消えない性癖


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夫には言えない性癖があります。
それが露出です。

夫と出会う前に付き合っていた彼の性癖で、外や室内の時もありましたが、とにかく服を脱ぐように命令されて辱めを受けました。
初めは抵抗がありましたが、大好きだった彼が喜ぶので徐々に抵抗は無くなりました。
いつしか《私の身体が晒されている》という事に快感を覚えてしまい、彼とは外で全裸になったり知らない人に見てもらって感想を言ってもらったりと変態的な事をしていました。

彼が既婚者であった事もあり、お付き合いに終止符を打ち、その後に夫と出会って結婚をしたわけですが…
たまに頭をよぎるんです、あの時の興奮や快感が脳裏に焼き付いてしまっていて。
ただ夫には言えないので、トイレの個室でわざと全裸になったり、夫や子供が出掛けている時にリビングで全裸になってみたり、自分の性癖を小出しにして自己満足をしています。
姿鏡に映る全裸の自分を見て、なんていやらしいことをしているのか、何で全裸になっているのか、鏡に映る自分に「この変態」と言っては濡れています。

そんなある日、とある掲示板を見つけました。
露出が好きな方が集まるような意見交換場のような掲示板でした。
そこで様々な方の考えや意見、体験などを読んでいる中で連絡を取り合う関係になった方がいます。
その方は50代男性Aさん、既婚者ですが奥様とそのようなプレー経験はなく、本人が抱えている性癖を吐き出す場として掲示板を利用しているのだとか。

連絡を取り合う中で「私はもう50代のおじさんだから、同じ性癖の人を探しても気持ち悪がられてしまう」とネガティブな事を言っていました。
Sexにこだわりがあるわけではなく、同じ性癖の人とお話がしたいのだとも言っていたので、私は何の気なしにやりとりをしていたのですが。

Aさんが「一度お会いしてみませんか?」と誘ってきたので、お互い既婚者同士なので知り合いのフリをして会ってみる事にしました。
夫にも「以前の職場の上司がたまたま近くに来るらしいから顔だけ出してくる」と伝えて、その日の晩に出掛けました。

Aさんと待ち合わせをしていた場所に行くと、すぐに声を掛けてくれました。
見た目もスラリとしていて中年太りをしているような身体ではありませんでした。
という私もグラマーな体系ではなく、貧乳ですし痩せ型の体系です。
女性としての魅力には欠ける体ではあるので、ちょっと引け目を感じてはいました。

そのままAさんの車に乗り、ドライブデートのような事をしました。
社内の会話は露出の話で盛り上がり、お互いの経験や考えなど色々な話をしました。
やはり掲示板で文章でのやりとりをするよりも直接お話ができる空間にお互い満足していたと思います。

しばらく走るとAさんがとある建物の前で車を感停めました。
そこはAさんが借りている倉庫のような建物で、ご自身の趣味であるバイクを保管している10坪ほどの狭い倉庫でした。

「ここは?」と尋ねると「僕が借りている倉庫です」と答えました。
その後「嫌なら結構ですが、僕の体を見てほしくてここに来ました、ここなら誰も来ないので…」と切り出してきました。
意気投合していましたし、Aさんも露出がしたくて気持ちが高ぶっているのも理解できます。
「決して襲いかかるような事はしません」と言っているし、Aさんの露出している姿を見てあげるのも構わないと思って「いいですよ」と答えてあげました。

倉庫に入り、シャッターを中から閉めます。
Aさんは「じゃあお願いします」と服を脱ぎ始めるわけですが、その頃には私も脱ぎたくてウズウズしてたんです。
もうお互い露出好きな事は分かっているし、お互い既婚者で危険を犯す事も出来ないという安心感からか私も「Aさんだけ脱ぐんですか?」と聞きました。
Aさんは「え?一緒に脱いでくれるんですか?」と驚いた表情をしていましたが「もうここまで来て自分だけ脱ぐのはズルいですよ」と伝えて私も脱ぐ事にしました。

ただ、不思議なものですね。
自分の体を晒したい気持ちは強いのに、服を脱いでいる最中を見られるのは何故か恥ずかしいわけです。
それで私から提案をしました。
「お互い背を向けて脱ぎませんか?脱ぎ終わったら教えて下さい」と。

Aさんも「分かりました」と言ってくれて、お互い背を向けて服を脱ぎ始めました。
先にAさんが「脱ぎました」と言ってきたので「私が脱ぎ終わるまで背を向けてて下さい」と答え、私もそのまま全裸になりました。

振り向く前に「Aさん全部脱ぎました?」と質問をすると「はい」との返答。
これでお互い全裸です、あとは「せーの」で振り向くだけです。
「じゃあせーので振り向きましょう、せーの!」

目の前には全裸のAさんが立っています。
その前に私も全裸で立っています。
「本当に露出好きなんですね」とお互いが安心しました。
Aさんのチンチンは夫のより立派で、50代とは言えたくましく反り返っていました。
夫以外のチンチンを見るのは久しぶりでしたし、何よりも大きくて勃起している姿に嬉しくなりました。

Aさんは「あぁ…嬉しいです」と感無量な表情をしていました。
私も自分の体を他人に晒している背徳感で興奮していて、たまらない空間でした。

もう隅々まで見てほしい。
もう隅々まで見せてほしい。
だって同じ露出好きの変態同士なんだから。

そんな会話をしながらお互いの体を見せ合いました。
立ったままアソコを広げて見せてあげたり、至近距離でAさんのチンチンを見たり。

Sexはしませんでした。
お互いそれを望んでいたわけではありませんでしたし、むしろそれをしたら終わりですから。

その後は待ち合わせの場所まで送り届けてくれて、何事も無かったように帰りました。
それ以来、Aさんとは連絡も取り合っていません。
私の事を思い出して1人でしてるのかな…
私はあの日の事を思い出して1人ですることがあります。

また夫には言えない秘密が増えたというお話でした。

 

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