父が祖母を社長さんと呼ぶ日々


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母は質素な服装が多く、父は浪費家で、おばあちゃん(母の母)はいつもおしゃれでした。
父がおばあちゃんを「社長さん」と呼ぶので、お金持ちなんだと思い込んでました。
  
小学2年までは父親と一緒にお風呂に入ってて、
隅々まで素手で洗ってもらってました。
あの、私の大切なところもです、よく覚えてます。
目線のすぐ下方に、真っ黒でふさふさの大人陰毛、
そこにそそり立ってる、手製のシフトノブみたいな父の陰茎、
まぢかで見てて私、甘く、ふわふわの、くすぐったいような興奮を覚えてました。
   
手で触ってみようかな、軽い衝動は子供なりに抑制したけど、
でも、もし触れても、たぶん父は拒まなかったと思う・・・
   
   
もう一つ
母の実家にもよく行きました、父と二人で。
そこでも父親と一緒にお風呂に入ってましたが、すると、
浴室のドアが開いて、おばあちゃんが入ってくるんです。
ゆっくりドアを閉めるおばあちゃんの後ろ姿、白い肌、お尻もよく覚えてます。
父の、もじゃもじゃの胸毛やすね毛と対照的に、
成熟っていうか、張りのあるすべすべの裸体です。
   
無言でおばあちゃんの背中を流す父、
股間のモノが上向きに張り出して、なぜか男らしいとさえ思いました。
後ろから手を伸ばして裸体を抱きかかえて、
感触を確かめるように、多分前の方も洗ってたんです。
おばあちゃんが見せる苦痛そうな表情、どこか痛いのかな、不思議に思いました。
何度も見かけましたが私、幼くて、
二人がしてることの意味も何もわかりませんでした。
   
ちょうど、いつものTVマンガの時間となり、私だけ風呂から上がり、
着替えもそこそこに夢中でマンガを見てて、いつもそうでした。
うろ覚えですが、二人とも風呂からなかなか上がらなかったと思います。
幼くて何もわからない私、全く気に留めませんでした。
   
後々異常だと気付いた、義理の親子でああいうのおかしいって。
しかも幼い私が見てる前で、平然と、
だんだんと膨むショック、それがどっぷりと重く辛い感触に。
異性である父よりも同性のおばあちゃんに対する不潔感が。
   
私には、父の血もおばあちゃんの血も流れてるのです。
おばあちゃんはもうこの世にはいませんけど、
それほどのお金持ちでもなかった。

 

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