強調された様で、動けなくなって
いるのかも知れないという心配が過ぎりながら山神を覗いた時、山神が覗き込むように
体を動かしました。
ガシャッ!ガシャッ!と折れ戸の真ん中を押す音が聞こえました。
間違いなく、妻が浴室に入ろうとしていました。
瞬間、私の頭の中に、妻が乳房を揺らしながら、折れ戸を押す姿が目に浮かびました。
私のように片手で押して片手で開いてしまうような力の無い怜子は、
いつも両手で押して、それから両手で開きます。
ガラガラッと浴室を開く音が、血圧の上がりきった私の耳に響きました。
トンという浴室への段差をあがる妻の足音が本当に聞こえたのかどうかは
わかりません。妄想の音だったのか、私の頭の中では確かに聞こえた気がしました。
山神がついに妻の全裸を見てしまったこの数秒間に、私の頭にも妻の全裸の肌や曲線が、
浮かびました。
ついさっき、テーブルの下から覗かせて山神を興奮させたパンティに覆われていた
黒い陰毛も、生の尻の肌もその曲線も、そしてキャンプ場でむりやりシャツを
引き上げて最後には揉んでしまった乳房、さっきまで際どくハダケタ胸元で欲情を
誘っていた乳房を、今、モロに山神に見られてしまった時、私の頭にも妻の肉体が
浮かんでいました。
太ももを上げて段差ある浴室の床に足をつけ、モモや尻を動かしながら浴室に入り、
ガラガラガシャッと、緊張からか、いつもより大きめの閉める音がしました。
後を追うように山神がドアの方に移りました。
シャワーがお湯になるまで床に向けている低い打ち付ける音が聞こえてきました。
山神はドアを少し開いて頭を入れて、中のボヤケタ肌色を覗き込んでいました。
やがてお湯が出始めたシャワーが妻の体を打ち付ける不規則な音が聞こえてきました。
山神はさらにドアを開けて中を見ていました。
なんとなくの妻の肌色が見えていたのでしょうが、シャワーの音が消え、妻は湯船に
入ったようでした。おもむろに山神はドアを元に戻して、こちらを向いたので
また階段を上がりかけましたが音がせず、また覗き込むと、山神は少しこちらに
来た壁に寄りかかって座り込んでいました。
その時、ピンポンピンポンという玄関のチャイムよりも忙しい音が聞こえてきました。
将来親との同居を考慮して風呂場とキッチン、そして寝室につないだ呼び出し音でした。
階段を上がる音が聞こえないように冷や汗をかきながらようやく寝室にたどり着きました。
少しして又鳴り出しました。
「どうした?」
「寝てたの?」
「ああ、眠ってたけど、どうした、大丈夫か?」
「・・」
「アッ、玲子、シャワー出しっぱなしにして、これキッチンに声漏れてるかもしれないから」
「わかった」
「どうした?」
「みられちゃった・・」
「もう?」
「そう・・」
「まだ出ていないんだろう?・・ああ、入るとき?」
「そう・・その前も・・」
「前?前って・・?」
「だから・・脱ぎ終えたとき」
「すぐ覗かれちゃたの?」
「山神さん、廊下暗くしてスキマから覗いたの」
「開けたところだろ?」
「違う、ドアがくっついているところ」
「くっついて・・ああ、そっちの隙間か・・」
「こわい・・」
「大丈夫だよ」
「入ってきちゃったらどうするの?」
「まさか・・」
「来て・・」
「今?風呂に行くの?」
「そう、ダメ?」
「ダメじゃないけど・・もう見せてあげないの?・・じゃあ、階段を少し降りたところに
いるから、もしヤマが入ってきちゃったら又これ鳴らすか、大声上げちゃっても
いいから、それでどう?」
「もう限界・・・でもいい、来てくれないなら、寝ていて、階段なんかにいないで・・お願い」
「・・いいのか?」
「・・いい、やっぱりいい、お願い寝ていて、恥ずかしいから」
「そ、そうか、わかった、寝室で待ってるから」
「わかった・・ほんとうに降りてこないでね」
私が山神を発見する前に、既にドアを金具で止めてある隙間から覗かれてしまっていた事を
聞いて、私は勃起してしまいました。そして『降りてこないでね』と言われて、
激しく愚息が反応しつつ、また階段を下りていきました。
下りるにつれ、出しっぱなしのシャワーの規則的な音が大きく聞こえ、
山神に会話を聞かれたのではないかと心配になってきました。
廊下を覗き込んでいくと、山神はシャワーに反応してか、また浴室を覗いていました。
会話が聞かれたのならそんな事はしていないだろうと、まずは一安心しました。
妻が風呂から出る前に浴びるシャワーの不規則な音を階段の踊り場で待つうちに、
ワナワナと震えるような妖しい興奮にとりつかれてきました。
少し長い入浴時間を待つうち、さっきの『こわい』と言った妻の声を思い出していました。
ふと、長い間の山神の視姦に疲れて、体を許すことにしてしまった妻の心境の想像が
湧いてきました。
シャワーの不規則な音が始まった時、山神は和室に戻り、明かりをつけました。
そしてまもなく明かりを消して、戻ってきました。
スキンを装着していたのかもしれません。
深夜の静寂の中、妻がシャワーを生肌に当てる音が、夫の私にもあまりにも
なまめかしくて、追い詰められていくような興奮に襲われていました。
山神は、妻が見せるはだかを準備している浴室を隔てる、廊下側の壁に背中をもたれ
クウを見つめていました。
二人の耳に、突然ガシャッと浴室の折れ戸の引かれた音が響き、シャワーの音が、
生の音に変わりました。
私は思わず廊下の床に足を下ろし、山神の方をマトモに見てしまいました。
幸い山神も同じ反応で開いたドアに向いていました。
しかしその後、折れ戸の開かれていく音が聞こえず、シャワーの音も止まりませんでした。
山神は、迷うようにゆっくりとドアに近ずいていきました。
少しの間、山神は開いたドアぎりぎりの所で動けず、状況を探っている様でした。
少しして山神はドアを少し開き、頭を入れて浴室の様子を覗いていました。
それから山神はドアを慎重そうにさらに開き、体を入れていきました。
妻が浴室から出て、濡れた体を拭き取るところを覗かせる場面しか想像していなかった
私は不安とモヤモヤとした分からぬ興奮で、胸に鼓動が強く響いてきました。
まもなく山神の残っていた左半身が、ドア枠をつかむ左手と、廊下に残る左足を残して
見えなくなりました。
私は益々焦り、訳は分からぬがさらにモヤモヤしてくる興奮で私の鼓動はさらに
速くなってきました。
山神はあまり間をおかずに、廊下に着いた足を引き入れ、ドア枠をつかんだ左手が
下がっていきました。それから左手が見えなくなりました。
二人きりの空間の妄想が生まれて妖艶な興奮に襲われてきました。
聞こえてくるシャワーの音は明らかに生の音で、開いたドアから浴室に蔓延していた
湯気がどんどんと廊下に射す明かりに混じってきました。
湯気の揺らぎを見ていて、妻と山神の妖しい雰囲気をどんどん感じてきて、いつの間にか
私は引き寄せられる様に開いたドアに近ずいてしまいました。
かなり大きく開いてしまったドアから湯気と共に浴室の熱気が伝わり、山神は女の様な
横座りで向こうの右手で体を支え、左手は肉棒をもむ様に掴んでいる姿が飛び込んできました。
山神の顔は既に異様なほどの興奮顔になっていました。5センチほど開いていた折れ戸から、
既に浴室の中は覗かれていました。
シャワーの音はいつの間にか単調な音になっていて、シャワーが固定されている様でした。
妻の覗かれている姿態が見えなくて、私は山神の目が覗きから離れないのを確かめつつ
廊下の反対側からドアを過ぎ去りました。
かなり開いたドアの、固定された隙間から浴室を覗きましたが、洗濯機が見えて、
ドアの開きがギリギリ足りませんでした。
私はもう少しドアを開こうとしましたが、山神の視界に開くドアが入ってしまうか
左手で視界の広さを確かめ様としましたが、興奮でいい加減にしか出来なくなっていて、
既にドアは山神の視界には入らない結論にしてしまい、
ドアを開く音にしてもシャワーの音で聞こえない筈だとこれまた興奮からくる即決で、
ドアを少し開いてしまいました。
山神はドアの開きに反応しませんでした。
開いた浴室の折れ戸は意外に大きく開かれていて、10センチ位は開いていました。
こうして見ると、浴室のシャワーは意外に近く、山神の目の前約1メートル程の
ド迫力の至近距離に、妻のすっかり脱ぎ捨てられたハダカの生肌が目に飛び込んできました。
折れ戸から、さらに150センチ程離れた私の目にも、右半身の斜め後ろ姿の妻の
ヌードが、換気扇のスイッチが入れられていない浴室のタップリと残る湯気に包まれて、
シャワーに濡れ続ける裸の妻の肌が飛び込んできました。
2度目に山神の動きを妻に伝えに行った時のように、固定したシャワーを胸に当てながら、
その胸を組んだ両腕の手が乳房を隠していました。
乳房以外のすべての素肌が山神の目に映ってしまっていました。
妻は上げた顔を少し右に傾け自分の右肩を見るような目線の動きに、明らかに
山神を視界に入れていました。
それから妻は向こうをむきながら向きを変え、背中にシャワーを当てながら
正面からのヌードを斜めから山神に見せました。
自然なシャワーを浴びる姿には程遠く、右手をこちらの左腕の二の腕あたりをつかんで
乳房の中心を隠し、左手は陰毛を隠していました。
かえって股間を隠す姿はひどく卑猥に見えて、腕からはみ出る乳房はかえって
欲情を誘いました。
やがて妻は、右手でつかんだ二の腕をさするようにしていましたが、二の腕から
右手を離していき、右手のひらで、左の乳房を覆うように隠していましたが、
顔を向こうにそむけながら、乳房から手を離して見せていきました。押さえつけられていた
両方の乳房がブルンと揺れて現われて、山神の目の前に晒されました。
キャンプ場の横になった時とは違う、これまで我が家で酔って妻の衣服の胸のふくらみを
無遠慮に眺めてきた怜子の、あらわな乳房を、山神にジックリと見せていました。
山神は強く吐き出した息にオオーとため息の様な声が漏れて、その声に反応してか、
妻は太ももをモジモジさせていました。
やがて妻は、股間から手を離していきました。
乳房の下の、まだ残るウエストのクビレから下腹のふくらみ、そして女の大事な部分を
教える濡れた陰毛が、タップリとした太ももと作るデルタを黒く染めて、
ついに教えてしまった妻のヌードに、妻は恥ずかしげに両手のおきどころを探し、
山神の荒い息がさらに荒くなってきた山神に、私の興奮も加わってか異様に妖艶な
空気が漂い始め、妻の何かが変わったような、女を感じさせる雰囲気が感じられ始め
自分の興奮にスイッチが入り始めたのか、山神を逝かせようとしたのか、
振り向いてシャワーを取り、跳ねない様にかシャワーの勢いを下げて左手で持つと、
妻は正面のミラーよりも少し折れ戸の方に斜めに向き、右斜め下から山神に体を覗かせながら
右の乳房に弱いシャワーを当て、妻の右手が、乳房を下からゆっくりと持ち上げるようにしながら、やわらかくつかみ、揉むような仕草を見せ始めました。
山神は遂にオオッと声を漏らし、妻は乳房を見るような目線で山神を視界に入れて
山神の興奮の高まりの絶頂を知ってか、妻はタップリとした尻の肉感を山神に見せつける
正面を向くと、ゆっくりと右足をミラーの下のミニテーブルに足をのせました。
山神は興奮に火を点けられて、もうあからさまに頭を下げて妻の微妙に開かれた股間を
覗き込みました。
妻は上げた太ももにかけた弱いシャワーを、静かになって山神の激しい息使いが私にも聞こえる
異常な雰囲気の中、妻はついにシャワーを上から股間にあて、空いた手が、襞の入り口に
当てられ、なぞる動きを見せられて、山神と私は打ち合わせたかの様に腰を震わせて果てて
しまいました。
妻がシャワーを止めて、山神が慌ててよろけながら立ち上がり始めた時に私も
慌てて階段に戻っていきました。
山神が廊下に出ると、すぐに折れ戸の開く音がしました。
山神が引き戸を静かに閉めて和室で処理する間に、妻は素早く体を拭き終えてしまいました。
いつに無い素早さでパジャマを着てしまった妻は髪も乾かさずに出てきました。
明かりを消すスイッチの音を聞きながら私は慌てて寝室に戻り、寝たふりをしました。
妻は鏡の前で立ったままタオルで濡れた髪を拭き取り、ベッドに入ってしまいました。
頭までスッポリ布団に入ってしまった妻ですが、『降りてこないで』と言った妻が
山神に見せた行為に興奮は到底おさまらず、一人で処理するにはすぐそばにいる
妻を、嘗め回して犯さずにはおられない衝動は抑えられませんでした。
布団の中で体は休んでいても、胸を突き上げてくる心臓の拍動が、耳の鼓膜を
内側から強烈に突き上げてきて、頭はますます冴えわたってきてしまいました。
妻が浴室で最後に太ももを上げて山神に女の秘部を見せてやった姿態から、
和室で布越しに股間を開いて見せた姿までが
巻き戻しで再生されてきて、そこから又和室から浴室までが再生され、最後の、
私には山神が邪魔になって確認できなかった、妻の女の最後の部分が、山神には
どれくらい、どの様に見えていたのかが判断できずにイラついてきました。
ついには体の熱さに耐え切れなくなって、乱暴に掛け布団を剥ぐと、横で布団にスッポリ
隠れた妻がビクッと動いたような気がしました。
そういえば怜子の肉体が目の前にあるんじゃないかと、妻の布団に入ろうとしましたが、
なぜか、どこから入ったらいいだろうとか、入ったらどう妻を抱けばいいんだろうとか、
おおよそ気に留めたことのない、どうでもいい迷いが、大きなブレーキになってしまいました。
山神の視界を確かめたいと、妻から逃げる口実を自分に言い聞かせながら、
階下に下りていきました。
下りる途中で、廊下の半端な明るさに足を止めました。
トイレに来たのかと、少しの間その場に足止めされていましたが、
洗面所の、洗面ボウルに溜めた水が吸い込まれていくジュジュッという音が
聞こえて、洗面所の明かりを消すスイッチの音と、和室の引き戸の閉まる音が
聞こえて、廊下が暗くなりました。
就寝前の歯磨きだったのかと、まずは廊下に下りると、明るくした廊下を、
山神に知らせるように口笛を吹きながら洗面所に入りました。
俺も歯磨きに来たんだぞと言わんばかりにガシャガシャとでかい音を立てて
歯を磨きながら、浴室の前に立って中を見ると、大量の湯気が作った水滴が、
天井からも落ちてきていて、時々換気扇のスイッチを入れ忘れて『カビが出ちゃうでしょう』
と私を叱る妻が、これ程の湿気を残して逃げるように出てきた妻の動揺を思い出しました。
折れ戸をさっきと同じ位まで閉じてみると、シャワーの前に立っていた妻の位置は恐い位に
至近距離でした。
屈んで覗く姿勢をとってみると、妄想で現れた妻はド迫力の肉体を見せていました。
しかし太ももを上げて足を前の台に乗せた妄想の妻は、何故か私には女陰を見せては
くれず、悶々としながら立ち上がると、蓋が開けられたままの洗濯機が目に付きました。
唾液で口の中が溢れそうになって、急いで口をすすいで、妻のベージュのパンティを
探しました。もしかしたら、妻の愛汁で濡れた部分を確認できるかと、ワクワクしながら
探すと、一番底の方に、びっしょりと濡れきった妻のパンティがありました。
一瞬、妻がこんなにと思いましたが、明らかに水に、いや、まだ生ぬるい温かさが
残っていて、お湯に浸された直後のようでした。匂いをかいでも、無臭になっていました。
妻が、リビングで覗かせて濡れたパンティを洗ってから入れたのかとも思いましたが、
この温かさは、さっき山神がこの洗面ボウルで浸したに違いありませんでした。
怜子のパンティに放出したのか?怜子のヌードを拝みながら私と同時に放出した時か?
洗面所に消えた山神を目にした時に、まさぐっていた山神の股間には、すでに、これが
入っていたのか?・・
パンツ内に放出した気持ち悪さに気付き、シャワーの前に立ち、折れ戸を半開きに
すると、洗濯機に向かう山神が浮かび、下から覗く山神が浮かんできました。
長かった視姦を、今夜は自分の秘部を覆っていたモノを一物にあてた山神が下から覗く
目の前で全裸を見せて答えて、山神の妄想の愛撫をかなり強烈に感じ取っていた様に思いました。
寝室に戻ると、妻の存在感が部屋中に満ち満ちていて、相変わらずの躊躇があるものの、
思い切って妻の頭が隠れる掛け布団に手をかけました。
そっと布団を剥いでいくと、妻は胸を抱くようにして、横を向いていました。
妻は動きませんでした。
まるで人の妻を見るような錯覚に戸惑いながらも、妻の布団に体を入れていくと、
妻の熱気に圧倒されながらも、いつも仕事に疲れて帰る私を包み込んでくれるような、
いつもの優しい妻にようやくたどり着いたような安堵感が生まれてきて、
意外にも自然に妻を背後から抱くことができました。
たびたび気付く自分の愚かさと妻の賢さが、今夜はせつないほどに胸を
締め付けてきて、すまない気持ちが妻を抱く力を強めました。
「どうしたの・・」
妻がかすれたような声でささやきました。
「いや・・なんかさ・・」
「いいの」
「ん?」
「しかたないじゃない・・始まっちゃったんだから・・でしょ・・」
「ああ、そうだよな」
妻はクスッと笑い、
「しっかりして・・私を守らなきゃだめじゃない」
「ああ、そうだよな」
妻はいきなり私の方を向きました。
「どうやって守ってくれるの?・・」
「どうやってって言われたって・・」
「いいから言ってみて・・何でもいいから言ってみて、」
私はいつもの解釈不能の女性の(妻の?)思考に戸惑いました。
妻は私の目から視線を離さず、まるで子供のように、私の右の目と、左の目を
交互に見ながら私の心を探るようなしぐさに、私がプロポーズした時や初体験の直前を
思い出しました。
返答できない私に妻はしがみつくようにして耳元でささやきました。
「好きになったらどうするの?・・」
「なに、誰を」
「なに言ってるのよー」
「ああ、だって好きになるなんて言うからさ」
「・・だって抱かれちゃうのよ?わからないじゃない」
「いや・・」
「考えてなかったでしょー」
「ああ、いやちょっとは考えた・・かな」
「ちょっとって・・」
「いや、でもさ、今までだって本当に愛してたけどさ、もっともっと
大事に思うさ、俺のために抱かれてくれるようなものだからさ」
「ようなものじゃなくて・・もうー・・」
妻は、もう私が興奮のために頼んでいる事は薄々気付いていた様に思います。
妻も、もう自分の中に、卑猥な興奮が目覚め初めた事に気付いていたと思います。
私よりも、もっと深い深い奥底に秘めていたために、気付かなかった底知れぬ
女の性欲が、妻の下腹に、秘めている様な気がしてなりませんでした。
恋愛の危険は私も相当に悩みました。
寝取らせ願望とはいえ、私の場合は恋愛感情は相変わらず受け入れられない
ワガママ願望でしたから、山神との友情を守る理由以外にも、余計にこの変則的な
プレイ形式は変えられませんでした。
翌週、いつもならどん底仕事のやる気のない月曜日から、異常なほどに疲れを
感じない日が続きました。皆がとる休憩時間も平気でスルーして、
熱でもあるんじゃないかとからかわれるほどに、テンションが下がらない
日が続きました。まるで、生まれて初めて生き甲斐を見つけたような気さえしました。
妻は日に日に美しく、魅力的になっていきました。
家に帰るたびに妻の美しさにハッとし、動く妻の体は肉感的な魅力に溢れてきました。
前日は、何か極度に大事な儀式の前日のように、家に帰ると、妻からもピンと
張り詰めた空気が漂ってきて、おそらくはケンカした時を除けば、一番会話
の少ない夜でした。
どちらも翌日については語ることができなくて、よく体験談で読んだような
興奮で何度も交わるような事も出来なくて、妻を正面から抱きながら、
どちらからともなく、恋愛時代の思い出話を途切れ途切れに話し合っていました。
天使のように美しく思えた女性と、デートできる幸せと、結婚式で男泣きした
事や、子供を授かって、試行錯誤で育ててきた事を思い出すとは、
思いもしませんでした。
いつの間にか抱き合ったまま、当日の朝が来てしまいました。
前日からの雲が、分厚く空を覆っていて、何故か快晴の日をいつも想像していた
自分には、つくずくも、迎える現実の違いを教えられる思いでした。