私のセックス遍歴


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初体験は高校3年の時の同級生とだった。受験勉強を一緒にするうちに、お互いに惹かれ、付き合うようになった。キスやデートはした。でも、一線を越えたらお互いに勉強に集中できなくなると思い、受験が終わったらしよう、と約束した。幸い、2人も志望大学に合格したので、高校3年の3月に初体験を果たした。共に実家暮らしだったので、ラブホテルでだった。相手も初めてだった。初体験の痛み、というよりは、私が進学とともに引っ越し、彼と遠距離になることが決まっていたので、涙が止まらなかった。

大学入学後、サークルの3年生の先輩と付き合った。初体験の相手であった地元の彼とは明確な別れ話をしておらず自然消滅。サークルの先輩とは、一緒に旅行にいったり、先輩の所属研究室の飲み会に誘われたりで、1年半続いた。でもその間に別れる、別れないで数度揉めたことはあった。

2年生の秋、S君と出会った。彼とは気が合い、いつしか好きになっていた。彼も私に気があるのは明らかだった。ある飲み会の後、終電が過ぎて帰れなくなったS君を家に泊めた。2人が体の関係を持ってしまうのは当然だった。当時、私は先輩とちゃんと別れておらす、結果的に浮気のような形になってしまった。

S君とは体の相性が抜群であることが、最初のセックスからわかった。私は彼に相当経験があるのかと思っていたが、後に、私とが初めてであることを知った。次の日の朝、彼は私に今の彼氏と別れて自分と正式に付き合って欲しい、と言ってきた。私もそうなりたいと思った。

付き合っていた先輩とは、別れ話が出るたびに元に戻っていたが、今回はS君と既に関係を持ってしまった後だったので、元に戻るという選択肢は無かった。先輩も何となく察していたのか、それとも、数か月後に卒業して地元へ帰ることが決まっていたからか、今回はちゃんと別れられた。

私はS君との関係に完全に夢中になっていた。普段一緒にいて楽しいだけでなく、体の相性も抜群だったからだ。しかも、2人の性欲の強さやタイミングがほぼ一致していたのも良かった。彼が求めてくるときは、だいたい私もしたい時だった。実家暮らしのS君は2、3日に一回は泊りにきて、一通り二人で過ごしたあとにセックスをした。夜に2回、朝に1回がベースだが、一回だけ、次の日の夕方までで5回したことがある。

彼は私の生理周期は当然把握していて、いわゆる安全日のときに、ゴムを付けないてしたいと言った。ちょっと怖かったが、私は彼の希望を受け入れた。というのも、付き合い始めてしばらくしたころ、「君の初めての相手になりたかった」と言われたことがあったからだ。

当然、既に初体験を済ませていた私は、彼に初めてを捧げることなんてできない。彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを覚えている。それを思いだし、それならばせめて、セックス経験そのもの以外の初めてを捧げたいと思った。正常位でゴム無しで挿入する時の彼の表情はいつもより真剣で、怖かった。

挿入後も、いつもと様子が違った。ゴム付きでいつもする時はピストンが激しく、時には奥に当たって痛いくらいだった。しかしゴム無しの挿入では、「激しくするとすぐイキそう…」と余裕が無い様子だった。それでも後半には慣れたようで、いつものペースのピストンになった。

彼の気持ち良さの「実況中継」も、私を激しく興奮させた。「膣のヌルヌルで自分のモノが濡れるのがすごい興奮する」「抜く動作の時に、ビラビラがまとわりつく感覚がヤバい」などである。また、いつもはあまり言わない「愛してる」という言葉も何度か言われた。

何度か体位を変えた後、再び正常位に戻った。彼がイキそうなのは、時折り小休止するピストンと、あそこの膨張率でわかった。しばらくのち、彼は「このまま中に出したら怒る?」と言ってきた。一瞬躊躇したが、彼に気持ち良く終わって欲しいという気持ちが勝り「…いいよ…」と返答した。

その言葉を聞いた彼は、何度か大きくピストンしたあと、私の腰を多少持ち上げ、彼のモノが下に突き刺さるような姿勢で、一番奥で射精した。射精の時に彼は、これまでほとんど聞いたことのない「…あぁ…」という喘ぎ声を出していた。射精後も、腰を沈め、初めての中出しの余韻に浸っているようだった。

私の中では、妊娠するかもしれないリスク(安全日は100%ではない)への怖さよりも、自分の初中出し経験とS君の初中出し経験が一緒だったことによる嬉しさのほうが勝っていた。その後、私はピルを飲み始め、それ以降はS君とは基本的に生挿入・中出しになった。

実はS君とは、付き合い初めてから1年ほど経ったあと、私が2年後期の時に別れた。別れた理由は言いたくない。それ以降に多少自暴自棄になっていた時があり、彼氏以外の複数の人とも関係を持っていたりした。ただ、「彼氏以外とは避妊無しではしない」という一線は守っていた。

そして3年生の夏休み。地元に帰省した私は、最初の彼氏と街中でばったり会った。その時は彼には彼女がいたが、自暴自棄な時期を経ていた私は、彼をホテルに誘った。彼は彼女がいるのにも関わらずその誘いに応じた。二人の間には「初体験の相手同士」という、大切な記念が共有されていたことも関係していたのかもしれない。

初体験と比べ各段に上達した彼のテクニックに驚くとともに、現彼女に嫉妬した。対抗心で、騎乗位に変える際に勝手にゴムを外した。「ダメだよ」と彼は言うが力づくの抵抗は無く、私は腰を沈めてそのまま挿入した。彼に生挿入の経験を尋ねたところ、「無い」とのことだったので、私の中で現彼女への勝利感が沸いた。

膝を立てて結合部が彼から丸見えの状態にして激しく上下運動をした。彼は限界が近くなり「イキそう…」つぶやいていた。私は現彼女への更なる勝利感が欲しく、「中出しになっちゃうから抜いてもいいし、そのまま中に出してもいいけどどうする?」と聞いた。ちなみに彼にはピルの服用は伝えていない。

彼は「…中に出したいかも…」と言ったので、私は「彼女いるんじゃないの?彼女以外で初めての生Hどころか、初めての中出し経験しちゃっていいの?」と聞いた。彼は「…いい…よ…」と言った。その言葉を聞いた私は動きを更に激しくし、彼は直後に果てた。彼氏以外に中出しさせたのは初めてだった。

その後、彼にピル服用を伝えたところ安心していた。これ以降は頻繁に帰省して、彼とホテルに行っている。彼も、現彼女とできないような、変わった体位やプレイをしたがり、私もそれに応じている。彼女とは最近マンネリでH回数が少なくなっているのと、現在でも避妊してでのHしかしないらしいので、中出しした回数は当然のこと、セックスした回数も、既に私とのほうが多いとのことだった。

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