姉k子の純粋無垢かつ淫猥な寝姿を見ながら2階の自室に戻り、パソコンを開きました。特に何をするでもなく、ただ、姉K子のお尻にお触りして射精して、さらにトイレで姉を思い起こしながらオナニーで放出した際の気持ちよさと開放感が僕の心を支配していました。ふと時計を見るとすでに3時を過ぎていました。ただ自分的にはまだこんな時間かと言う気持ちでした。カチカチと適当にネットサーフィンしていて、ふと右斜め後ろに視線をやると、その先に何かが動いているのが分かりました。目線を上げると引き戸の入口に姉が笑顔で立っていました。その表情はどこか遠慮しがちで少し無理な微笑をたたえていました。
「ああ、kちゃん、起きたの?」
と僕はわざとらしく姉の体を気遣うかのような台詞を言いました。言うまでもなく僕の気持ちは姉k子の肉体を蹂躙することでいっぱいでしたが。
「うん、少し寝たら良くなっちゃった。何しているの?」
どことなく自然ながらもぎこちのない姉弟の会話です。この時、お互いに大人の男女が平日の昼日中から閉鎖された空間で二人きりであることを意識していたことは間違いないでしょう。
「とくにやることもないから、ネット見てただけだけどね・・・」
僕は無理な笑顔でそう答えながら、姉の方へ体を向けました。姉も僕に向き合うように部屋の真ん中にスッと座り込みました。僕もそれにこたえるかのように椅子を降りて姉の前に両膝を付いた状態になりました。
「まあ、・・・・・・・・・・・・・・・」
僕は自分の姉k子への愛欲を見透かされないようにとりとめもない話を向けましたが、何御話をしたのか全く覚えていません。姉は時折、「フフッ」と相槌を打つかのように笑ってくれましたが、何か意味のある言葉を交わしたのではありません。実の姉弟なのに本当に不思議な関係です。今思うと、この時の姉は僕の愛情もしくは愛欲に気づいていたのでしょう。僕の方は最初から特別な気持ちを彼女に抱いていましたが、片思いであればこんな気だるい雰囲気にはなろうはずもありません。この間、どれくらいの時間が経過していたかは知りませんが、僕と姉k子は事実上、無言で見つめあっていたことになります。西日が差し始め、気だるくまどろっこしい暑さの時間がとうとうと過ぎようとしていたまさにその時でした。
(グラ、グラグラグララララ ズズズズズズズ・・シン ズシーン・・・・)
と今まで全く経験したことのない揺れが突如として起こったのです。地震です、しかもっかなりの規模の大型地震です。それまで互いに緩い笑顔を向けあい、やっと二人きりになれた恋人同士がほぼ同時に表情が真剣なそれに変わっていました。
「え、え、なに、なに、地震???」
姉k子はおろおろしながら周りを見回しました。しかし僕は逆にかなり落ち着いた心持で特に慌てず、姉の方へ膝を立てた状態で姉の方へにじり寄りました。
「k子ちゃん、大丈夫、落ち着いて」
僕は自然とそういいながら、なお両手を祈るように自分の胸の前で組む姉を愛おしい視線で見つめながら、次の行動に出ました。
「k子ちゃん、こっちに!」
僕はそういうや否や姉k子の美しい顔がアップになるほどに近づき、姉の華奢な両肩を両方の掌で優しくつかみ、そのままゆっくりといつの間にか姉を僕の胸の中に抱き寄せていました。とてもスムーズな流れでした。僕が抱き寄せたというよりも彼女の両肩に触れた瞬間、姉自身が僕の胸の中に飛び込んできてくれたといったほうが正しい表現でしょう。
(ズズズ・・・ズン・・グラグラグラ・・・)
揺れはまだ断続的に続いています。姉は僕の左上腕と左胸のあたりに頬を当てて小刻みに震えていました。
(か、かわいい! 姉が、k子ちゃんが僕の、弟の僕にこんなに近い距離で、しかも抱き着いてくるなんて、は、はじめてだ!!!)
僕はほぼ初めての甘酸っぱい体験に感激してしまい、地震の事なんかはすっかり忘れていました。
(ド・ド・ク・・ドクドク、トクン トクン トクン・・・・)
少しして小さな鼓動が感じられ、あたかも僕の耳元に聞こえてくるのに気付きました。そう、それはこの数十年、愛して愛して止まなかった姉k子の胸の鼓動なのです。何ともこじんまりとした優しそうな細かい音です。
(トクン トクン トクン トクン トクン トクン・・・ああ、僕のk子ちゃんの鼓動だあ・・ああ・・好きだ 大好きだよ k子ちゃん・・・・・)
僕はなぜこのような事態になっているかなどという思考はすっ飛んでしまい、そのままどさくさ紛れに姉k子をさらに僕の胸の奥深くに抱き込みました。すでに姉の両手は離れて、僕の逞しい胸板の上に置かれていました。何とも表現のしようがない二人だけの甘美な時間が過ぎていきます。すると、姉が急に僕の胸から顔を離して少し恥ずかしそうに、ばつが悪そうに斜め下方向に視線をやりました。しかしこの時の僕の頭の回転は異常に速く、次のシチュエーションを構築していました。
「ああ、もう、終わったみたいだね!」
僕が快活にそう言うと、姉は少し遠慮がちにゆっくりとその白く美しい顔を上下にユラユラさせながらも、両手はそのまま僕の胸に押し当てたまま僕の顔を恐る恐る見上げてきました。その表情には明らかに羞恥心が浮かんでいましたが、僕は優しい笑顔で彼女を迎えてやりました。なぜかその時の僕の心には、全く羞恥心とか恐怖心とか後悔といった感情がなく、最愛の恋人を迎え入れる万全の準備ができていたのです。僕と姉k子は互いの両手を互いの体に委ねながら一時のあいだ見つめあっていました。
ついに憧れの姉と結ばれて 導き
102文字数:2294
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憧れの姉と結ばれて 告白