もらった缶コーヒーを飲みながら、るみさんの服装をチェック。
ショートパンツに白いTシャツ。アヒルのような口を作って振り向くと、恥丘のふくらみが目前に。
コーヒーを飲み下すときごくりと音を立ててしまった。
部下の♂社員は股間にテントを張っていた。
昨日の今日の話だが、その後しばらくたったある日のこと。
朝のコンビニでコーヒーメーカーにカップを装填したのは、るみさんだった。無言で目が合うと、その日もアヒル口だった。
年甲斐もなくとは言うが、ふとある妄想にとらわれた。
るみさんの夫である私の元直属の上司は、今日も作業服を着てどこかに働きに出ている。
自宅には妻のるみさんが昼間から暇を持て余し・・・
首をぶるぶると横に振った。
るみさんは小柄で、華奢だった。
『処女じゃなかったんだな』
婚前交渉に及んだ上司の言葉は重く沈んでいた。
それとは裏腹に目の前のるみさんには少女の面影が。
コーヒーを一口すすると、店を出ていくるみさんを目で追いかけた。
「あぶないやつだな」
元上司に言われた言葉をわけもなく反芻する私がいた。
百年の女 2
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百年の女
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百年の女 3
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