あの忌まわしい事件から2年が経とうとしている。
ちょうど9月の半ばだったか夜の8時過ぎに高校生の子供からクラブ活動が遅くなったのと小雨が降ってきたので学校まで迎えに来てほしいと電話があった。
俺はビールを数本飲んでたので妻が迎えに出かけた。
「またそんな格好で出ていくのか。」
と言った記憶がある。
妻はちょっと出かける程度の時は面倒だからとブラを着けずに出かける。
冬は上着を引っ掛けるからいいが今の時季だとそのまんまTシャツとかで出かけるので乳首がポツッと目立つ。
たしかEかFカップの巨乳なのだが垂れてきてるので少し低い位置にポツポツッと出ている。
「すぐに帰るし車から降りないから大丈夫よ。」
そう言い残して出かけた。
妻は40歳で顔は良いほうだと思うが少し小太りな体型だ。
(まぁこんなおばさんの垂れたおっぱいや黒い乳首なんて誰も見たくないやろ)とそのままソファーから見送った。
半時間ほど経った頃だったか子供からまだ来ないと電話があった。
自宅から子供のいる高校まで15分か20分もあれば十分に着くはずだ。
その時、嫌な予感がした。
妻の携帯に数回電話してみたが呼んでいるが出ない。
ビールを飲んでたが放っておくわけにもいかず、とりあえずシャワーを浴びて口を濯ぎ車で子供のいる高校へ出かけたが途中に妻の車は見当たらず到着してしまった。
子供は待っていたが妻の姿はなかったので再度電話してみたがやはり出なかった。
自宅と高校の間を数回走って探したが車も見つからず警察に行き相談して届けを出して帰宅した。
帰宅して十数分ほどで警察から妻の車が見つかったと電話があって現場に向かった。
自宅から半時間余りの距離にある大型スーパーの駐車場だった。
そこは高校とはかけ離れた場所にあり、なんで妻の車がそんな場所に停めてあるのか・・
妻の車は施錠されていてドアを開けれなかったが捜査したいから業者を呼んで開けるからと刑事さんに同意を求められた。
それと事件に巻き込まれた可能性が大きいとかでスーパーの管理者から監視カメラのデータを借りるからと刑事さんが言い、俺には帰って待つようにと指示された。
俺はまっすぐ家に帰らずスーパーと自宅の間を当てもなく探し回ったが子供も気になるので途中で帰宅しました。
午前4時頃だったと思うのですが妻が保護されたと警察から電話があり下着を含めて衣服を持って市民病院に来るように(子供は連れてこないようにと)と言われ下着と衣服を適当に持ち車に飛び乗って市民病院へ向かいました。
午前4時半過ぎに病院に着くと妻は治療中だと言われ事件の概要を話してくれました。
妻は子供を迎えに高校に向かって走っていてキャラバンという商用のワンボックスと接触事故を起こしたのだそうだ。
そのワンボックスには6人の少年たちが乗っていて雨の中口論になり、濡れた妻のTシャツ(長Tというのか膝上20cmほどある)に胸やパンティーが映って欲情した少年たちに拉致されたのだそうだ。
妻の車を路上に放置できずに大型スーパーの駐車場まで乗って行きそこに鍵をかけて放置したのだが迎えにきたキャラバンや少年たちが監視カメラに映っていて決め手になったのだそうだが、その商用ワンボックスの中で妻は全裸にされて強姦されたのだそうだ。
犯人の少年たちは15、6歳で無免許で車は少年の一人の家の商売で使っている車を無断で持ち出したものらしいかった。
そして少年たちは妻を代わる代わる犯しているところを携帯動画や写メで撮っていたというのだ。
内容は詳しく教えてくれなかったが肛門裂傷という診断から想像はつく。
拉致された午後8時半頃から保護された午前3時半まで少年たち6人に休みなく犯されていたというから悲惨だ。
妻のTシャツはティッシュの代わりに使われ精子だらけだったみたいでパンティは最初、妻の口の中に押し込まれていたようだが途中から頭に被せられ目隠しにされていたようで警察官がドアを開けた時もまだ気づかずに一人の少年の上に跨って腰を振ってたそうだ。
その警察官にパンティーを頭から取ってもらいやっと我に返って少年の上に跨ったまま泣き崩れたらしい。
後日の話だが少年の一人が妻を性処理用のペットとして飼うつもりだったと供述していると聞き驚愕した。
以後、子供のお迎えは俺の役目になった。