温泉地に生まれ、小さい頃から温泉に入っていました。
ほとんどの温泉地には地元の人達が入れる公衆浴場があります。
こちらの定休日などには隣町の公衆浴場まで行くほどです。
温泉地の公衆浴場は男湯、女湯の仕切りがはっきりとしていないことが多く、家族連れなどは男湯がすいている時にこちらに入ってきたりもします。
男性は顔見知りばかりで、女性たちも気にせず裸で入ってきます、それが温泉地の土地柄です。
自分にとって周囲の女性といえば小中学の同級生(女生徒)や友達の姉ちゃんとか、母ちゃん婆ちゃんなど、ほとんどが顔見知りなのです。
毎年のように豪雨に襲われ、川辺にある公衆浴場はよく泥水などの被害に遭います。
そのため男湯か女湯いづれかが使用禁止になることが多く、止むをえず空いてる側で1週間ぐらい混浴での利用となります。
中学生の時、朝風呂に入っていたら同じクラスの女の子がお母さんと小学低学年ぐらいの弟と入ってきました。
母親同士が知り合いで、むこうから気軽に話しかけてきました。
その子も初めは恥ずかしがっている様子でしたが、お互い次第にうち解けてくる感じでした。
最後は3人でマッ裸での会話となりました。
見る、見られてるなど全然意識しない不思議です。
一時間近く会話が続きましたが、それ以来彼女とは何でも話せる間柄になりました。
親しい女の友達という感じで良かったです。
年齢に関係なく、異性であれ同性であれ、心が許せる関係を築くことができるのも温泉の良さでしょう。
裸の女性であり、つい視線がいきますが、それは美しく綺麗だということであり、汚きゃ見ないでしょうし、性的欲求と言う視点ではなく、人としての心の触れ合いが大切なのだと、その頃は思いました。
地元の温泉公衆浴場
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