セックスが忘れられないほど素晴らしかった元婚約者へ


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2歳年上だった麗人のあなたに会えなくなって、もう5年が過ぎようとしています。
僕と結婚するはずだったあなたを忘れるために、あなたの写真などはすべて処分しました。
だから今は、あなたの顔もなかなか思い出せなくなりました。
思い出すと辛いことだらけのあなたの記憶が、どんどん薄れてゆきます。
あなたを忘れることを望んでいたはずなのに、一方で忘れることが哀しく思えます。

あなたはとても魅力的な女性で、とても美しく妖艶でした。
そんなあなたとのセックスは、今でも忘れられないほど最高でした。
あなたの前にも、後にも、他の女性とセックスをする機会はありましたが、していることは同じなのに、あなたとのセックスとは全く違いました。
あなたは痩身なのに、乳房は大きく形も美しく、腰は細くくびれているけどお尻は大きい、あなたの裸身は芸術的に美しいと思いました。

深く切り込んだ茂みの奥、開けば美しい花弁が濡れ、花芯が尖りました。
そこを舐めるのが大好きだった私は、20分も30分も舐めていました。
少し塩気のある愛液を味わいながら、あなたの漏らす吐息に包まれる幸せを思い出します。
あなたが私を咥えてくれる時、清楚な麗人の妖艶な一面に眩暈がしました。
あなたと一つに繋がると、身も心も蕩けていくあの独特の抱き心地は、あなた以外の女性では感じられないのです。
まるで、あなたと私は身体が溶解して一つの生物になるのではないかと思えるほど、密着した抱き心地でした。
あなたも気絶するほど感じてくれていました。
肌が合う・・・それを実感したあなたとのセックスでした。

この5年間、色々ありましたが、私も三十路を迎えました。
あなたを忘れるために、好きでもない女性と割り切った関係を続けたこともありました。
でも、今はきちんと向き合える女性と出会いました。
私は、その女性と結婚することになりました。
セックスではあなたには適いませんが、彼女はとても健康です。
あなたの分まで幸せになります。
どうか天国から、私の今後を見守ってください。

 

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みんなのコメント

1 名前:名無しさん2021年08月06日(金) 07時53分34秒

ラストがたまらん…

2 名前:名無しさん2021年08月06日(金) 12時52分35秒

最後の一行を読むまでは、別れた元恋人の話だと思ってました。
でも、最後の一行の破壊力にやられました。

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