ロリ系な姉2


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「圭ちゃん・・・き・・・」無防備な姿のまま裕美姉は呟く。「!?・・・裕美姉・・・?」寝言とすぐに気付いたが胸が強く鼓動を刻む。「圭ちゃん・・・好き・・・だよ」「えっ!?・・・」裕美姉の言葉が脳内でリピートして、次第に心臓が刻むリズムが早くなる。「(今の・・って、告は・・く?)」心境は複雑な感情しか感じさせてくれなかった。今までは、すこし困った事をしてくれる厄介だけど可愛い[姉]くらいの意識しかしていなかった。てっきり裕美姉も同じ様な意識、または認識しか持っていないとばかり思っていた。でも今のは明らかに告白だった。「ど・・・どうせ寝言さ。第一姉弟なんだし・・・。」理性がそう呟かせる。「・・って、やばい遅刻だっ!!」朝食もとらず家を飛び出して圭司は学校へ急いだ。ただ、突然の姉からの告白にお教のような先生の話が1mmたりとも入る隙間など無い事は、言うまででも無いであろう。「・・はぁ」家に帰ったあと自室へ直行すると圭司はベッドに身を投げ出した。「・・裕美姉ぇ・・・」その後すぐに、圭司は落ちる様に眠りについた。

 

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