奈落


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『奥さん、いい鳴き声してたなぁ。

毛深い女は情熱的らしいからなぁ』

男のその言葉で一気に涙が溢れてきました。

一晩中泣きながらの攻めを受けたにもかかわらず、

どこにそんな涙が残っていたのか、止めどなく溢れてきました。

意にそぐわす何度もアクメを与えられた恥ずかしさと

後悔でどうにかなりそうでした。それを見て猫撫で声で

『可愛いい奥さんだなぁ』

と涙が溢れ出る目を唇で覆い吸い付き、涙を吸い取ってくれました。

またも驚かせる行為に身体が硬直し、なすがままに涙を吸わせました。

涙を舐め取ると瞼の上から眼球をコロコロと舌で転がして

愛撫もしてくれました。

ヤクザは恐ろしさと優しさのギャップで女を

手懐けるのが上手いとつくづく感じました。

目から口の吸い付きを離すと、

やおら脚を開かされそこに身体を割り込ませ、

またも奇怪な突起をズルリッと突き入れました。

この時は、私もそうして欲しいとどこかで望んでました。

それがその日最後のセックスで私の7回目のアクメで

男の4回目の射精でした。

男と湯船に浸かったのは明け方の5時でした。

その日は休みだったので、昼近くまで男に添い寝して熟睡しました。

ホテルを出ると雨になっていました。

ファミレスでランチしたあと送ってくれましたが、

週末の金曜日にはスーパーの駐車場で待つよう指示されました。

つづき>>>>
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