ウチ近所には数軒しか家がなく、学校まで歩いて1時間以上。
今では近くに分譲地なんかが出来て家が建ち並ぶが、当時は凄くへんぴな場所だった。
そのため、男友達とは学校でだけのつきあいで、家に帰った後や日曜は唯一近所で同じ歳だった、幼なじみの女の子とばかり遊んでいた。
小学校6年のあの日までは、俺たちは別に付き合ってるという感じではなく、ただ、他に誰もいないから一緒に遊んでるだけだった。
小さい頃からずっとそうだったので、当時は何とも思わなかったが今思うと恐ろしい。
男の子と女の子がする遊びといえば、そう、お医者さんごっこ。
記憶が無いくらい小さかった頃からずっと遊んできた。
裸は当然、小便やウンコも見たし味も知ってる、何でもしてた。
遊び場は主に彼女の家。
両親が共働きで帰りが遅かったのと、日曜も働きに出ていたからだ。
家に人が居るときは近所の物置の様な所へ出かけた。
始めてセックスをしたのは小5。
学校の帰りにエロ本を拾って性器の本当の使い方を知ってからだ。
ほとんど中だしだったが、お互いガキだったので気にしなかった。
学校のトイレや屋上へ続く階段の踊り場なんかでもやったことがある。
1年以上毎日やってた。狂っていた。
狂ったあげく妊娠させた。
俺が親父にボコボコに殴られて彼女の家に誤りに行った。
すぐに彼女が引っ越した。転校の挨拶もないまま居なくなった。
連絡先も分からないまま小6の冬の日からもう20年以上。
元気にしてるかな。あれからずっと会いたかった。
会って言いたかった。
好きです、と。
小さい頃からいっしょにお医者さんごっこもいっしょに
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