もう60年も前の昔話になります。もちろん実話です。
私は子供の頃から一人で自転車に乗って知らない道を走るのが大好きな妄想少年だった。
小学六年生の秋、日曜日の午後、いつものように自転車で自宅近くの雑木林を探検していた時のことだった。
山全体が起伏の激しい雑木林で、一度山に入り込むと方角さえも解らなくなるほどの山林だった。そして獣道ぐらいの細い道が奥へ奥へと繋がっていて、山の中央あたりには結構広い平坦地があり、その周囲には不思議な洞窟がいくつもあってとても面白くて、それ以前から何度もよく行った場所だった。
ハラハラと落ち葉が舞い落ちる晩秋の山林の獣道を、一人自転車を押して探検していると自称考古学の研究をしている大学教授だというリュックを背負っていかにも歴史研究をしている風の中年メガネハゲオヤジに遭遇し、ボク何年生かな?と声を掛けられ、歴史は好きか?と聞かれ、結構好きですと答えると、化石が出る場所がある、とか弥生人の土器が出る洞窟がある、とか色々森の中を一緒に歩いて詳しい説明を受けながら、粘土質の崖を叩き割ってその割れ目から木の葉の化石を見せてくれた。でも今考えると化石と言うより単に粘土質の中に木の葉が堆積しただけだと思う。
そして弥生時代の洞窟と言う洞穴、これも今考えると戦時中の防空壕みたいなものではないかと思うのだが、その洞窟の中を案内してあげようと言われ一緒に洞窟の中に入ると「あ、そうだ、ボクせっかくだから、いいことを教えてあげるよ」「すぐに終わるから心配しなくていいよ。ちょっと目を閉じてて」と言われて、その状況で逃げ出すこともできず、言われるまま目を閉じていると、ズボンとパンツを下ろされて中年オヤジは両手で私の腰を抱いて、私のおちんちんを口に入れてペロペロし始めた。包茎の皮を少しずつ指でめくられながら露出した亀頭を舌でレロレロされていたのだと思う。
すごい刺激でおちんちんが一気にムクっと膨れ上がる感じがして、剥き出しになった亀頭がヒリヒリと痛かったけど段々気持ち良くなってきて、中年オヤジにおちんちんを剥かれて指でしごかれているうちにやたら気持ち良くなってきて、最後は何か爆発したような快感というのか天国へ行ったようなとんでもない快感が体を突き抜けた。
そこでオヤジのペロペロは終了した。時々薄目を開けるとメガネハゲオヤジが自分の前にしゃがみ込んで私のおちんちんをしゃぶっている気持ちの悪い姿が見えた。包茎ちんちんを生まれて初めて剥かれて、ムクムクと勃起したおちんちんをオヤジの口の中でレロレロされながら指でしごかれて射精したのだ。
気持ちの悪い変態メガネハゲオヤジにおちんちんをしゃぶられている何とも表現の仕様のない惨めな自分の姿に私は説明のできない羞恥心を感じ、男性嫌悪感というのか中年オヤジ恐怖症みたいな感じになったとは裏腹に、射精の瞬間の生まれて初めて味わう天にも昇るような快感に腰が抜けそうだった。
その話にはまだ続きがあって私がそのメガネハゲオヤジの口の中に射精したあと、「どうだった?気持ち良かっただろ?じゃ、今度はおじさんにも同じ事をしてくれるかな?目は閉じたままでいいよ」と言われてメガネハゲオヤジはズボンを下ろしておちんぽを出した。私は言われるまま口の中にオヤジの臭い臭いと塩辛い味のするブヨブヨのおちんぽをしゃぶらされた。
メガネハゲオヤジのおちんぽは、最初半勃ちでブヨブヨした感じだったのが私の口の中であっという間にムクムクと固く大きくなってきた。オヤジはカチカチに勃起したおちんぽを私の口の中に入れたままゆっくり腰を振って自分の指でカチカチのおちんぽをしごいて「もうすぐこの先から液体か飛び出してくるけど、これはとても体に良い薬だから全部飲み干すんだよ」と言ってしばらくすると、「さあ出るよ」と言った瞬間、ピクピクと痙攣したオヤジのおちんぽの先から渋いドロドロの液体が放出され、私はそれを全部飲み込まされた。
本当に悪夢のような悍ましい体験だった。
「今日の事はお父さんやお母さんには内緒だよ」とメガネハゲオヤジに口止めされたが、もし口止めされてなくてもそんなこと誰にも言えないことだったが、家に帰る途中にもヒリヒリムズムズするオヤジの唾だらけのおちんちんが気持ち悪くて家に帰ってすぐに自分のおちんちんの状態を確かめて、恐る恐る包皮を剥きながらトイレで水を流して洗ったのを覚えている。「これでボクも大人の仲間入りができたね」みたいなことを言われたがその言葉の意味が判らなくて最悪に気持ちの悪い一日だった。
どうしようもない気持ちの悪い出来事だったと同時に、生まれて初めて射精した瞬間の天にも昇るような爆発的な快感も私にとって忘れられないものだった。
この射精体験の数日後、偶然小学校で登り棒をしているとあの時ど同じ気持ち良さを味わえることを発見し、その後狂ったように登り棒に夢中になっては射精を繰り返して精液でパンツを汚していた時期があった。その後、だんだんと指でおちんちんをしごいているとだんだん固く大きくなって射精するということが判り、その行為の虜になってしまった。その行為がオナニーだと知ったのは中学に入学してからのことだった。
その雑木林に行くとまたあのハゲオヤジにまた出会いはしないかという恐怖心もあったのだが、あの射精の瞬間の快感が忘れられず、その後も自転車で何度もそこへ出かけて森の洞窟の中でズボンとパンツを下ろしてオナニーしたり、時には素っ裸になってオナニーして、射精の瞬間の快感を楽しんだ。
やっていることは男子のオナニーそのものだったのだが、全裸になった私は、いつも自分が女子になって変態オヤジにイタズラされている想像をしながらおちんちんをしごいていたのを覚えている。
このことがあってからだろうか?私の心は男子と女子を行ったり来たりという感じで、どちらかというと女子の心で過ごしている時間のほうが圧倒的に長い。もともとそういう素質があったのかも知れない。
ハゲオヤジに股間をしゃぶられたりハゲオヤジのおちんぽをしゃぶらされたりしたあの日、自分が女子の立場でハゲオヤジにイタズラされた妄想をしているほうが少しでも自分を納得させることができたような気がして、女子になって快感を反芻していたのだと思う。
この頃からオナニーする時には自分が女子になって男子に犯される妄想をしながら射精するという性倒錯のような自分がいることに気がついていた。
中学一年生になって、こうしてペニスを自分でしごいて射精するという行為をオナニーと言うのだと始めて知った。
中学に入学して最初の全校集会で、生徒の前に立っている一人の男性教師を見た瞬間、私は凍り付いてしまった。その時のメガネハゲオヤジと雰囲気がとても酷似しているのだ。でもその教師は学年も違い、話をする機会はなく声を聞く機会もなかった。社会の教師だったと思うが、陰気で根暗な感じがする嫌な感じで本当によく似ていてその後も職員室で顔を見る度に気持ち悪かった。
とは言うものの、その時、私は「目を閉じて」と言われて、ほとんど目をつぶっていてそのオヤジの顔をマジマジとは見ていなくて確証はなく、結局それ以上確かめることもなくグレーゾーンのまま、次の年その教師は他校へ転勤して行った。
その後も私は凝りもせず知らない道を自転車で探検してばかりいて、いろんな場所で知らないおじさんに出会い、色々なイケナイ性体験に遭遇することになる。
その後60年経った今だからこそ、こうして昔話として普通に話せるようになったが、当時の私にとって性格が崩壊するほど限りなくショッキングな事件だったのは言うまでもない。
数十年前、その雑木林は、跡形もなく宅地開発されてしまい、山全体が閑静な住宅街と変貌していて当時の面影は全くない。
私は二十歳を過ぎて普通に女性と結婚し、妻との性生活は男性として70歳を過ぎた今も全くの現役だが、私の心は今でも男性と女性を行ったり来たり、どちらかと言うと女性の心でいる時間のほうが圧倒的に長い。
週2回ほどの妻とのセックスも、自分が女性になって男性に貫かれている感覚で妻と交わり、射精している。男性の太くて逞しい勃起ペニスが大好物だ。
だからと言ってホモセクシュアリーという訳ではない。性の対象として男性が好きな訳でもない。でも、なぜか男性に好かれる自分にはやはりなにかそういう素質があるのだろうか?
また機会があれば続きも書いてみたいと思う。長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。
森の中で出会ったオジサンにフェラされて初射精
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みんなのコメント
1 名前:薔薇の香り2023年05月09日(火) 10時34分56秒
私も小学校の6年の夏に似た経験があります。
所属していたボーイスカウトの合宿が終わり、小田急線で新宿に帰り、さらに中央線に乗り換えの時に中年の男に声をかけられ、乗り換えのホームを聞かれ、また小田急だったから仕方なく一緒に案内しました。
男の人は非常に喜び、まだ時間があるから、と2駅目で降りて一緒に食事を誘われ、小さな場末の料亭みたいな部屋に通され(今思えば昔の和風ラブホテル)、抱きしめられてキスされ、裸にされました。
3時間散々に舐められたりキスを繰り返され、おチンチンをしゃぶられ、お尻も2回犯されました。すごく痛くて泣き叫びました。
私のボーイスカウトの制服が男の人の気をそそったと言われて、次に会う時にも制服でくるように言われてお小遣いとして当時は破格の3千円をもらいました。
結局怖くなりそれきりになりましたがあの3時間は私の性生活に深い傷が残りました。ヌシさまの体験と気持ちの一部は共有出来ると感じました。
ありがとうございました。