モシモシ探偵社 6


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 砂埃が春先の強風で舞い上がる。

 国道のバイパスを外れるとそこは閑静な住宅街。

 人通りもない昼下がり、車を走らせていました。

 「まいったな、誰も歩いていないじゃないか。休日出勤かな、こりゃ」

 土日ならもう少し人出が望めるかな。

 すると、そこへ小さなお子さんの手を引いた若い女性が家から出てきました。

 偶然ヒットしたその女性は、しかしただの通りすがりで、依頼人からの調査を継続しているわけではありませんでした。

 

 

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