「キノコの子」と呼ばれた俺の性の自叙伝~見つけた忘れ物~


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 妾母子家庭で、生活のため10歳から大人に身体を売っていた俺は、高校で母を亡くした後は中1から俺の身体を買っていた資産家の和江さんが俺の後見人になった。俺は、和江さんの勧めで隣県の政令市にある国立大学に進んだ。学費や生活費は和江さんが出してくれたが、和江さんのSEXの相手をしつつ、和江さんの言い付けでおばさん相手に1年契約で愛人になっていた。
 しかし、やはり貧乏で和江さんが取り持って契約愛人となり、オヤジに処女を捧げた七海はキャンパスのアイドルだったが、和江さんの海外渡航で俺と七海が同棲して元々付き合っていたフリをして契約愛人の存在を隠した。俺と七海はお互い惹かれあったが、卒業と同時に泣きながら別れた。

 俺は社会人になった。世間の印象は堅いと言われがちな職業だ。俺は初めて年下の女性と付き合った。同期で高卒で入ってきた真面目そうな千里(ちさと)という娘だった。俺は、女性経験は豊富だが、恋愛経験は乏しい。千里とはとても気が合い、かなり仲良く話するまでになったが、アプローチする術を知らなかった。
 2ヵ月後、痺れを切らせた千里から告白されて交際が始まった。身体の関係が出来たのは7月だった。ドライブに行った海辺のホテルに思い切って誘った。千里とはキスしてまだ1週間だったが、もう待てなかった。俺は、SEXになれば自信があったので、千里を自慢のクンニで濡らして感じさせ、挿入した。
「イタッ!」
千里が叫んだ。千里は処女だった。俺は今まで、女性をいかに逝かせるかを第一にSEXしてきた。七海以外は全員かなりの年上だったので、処女という存在が全く頭に無かった。無垢な女性を開発していくノウハウを俺は持っていなかった。俺なりに優しく千里にSEXを教えたが、痛みより快感が増すまで半年かかった。俺のチ○ポの大きさは、処女向きではなかったのだ。

 千里は次第にSEXの良さを覚えて、
「あんあん」
と喘ぐようになった。騎乗位で乱れる姿も見せるようになった。千里とは週に4~5回はSEXした。20歳になった千里は陰唇も大人になった。
 しかし、千里は寝取られた。千里は上司と出張に行った夜、酒に酔わされてその上司に抱かれてしまった。その後ろめたさから千里はその後もその上司に何度か抱かれ、不倫餌食にされていた。真面目な千里は俺に全てを打ち明け、携帯に保存されていたハメ撮り画像や動画を見せた。40半ばのオヤジのチ○ポを咥える千里、膣にホテルの受話器を突っ込まれて喘いでいる千里、上司に不倫チ○ポを挿され、
「どうだ、君のお父さんと同年代のチ○ポの味は美味しいだろう。」
と言われ、
「もう…あっ…これきりにしてください…ああー」
関係を拒絶しながらも感じている千里の動画は、何と、最後は中出しされた精液が千里の膣口から溢れ出るシーンで終わっていた。千里は、
「ごめんなさい。ズルズルと関係を続けて…さようなら。今までありがとう。」
千里は俺から去っていった。
 お付き合いしているのに裏切るのはいけないことというのが千里の考えで、けじめだった。よせばいいのに上司の奥さんにも打ち明け謝ったらしい。上司は離婚、バカ正直な千里は奥さんから高額な慰謝料を請求された上、職場まで去ることとなった。

 やりきれない俺は、無性に七海に会いたくなった。七海の居場所は知らないので、七海との思い出に浸ろうと母校の大学がある街を訪ねた。卒業以来だった。七海と暮らしたマンションが懐かしかった。あのドアから、今でも七海が出てきそうだった。俺は、まだ七海を愛していた。七海こそ俺の一生の伴侶とすべき女だったと別れたことを悔やんでいた。泣きそうになったので急いで振り返り歩き始めようとしたら…七海が立っていた。忘れ物を見つけた…

 七海は、つらいことがあるたび、年に5~6回ここに来ていたそうだ。卒業して2年経つから10回以上来ている事になる。
「やっと会えた」
七海は泣きそうな顔で笑っていた。
「ここに来たっていう事は、今は一人ってことでしょう?」
七海は全てお見通しだった。七海は相変わらずの童顔で全く変わっていなかった。七海は卒業後、職場で大変モテたであろう。聞きたくはなかったが、
「あれからどうしてた?」
と聞いてみた。
「カッコいいって人気のあった男の人と付き合ったの。あなたを忘れる為にね。ごめんね、その人には3回抱かれた。全然気持ちよくなかった。見た目はカッコいいけど自分勝手で、SEXは前戯を殆どしないですぐ挿れようとするの。そして勝手に一人で果てて終わり。そのくせ、良かったかい?なんて聞くの。私からサヨナラしたら、私は処女じゃなかったとか、アソコが紫に変色してたからヤリマンだとか言いふらして嫌がらせされて…」
七海は泣き出した。俺は七海を抱きしめて、
「七海、結婚を前提に遠距離恋愛しよう。そして俺の所に嫁いで来い。結婚してそんな会社辞めちゃえ!」七海は声を出して泣いた。泣きじゃくりながら七海は俺の耳元で囁いた。
「抱いて…」

 俺は、七海をホテルに連れ込んで2年ぶりに抱いた。懐かしい幼児体形。薄紫に縁取られた陰唇は俺と2年同棲した証。中は眩い桃色で可愛いクリが俺の舌を待っていた。何も変わっていなかった。たっぷりクンニして一度七海を逝かせた。
「はあー…素敵…」
七海が俺のチ○ポをペロペロ舐めながら、
「もう二度と離さない…」
と言ってパクッと咥えた。七海の膣にゆっくり挿れた。
「んはあ…」
好きな奥の上壁を優しく擦った。
「あん!…身体が…あなたのオチ○チ○を…覚えている…」
奥から手前に大きなストロークで抉った。
「はああー、はああー」
七海の喘ぎが懐かしかった。リズミカルに突くと、
「アン、アン、アン、アン」
この震えるほど可愛い喘ぎを見たいがために、逝くのを我慢して七海を抱いていた頃を思い出した。七海が痙攣しだしたので間もなく絶頂を迎えるはずだ。俺もそろそろ我慢の限界だった。七海は「うううっ」と痙攣して逝った。俺も、つい昔のように中に出そうとしたが、ハッとして七海のお腹に射精した。今はピルを飲んでいないだろう。七海のお腹を拭いていると目覚めた七海が抱きついてキスしてきた。
「やっぱり離れちゃいけなかった!私達、相性良すぎ!」

 帰りの新幹線のホームで大学の後輩達に出くわした。
「あっ、先輩!やっぱり二人は今でも付き合ってたんですね!」
囲まれてしまった。
「俺たち結婚するんだ。」
「うわー!おめでとうございます。」

 こうして200kmの遠距離恋愛が始まった。俺は、携帯電話を七海と同じ会社に変えて、七海を通話料無料の相手に指定していた。毎日電話とメールで気持ちを伝えた。会えるのは月に2~3回だが、会えば濃厚に愛し合う。七海の両親にも結婚を快諾してもらい兄姉にも認められた。

 結婚式場に打ち合わせに行ったとき、千里を見かけた。優しそうな青年と一緒に幸せそうに微笑んでいた。嬉しかった。千里は、俺の人生の中で、唯一人俺に処女をくれた女だ。真面目な良い娘だったから幸せになって欲しかった。これで俺も安心して七海と結婚できる。
 その夜、メールが来た。千里だった。そういえばメルアドを消していなかった。
「ご結婚おめでとうございます。今日、お見かけしました。とても可愛い奥様ですね。私も結婚するんです。お幸せに。」
「ありがとう。実は俺も見かけたんだ。君のご主人も優しそうな方だね。幸せそうで安心した。おめでとう。このメールを最後に、お互いメルアドを削除しよう。さようなら。」
「そうします。ありがとう。さようなら。」
こんなに清々しい気持ちで千里のメルアドを消せる日が来るとは思っていなかったが、少し寂しさもあって「削除します」の「はい」を押す指が震えてしまった。

 俺達は、結婚後の新居も確保し、週末に家財道具を運び込んでいた。来月から、俺は今のアパートを引き払って、生活のベースを新居に移し、七海を待つ。俺と七海は間もなく夫婦になる。七海は、きのこの子の最後の女だ。

 

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