夢体験…/好き…(2)


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「・・・・・。」
「・・・・・。」

お姉さんじゃ、ダメなのかな…。
でも、お姉さんは…。
お姉さんは…。

「年上が好きって、言ってたよね。お姉さん」
「えっ。…うん。」

「俺、年下だしさ。あんまり、お姉さんのタイプじゃ、ないだろ?」
「えっ。・・・・・。」

大介クンのこと、ずっと、好きだったのに、
<あんまりタイプじゃない>なんて、
そんなの、ありえないよ。

「…まぁ。したくないってコトは…ないけど。」
「えっと。…じゃあ、お姉さんと、ちょっとだけ、してみようっ?」

「…うわ。軽いな…。」
「え~。そうかな?そんなコトないよっ。」

まだ、エッチなシーンが、流れています。
会話の間も、大介クンと、目が合ったままなのもあって、
お姉さん、ずっと、ドキドキしてるんだけど…。

お姉さんは、年上だし、平気そうに、振舞っちゃいます。

「大介クンの部屋…、行こう~。」

そして、大介クンのお部屋です…。
ベットに二人、並んで、座っています。

「じゃあ、まずは、手、繋ごうっ。」
「え…?手、繋ぎたいの?」

「…。うん。繋ぎたい~。」
「じゃあ、…はい。」

ぎゅ…。

「大介クンの手、あったかいね~。」
「……。」

なんだか、恋人みたい。嬉しいな。
大介クンの手だ。嬉しいな。

ぎゅ…。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」

わ~。もう、ドキドキで、苦しいな。
でも、こんなチャンス、終わらせちゃうなんて、…出来ない。

「えっと。キスは、シタことっ…ある?」
「…ないよ。」

「じゃあ、…キスは、どうする?」
「・・・・・。」

じーーー。
 見詰め合う二人。

「…どうする?」

少しづつ、近づく…目線。

「・・・・・。」
「・・・・・。」

答えてくれないと、お姉さんは…。

「・・・・・。」

大介クンのこと、ずっと、好きだったから…。

「…ちゅ。」

大介クンのコト、
…欲しくなっちゃうよ…。

ちょっとだけ、続きます。

 

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