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娘(2)


前回:  娘(1)

2文字数:1683

あたしは、そっと階段を下りた。
きしませないように、ゆっくり猫のように足を置きながら。
まだ、どきどきしてる・・・

ママとパパがベッドでエッチしてた・・・
夫婦なんだから、仲良しでいいじゃない。
それはそうだけどぉ・・・
あ~あ、あたしも濡れてきちゃったよ。
男の子がほしいって、パパ。
弟ができるかも・・・

頭の中で、いろんな自分がしゃべってる。

親友の佐々木静(しずか)ちゃんも、ご両親のそういう場面に出くわしたって言ってた。
夜中に目が覚めたら、静ちゃんのママがパパの上に乗って、お馬さんに乗ってるみたいに動いてたって。

あたしは、ダイニングに入って、冷蔵庫からパックのグレープジュースを出して箱飲みした。
「おぎょうぎ悪いんだ」と思いながら。

ママたちは、終わった後寝ちゃったみたい。
でも、すごかったなあ、パパの。
おちんぽが腕ぐらい太くって。
それがママのお尻のとこに突き刺さってるの。
ママは痛くないのかな。

あんなパパ、恐いよ。

あたしは、お便所に行った。
なんだか急におしっこがしたくなって。
学校で行ってきたんだけどね。

「ふぅ」
終わったら、ため息が出た。
「あたしも、あんなのが入るのかな」
首を下向けて見てみるけど、よくわかんないや。
「ああ、ショーツが汚れちゃったぁ。替えないと」
エッチなおつゆで、まあるく染みになっている。

男の子って、パパみたいになるんだよね。やっぱり。
新田君の顔を思い浮かべた。
ちょっと気になっているクラスの男の子。
「新田君も、あんなおっきなおちんぽしてるのかな」
やだ・・・あたし、何考えてんのかしら。

じょぼぉー
おしっこを流して、ノーパンで学校のスカートのままトイレから出た。
「あら、帰ってたの?あずみ」
二階からママの声がした。
「え?あ、うん。さっき」
「ただいまぐらい言いなさいよ」
「ごめんなさ~い」

お昼はラーメンだったけど、パパとママ、なんか変。
ラブラブなんだよ。
見ちゃらんないっ!

自分の部屋に戻って、冬休みにできなかった英語の問題集をやろうとしたけど、あの光景が目に焼きついて離れない。
自然に大きすぎる胸に手が行くの。

あたしはおっぱいが大きいの。
それで恥ずかしい思いもいっぱいした。
土田先生も、倉持先生も、橋本君もみんなあたしの胸をチラ見してるの知ってんだから。
パパもそんな目で見てたな、たぶん。
年末の掃除のとき・・・

このおっぱいがいけないのよ。
あたしは、自分をいじめた。
暖房を利かせて、セーターを脱ぎ、ブラウスの前をはだけて、フロントホックをはずせば、ドデンという感じでおっぱいが弾ける。
そして、乳首を唾で濡らしてこりこりするの。
「ああ、感じてきた。あっつう」
替えたばかりのくまもんのショーツをひざまで下ろして、クリいじり・・・
静ちゃんに教えてもらった「ひとりエッチ」。

「え?あずみは知らないの?」
とても不思議がられたっけ。
静ちゃんは、小四のころからしてたって。
静ちゃんのお家で宿題をしてるときに「じゃあ、教えてあげる」って言って、おこたから足を出して見せてくれた。
だって親友だもの。

「これ、クリトリスって言うのよ」
あたしも、脱いで、向かい合って、同じことをした。

今、あの時を思い浮かべていじってる。
そして、パパのあれも。
「膣に入るかな?」
指を入れようとするけれど、こんな細いものでも痛い。
「やっぱ無理・・・」

その日は「乳首アーンド、クリ逝き」でフィニッシュしたよ。

さ、お勉強、お勉強。
こんなことばかりしてたら、ますますおっぱいが大きくなって、「乳おばけ」って言われかねないもん。

ね、なおぼん。

え~っ。あたしに聞いてるの?
あずみちゃん、一度、おばちゃんにも見せてえな。
その爆乳。

 

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