「…わ…。ファーストキス…。」
「…ふふ。貰っちゃったっ。」
ずっと、手を繋いだままです。
「柔らかい~。大介クンの唇っ。」
「…お姉さんのも、柔らかいよ。」
貰っちゃた。大介クンの、初めての…キス。
ぎゅ…。
「…。も一回、どうかな?」
「・・・・・。」
じーーー。
「・・・・・。」
答えてくれないと…。
「…ちゅ。」
「・・っ。」
キス、しちゃいたくなるから…。
「…ちゅ。…ちゅ。…ちゅ。」
「・・・・・。…ん。く。」
あ…。舌も、柔らかい…。
「ちゅ、ちゅ、ハァ…、ちゅ。」
「…。…ちゅ、…。」
ん~。キス…嬉しいな。
「ハァ、ハァ、…なんか、長くね…。」
「…。ふふ。…。長いかな?」
ドキドキで、胸が、苦しい。
でも、お姉さんは、年上だから…。
「次は、体かな…。」
「・・・・・。」
大介クンの、…体~…。
あ。あ。視線が、体にいっちゃうよ~…。
大介クン、今日は、黒いポロシャツ着てて、
お風呂上りだからか、ボタンが開いてて、
胸元が、…開いてる。
いつもは、丸首のシャツが多くて隠れているのに、
そんな、胸元が…見えてて、
お風呂上りの香りがしてて、
髪も、ほのかに濡れてて、
…セクシーだよ…。
「あの。体っ、触ってイイ?」
「…うわ。…いいけど。」
いいの…?わ~…。えっと。…。えっと。
「・・・。」
スス…。
「うわ。服、捲くるのか…。」
「体も、…見せてね。」
スススス~……。
…初めて見る、大介クンのカラダ…。
「・・・・・。綺麗な、体だね。」
「…キレイ…?」
「うん。大介クンのカラダ、凄く、…綺麗。」
「・・・・・。」
凄く、凄く、綺麗だよ。
「…。…。ちゅ…。」
「…わ。」
大介クンの、胸元を、
お姉さんの唇で、包んだり…、
「…。…。」
舌で触ったり…、
キスしたり。
「ん…。ナニか、感じる…?…ちゅ…。大介クン…。」
「…ン…。感じるよ…」
お姉さんも、大介クンの、
…カラダとか、…声とか、
凄く、…感じちゃって…。
…お姉さん、年上なのに、
お姉さんで、大介クンをこんな風にしてるのにね…、
お姉さんも、…感じちゃって…。
「…アっ。大介クンの…、スゴク、なってる…。」
…もう、平気みたいに、振舞えなくって…。
「…固い…ね。」
「…わ。お姉さん…。」
…大介クンのコト、凄く、欲しく…なっちゃってて…。
ちょっとだけ、続きます。