昔はけっこうな田舎町にもライブハウスってあったんですよ。
今はもうないね。
ある日のこと、コヒーを飲んでいると、お店に入ってきたのは、超絶完コピ女子大生バンドの人たちでした。
楽器はもとより歌もみんなうまかった。
ヴィジュアルも。
その日、ベースの美菜さん、(は小柄な子だった)は黒のミニワンピで登場。
生足かと思いきや透明パンスト。(クラッ)
目が合った。
「お部屋に来ない」
ほかのメンバーも笑ってうなづく。
「高〇生かと思ったのに車があるのね」
検問だ。
ラブホは目の前だ。
「お、おまえ」
「お部屋のエアコンがきかないの」
ほかのメンバーも笑ってうなづく。
スルー。
「ゼリー風呂って、暑いからちょうどいいわね」
「歩く人間ディルドって最高よね」
「ところで君たち、年はいくつなんだ」
「いったら腰抜かすよ」
ドピュッと一発目中に出しました。