ずいぶんとパート①から放置してしまった。
かなこのデリ出勤日を確認し2週に1度指名して呼んだ。
警戒心の強いかなこだったが、だんだんと打ち解けてきて、自分の住処の話などもするようになってきた。
母子家庭で妹が二人。次女はもう大学生だがバイトを3つも掛け持ちして1部に通学しているようだ。
3女は高校生だが、高校受験の時の高校受験料は、かなこがバイト代から費用を工面したらしい。
なんだか涙ぐましい話だが健気に生きるかなこが愛おしくなってきた。
先日、次女が買ったばかりのBluetoothイヤホンの片方を失くしたらしい。
かなこが誕生日にプレゼントした品らしく、かなこもガッカリしていた。
あまりにも可哀想なので、イヤホンを買ってプレゼントしたら大喜びしてくれた。
いや、ほんと健気な娘なんですよ、かなこは。
それでお礼に生で本番させてくれるのですけどね。もちろん諭吉を渡してますが。
とにかく、生活費、大学への通学費用等々で下着もなかなか買えないとか。
数年前に両親は離婚し、母親もあまり経済力が無いようだし。
なんか、半分親になった気持ちで、下着を何着も買ってあげたりもした。
そんな月2のペースで呼ぶのも半年くらい続いた。
とにかく、毎回生本番でお互いの快楽のツボもわかり、かなこも私のフィニッシュに向かう時にペニスがパンパンになるのを確認したら自分もイケるように自分の膣が気持ちい場所にペニスが当たるように調整するのも上手になり、毎回100%同時イキを楽しんだ。
絶対に同時イキできるカップルなんてなかなか存在しないだろう。100%同時イキは気分がいい。
しかしながら、かなこは23歳と若い。自分はデリ客のただのおじさんだ。
ただの客のおじさんが、この素晴らしい身体を持った女性のいちばん綺麗な時を抱いてるんだ。
と思うと、すごく貴重な時間。
あるとき、プレイ後のピロートークで、かなこが夏の思い出もないまま秋が来たと言った。
私にとっては、君と出逢えたことが最高の夏の想い出だと言ってみた。
おおー!と大声をあげ、かなこが喜んだ。
勢いに乗って店外デートで横浜中華街や赤レンガ倉庫のあたりに行ってみないかと誘った。
実はかなこの高校の時の修学旅行が横浜方面だったそうだが、大学受験費用をバイト掛け持ちで貯めていたので、修学旅行費10万以上をまたバイト追加するのが嫌で行かなかったそうだ。
だから、即答で「ぜひ横浜に行きたいです」と言ってくれた。
もう愛おしくて愛おしくてたまらない女性になってしまった。
それでも抱くのですがね。それでまた同時イキして、二人で感動し合ってたんです。
横浜行きは、お互い平日の都合の良い日に1泊2日で行く計画で日時を決めた。
私は妻帯者なので週末は出かけられません。平日に仕事の出張という事で行くことにしました。
旅行の日程も決まりルンルン気分で居ると、あることが起きた。
尿道に違和感が。
数日後、尿道が確実に痛い。淋病かクラミジアだ。
すぐにかなこに連絡をとって、病院に行くように伝える。
喉に違和感があったそうだ。
自分も泌尿器科に行き、クラミジアと診断された。
抗生物質を処方してもらえば一発で治るので、特に何とも思わなかったが、かなこは違った。
かなこが私に性病を移したことでものすごい罪悪感を感じているようだ。
それに、かなこの客の中に性病を持ったまま来店している人物が居ることにも恐怖したようだった。
罪悪感と恐怖で押しつぶされそうなかなこは、スッパリとデリを辞める決断をした。
もう会えなくなるのは残念だが仕方がない。
決断を応援するよとは言ったものの、やはりこの素晴らしい身体を抱けないのは本当に残念だ。
しかし、展開は違った。
デリを辞めたものの、普通のバイト(かなこは家庭教師とレストランのアルバイトとデリを掛け持ちだった)だけでは
学校に行く時間を作りながら生活費は賄えないという。
お願いだから今まで通り会って、できればお小遣いをもらえないかとの事。
いつもの追盤諭吉とお店からもらっていた分を渡すことで合意。
この金額で、かなこを抱けるなら最高だ。しかもお店と違い時間制限が無い!
じっくりと時間を気にせずに、この身体に快楽を調教できる。
そして横浜行き。
ウニが大好きだということで、ランチは築地うに虎へ。
すごく喜んでくれた。
電車で横浜駅に移動しシーバスで赤レンガ倉庫に向かった。
シーバスの中は子供連れが多く、おじさんと若くてかわいい子の組み合わせに、
他の乗客は見ないふりをしているのが明らかだったが(笑)、赤の他人の目線など気にしない。
赤レンガ倉庫でショッピングし、氷川丸、バラ園とお決まりコースだが楽しい時間を過ごした。
小腹が空いたというので、萬珍楼で出来立てゴマだんご、杏仁豆腐を食べてまた喜んでくれた。
夕方は東京駅に戻り、はとバス東京夜景ツアーに参加。
今は無きお台場の大観覧車にも乗り、夜景を見ながら舌を絡め合うキスをした。
はとバスツアーが終わって21時くらいだったか、かなこがお肉を食べたいというので、
丸の内トキアのレストランでディナーをした。
普段は夜学の大学が終わった後、水商売で働く母の退勤を待って車で迎えに行っているそうで、
お酒を全く飲まないそうだが、今日は何も予定が無いのでお酒を飲みたいという事で、
お店のスタッフに彼女にお似合いそうなカクテルを選んでもらって飲んだ。
酔った彼女はよくしゃべる人だった。子供のころからの思い出をいろいろと話してくれた。
警戒心が強い自分があなたにはこんなに自分のことを安心して話せるのが不思議と言っていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎレストランを後にした。
ホテルまでは夜風に吹かれながら歩いた。かなこは本当に愛おしい。
お酒がまわって話過ぎた彼女は疲れたようで、すごし言葉少なめに歩いた。
お互い信頼した目線を交わし、人目も気にせずにキスをした。
ホテルに戻り、この日は女の子の日だったのでかなこを抱けなかったが、ベッドでずっと舌を絡ませた。
Eカップの見事なバストもじっくり愛撫し、バスト性感だけで5~6回エクスタシーに導きその日は眠りについた。
次の日は本当に午後から仕事が入っていたので、ゆっくり起きて朝食を取りに銀座へ行った。
ビルズのバナナパンケーキをかなこに食べさせたいと思ったからだ。
平日という事もあり予約なしでもすんなり入ることができた。
かなこはここのパンケーキにも大喜びしてくれた。本当に愛おしい。
午後は仕事だったし夜は打ち上げがあったので、かなことは別々に帰った。
帰ってからも毎週会った。仕事も余裕のある金曜日に会った。必ず金曜に会った。
そして、毎週時間を気にせず抱いた。とにかく抱いた。かなこを数十回イカせてから自分もフィニッシュした。
そのタイミングを知るかなこと息を合わせ、毎回確実に同時イキを果たした。
毎回会うたびにおじさんに抱かれることに違和感や嫌悪感は無いのだろうかと思い、
わざとこちらから連絡を取らないでみた。
すると、かなこから今週の金曜日も会って頂けますか?と連絡が入った。
お金が欲しいのだろうか。それとも抱かれることも楽しんでいるのだろうか。
あるとき、毎回抱くのが君に対して失礼なのかも知れないと言ってみたところ、
かなこはハッキリと力強い言葉で、「私もしたいです」と言った。
嬉しいし、本当に愛おしい。