『へぇ。なんで1年も? アンタ、モテそうなのに』 妻の遙香が、缶ビール片手に不思議そうな顔で質問した。 「なかなか良い子いないんですよね~。遙香さん、紹介して下さいよ」 亮は、同じく缶ビール片手に答える。私の会社の後輩の亮は、たまにウチに食事に来る。妻の遙香とも気が合うのか、毎回けっこう楽しそうにビールを飲む感じだ。 『私の知り合いなんて、みんなババアばっかりだよ』 遙香はそんな風に答える。...
『本当に、するつもりなの?』 嫁の美穂が、少しあきれたような顔で言う。 「ダ、ダメなの? 約束したじゃん!」 私は、慌ててそう言った。 『それはそうだけど、どうしてそんな事したいの? 違うか、させたいの?』 嫁は、本当に理解出来ないという顔だ。私は、何度も説明した事をもう一度話した。 私は、昔から寝取られ願望がある。***の頃に見た青年コミックで、彼の目の前で他の男とエッチしてしまう話があっ...
「え? 混浴なの? それは無理だよ、恥ずかしいもん」 妻の菜々子が、大浴場前の注意書きを見て驚いた顔をする。脱衣場は別々だが、大浴場は混浴だ。もちろん、私はそれを知っていたが、菜々子と同じように驚いた顔をしてみた。そして、湯浴みがあるから平気でしょと伝えた。 今どき混浴は珍しいと思う。しかも、それなりの規模の温泉旅館だ。ただ、混浴と言っても湯浴み着用が必要で、全くの全裸で混浴するという感...
妻が不倫をしていた。それがわかったのは、些細な偶然からだった。ドライブレコーダーのSDカードを交換する時に、なんとなくデータを見て気がついた。SDカードを交換するのは、だいたい半年ごとにしている。SDカードが意外にクラッシュするものだと知っているので、定期交換している。 そして、データを見ていて、不自然に消去されているデータがあることに気がついてしまった。最初は、ただの気のせいだと思った。...
「うん。それはわかったけど、私なんかの裸に、本当にお金出す人なんているの?」 妻の明日香が、怪訝な顔で言う。僕は、繰り返し同じ話をした。きっと上手く行くはずだし、上手く行かなかったところで何もデメリットはないと言うことを。 「うん……でも、やっぱり恥ずかしいな」 モジモジと恥ずかしそうにしている明日香に、ちょっと頑張ればすぐに家が買えるはずだと説得をした。 「そうだよね……普通に貯金して...
妻の栄子と結婚して3年経ち、彼女も28歳になった。そろそろ子供を作ろうかという話をすることが多くなった。私も30歳になって、仕事もそれなりに出来るようになり、年収も1000万を超えた。 子供を作るには、良いタイミングだと思っている。でも、私には妻に話していない秘密があった。交際期間を含めると、5年も秘密にしていたいことだ。 私には、寝取られ性癖がある。栄子のことを、誰かに抱いてもらいたい...
嫁の玲子と結婚して1年経った。今日は、お祝いでレストランを予約している。僕は、早く帰宅しようと仕事を急いで片付けていた。 玲子は、今日26歳になった。結婚記念日と誕生がお同じだ。記念日を忘れられないようにと、玲子の提案で誕生日と同じ日にした。 そのおかげもあって、今まで一度も結婚記念日を忘れたことはない。今日も、仕事を片付けると真っ直ぐに帰宅した。 「お帰りなさい。早かったね」 玲子は...
久しぶりに高校からの友人の祐介が遊びに来た。嫁さんのゆかりちゃんと一緒だ。祐介とは出会った当初から気が合って、よく一緒に遊んでいた。大学も同じだったので、本当によく一緒に過ごしていた。ただ、社会人になって結婚をすると、少し疎遠になった。 今日は、僕の昇進祝いを兼ねて、久しぶりにウチで食事をしようと言うことになった。 「おめでとう。良かったな」 祐介は、肉やワインを持ってきた。ゆかりちゃん...