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ツヤ(継母)と武の物語


40文字数:2339

ツヤは30才まで処女だった。東北の雪国の貧しい農家の生まれで当時としては当たり前だったが義務教育を終わると関西の紡績工場へ女工として集団就職した。
 一緒に行った同級生達は数年後から次々と故郷の村から結婚話が入ってきて帰って行った。中には同じ工場で働く男子社員と恋仲になって結婚した人もいた。ツヤは大人しく無口で社交性もなくその紡績工場で黙々と働いていた。
 当時、25才過ぎるとオールドミスでもう中々結婚話が来なかった。同級生はほとんど結婚して残っているのは2~3人だけになった。
 そのツヤに故郷から結婚話が入ってきた。相手は隣村の農家の人で45才、妻を亡くして3人の子供がいるという。30才のオールドミスとしてはそんな話しかなかった。
 もう結婚は諦めていたツヤだったが、両親が乗り気だった。当時、女性一人で生きて行くことは中々出来ない時代だった。ツヤは気が進まなかったが、結局承諾した。20才を頭に3人も子供がいる当時としては初老の45才の男と結婚した。
 再婚だったからほんの近親者だけのささやかな形ばかりの結婚式を挙げた。新婚旅行などはもちろん無く、新婚初夜は夫の家だった。
 亡くなった前妻と過ごしていたであろう寝室で夫に抱かれた。ツヤは処女だったので夫に愛撫された後、挿入されたときは激痛が走った。
 夫は亡くなった前妻より15才も若い女、しかも処女を抱くことに興奮して愛撫もそこそこに挿入してしまった。
 翌日はツヤは痛みと、まだそこに何かが挟まっている感じでぎこちない歩き方になった。
 初夜から3日間連続挿入した夫はその後は3日に1度、5日に1度くらいの割合でツヤを抱いた。その後は1週間か10日に1度くらいになった。
 ツヤは初め苦痛だったその行為もだんだん慣れてきてこれが普通の夫婦生活なんだなだと思った。

 武は5反百姓と言われる小規模な農家の長男に産まれて子供の頃から農業を手伝ってきたが、中学生になってから、このまま親の後を継いで農業をしていても将来性がないと思い、父に相談して、高校へ進学させてくれと頼んだ。
 父も同じ考えを持っていて、自分が働ける内はやってゆくが、いずれ田んぼは売って、息子はサラリーマンになった方が良いと言ってくれた。
 武はほど近い県庁所在地の高校に進学し、卒業後はその地の会社に就職した。
 母が風邪から肺炎になってあっけなく亡くなった。1年後、親戚の世話で後添えをもらうことが決まった。
 その人が亡くなった母より15も若い30才で、自分と10才しか違わないこと、しかも再婚ではなくて初婚だと聞いて不謹慎ながら興味が湧いた。
 実際に見て、確かに器量は良くないがむっちりした身体は若々しくて親父がうらやましいような妬ましいような気がした。
 ささやかな結婚式があり、武も出席して其の夜は実家に泊まった。一番奥の父母の寝室でいま行われているであろう父と新しい母の行為を思うと武の股間ははち切れそうに勃起した。

 15年後、父が心筋梗塞で突然亡くなった。60才だった。継母ツヤは45才、途方にくれた。武と相談した。 
武は35才、すでに妻も子供もあり、県庁所在地の市で暮らしていた。
 武はかねて父と話し合っていたように、家の周りの畑だけ残して、他の田畑は全部売った。家の回りの畑だけをツヤが野菜を作って暮らすことになった。

 2年後、父の3回忌法要が営まれた。葬式の時も1周忌法要の時も武は妻子全員で出席したが3回忌のときは武一人だった。客が全部帰ってツヤと武と二人で遅くまで飲んで話をした。武は37才、ツヤは47才になっていた。
 すでに15年の母子生活になっていたが、武の中ではまだツヤを母としてだけでなく、女として見ている部分があった。
 父が亡くなって3回忌法要も済んだということで、その意識が膨らんで来た。あまり飲めないというツヤにすすめてお酒を飲ませた。ツヤも夫亡き後、すべて面倒を見てくれる武をすっかり頼りにしていた。すすめられてつい飲んでしまった。

 ツヤはお酒は辛くて苦いものと思ってお酒の席では大抵ジュースを頼んでいた。が、今夜、武にすすめられて飲んだ酒は美味しかった。2杯目も、そして3杯目も飲めば飲むほど美味しかった。お酒がこんなに美味しいものだと初めて知った。そして頭がぼわーっとしてふわふわと浮きあがるような何とも言えないいい気持ちになった。身体も力が抜けてふらふらして宙に浮いたような、これまたなんともいい気持ちだ。目の前の武の顔がぼやけて見える。

 その武の顔が急に近づいてきた。「母ちゃん、好きだよー」
武が抱きついてきて唇がツヤの唇に吸い付いた。これは夢だわ、きっと夢だわとツヤは思った。武の舌がツヤの口の中に押し入ってきてツヤの舌に絡みついた。ツヤは思わず舌を絡めて吸い合った。甘美な官能がこみ上げた。
 あー、いい気持ち、生まれて初めてだわ、こんないい気持ち・・・夢中で武の口を吸い舌を絡め合った。こんなこと生まれて初めて。あー、いい気持ち、夢のよう、事実夢の中の出来事なのかしら。そうだわ、これは夢なのね。
それ以後に起きたこと、みんな夢なんだわ。夢よ。

 武はツヤの唇をむさぼりながら自分の股間のものがはち切れそうになって入るのを感じた。もう止めることは出来ない。ツヤの身体を抱きかかえて隣の部屋へ行った。そこには武が泊まるための布団が敷かれてあった。
 布団の上にツヤを降ろすと同時にその身体に覆い被さった。ツヤの浴衣の胸をはだけて乳房を愛撫し乳首をなぞり、乳首に口をつけた。吸った。
 子供を生んでいないツヤの豊満な乳房はまだ弾力を失わず弾んでいた。乳

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