視姦される妻に卑猥な妄想


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 先日、近くの公園へ妻と息子の三人で花見に出かけた時のことです。
 川沿いに続く桜並木は今がちょうど見頃、週末ということもあって大勢の花見客が満開の桜を愉しみ、その人出を当て込んだテキ屋が公園内の遊歩道にずらり軒を連ねると、時折そよぐ春風に乗って綿菓子の甘い香りやトウモロコシが焼ける香ばしい匂いがこちらの方へと流れて来ます。 小学校に入学したばかりの息子も桜の花などそっちのけ、金魚すくいのたらいに目を輝かせるとそこから頑として動こうとしませんでした。
「仕方がないな。 一回だけだぞ」
「ちょっとパパ、金魚なんか飼えないわよ」
 隣に立っている妻の麻里子が慌てて口を挟みます。 
「仕方がないだろ。 このままじゃ一生ここから動けないよ」
 テキ屋の金髪兄ちゃんからポイを受け取り、真剣な表情でたらいの金魚を覗き込む息子にブツブツ文句を言っていた妻も半分諦めた様子で後ろから声を掛けます。
「ゆうクン、ゆっくりするのよ。 そうっと、そうっと……」
 しかし妻のアドバイスなどドコ吹く風、逃げる金魚を追いかけ回した挙句、強引に掬い上げようとした息子のポイは呆気なく破れてしまいました。
「ちょっとぉ、ゆうクン。 そうじゃないってば。 ママ言ったでしょ、ゆっくり掬うんだって」
 我慢ならなくなったのか、後ろで見守っていた妻が息子の隣にしゃがみ込み、盛んにあーだこーだと口を出し始めました。 ふと見ると緩いカットソーの襟ぐりから、たわわに実った白桃のような乳房の上半分が完全に露出していて、身振り手振りを交えてやり方を教えようとする度に襟ぐりが捩れ、はちきれんばかりの豊乳が今にも飛び出してしまいそうになっています。
(おいおい、何でこんな襟元の緩い服着てるんだよ。 丸見えじゃないか)
 何気に周りを窺うと両隣で立っている禿げた中年の男や中学生ほどの少年が瞬きもせず、じっと妻の胸元を凝視しています。
(うわー見られてる……妻のオッパイが見られている……)
 しかしここで妻に見られているということを注意する訳にも行きません。
「持ち上げちゃダメなの。 そうっとボウルに移すようなカンジで……」
 前屈みになってレクチャーする妻の胸元は更にはだけます。 今年三十四才、出産や授乳を経験した乳房はつきたての餅のように柔らかく、しかしそれでいて若々しい張りを保っており、身体を左右に動かす度にハーフカップのブラがずれ、とうとう薄茶色をした乳輪の端までもがチラチラ見え隠れし出しました。
(うわぁ……ち、乳首が見えそうになってる……)
 もはや緊急事態、さすがに妻の乳首が見知らぬ男達の好奇な視線に晒されるのは我慢出来ません。
「もういいだろ。 何回やっても掬えないよ」
「ちょっと、まだ一匹も掬えてないのよ。 このままじゃ終われないわ。 ゆうクン、今度はママにやらせて」
 既に意地になっているのかテキ屋の兄ちゃんからポイを受け取る妻、息子に代わって真剣な顔つきで泳ぐ金魚を睨んでいます。
「狙うは、このでっかい出目金。 見てて、ゆうクン。 絶対掬うから」
 ターゲットを絞り慎重に掬うタイミングを図る妻の意図を察してか、出目金は急に加速したり向きを変えたりと上手くタイミングを外します。
「ぁん、もお。 すばしっこいわね、この出目ちゃんは」
 逃げる出目金とそれを追いかける妻、右へ左へと身体の向きを変えるごとに履いているスカートは徐々にたくし上がり、パンストに包まれた白く艶めかしい太股が中程まで露になると、最初はきちんと揃えられていた両膝も夢中で身体を捻るせいか、徐々に開き始めます。 ふと見るとたらいの向こうに座っているテキ屋の兄ちゃんが真剣な目で妻のスカートの中を覗き込んでいるではありませんか。
(妻の下着が覗かれてる……)
「逃げるな、出目ちゃん。 さっさと捕まりなさい」
 逃げ回る出目金を追いかけ回すうちに、やがて両膝は九十度近く開かれ、正面に陣取るテキ屋の兄ちゃんからは奥の三角布どころか、女陰をぴったり包む股布やクレパスにそってクッキリと刻まれているマン筋、更には収まり切らずにハミ出している手入れが疎かなヘアまでが丸見えになっているに違いありません。 性欲が人一倍強そうな禿げた中年男と女性のカラダに興味を持ち始めた中学生には無防備に露出した乳房を、テキ屋の兄ちゃんには蒸れた生パンティを、それぞれ視姦され続けていることなど露知らず、逃げ惑う出目金と夢中で格闘している哀れな愛妻、麻里子。 普通に考えれば、今すぐ妻の腕を取りこの場から立ち去るべきなのでしょう。 しかし今の私はオトコ達の慰み物になっている妻に対してどういう訳か異常な昂りを覚え、尋常ならざる妄想がムクムクと湧き起こっています。  
(もしここで夫の私が妻を好きなようにしても良いという許可を出したなら、妻は間違いなくなくこの飢えたオトコ達三人にレイプされてしまうことだろう。 誰も居ない所に連れていかれると必死の抵抗も空しく全裸にされ、唇を奪われ、オッパイを揉まれ、猛り狂ったチンポを唇で奉仕させられ、そして最後はオマンコに代わる代わる中出し、そしてそのまま監禁されて性奴隷となり、果ては誰の胤だか分からない子を身籠る……)
「あー、破れちゃったー。 このポイ、紙薄すぎだわー」
 突然の素っ頓狂な声に淫靡な想像の世界から現実へと引き戻される私。
「どうしたの? ナニ、ボーッとしてるの、パパ。 行くわよ」
「あ、ああ……」
 妻が悠然と泳ぐ出目金を恨めしそうに睨みながら、すっくと立ち上がり息子の手を引いてたらいから離れようとした時でした。 テキ屋の兄ちゃんがニヤニヤ笑いながら声を掛けます。
「おねえさん、ありがとうね。 いいモノ見せてもらったから、これサービス」
 兄ちゃんが取り損ねた出目金を袋に入れて差し出します。
「え? ナニナニ? サービス? うわあ、ありがとう。 ところでいいモノって?」
「ナイショ。 毎度ありー」
 そう言うと次の客にポイを渡すテキ屋の兄ちゃん、隣で血走った眼をしていた禿げた中年男と中学生も素知らぬ顔で人混みの中に消えて行きました。
「いいモノって何だったのかな……」
 出目金の入った袋を息子に持たせ、怪訝な表情でまだブツブツ呟いている妻の手をそっと握りると雑踏を離れて川べりの桜並木の方へと向かいます。
「桜よりキレイな麻里子を見られて良かったって意味だよ、きっと」
「えー、やだー。 パパったら変な冗談やめて」
 大袈裟なゼスチャーで茶化しながらも握った手を放さない妻、耳元に顔を寄せて今夜いいかいと囁くと即座に小さく頷いたのでした。

 

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