押入れの中で見付けた段ボール箱。蓋にマジックインキで「レオタード」と書いて有る。妻の所有物だ。開けてみると、様々なデザインの色取り取りのレオタードが出てきた。ハイレグやTバックまで有る。バブル期に20代だった妻はジャズダンスやエアロビクスをやっていた。ハイレグのレオタードでステージ上で踊っている姿を見て惚れ直したのは付き合って1年くらいだった。ハイレグの股間の幅の狭い布地両側から陰毛がはみ出しはしないかと気が気ではなかったのを覚えている。その時はリハーサル中で関係の無い男共が見物に来て、妻と仲間達のセクシーな肢体がエロい視線に曝されていて何だか腹立たしかったのを思い出した。後で聞いた話しだとビキニラインの毛を処理済みなので大丈夫と妻は言っていたが、たとえハミ毛が無くても自分の彼女の露れもない姿を他の男に見られるのは嫌だった。つづく