会社の同期入社の女の子の友達。彼女がリーダー的な存在で同期で休日に遊んでいたグループに、彼女から直接誘われた。遊んでいる時も僕だけにボディタッチしてくるし、みんなで遊んだ帰りに二人きりで食事に誘われて甘えられたりもしたが、逆にそれでワガママなところも垣間見えて、僕は相手がいた訳ではないが友達のままでいることにした。
そんな彼女、明るくて社交的なので彼氏ができた。その彼氏も僕らの遊び仲間に加わった。
それから数か月後。その日はみんなでバドミントンで遊ぶ予定だった。ただ、いつも元気な彼女の様子がおかしい。ずっと俯いて体調が悪そうだ。
彼女は僕には甘えると書いたが、それはスポーツをみんなでする時もそうだった。彼女が女の子の日だと、「ねぇ、今日あの日なの。秘密だよ」と僕に告げた上で僕とペアを組んで「私の分も動いてカバーして!」なんて言ってニコニコしてる子だ。だからこそおかしいと思った。そのうち、彼女は後を僕に任せ、彼氏に連れられて帰ってしまった。どうしたのだろう・・・ん、もしかして。。。
家に帰ると、電話が着信した。彼女からである。元気のない声で「今日はごめんなさい」と言う。「気にしないでいいよ、大丈夫?」と返すが、「え、えっと」とどうも反応が鈍い。僕は「勘違いだったらごめんね、気を悪くしないでね」と前置きしたうえで聞いた。
「赤ちゃんできたの?」
「え!なんでわかったの?悪阻で気持ち悪くて。最近毎日吐いてる。やっぱり私のことよく見てくれてるんだね。誰も気づいてくれないし、言えないし辛いよ」
彼氏に相談した方がいいと言ったのだけど、仕事も忙しく、自分にも非があるから迷惑かけられないと。
いや、俺ならいいのかよ。やっぱり見立て通りワガママである。
そこで言わなきゃいいのに、偽善者ぶって「辛かったら僕に吐き出してもいいよ」と言ってしまった最後、連日電話で相談や愚痴を受けることになってしまった。ただ、一向に良くならない。自覚が必要だと思った。ある日僕は告げた。
「僕への相談するのは今日が最後だ。ママになるんだから、パパになる人としっかり歩まないとダメだ。ママになる日を思い描いて生きるんだ。いいね」
そこで電話を切ったのが最後、しばらく彼女からの連絡はない。
まぁこれで良かったんだよな、と思った1か月後ぐらいに、電話が鳴った。
「きいて!つわり治ったよ。〇〇のおかげだよ。そうだよ、ママになるんだから!」
そしてお礼がしたいから二人で会いたい、少ししたら僕の家に来るという。
断る理由もないし、家に上げた。彼女は名店のケーキや手作りの料理を持って家に来た。
一緒にご飯を食べて、色々話をした。その後のことだ。
「私のわがままを一つだけ聞いてほしいんだけど」
「いいよ。ママになるお祝いに、何でも聞いてあげるよ」
「一度だけ、抱いてほしい。これまでのお礼がしたい」
「いいよ・・え、ダメダメ。絶対ダメ!何言ってんのよ」
「知ってたでしょ。わたし、ずっと好きだったんだよ。一度しか言わないから、お願い」
そう言うなり、彼女は服を脱いで僕に抱きついてきた。
「ちょ・・まだ間に合うよ。ダメだよ。服着て」
「(触りながら)でも下勃ってるよ。素直じゃないとこあるよね。素直になっていいんだから。脱いで」
「昨日お風呂入ってないし汚い、やめようよ、お願い」
「ダメ」
必死で断っていたが、もう目の前には乳首が大きく黒ずみ始めた、おなかのふくらみも目立つ彼女がいた。僕のズボンも彼女によって降ろされた。関係を持つのはダメだが、生まれてくる赤ちゃんがおなかにいる妊婦さんを肉体的に傷つけるリスクを背負って払いのけるのは、最悪赤ちゃんまで傷つけるからさらにダメだと思った。仕方ない・・
「分かった。だったらベッドに行こう。1回だけだからね。もう一生やらないからね」
ベッドの上で僕らは抱き合った。妊婦さんの体は初めて見るので、純粋に興味もあった。妊娠して変わった胸の変化なども教えてくれたし、おなかを触らせてくれた。「私がママになるんだもんね・・不思議だよね」なんて言ってる。いや、あなた今何してるか分かってますか?不思議なのはママになるアンタじゃなくて、俺とこんなことしてるアンタだよ・・
彼女は僕を見つめたのち、下を触りながらキスしてきた。僕もあと数か月もすれば赤ちゃんに吸われる胸を興味津々に揉みながら、顔を近づけて吸ってみた。「あ、赤ちゃんの前に吸われた。一言断ってよ」「うるさいな、吸ってみたかったの!」「そうそう、素直になろうね!」
彼女が僕のを口で大きくして、正常位の体勢で横になった。「ゴムは?」「妊娠してるし要らないよ」「でも」「持ってきてないし・・」「じゃぁ外に出すから」
妊婦さんとのエッチは初めてなので、力加減解らず、母体に優しく、感触を確かめるように突いた。彼女ができる態勢でとお願いしたら、案外なんでもOKで様々な態勢でエッチした。彼女も気持ちよさそうな声を上げていた。ただ、最後までやるつもりは正直なかった。
「もういいでしょ」「え、までイってないじゃん」「僕はもう十分だよ、ありがとう」「ダメ。最後まで」
もう射精に専念しようと思って、正常位で最初より激しく突いた。おなかを圧迫しない程度に、肘で体重を支えながら僕は彼女に密着し、彼女も腕を僕に回していた。彼女のぬくもりも気持ちよく、そろそろ出そうだ。
「イキそう。イっていい?」「うん、ありがとう・・」「おなかに出しても大丈夫?」「・・・」
彼女は僕に足を強く絡めてきた。
「このままいいよ」「ダメだって!」「中に出したいよね。男の子だもんね。我慢しないでいいよ。」
彼女がさらに体を密着させてきて、僕の顔を引き寄せて唇を重ねた。数日間抜いてなかったこともあって、その瞬間に崩れずに耐えてきた理性が崩壊してしまった。下半身にもこみあげてくるものがあり、本能的に大きく腰を振って、奥に突き刺した状態で、赤ちゃんのいる子宮に向けて出してしまった。
「あ、気持ちいい、イク。ごめん」
「ピクピクしてる。いっぱい出た?」
「ハァハァ、やばい、まだ出てる」
「余韻楽しんでる?それともこのままもう1回出す?いいよ、何回でも。」
「・・・もう、結構です」
抜いた後、彼女がベッドの上に座ると、僕の精子が股からいっぱい出てきた。それを見て彼女は「こんなに濃いのがたくさん出てる、喜んでもらえてよかったよ」と僕にニヤニヤしていた。
そりゃ数日抜いてなかったのだから・・・
それから数か月後、赤ちゃんが生まれて落ち着いてから、彼女の家に友達一同招待された。
彼女は僕に赤ちゃんを見せてきた。かわいい。
そんなときに僕の耳元で一言「この子に〇〇の精子かかったのかな。いっぱい出したもんね」。彼女がささやいた。
それ以降、僕は無邪気な赤ちゃんの顔をきちんと見られなかった。