悪魔のような少年2


前回:  悪魔のような少年

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携帯の動画に撮られたことが非常に気になっていた。そんな時ふらりと大雅君が私が一人でいるところにやって来た。「おばさん こんにちは。」「あっ、大雅君。」私はどきどきしながら大雅君を見た。彼は色々話すのだが、携帯の動画については、触れようとしない。思わず私から「あの動画は消してくれた。」と聞いてしまった。「あの携帯の動画?おばさんがオナニーしていたやつ。」「違うわよ。寝ているところを撮ったのよ。」「「どうして、寝ているところの動画が気になるの。あの時おばさんは大きな声で喘いでいたし、服も着ていなかったよ。」「ね、お願いだから、私の恥になるから、消しておいて。」「どうしようかな。せっかく撮れたものだし、消すには条件があるよ。この間断られたディズニーランドへ行ってくれるなら考えるよ。」「え、ディズニーランド。いいわよ、ただし家の息子も連れて行っていいでしょ。」「嫌だよ。それじゃデートでなく、父兄同伴になっちゃうじゃないの。行くなら2人きりだよ。」困ったが、あの動画が他の人に見られてしまうかもしれないと考えると承諾するしかないと思い、承知した。

 「わあ、うれしいな。父兄同伴じゃないのだから、僕に合った服装にしてね。」「そんなの無理よ。」

 日時を決め、車で現地へ行くことにした。主人と子供たちにはクラス会があって日曜はいないと説明した。

 当日、できる限りのお洒落をして、出発した。「服装は、地味だね。それじゃやはり、父兄同伴に見えるよ。ディズニーランドでは結構年齢が高い人も派手だよ。ディズニーランドで僕が決めるから購入して、着替えて。」彼が決めた服装は、赤のTシャツとかなり短いミニスカート、抵抗したが無理やり購入させられ、着替えた。Tシャツは小さいサイズだったので、私の大きめの胸が目立ってしまった。すごく恥ずかしくて知ってる人に見られたくなかったので、サングラスを外せなかった。

 様々なアトラクションやショーを見た。大雅君は、時々肩に手を回したり、手を握ったりしてきたが、気にしないようにした。遅くなり、帰るために車に乗った。その時、突然彼が私を抱きしめキスをしてきた。強く抵抗したが、彼の力にはかなわず、胸まで触られてしまった。「何するの。大雅君の両親に言うわよ。」「言ってもいいよ。話したら、2人でディズニーランドへ来た理由も言うけど。動画を消すのは、もう少し待って。」
続く

 

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