私は、情けないことに妻が二人のヤクザに輪姦されている姿を見て、失神してしまったようだ。
縛られ、猿ぐつわをハメられ、それを何とかしようと全力を出し続けたことも、失神に繋がってしまったのだと思う。
時間にしてどれくらい失神していたのかはわからないが、目を覚ました私は、目が覚めてしまったことを残念に思った。
いっそ、全てが終わるまで意識を失っていたかった……。
目を覚ました私の目に飛び込んできたのは、椅子に座るヤクザの兄貴にまたがり、対面座位のまま腰を振る妻の姿だった。
ミクは、兄貴にしがみつくように抱きつき、自分からキスをしていた。
失神する前に見せていたようなぎこちないキスではなく、舌を突っ込みかき混ぜる激しいキスをしているミク……。
そして、そのままの状態で腰を振っている。
その腰の振り方は、痛みに耐えながらぎこちなくゆっくり振っている感じではなく、少しでも奥に入れようと、杭でも打ち込むような力強い動きだった。
『ンふぅーーっ!! んーーっ!! んんっおぉーーっ!!』
キスしたまま、ミクが獣じみたうめき声を漏らす。
私しか男性を知らなかったミク……。
なにをするにも恥じらいがあり、恥ずかしがりだったミク……。
それが、人格が変わってしまったように激しすぎる対面座位をし続ける。
ふとモニタ画面を見ると、チンピラが回すカメラの画像が映っている。
下からあおるように結合部を撮すカメラは、兄貴の太くて異形のものが激しく出入りする姿をアップで映していた。
それは、すでにドロドロに白くなっていて、粘度の高い粘液みたいに兄貴のそれにまとわりついている。
鮮明にそれを映し出すカメラは、わずかにそれが泡立っているところまで映してしまっている。
「効き過ぎっしょw 姉さん、もう完堕ちっすねw」
カメラを回しながら、チンピラが卑下た笑みを浮かべながら言う。
私は、もしも許されるのならばこのチンピラを殺してしまいたいと思っていた。
「効き過ぎだなw ガバガバで気持ち良くもねぇよ。あれ塗れよ」
退屈そうに言う兄貴。
ミクはキスを解かれたことが不満なのか、恨めしそうな顔で兄貴を見ている。
そして、兄貴が話し終わると、すぐに吸い付くようにキスを再開する。
身も心も堕とされた? 私には、そうとしか見えなかった。
でも、かろうじて私に残った冷静な部分が、薬のせいだと叫んでいた。薬で狂わされているだけ……。
薬さえ切れれば、元のミクに戻ってくれる……。私はそう思っていた。
「やばくねっすか? コンマ1も入ってるのに、さすがにどーかとw」
チンピラは、別に心配そうに言っているわけではなく、楽しげにすら見える。
「テメーが言うかw いままで何人壊してるんだよw」
兄貴があきれたように言う。
「確かにそうっすね。なんか、久々の上玉なんで、いきなり壊しちゃもったいないなって思ってw」
「まぁ、壞さん程度に塗れw」
「了解っす!!」
チンピラはそう言うと、一旦カメラを置いた。そして、私の方を見てあざけるように笑う。マジックミラーで、私のことは見えていないはずだ。それでも、私の方を見て笑うチンピラ……。私は、こんな状況でもビビッて目をそらしてしまった。
チンピラは、部屋の隅のセカンドバックから皮膚科でもらうような、小さなプラスチックの容器を取り出した。そのフタを開けると少量を指先に取り、
「オラ、立ってこっち向け」
と、ミクの髪を掴んで乱暴に立たせる。
『ン、ふぅ……抜いちゃダメぇ……』
ミクはトロンとした顔のまま、今まで聞いたこともないような媚びた声で言う。
ミクは兄貴の前で立った状態でいるが、じっとその異形のペニスを見つめている。
欲しくて仕方ない……。入れて欲しくて仕方ない……。そんな感情がすけて見えるようだ。
それでも、ミクは言われるままに素直に立っている。でも、少し内股気味で、モジモジしてるのもわかる。
「広げてみろよw」
チンピラがニヤけながら言う。すると、ミクはほとんどノータイムで自分のアソコを両手で広げた。
その瞬間、ミクの膣からは真っ白なドロッとしたものが流れ出し、そのまま下に垂れて床に液だまりを作る。
私が意識を失っている間に、さらに追加で注ぎ込まれたようだ。
「こぼれたぞ」
兄貴の方が、感情のまったく感じられない声で言う。すると、ミクはすぐに床に這いつくばり、あろう事か床の液だまりに口をつけ、それをすすり始めた。
「姉さん、全部飲んで下さいよw」
チンピラが心の底から楽しそうに言う。
チンピラにしてみれば、裏社会とはまったく無縁の、清楚でほとんど男を知らない人妻を、こんな風にオモチャに出来るのは最高のシチュエーションなのかもしれない。
ミクは掃除もしていないような床の液だまりを、すすり続ける。
そして、すすりきれない部分を、可愛らしい小さな舌で舐め取り始める。
私は、妻が他の男の精液をこんな形で飲み込んでいく姿を見て、絶望が大きすぎ、死んでしまいたいと思うほどだった。
それなのに、自分でもどうしてそうなるのかわからないが、さっきから私は勃起したままだった。
まさか、自分が興奮しているはずなどないと思う。
自分の妻が輪姦された上に、オモチャにされている状況を見て、勃起する夫などいるはずがない。
私は、自分があまりのショックで精神的に壊れてしまったのかと思い、心底怖かった。
「よし、じゃあ、もう一回広げろ」
兄貴がミクを見もせず、スマホの画面を見たまま言う。
ミクは、
『わかりました……』
とだけ言うと、もう一度アソコを広げ始めた。すると、また同じように白濁液が漏れ、床に液だまりを作る。
「オマエ、出し過ぎだろw」
兄貴が、チンピラに向かって笑いながら言う。でも、一切目が笑っていないのが怖い。
「すんませんw 姉さんがメチャ良いオンナなんでw」
こんな会話をする二人を尻目に、ミクは指示も受けていないのにさっきと同じように口で液だまりをすすり始めた。
「姉さん、好きだねぇw 今まで飲んだことなかったんだろ? 飲んでみたら意外に美味かった?」
チンピラが小馬鹿にしたように言う。
『は、はい……。凄く青臭くて、ドキドキします……』
ミクは、おどおどとした感じで答える。
「だから、美味いの? 美味くないの?」
苛立ったように言うチンピラ。ミクは、怯えたような顔になり、
『美味しいです! 皆さんの精液、美味しいです!』
ミクは、苦しげに言う。
すると、チンピラがカメラを手に取りミクの顔に向ける。
「姉さん、もう一回! さっき教えた言い方で!」
チンピラは、カメラを回しながら指示をする。
私は、モニタ画面に目を向けた。ミクの美しい顔がアップで映る。髪は乱れ、顔の至る所にカピカピとした精液の乾燥したようなものが付着している。
『皆さんのザーメン、すっごく美味しいです……。主人のよりも濃くて、匂いも強烈でおかしくなりそうです。もっとミクの淫乱口マンコに、特濃ザーメン注いで下さいぃ……』
ミクは、顔を赤くしながらそんな芝居がかったセリフを言った。
すると、チンピラはまたカメラを置いて、ミクのアソコにさっきの薬を塗り始めた。
『イヤァ……。これ、何ですか?』
ミクは、怯えた声で質問する。でも、両手でアソコを広げたまま、抵抗をしようとしない。抵抗すれば殴られてしまう……。そんな刷り込みが上手くいっているのだと思う。
「すぐわかるってw」
チンピラはそんな事を言いながら、ミクのアソコの中にまで塗り続ける。
『うぅ……うっ、イヤァ……。中は……塗らないでぇ……あ、あっ!』
足をモジモジさせながら、ミクは苦しげに言う。
そして、チンピラはミクの中にたっぷりとそれを塗り込んだ後、カメラを手にして撮影を再開した。
ミクは強い内股になり、モジモジと足をこすりあわせるように動かしている。
「もう効いてきたw」
チンピラは楽しそうに言う。
『ぅ、うぅ……ダメぇ……こんな……。あ、あぁっ! あぁっっ!』
ミクは、モジモジしながらチンピラや兄貴の顔を交互に見つめる。それは、助けて欲しいと訴えているような感じだ。
それでも兄貴はスマホを見続けるし、チンピラはカメラを撮り続けるだけだ。
すると、ミクはとうとう自分の指をアソコに持って行った。そして、陰唇部分を指でこするように触り始める。まるっきり、オナニーでもしているような感じになってしまった。
『ぅ、うぅっ! うーっ! ダメぇ、ダメぇ……。な、中が……あ、あぁっ! ダメ、ダメぇっ!』
ミクは、パニックになったようにアソコをこすり続ける。でも、やってもやっても足りないようで、狂ったようにこすり続けている。
「触って欲しいんだろ? 中も搔いて欲しいんだろ?」
チンピラがにやけたまま言う。
『か、搔いてぇっ! 搔いて下さいぃぃっ! おかしくなるぅ! おかしくなっちゃうぅっ! ミクのおまんこの中、搔いて下さいぃっ!! おねがいぃっ!!』
ミクは、信じられないほど下品なことを言う。でも、二人ともまったくミクの願いを叶えるつもりはないようだ。すると、先に根を上げたのはミクだった。
ミクは、自分の指をアソコに突っ込み始めた。そして、突っ込むそばから掻き出すようにアソコをまさぐり始めるミク。
「すげぇw ガチオナじゃんw」
チンピラはそう言うと、アソコをアップにする。
モニタ画面には、ドロドロのカピカピになったミクの膣と、自分で差し込んだミクの指が鮮明に映っている。あまりにも鮮明で、私が普段見るビデオの動画とは解像感がまるで違う。
チンピラの持っているビデオカメラを見ると、確かに小型なのだが、よく見るとボディに4Kと記載がある。これは、もしかして4Kで記録しているのだろうか? アダルト業界は、技術の進歩を影で支えていると言われている。これがまさにそうなのだろうか? 妻の輪姦姿が、4K動画として出回ってしまうのだろうか? 私は、今も地獄だが、この先も地獄しか待っていないんだなと思った。
『ダ、ダメぇ、指じゃ、あぁっ! 届かない……お、お願いしますぅ! 触って下さいぃっ! ミクのおまんこの中、触ってぇっ! おかしくなるぅッ! 狂っちゃうぅっっ!!』
ミクは、自分で自分の膣中を掻きむしりながら、ほとんど絶叫しておねだりをしている。まさか、自分の妻のこんな姿を見ることになるとは、ほんの少しも想像していなかった。
ミクは、狂ったように膣中の指をかき出すように動かし続ける。そして、ついには二本入れてしまった。中指と人差し指を束ねるようにしながら、自分の膣中に突っ込み、少しでも奥に差し込もうともがくミク。
『うぅっ! うーっ! ダメぇっ! 届かない、届かないのぉっ! さ、触ってっ! おまんこの中触ってぇっ! うぅぅぅーっ! い、入れてぇっ! もうダメなのぉッ! 入れて下さいぃ! おチンポ入れて下さいぃっ! おまんこにおチンポ突っこんでぇッ!』
ミクは、そんな絶叫をしてしまった。もう、頭の中はペニスのことしか考えられない状態なのかもしれない。
ウブだったミクを、こんなにも狂わせてしまう薬……。いったい何をされたのだろう? 非合法の薬を使われてしまった事は間違いないと思う。
でも、それだけでこんなに堕ちるものなのだろうか? 私は、実はミクにも、そんな願望があったのではないかと思い始めていた。こんな状況で、愛する妻を疑うなんて人として最低だと思う。でも、私が見ていることを知らないミクは、私にバレないと思い、願望のまま、欲望のまま楽しんでいるのではないか? そんな風に思ってしまうくらい、今のミクは快楽に堕ちたメスの顔をしている。
すると、チンピラが再びカメラを置いて、下半身裸のまま壁際に立つ。それは、私が覗き見ているマジックミラーのすぐ脇で、私からすれば、目の前にチンピラの背中が見えているような格好だ。チンピラは、壁にもたれかかるとすぐにシャツも脱ぐ。全裸になったチンピラは、思いがけずいい身体をしていた。細身でもしっかりと筋肉がある、ボクサーのような体型だ。そして、背中一面に入れ墨が彫り上げられていた。仁王様のようなものをモチーフにした迫力のある彫りで、チンピラには不似合いなほど風格のある彫りに見える。
入れ墨のヤクザと、オナニーをし続ける私の妻……。悪い冗談のようだ。
チンピラは、壁にもたれたまま、
「入れたきゃ入れれば?」
と、冷たく言う。そんな屈辱的な扱いを受けながらも、ミクはすぐにチンピラの元に歩み寄る。
自分の指をアソコに入れたまま、ヨタヨタと歩いて近づいてくるミク……。その顔は、チンピラのペニスを入れることが出来る喜びにあふれていた。
ミクは、壁にもたれかかるチンピラのペニスを掴み、そのまましごき始める。まだ半立ち程度のチンピラのペニスは、ミクに手コキをされても勃起しないようだ。
ミクは、慌てた感じでしごき続ける。そして、必死の顔でチンピラのペニスに口を近づけていく。大きく口を開け、私のモノよりも遥かに大きなチンピラのペニスを口に含んだミク。すぐに頭を振るようにして奉仕を始める。
「姉さん、上手くなったなw」
チンピラは小馬鹿にしたような声で言う。私のすぐ目の前で、マジックミラー越しにフェラをするミク。大きく口を開けて顔を歪めているのに、それでも美しいと思う。
でも、そんな美しい妻が、私以外の男のペニスを勃起させようと、必死でフェラをしている……。
マジックミラーのすぐ外……1mも離れていないところで、ミクは狂ったようにフェラをする。そして、フェラをしながら再び自分の膣中に指を差し込み始めた。ミクは口でのご奉仕を続けながら、自分の膣中のモノを掻き出すように指を動かしている。
本当に、触って欲しくて狂ってしまったような感じだ。
「エロいねぇw 指突っ込みながらフェラかよw 旦那も嫁がド淫乱で嬉しいだろうなw」
チンピラは首だけ振り返り、マジックミラーを見ながらそんな事を言う。完全に私に向かって言っているのだと思う。
ミクはそんなチンピラの言葉など耳に入らないように、凄く集中した顔でフェラを続ける。この異常なまでの集中力も、クスリの影響なのだろうか?
すると、ミクの奉仕によって、チンピラのペニスは完全に勃起状態になった。兄貴のモノと比べると確かに小さいのだが、チンピラのペニスは一般的なサイズからすると、かなり大きめなのだと思う。少なくても私の倍はありそうに見える。私は、その大きさに思わず目をそらしてしまった。敗北感を感じて打ちのめされたのだと思う。
『ううぅふぅぁうっ!! これぇっ! これなのぉっ! 届いてるぅっ! あっ! あぁっ!!』
うつむいた私は、ミクのその絶叫で慌てて顔を上げた。すると、ミクは立ったままのチンピラのペニスを、立ちバックのような格好で挿入していた。チンピラは一切動かず、ミクが自分でそれを入れたようだ。
母の借金のカタに、無理矢理貞操を奪われる……。そんな前提が崩れてしまったように思えてしまう。ミクは、自らの快楽のためにチンピラのペニスを自分で挿入した……。
違うとわかっているのに、そう思ってしまう私。クスリのせいだ……。そう思いながらも、妻を疑ってしまう私。その上私は、さっきからずっと勃起した状態を維持している。
妻が他の男とセックスをする姿を見て興奮する私は、妻が仮に快楽のためにヤクザとセックスをしていたとしても、何も言う資格がないのかもしれない。
ミクは、自分で腰を動かし始め、
『うぅっ! ンフゥッ! ふぅあっ! うぅああぁっ♡』
と、あえぎ声まで漏らすようになった。それにしても、信じられない姿だ。あの恥ずかしがりで清楚なミクが、立ちバックで繋がって、自ら腰をぶつけるように振る……。お尻をチンピラの下腹部にパチン、バチンと音がするくらいにぶつけている。
『うぅァッ! 届くぅっ! 届いてるぅッ♡ そこっ! そこなのぉっ! あぁっぁーーっ! ホントにダメぇっ! 狂うぅっ! 狂ってるぅっ!! ひぃぐぅううぅあぁっ!! イグぅっ! イィーーグゥッ!! ンオ゛ォッ!!』
ミクはブレーキの壊れた車のように、腰の動きを止めることが出来なくなってしまったようだ。
泣き叫ぶようにあえぎながら、何度もオルガズムに達するミク。チンピラが壁にもたれかかっているので、振動がダイレクトに伝わってくる。この、壁を伝って私に伝わってくる振動が、ミクが自らの動きで巻き起こしたものだと思うと、私はまた意識を失ってしまいたいと強く念じた。
でも、意識を失うどころか、五感が研ぎ澄まされていくような感覚すらあった。
「姉さん、そんなに気持ちいいのか?」
兄貴が、冷静な口調でミクに質問する。
『き、気持ち良いですぅ……。おチンポ、奥に届いてるからぁ……』
ミクは、恥ずかしがることもなくそんな事を即答する。
「旦那とどっちが気持ち良い?」
引き続き、冷静に聞く兄貴。
『イ、イヤァ……。そんなの、言えない……』
ミクは、そんな事を言う。でも、それは言っているのも同じだと思う。すると、チンピラがミクを突き飛ばすようにして押しのけた。
『イ、イヤァ、抜かないで……ダメぇ、入れて下さい、もっと欲しいぃっ!』