【スキー旅行での一件があるキッカケに】
このスキー旅行での一件が、彼女を付かず離れずの放置状態にしていた私の考えを一変させました。いわゆるプチ嫉妬かもしれませんね。みんなが寝ているところで、大胆にもキスやペッティングまでされてしまった彼女のことが、やっぱりどこか心の片隅で好きだったのでしょう。後輩にはその先は負けまいと、俄然、ファイトが湧いてきました。
とはいえ、あの夜のことを出して彼女をいじめるのも可哀想な感じがしたし、今までの延長でより深い仲になれる自信はあったので、後輩がその後のモーションを彼女に掛ける前に行動に移しました。(この数年後に彼女から聞いた話ですが、実際、数日もしないうちに後輩から誘いがあったそうです。もちろん、あそこまで行った訳ですから、それ以上の進展を期待しての誘いだったのでしょう。彼女は、即座に断ったとのことですが・・・。)
彼女との仲を深めるといっても、同じ職場にいる訳なので、とにかく人の目が気になって気になって、表だったことは一切できませんでした。同じ所に勤めている間は身内(妹)に手を出すみたいで”深入り”には躊躇してました。もちろん、元々スケベな私なのでエッチなことはしたかったので、人目は避けつつ妥協してそれなりに楽しみたいと思ってました。
地方都市なのでお互いの通勤には車が必須というから、車の中が手軽にかつ隠れて会える主な場所でした。お互いが携帯電話を持っていた時代ではなかったので、会うサインは職場のカレンダーに一見誰も気づかないような小さな印をつけておいたり、彼女にお願いする文書入力データの一番最後の行に暗号でやり取りをしていました。
例のスキー旅行の一件以後、より前進という目的を果たすべく彼女を誘うと、いつものようにお決まりのデートへ。あの夜のことで彼女にはエッチなことを受け入れる余地がじゅうぶんにあることが分かったので、食事の後に車の中でキスをしようとすると抵抗もせずにそのまま受け入れました。そのうち、あの夜の彼女の口から漏れていたデープキスのグチュグチュ音を思い出しながら舌を絡ませると、彼女もしがみつきながら応じてきました。あの時の小さなため息と、たまらなくなって我慢できずに発してしまう彼女の声が段々と荒々しくなってきます。この時は「あー、やっぱり彼女だなぁ」と思ったものです。当然、そのままでは終われないはずなのですが・・・。
【せいぜいペッティング止まり】
とはいえ、場所は車の中でおまけに真冬でしたのでエアコンつけても脱ぐには寒いし、二人で乳繰り合っていると真っ白に曇った窓ガラス越しにいつ覗かれても分からない無防備状態になってしまう心配から、ちゃんとした(?)ラブホに行きたかったのですが、股間の元気さはあってもそこは年中金欠気味の私・・・。どうせセックスに持ち込むのはいつでもできるとこ自負から、ただただお手軽に満足することだけを考えてました。もう年頃の彼女の方はセックスに興味があったらしいのですが、会う日も行く先もすることも全て私が主導権を握ってたので、彼女は完全に受け身のなすがままの状態でした。19才 学生時代彼女生理
この頃は、車の中でできることとはセックスとSM以外は全部やったという感じです。夕食の後はすぐに郊外の誰も来ない所に駐めた車の中でまず最初はキス。次第にハードペッテイングまでいって、最後には彼女の手のひらやオッパイの上に射精するというのがいつものパターンでした。シートにもたれて抱き合いながら、彼女の背中やお尻を撫でまわしたり、キスしたまま彼女の胸をブラウスの上から揉んだり、硬くなった彼女の乳首をつまんだり、ミニスカ-トの中に手を入れてパンティの上からワレメの部分に沿ってを指を這わせたりするのから始まって、ブラをはずしてベロンと出た彼女のオッパイの立った乳首を甘咬みしたり・・・・・・。そして、やっぱり最後には、パンティ下ろして下半身だけみんな脱がして、あとは「ハァハァ」言いながら私の首っ玉にしがみついてくる彼女の湿ったアソコを触りまくったり、私の勃起したペニスを握らせたりするのはそれなりに楽しいけど、それ以上行くのは、それこそ“深みにはまり込みそう”な気がして、結構ためらってたんです。
というのも、学生時代に当時の彼女を抱いていた時に、コンドームが破れていたのに気づかず、終わってから真っ青になった記憶がいつも心の片隅にあったからだと思います。都市伝説に近いコーラで洗浄とかピョンピョン飛び跳ねさせたりとかしたものの、彼女の次の生理が来るまでの間は絞首台か被告人席に座らされているようで、正に生きてる心持ちがしなかった経験があるのがその原因に違いないと思います。あと、今車のシートの下で喘ぎながら甘えている彼女が、体はもう熟していてもまだ二十歳前だったのが、もう一つの原因だったと思います。今では18歳からが成人ですが、あの頃は20才以上でしたからね。
行き着くところまで行くのは我慢出来ないのでしかたないけど、万一、“またコンドームが破れたり、安全日の計算を間違えたりして、もし彼女が妊娠でもしたら、噂がパァーッと広がってしまうんじゃないか?、私の人生は彼女とそこで結婚して終わり?”、なんて思うと、彼女の在職中はとにかく人目が気になって気になって、ついに一線を超えることはなかったのです。
とはいえ、やはり男と女のすることなので、お互いに気持ちいいのはこの上ありません。勃起しまくった私のペニスを何とかなだめながらも、彼女にはその処理をしてもらってました。(彼女の性処理もしてあげてたことになりますけどね)
(つづく)
ある中年男のエロい思い出実録(長文・続き物) Part 3
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