私は息子の正人と愛し合っています。親子でありながら、血のつながった母と子でありながら、道を踏み外して、肉体関係を結んでしまいました。私の告白を聞いてください。
初めは半ば強姦でした。あくる日も、またそのあくる日も、何回も何回も犯されました。二人っきりの母子家庭ですから、逃げるところもありません。そのうち、私の心の中に、逃げられないのならと、なかば開き直った気持が生まれてきました。それは、忘れていた、いいえ、忘れようとしていた、女の感覚を呼び覚まされようとしていた、私の言い訳だったのかも知れません。
私は5年前に夫に先立たれて、正人と二人で暮らしていました。夫が生きていたころの広い家は引き払って、小さなマンションでの二人だけの生活だったのです。毎日、母子として顔を見ない訳には参りません。話をしない訳にはいかないのです。
折を見計らって正人に話しかけました。どうしてこんなことをするのか、私のことをどう思っているのか、これからどうする積りなのか。聞きたいことは一杯ありました。正人はぽつりぽつりと答えてくれました。母さんが好きだと、母さんを愛していると、本気で愛しているんだと、ずうっと母さんと一緒に暮らしたいと。
それを聞いて私の心は揺れました。二人っきりの母子です。私が正人の願いを拒否したらどうなるでしょう。狭い家の中でバラバラになって暮らすことになります。到底無理です。と言うのは表向きの言い訳で、本当は私は嬉しかったのです。正人のことはこんなことになる前から好きでした。私の生んだ大事な大事な息子です。嫌いな訳がありません。それにだんだんと亡くなった夫に似てくる顔つき、体つき、話す声まで、そっくり。母子でなかったらと、何度思ったことでしょう。密かに自分で自分を慰めるとき、思い浮かべるのは正人の顔、正人の声だったのです。
思い切って言いました。母さんも正人と一緒に暮らしたい。正人のことは大好きだと。だから、今までみたいに無理やりじゃなくって、ちゃんと二人でしましょって。いいの、母さん、と正人はびっくりしたような顔で私を見つめます。いいのよ、母さん、覚悟きめたのよ、正人と二人でなら、母さん、地獄に堕ちてもいいのよと。
私は正人に体を寄せました。正人は私の肩を抱いて、私の目をじっと見つめます。私は目を閉じました。正人の唇が私の唇に重なります。口を吸いながら手を胸元に挿し入れてお乳を揉んできます。ああ、これよ、これを待ってたのよ。
正人の手は下に下がってきて、私のお股を探ってきます。ちょっとだけ拡げて待ちました。入ってきました。おずおずと、ためらうように、ああ、もっと、もっとよ、奥まで入れて。体の芯がじゅわっと濡れるのが判ります。ああ、あたしは女、女だったのね、うれしい、女だったこと、思い出させてくれたのね、正人、いとしい正人。
ずっぷりと指を入れられました。ずこずこされました。掻き回されました。一番奥まで入ってきました。ああ、そこよ、そこがいいの。てのひらで私の恥ずかしいお豆を押しつぶすようにして揉んでくれます。体の芯で火花が散りました。もう、もうだめ、だめよ、ああ、正人、あたしの正人、好きよ、好きよ、大好きよ。
母さん、こんなに濡らして、大丈夫? 正人が聞いてきます。大丈夫よ、母さん、とっても気持がよくて、あなたの手、べちょべちょにしちゃったけど、ごめんね。いいんだよ、そんな、僕、うれしいよ、母さんが気持よくなってくれて。僕、母さんが好きだ、大好きだよ。
ねえ、正人、母さんのこと、好きだって思ってくれるなら、ちゃんと愛してくれる? あなた、もう、立派な男だから、母さんのこと、女として、愛してくれる? え? いいの、母さん、前はむりやりしちゃったけど、許してくれるの? ええ、母さんね、前から正人のこと好きだったのよ、愛されたいっておもってたのよ、でも、そんなこと、母さんの方から言い出せないでしょ、だから黙ってたけど、こないだ、あなたに押し倒されたとき、ほんとは嬉しかったのよ、それで、きょう、あなたの本当の気持聞いて、もう、ぜーんぶ許してあげよう、あなたのものにして貰おうって、決心したの。だから、母さんのすべてを、あなたに捧げるわ。
正人は黙って私の脚を押し広げ、体を入れてきました。私は手を差し伸べて、正人の首に巻きつけて引き寄せました。正人のいきり立ったものが、私の濡れそぼった口に当たります。そうよ、そこよ、ぐっと入れてちょうだい。襲われて、むりやり入れられたのとは違います。私の方から望んで、誘って、入れて貰うのです。正人はぴったりと体を押しつけてきます。お腹が擦れ合います。お乳が押しつぶされます。やがて唇が押し当てられます。と思う間もなく、激しくむさぼられます。今までに経験したことのないようなディープキスでした。体を貫かれながら、唇をむさぼりあうのは、はじめて
のことでした。興奮しました。正人の体を抱き締め、肌を擦りつけ、脚を絡ませ、びちょびちょになったお股を押しつけました。正人のいきりたったものは、私の体の芯を貫いて、奥の奥を突き上げてきます。私が生んだ、私が育てた、いとしい我が子の正人、その正人が大きくなって、ふるさと、わたしのお腹の中へ、戻ってきてくれたのです。
母さん、出そうだ、どうしたらいいの? いいのよ、そのまま、母さんの中で、出してちょうだい。ああっ、もう、だめだ、いっちゃうよ。ああ、きて、きて、きて。正人がぐぐっと腰をおしつけるようにして、ああ、とうとう、体を震わせて、どくどくどくっと。すうっと気が遠くなりながら、正人が好きって思いました。愛してるって思いました。もう、離れたくない、いつまでも一緒にって思いました。正人ががっくりと私の上に崩れ落ちてきました。いいのよ、そのまま。抱き締めてあげました。可愛い、かわいい、ほんとにかわいい。じっとしたまま、正人の体のぬくもりを味わっていました。
こうして、私たちは、母と子でありながら、恋人同士として、いいえ、夫婦として、愛し合って暮らすようになったのです。私はしあわせです。もちろん社会的には認められません。罪だということは判っています。でも、心から愛し合った男と女が、たとえそれが母子であっても、愛し合いながら一緒に暮らして行く、どこが悪いんでしょうか。誰にも迷惑は掛けていません。秘密です。二人だけの秘密です。でも、二人だけのときは、心も体もほんとに愛し合っている男と女なのです。
道を踏み外して息子と肉体関係を結んでしまい
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