3年前に別れた元カノから、突然「結婚しました」とメールが来ました。
僕は仕事の関係上、スマホとガラケーの2台持ちなのですが、仕事で使うガラケーにメールで届きました。
別れて1年くらいは、友達として遊びに行ったり食事したり、飲みに行ったりしていましたが、その後僕が転勤して離れてしまい、疎遠になっていました。
元カノとは、身体の相性が凄く良くて、性癖も僕がSで元カノがM、毎回心身ともに満足できるセックスができていました。
身体に痕が付くので、結婚までは緊縛は手ぬぐいなどで軽めに、ただし、乳首とクリトリスは徹底的に苛め抜いて、潮を噴くまでになっていました。
苛め抜かれた後の元カノは、全身が性感帯状態で、イキまくりでした。
自ら腰を振って私のペニスを味わい、
「おチンポ~おチンポ気持ちいい~~」
とうわ言のように口にして、快楽を貪っていました。
元カノの柔らかな身体は抱き心地最高で、夫として毎晩抱ける日が来ることを夢見ていました。
元カノとは結婚も視野に入れ、クリトリスを吸引器で吸って肥大させ、専属性奴の証=婚約ピアスをクリトリスに貫通させました。
それを入浴後に元カノの母親に見られて詰問、僕たちは強制的に別れさせられました。
その後、友達として隠れて会っていましたが、身体の関係はありませんでした。
転勤で離れ離れになるとき、
「いつか、もう一度巡り合えたら、その時は・・・」
「うん・・・分かってる。その時まで、元気でね。」
と、さよならを言わず別れました。
転勤は、友達としての元カノとの付き合いが辛くて私から望んでのことでした。
それでも、離れてもずっと・・・ずっと好きなままでした。
転勤先で彼女ができてお付き合いしましたが、元カノへの思いが残ってて、それが相手にも伝わってしまい、
「誰か、まだ心の中に居るでしょ?そういうの、ちょっと無理かな・・・」
と言われて続きませんでした。
そんな時、元カノから結婚報告のメールがきました。
ラインじゃなくメールというのが、元カノらしいなと思いました。
「結婚します」ではなくて、「結婚しました」だったから、もう、諦めざるを得ません。
「いつか、もう一度巡り合えたら」はもうなくなりましたから、「おめでとう。さようなら。」と返しました。
そして、ガラケーを折りたたんで胸の前でギュッと握って、両膝をゆっくり床につけ、ベッドにもたれて天井を仰ぎました。
「さよなら・・・幸せになりなよ・・・」
そう呟いて閉じた目から、涙が溢れました。
そして、僕はちっともSじゃないや・・・と思いました。