思えばうちの親、自分が認めてほしいばっかりだった。
食卓は母親の愚痴の発散場所。
何か成し遂げても、「私の育て方が良かったから」「私がご先祖様のにお祈りしたから」
遊びに出ると、「私は仕事してるのに」「遊びにでる暇があるなんていいわね」
辛い事があったとき、「でも私に比べたら幸せよね?」「私なんかもっと凄い不幸を体験した」
反抗すれば、「お父さんにそっくりね!」「どうして優しい子にならなかったの?」
好きな服、好きな色、好きな音楽、全部母親が決めた。
理想通りにいかないと、烈火の如く怒り狂う。私が稼いでるのに、私が、私が。
本当は、子供に見捨てられるのが怖いんだろうな、と思う。哀れな女。そして馬鹿。
うちの親
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