弟(知的障害者)の性介護をする姉


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姉32歳(独身)で看護師をやってます。
弟17歳ですが、知的障害者で在宅がほとんど。
お風呂に入ることも自分でできません。手足も不自由なので歩くこともできずに4つん這いで動いてる。
兄の僕は29歳。
父が早くに亡くなってしまい母子家庭なんです。
だけど姉弟3人とも仲がいい。弟はこんな状態でも「おねひゃん(お姉ちゃん)」「にいひゃん(兄ちゃん)」と言って僕たちと一緒にいる時間が楽しいと言ってくれます。
風呂は僕と一緒に入る。僕が弟の体を綺麗に洗ってあげてます。
毎回必ず「にいひゃん、ありかと。(ありがとう) めんなさい。(ごめんなさい)」と言う弟がほんとに可愛い。
暴れたりもしません。
そんな弟も思春期になり、大人の男の機能が出てきたんですけど、最初はだれも気が付かなかった。
母があるときに智弘(弟)のパンツが汚れているのに気が付いた。
夢精してたようです。週に数回。
母と姉が話してるのを聞いてしまった。
「智弘がね、男になってきちゃったみたいなの。これ・・・パンツ汚してるでしょ?」
「そうねぇ、とうとう来ちゃったか。でもさ、しょうがないよ。こればっかりは。」
「どうしよう?なんかほっとくのも可哀相な気もするのよ。かといって母ちゃんやあんたがどうにかできるもんでもないでしょ?はぁ・・・困ったわ。」
「そうねぇ・・・どうしよっか?博一(僕のこと)に相談してみよっか?あの子ならたぶん男の気持ちってわかるでしょ?」
「そうねぇ・・でも母ちゃん言いづらいわ。」
「まかせて。私が博一に話すから。」
内心、やべえよ。こんな話。と思いました。
数日して姉の宏美が僕の部屋に来た。
少し関係ない話してから
「あのさぁ、あんたも男でしょ?どうしてるの?・・・ええっとアレ・・・マスターベーション。」
内心、とうとう来たと凹みました。
「姉ちゃん、なんだよ?いきなり?そんなこと普通聞かねえだろ?」
「うう・・・だってさ、智弘のことよ。智弘もアレが出るようになっちゃったみたい。そんな年齢に。」
「そっか・・・でもさ、あいつ自分でなんとかできるんじゃないか?」
「手が使えないのに?」
「ううう・・・でも教えるったって・・・どうやって?僕がか?」
コックリと姉が頷く。
「無理!そんなの無理!まさか、僕がオナニーするの見せて教えるのか?・・・勘弁してくれぇ!!」
「い、いや・・・見せなくても・・・言葉で教えられない?」
もうこの日は姉も僕も議論白熱。
「姉ちゃん、あのさ看護師だろ?看護したことない?そういうの。」
「ううう・・・それ聞くの?・・・あるっちゃぁ・・あるけど・・・でも手が使えない患者さんが苦しんでたから・・・」
「ほらぁ・・・あるじゃんか。僕より姉ちゃんのほうが適任だと思うけどなぁ。」
「そ、そんなぁ。」
この日結論出ないままで終わった。
数日してネットで性の介護の動画を発見して、姉と一緒に見ました。
僕も姉もぼろ泣きで見ました。男だけに自分でできないつらさとかが伝わって。
姉と僕で母に話した。
「お母さん、私が智弘の面倒見るわ。週に2回ぐらいでいいでしょ?」
「母ちゃん、僕も姉ちゃんの意見に賛成だよ。姉ちゃん仕事柄そういうの対処できるみたいだし。」
母ちゃん絶句。僕と姉の顔を交互に見ながら沈黙。
「でね、お母さんにわかってもらいたいんだけど。智弘の・・・アレの面倒見るのに必要な道具があるの。それを博一に買ってもらうから。あと・・・博一にもう一つ頼みがあるの。」
姉ちゃんが真剣そのものという目で見てきた。
「あのね・・・練習させて。」
意味が全く呑み込めなかったです。
「え?練習?誰が?何すんだ?」
「ええっと、智弘の相手する前に、何度か練習して慣れておきたいのね。だから博一の体貸して?・・・もう率直に言うわ。博一のオチンチンで練習させて!」
母ちゃんも僕も卒倒するかというぐらいの話でした。
ただ真面目に考えれば納得できない話ではない。いきなり姉ちゃんも智弘の面倒見るのは酷な話だとは思った。
「母ちゃんはあんたらの話についていけないわ・・・。なんてこと!!母ちゃん知らないからね。どうなっても。」
「母ちゃん、姉ちゃんの真面目な気持ちを考えてあげてよ。僕だって嫌だよ。だけど、智弘をこのまま放置じゃかわいそうだ。僕、姉ちゃんに協力するよ。姉ちゃん、練習って1、2回でいいだろ?」
「う、うん。嫌じゃなければ慣れるまで貸して。」
「ぐっ!・・・しょうがないよな。わかった。」
「あんたたち!!いい加減にしなさい!母ちゃんは・・母ちゃんは知らないからね!好きにしなさい!」
母ちゃんは席を立ってしまった。
このとき台所で母ちゃんは泣いたそうだ。申し訳ないってことと、反面姉弟愛に感謝してってこと。
姉ちゃんに言われて買ったのは、ローション(ペペとかって書いてあるボトル)、使い捨てのビニール手袋3箱。
買ってきた翌日だった。1回目の練習日。
さすがに恥ずかしいので詳細は書けないです。
僕の部屋でだった。Gパン、パンツ脱いでバスタオルを腰に巻いてから姉ちゃんを部屋に呼んだ。
姉ちゃんは顔が青かった。さすがに抵抗があるのはわかった。
洗面器にお湯を入れてきて、タオルを絞って。準備万端。
「じゃあ、僕ベッドに寝るから。あとは姉ちゃんのタイミングに任せる。」
ベッドに寝て、さすがに僕は見るのも嫌でタオルで顔を覆って見えないようにした。
姉ちゃんがベッドに乗ってきた。
「あ、あのさ、足開いてくれる?」開いた足の間に姉ちゃんが座った(みたい。)
ここからは、もう何て言えばいいか恥ずかしいのとそれなりに気持ちよかったです。
「こ、これでいい?気持ちいい?痛くない?」
姉ちゃんがしきりに聞いてきた。
僕は黙って頷くだけ。
「出る時教えてね。」
股間をマッサージされること数分・・・。
「姉ちゃん、出る。」
「わかった!」
そして、練習終了。
練習は3回ありました。別の日ですけど。3回で終わり。4回目は智弘相手の本番となったんです。
「博一、今日智弘相手してくるわ。応援してね。」
「うん。姉ちゃん頑張ってな。僕が練習台になったんだから。終わったら一緒にビール飲もう。キンキンに冷やしておくから。」
「サンキュー。頑張ってくるね。」
僕が1Fのリビングに行ったら、母ちゃんはうつむいて座ってた。
「母ちゃん、大丈夫だって。姉ちゃんなら問題ない。」
「嫁に行けなくなっちゃうよ・・・。」
「何言ってるんだって。真面目な介護なんだから。」
結構時間かかってました。
TVつけても上の空だった。
1時間ぐらいしてたと思うけど、姉ちゃんが1Fに降りてきてリビングに戻ってきた。
「終わったわ。ふぅ・・・」額に汗かいてた。
「お疲れぇ。姉ちゃん」と僕(何もしていないのに姉ちゃんの顔見たらげっそり疲れた。)
「ごめんねぇ・・・」と涙目状態の母。
姉ちゃんはにっこり笑ってくれた。
初回は大変だった。あとで聞いたけど。
ズボン脱がそうとしたら途端に暴れだした。
「やめれーーー!やめれーー!(やめて!)」と叫んだって。
そして処置(射精)が終わると智弘は大泣きしたそうだ。
「ばかーーー!ばかーーー!」と泣きながら叫んでた。
でも姉がきちんと何度も話して、必要なことなんだと理解したら智弘は落ち着いた。
何度も姉に謝ってたって。泣きながら。悪いことしたって意識だったようです。
おしっこ漏らしたと勘違いもしていた。
結構時間かかったが、無事に弟の初体験は終わりました。
姉の言葉に感動した。
「もう大丈夫。私が絶対に智弘に寂しい思いなんかさせないからね。博一、母さん約束よ。これ絶対に秘密だからね。智弘にきちんと男としての気持ちよさを教えてあげるの。わかった?」
週に2回から3回、夜、智弘が風呂から出て寝る少し前に姉は智弘の部屋に行って処置をします。
聞く気はないけど、声が聞こえてきてしまうのです。智弘の喜ぶ声が。
かなり大声出すのです。
「でりゅーーー!でりゅーーー!(出る!)おねひゃん・・・おねひゃん・・・でりゅーーー!」
「気持ちいいの?いいのね?たくさん出しなさい。智弘、姉ちゃんに出しな。ほら、もっと。もっと気持ちよくしてあげるからね?全部だしちゃって。気持ちいい?いいの?もう1回してほしいの?」
「うん!うん!・・・でりゅー!でりゅー!・・・ちゃちゃくん!(たくさん)・・おねひゃん・・・でりゅー!」
1回だけではおさまらず2回という日もあります。智弘が懇願するときがあるんです。
姉から聞いたのは、もう恥ずかしいとかの気持ちもなくなって、智弘は快感を知って射精がいいことだってちゃんと理解したと言ってました。
きちんと勃起もするし、射精力も健常者と同じだって。普通の体よ。と。
性の快感は誰もみな同じなんですよね。
1度だけ処置を覗いたことがあります。もちろん姉の了解もらってです。
姉の懸命だけど優しい手の動き、姉の手の中に射精しながら声上げてるときのときの智弘の恍惚の表情、終わった後に智弘と姉がにっこり笑いあってる姿。
ズボンをはかせた後、姉がやさしく智弘を抱きしめながら背中をやさしくぽんぽんと叩いてる姿はまるで子供をあやしてるように見えました。
「おねひゃん、ありかと。ありかと。ありかと。」何回もありがとうと言うのです。毎回出そうです。
安心しきった智弘の顔見たら、兄としても嬉しくて涙がでそうになってしまった。
本当によかったと心から納得できました。

障害者の性介護は絶対に必要です。
障害者だから性欲がない。とか、そんなことに目を向けさせないとしてしまうことは大きな誤りだと思います。
海外では障害者相手の風俗というかSEXをしてくれる機関もあるそうです。
さすがに姉ができるのは手で処置するしかできませんけど。
智弘は今まで以上に姉や僕に頼ってきます。姉弟の仲も今まで以上に良くなりました。

こういうことって家族でやるのはいけないことでしょうか?

 

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