「計画」といっても、それほど過激なことを考えていたわけではありません。
要するに、食事しながら、周囲の男性客に妻の大胆なミニスカート姿をさらしたかったのですが、
食事に行った中華料理店では個室に案内され、計画は失敗に終わりました。
作戦変更です。ホテルに戻り、私は「ちょっと飲もうか」と妻をバーに連れ出しました。
案内されたのは2人掛けのソファー席。理想的でした。
ホテルのバーだけあって、ボーイは私たちの正面にしゃがみこんで、オーダーを聞きました。
ただ、さすがに教育が行き届いていて、妻の脚を盗み見するようなことはしません。
私はちょっと拍子抜けしましたが、妻は気になっていたようです。
私に「ハンカチ持ってない?」と聞いていました。ひざ掛けに使うつもりだと分かりました。
でも、ホテルの中だったので、2人とも手ぶら。私はわざと頓珍漢な受け答えをして話をそらしました。
結局、妻はあきらめたようで、太ももをあらわにしたまま、2人でグラスを傾けました。
2杯目を注文した後、中年の男性客2人が店に入ってきました。出張で来たサラリーマンみたいな雰囲気でした。
どこに案内されるか、気になって見ていたら、私たちと通路を挟んで向かい合わせの席に座りました。
やった、チャンス到来。私は妻に気づかれないように男性2人の様子をちらちらと観察しました。
1人が私たちの正面の2人掛け、もう1人は真後ろを向いて座り、2人で何やら話し込んでいます。
正面の男性は着席して間もなく、妻に気づいた様子です。ちらりちらりといやらしそうな視線を向けてきます。
私も男性と目を合わせないように気をつけました。
そのうち男性2人が顔を近づけて何やらヒソヒソ話をし始め、真後ろを向いていた男性も正面の席に移りました。
完全に私たちと向き合った形です。ヒソヒソ話の内容は妻の話題に間違いありませんでした。
妻が視姦されている! 私は再び興奮で鼓動が早まりました。
妻も中年男性がカップルみたいに隣り合って座る不自然な光景に気づき、急にそわそわし始めました。
私はわざと「トイレに行ってくる」と席を立ち、妻を1人にさせました。
男性たちに私に遠慮なく、妻を見てもらいたかったからです。
私はトイレには入らず、男性たちの席の斜め後ろの柱の陰から妻の様子をうかがうことにしました。
正面から見ると、ソファに腰掛けた妻の下半身は何も身に着けていないかのように露出していました。
暗くて見えないだろうと思っていたのですが、深いスリットのおかげでパンティーも丸見えでした。
真正面の中年男性2人はもちろん、通路を歩くほかの客やボーイにも見えていたはずです。
私が見ていた場所は少し遠くて確認できませんでしたが、中年男性2人は陰毛にも気づいたかもしれません。
一方、妻は1人で不安げな表情。落ち着かないのか、グラスを飲み干してしまい、3杯目を注文しました。
きょろきょろと周囲を盛んに気にし、スカートのすそを引っ張ったり、スリットの開きを狭める仕草をしています。
2人組の視線にも気づいているようでしたが、まともに正面を見ようとはしませんでした。
目を合わせるのが怖かったのでしょう。緊張している様子がひしひしと伝わってきました。
私が席に戻ると、妻は「もう部屋に戻ろう」と言いだしましたが、私は「もう1杯飲んでから」と引き伸ばしました。
酔ったふりをして妻の太ももの上に手を置き、「きれいな脚だよな」などとほめまくりました。
ミニスカートことばかりしゃべり、「身に着けてくれて、とにかくうれしい」と力説しました。
妻はだんだん酔いが回ってきたのか、固く閉じていた両膝が時折開くようになってきました。
正面の二人組はますます食い入るように、妻を見つめています。そのうち1人が携帯電話を取り出しました。
写真を撮られるのはさすがにやばい。私は慌てて妻の手を引いて部屋に戻りました。
出典:「妻物語」