妻と東北地方へ旅行にいって、旅館に泊まりました。 その前に海岸があり、そこには人気もなさげで 気兼ねなく泳げそうでしたから、妻が持って来た水着で旅館から入りました。 妻は外国人、とりわけ白人の金髪なんで目立つのも有り、なかなか日本では海水浴は出来なかった。 久しぶりの海水浴を楽しんで シャワーを浴びて、妻の着替えを待ってる間に 角刈りの50代くらいのそこそこ恰幅の良い男性が私に話しかけて来ま...
このようにして、かつての日本では夜這いに見られるような自由な性風俗に満ちていた。 農民をはじめ一般大衆にとっては、束縛の多い不自由な一夫一婦制など何の意味もなく、たとえ配偶者がいても、誰とでも寝るのが当然であり、生まれた子供は「みんなの子供」であって、集落全体(大家族)で慈しんで育てたのである。 タテマエとしての結婚家族制度は、明治国家成立以降の政権が租税・徴兵目的の戸籍制度整備...
ぎばちゃん
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売春は、最古の職業と言われているが、それは西洋の野獣の国のお話。古来日本には、売春など無かった。需要がなかったから。 日本で売春が始まったのは人工都市・江戸が誕生してから。人工都市ゆえ男だらけの都市になってしまったからである。日本は、性風俗に対してとても寛容な国であった。 男も女も衆前の裸はごく見慣れた光景。だから、女の裸には価値がない。売春もない。それが昔の日本だった。 江戸時代の版画その...
雄(オス)達は一頭の発情期の雌(メス)に順番に群がり、雌(メス)は一日に何頭もの雄(オス)と交尾する。その理由は「確実な種の保存の為」で、雌(メス)が依り強くて優秀な精子に回(めぐ)り逢う目的で「自然がそうした生殖行動を選択させていた」と言う立派な理由が在るからだ。 これは「種の保存」のメカニズムが主体の自然な生殖行動であるから、雄(オス)雌(メス)の生殖機能には目的に添った違いが在る。...
基本的に、人類は「群れ社会」の動物である。 人間の行動の全ては、生き行く事の恐怖心から始まっている。 食料の確保、外敵、傷病、全てが生き行く為の恐怖に繋がっているから群れて「共生」して来たのである。 人類は群れて生きる共生動物だからセッション(交流)が大事で、そのセッション(交流)の最たる形態的象徴が 性交を手段とする誓約(うけい)である。 誓約(うけい)のそもそも論は「対立...
第3の特徴としては、高い出生率と頻繁な婚前・婚外出生、およびそれをとりまく結婚慣習を挙げたい。 この地域の粗出生率と合計特殊出生率は近世中後期日本の最高水準に属する。 女性の平均産児数は4.3人である。人口増加は高出生率による自然増加であった。 年齢別出生率は自然出生力のパターンを示しており、意図的出生抑制を行なわなかったことが分かる。 さらに注目すべきなのは、頻繁な婚前・婚外出生である...
石ノ森章太郎の漫画『日本の歴史』によると、弥生時代も、“多夫多妻制”だったそうです。 原始時代は乱婚制度であったと見て間違いありません。 日本でも大昔がそうであったということ。 当時性は共有されるものであり、欲や子作り目的という以前に、儀式であったのです。 決まった儀式の日に村の若者が集まり誰だろうと関係なく次はあの人、その次はこの人という風に乱交儀式をしていたのです。 ちなみに...
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ワニマガジン社
辰巳出版