誰か私の「妻が他人とSEXする事についての心境」をコピペしていたが
私は良い妻にめぐり合えたからこそそう言う経験が出来たと今更ながら感謝している、
しかし、最近暇をもて余すと言う訳でも無いが、古い本をまた読み返していてはっと気がついた
色々他の投稿記事の中にも「自分の妻は風俗嬢」等と堂々と書く人もいるが
考えてみればそんな事は過去から有る、当然の事、売春婦が独身とは限らない
ノーベル賞を貰った文豪川端康成の「駒子」
ちょっと違うが最近のアニメの昭和元禄落語心中、の中の「みよ吉、百合絵」
いずれもいわば娼婦なのだが、
私は今まで、とんでもない勘違いをしていたのかもしれない、
男が売春婦を買う事などちょっと豪勢な外食をするようなものであり、非では無い。
だが妻と言う立場の女が他人とSEXする事は、途轍もない事であり、非で有る。
だからそれを望む男は言わば変態であり、それに応えた女は色情狂とさえ言われかねない
「駒子」自身の心境についての変化等詳細には書かれていないが
「みよ吉」の心境はかなり書かれており、想った男と違う男の子を宿し結果その男と心中する
男だから、女だから、と言う考え方そのものが、大昔からの偏見に満ち溢れている
子を宿すのが女、だから家を守るのが女、子を育て家庭にいるのが女
だから男は外で何をしても良いとさえ考えられて来た訳だが、
ここ最近、女性でも高い能力を持ち高収入の女性、稼ぎは無いが子育てのうまい男もいる、
子供を生めると言う人間の男女の機能の違いはしょうがないが、頭の能力の違いは無い
と為れば、当然男女のセックスについての考え方も同様ではないのか。
心の微細な機微、愛情、嫉妬、ねたみ、憧れ、哀れみ、さげすみ、等々
男も女もそう違う訳は何処にもない、思い込みばかりが支配している。
何か問題が起きたとすればその原因は、周囲の「下種な常識」と言う奴だ、反吐が出る!
いつの日か良い時代が来てもっともっと自然な形で、
「あそこの旦那さんは料理や家事、子育ては凄く上手で良くやっているのに
奥さんは毎晩のように部下を引き連れて遊びまわっていて、朝帰りなんて珍しくも無いし
旦那さんも気の毒だけれど、それでも夫婦仲は凄く良いらしいはよ、」
などと言う様な事が、日常におきる日がいつか来て欲しいもののように思う。