ある中年男のエロい思い出実録(長文・続き物) Part 4


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10文字数:1831

【彼女が早く同じ会社をやめてくれなかなぁ】
 その頃は、いつも心の片隅で、“早く彼女がウチをやめてくれねえかなぁ。そうすれば目立たないし、あとは思う存分・・・・・・”なんて思っていたものです。それまはで二人で逢うときには、とにかく悟られないようにバレないように充分周りの目を気にしてたので、そろそろそれに疲れが出始めた頃です。
 私としても、桜の季節となり春が芽吹く季節になってくると性欲も高まり、これからは今までみたいに、キスや車の中でのペッティングだけだとつまらないから、一刻も早く彼女の体を味わってみたいと感じるようになってました。
彼女の体の方はいつでも準備OKだったと思います。しかし、私の方は、元々「あの子のペッティングしているときの反応はスゴイから、さぞかし本番のときの反応はどんなだろう?」てな具合の”半ば興味本意”がメインでもあったので、彼女には悪いけど、とにかくあと少し、せめて1回だけでもSEXに持ち込めれば、「ずいぶん気持ちいい思いもさせてもらったし、後は深入りしすぎないうちに別にバイバイでも仕方ないかなぁ」のつもりでいたのは事実です。
 実際に、後はほんの時間と場所さえあればキッカケなんか不要みたいな感じでした。それまで前出の通りのペッティングは、私か彼女の車の中で彼女の生理日以外は週2回のペースで匂いがこもる程やっていましたが、暗くて狭い車の中でお互い下半身裸で肌をこすり合わせている時に、彼女の太ももや腹部にかけて射精したことも何度もありましたし、生のペニスのまま陰唇のめくれたヴァギナの入り口をグリグリやってそのまま入ってしまう寸前(少しは入っていたかも知れない)まで行ったことさえも何度もあったんです。
 そんな中でいつ、過去の苦い経験の記憶も忘れ、あのまま私が我慢できなくなってそのままヤッちゃっても不思議でなかったと思うと、ただたまたま運が良かったとしか思えません。ただ、私の方は車の中じゃコンドームも用意してなかったから妊娠が恐かったし、男の方はいいけど、女の方はいろいろ手当も必要だし、もし汚れるといやだったから、ついついそこまでにしていたという訳です。
彼女の方は、入る寸前まで行ったりすると、とっさに腰を避けようとしたりするのだけれど、それもほんの一時的な感じがして、そんな時もそのままインサートまでいってしまうのもまんざら嫌でなかったような感じがしたのも事実でした。また一線を越えるのをある部分では期待していたようなフシもありました。それは無理もなく、当然のことだったと思います。
 彼女は、普段はお澄ました顔していても、エッチな事への興味は、さすが一生の中で、最も興味のある年頃といった感じで、その点については、こっちもやり易かったのかも知れませんん。もっとも、それには女友達の影響が大きいらしくて、周りの女性が結構エッチな話好きで、「○○さんの話ってすごいの・・・」とかよく言ってものです。でもそのくせ、その周りの女性たちのほうが実地は彼女よりもオクテみたいだったみたいで、彼女たちの容姿からするとなんか納得できました。そんな周りがいわゆる相当な耳年増だったせいで、特に彼女の方の性に対する興味はそれなりに強かったように思います。
 彼女とセックス以上の関係になったのは、私の希望通りに彼女が同じ会社を辞めてからの事になります。まぁ、彼女が辞めると同時に、そこら辺の糸がフッ切れたというか、締めつけていたタガが一挙にゆるんだというかブッ飛んだとういかで結果的には良かった訳です。彼女の方にも、なんだかそんな感じがあったみたいでお互いに好都合だったと思います。もちろん、彼女が辞めてからも二人のエッチな関係は続き、それこそ本番の時代に入ります。
彼女自身も、辞めてから気分的にも大きく変わったところがあって、それも私達の肉体関係が進む要因にもなったのは間違いありません。まだ半分学生っぽかった出会いの頃と比べて、男と女の快楽を上辺だけでも知った後ではずいぶん違ったけど、会社を辞めてからは更に変身した感じがしました。大胆になったというか、子供っぽさが全然なくなったというか図々しさが出てきたというか、こっちにしてみれば、セックスするにはバッチグー(言い方が古い!)の方向に変わっていた彼女に感謝でした。
 そんな彼女と初めてセックスまでいったのは、彼女が他の同業種の所に再就職する少し前でした。
(つづく)

 

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