快感を知った瞬間


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私が快感を知った瞬間のことは今でも鮮明に覚えている。小学2年の時、学校の中休みに当時やっと乗れるようになった一輪車で遊んでいた時のことだった。まだ安定性に欠ける状態でフラフラと漕いでいるとバランスを崩して前のめりに転んでしまった。着地は成功したが、この時にサドルの先が股に強く押しつけられるようになった。これまでに経験したことのない強烈な刺激で自分の股に何が起きたのか驚いて慌てて一輪車を片付けて校舎の果てにあるトイレに駆け込んだ。このトイレは誰も使わないのでお腹を壊した時によく使っていた。
個室に入ってスカートを捲ってパンツ越しにサドルがめり込んだあたりを手のひらで包み込むように押し込んでみると先ほど感じたような刺激を再び感じた。この時、何か悪いことをしているような気がするのと同時にこのことを誰にも知られていないだろうと思って興奮した。
その日は午前で授業が終わる日だったので学校から帰って親が仕事から帰るまで5時間くらい時間があった。学校の課題を手早く終わらせた後は学校ではパンツ越しにしか触らなかった股をパンツを脱いで触ってみることに。
どうなっているのか見るために鏡の前でM字開脚をした。見えるのはピッタリと閉じた縦筋で指でその縦筋の入口を上下に擦ってみると上の方が特に気持ちよく感じられたのでそこを重点的に触って見た。とにかく気持ちよくて、夢中になって指を動かしていると指先にヌルヌルとした液が付いていることに気づいた。その液でさらに激しく擦っていると気が遠くなるような感じがしたので慌てて指を止めた。
それからほぼ毎日、家に帰って親が帰ってくるまでの数時間、気が遠くなるような感覚になるまで縦筋を擦る日々が続いた。
5年生の夏休み、昼間も親がいないのでいつもは気が遠くなる直前でやめていたその先を知りたくなり、鏡の前でいつものように自分の縦筋を見つめながら擦った。だんだんと頭に血が昇っていくような感覚が押し寄せて来て目の前が真っ白になり、身体が腰を中心に飛び跳ねるようになり、それまで経験したことのない快感が全身を駆け巡った。これが初イキだった。
毎日、猿のように快楽を求めて縦筋を激しく擦る日々が始まった。

 

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