四十代の夫婦です。
妻、ちづるは大学の同級生で、卒業して四年目に結婚しました。
今でいうと、メガネ美人という類に入るのでしょうが、二十年も前ですと、ただ地味な、良く言えば清楚な、小柄な普通の娘でした。
大学時代に処女、童貞で結ばれ、特に好きモノという訳でもなくお付き合いをして、結婚に至り、二人の子どもにも恵まれました。
大学卒業後二年間、遠距離恋愛の時期がありました。
月一回は互いに行き来をし、恋愛に支障は感じませんでした。
自分はそれなりに、風俗をたしなむ程度の遊びはしましたが、妻に至っては極々真面目、結婚後二十年経っても、入ったオチンチンは、自分のモノだけだと疑いもなかったのですが‥。
子どもたち二人が進学、就職で家を離れ、夫婦である夜、たまたま観ていたテレビの映画がキッカケでした。
夫が単身赴任に、妻の所へ男が訪れ、関係を持ってしまうというシーンがありました。
妻は、あまり興味がない素振りでしたが、その夜布団に入ったあと、お休みのあいさつ程度にCカップの乳房に触れると、乳首がコリコリに立っており、思わず興奮して、セックスを開始致しました。
地味な妻が、喘ぎ声を上げ、悶える姿に興奮しつつも、ふと先ほどの映画を思い出し、意を決して挿入したまま聞いてみました。
「ちづる‥」
「あん‥あんっ‥」
「ひとつだけ教えてくれ‥」
「あんっ!ああんっ!」
ピストンに力を込め、聞きます。
「オレ以外に、チンチンを入れられた事‥あるか‥」
「ああんっ!ああんっ!」
ちづるは答えにならない喘ぎを続けます。
「あるかないかだけでいいっ‥」
すると、ちづるの膣の中が、噴き出すような潤いに満たされ、次の瞬間、それと分かる仕草で、大きく頷いたのを、オレは見逃さなかった‥。
あえなくそれで、自分は発射し、果ててしまった。何もかも、どうでもよくなれってな感じの、最高の射精感だった。
地味で‥真面目で‥セックスなんか興味ないという顔をしている妻、ちづるが‥
一体いつ‥どこで‥誰と‥遠距離恋愛中か‥思い巡らすが、それは嫉妬や悔しさではなく、最高の高揚感を生む感じである。
その後、ちづるとは普通に過ごしている。むしろ、セックスの回数や内容が満ち足りてきた。
媚薬やバイブなんかも受け入れてくれる。
近いうち、誰とどんな風だったか聞けるかも。
そしたら次は‥