ある中年男のエロい思い出実録(長文・続き物) Part 1


10文字数:1398

【はじめに】
長文失礼します。
さて、この手記は、もう立派?な中年の域に入りきってしまっている私の実体験談です。今を遡ること30年以上も昔の話ですが、今でも強烈な思い出となっているものです。私が若かったこそできた内容でもありますが、相手をしてくれた彼女は今では結婚と離婚を経験し、成人した二人の子供と共にシングルマザーとして頑張っているようです。そんな彼女に感謝しつつ、皆さんからは、「なんだか自分と似たような経験だな」とか「まぁ、こんな経験をした男も世の中に入るんだなぁ」位に気軽に読んでもらえれば幸いです。(冒頭に記した通り長文にわたります。)
 相手は、私と同じ職場にホンの1年しかいなかった女性で、一回り年下の部下のような後輩のような存在でした。彼女は中途採用でしたが、初めて職場に配属されてきたときは二十歳そこそこの女性であっても、ちょっとアンニュイな美貌に周りの雰囲気が一瞬にして変わる程でした。配属されるやいなや、何名かのスケベな男たちが目を見張っているのが分かりました。いわゆる男好きの顔をした美人タイプでしたね。
 案の定、入社早々に他の部署の男達から飲みに行きたいと言われ、仲立ちをして飲み会の場を設定したりした私。もともと仕事のグループも一緒で、彼女の入社早々にちょっとした事があって、わりと彼女とは近い存在だったのです。もちろん、その当初は年が離れているせいもあって、あんなスケベな関係になるとは思っても見なかったのですけれどね・・・。

【年の離れた妹的存在】
 彼女とは、何しろ年が一回りも違うので”可愛い”とは思っても、恋愛の対象ではなく妹的な存在で”後輩として守ってやらなきゃ”という感じでした。それには前出の通りあるキッカケがあって、距離が縮まったのでした。
そのきっかけとは、どの職場にもいるお局様、いわゆるオールドミス(ミセスでしたが)の存在で、彼女がそのお局様の意地悪の標的になっていたところに助け舟を出してやったのが始まりです。もっとも、彼女の方も最初のうちは、頼りになり優しいお兄さんという風に写っていたのでしょう。最初のうちは肉体関係などもなく、たまに車でドライブデートや食事をする程度でした。
正直を言うと、たしかに性格も良いうえに可愛くてコケティッシュな女性でしたが、恋愛/結婚の対象とは全く見てませんでした。年が違うせいもありましたが、生涯の伴侶と想定して見ることができなかったんです。私のメガネにかなって連れて歩くにはいいけれども、結婚するなら自分にもっと相応しい女性をと、自分のことは棚に上げた若い頃の私には打算とプライドがあったことは事実です。
でも、彼女と一緒にいることは楽しかったです。彼女のほうも、夜のドライブデートなんかではお気に入りの歌を口ずさんだり、いつも私の前で服装や髪型を気にしている仕草は愛おしかったし、いつでも自分の好きにセックスくらいはできるものと思ってました。あるときは、車内でいい雰囲気になってこのまま彼女の処女をいただく寸前まで行っても、ふと気が変わってそこでバイバイして彼女を車からおろしたこともありました。ルームミラーの中で遠ざかっていく彼女の姿が少し可哀想に思える一方で、俺ってSなのかなとも思っても見たものです。
 そんな仲はいいけどそれ以上肝心なところに進まない、という状況がその後一変します。

 

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